IKEDA隊長コラムCOLUMN

「リフォーム・リノベ」(29件)

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ふじまちテラス/はじまります

「ふじまちテラス」 *21年8月 全貌公開 岡庭建設50周年プロジェクトとして、25年前(私が入社後2年目・・笑)に完成した、「ふじまちの家」モデルハウスをフルリノベーションして、新たなモデルハウスとして2021年秋頃に完成予定です。  「環境共生」、「木の家」。とても多くの方々にご見学頂き、多くの出会いを頂きました。備忘録を含め完成時の姿を。m(_ _)m。*写真は25年前の竣工写真より     このプロジェクトは、当初新築モデルでとスタートしましたが、スタッフの声等を含め、25年前の建物を50年以上築き伝承した技術でこの先の時代に必要とされる住まいに挑戦・提唱しようとプロジェクトチームを結成。いよいよ工事開始です。 「ふじまちテラス」  「ふじまちの家」のDNAをそのままに「ふじまちテラス」として次の時代の住まいを伝えて参ります。      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」   
隊長IKEDA隊長

「室温を2度上げると健康寿命が4歳伸びる?」

1月20日に埼玉県主催の「省エネリフォーム担い手支援講習会」で慶応大学の伊香賀教授と一緒に講師を努めさせていただきました。対象は主に、工務店、リフォーム会社、設計事務所の方々です。 ◯隊長は「省エネリフォームの事例」を主に ◯伊香賀教授は「温度と健康を考える温熱環境改善リフォーム」 についてのお話。  伊香賀教授は、住まいの温度と健康の因果関係について長年研究されています。正しく第一人者。今回も、国の事業からの発表された中間報告等を含め、室内温度が高まることで、健康改善?、血圧などが改善しているデーター等を示しながら講義されていました。何となく寒いと体に良くないことはイメージできますが、数値的根拠等が集まるに連れ、その因果関係・・健康と住環境の重要性なども見え始めていると実感できます。教授の資料のため隊長から細かな説明はできないですが、最新の週刊新潮(令和2年1月23日発売)でも  「突然死」現場の65%が自宅 「室温を2度上げると健康寿命が4歳伸びた」 とのタイトルで記事掲載されているようです。(こちらも伊香賀教授関連) 隊長も、そのお話を生で聞くことができましたが、週刊誌ではどのように掲載されているのか・・・人生100年時代、温かい家が長寿への秘訣!その一つになるのではないでしょうか。興味があるので、購入して読んで見たいと思います。気になる方はぜひ!。 また、今週末は家造り学校9時間目 「解決寒い家!」へ 解決寒い家①のコラム 解決寒い家②のコラム 家造り学校でも、温度と健康の関係性についても触れながら、これからリフォームする際に重要なお話をさせていただきます。→セミナーの詳細はこちら  ヒートショックで亡くなられる方が最近のデータでは約17000人とか?交通事故死者数と比べ3倍以上なわけですが、もう社会完全なる社会問題だと思います。週刊誌でこれだけ取り上げられてはじめていますから、家を暖かくすることの大切さと、そのエネルギーが無駄にならない手法を多くの方々に知ってもらえる機会になればですね。国や地方自治体でも、同様の助成事業が行われています。また、本国会や地方議会でも多くの予算が見込まれてますから、それらの情報が分かり次第、隊長コラムでもお知らせしていきますね。  隊長   おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」    
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解決寒い家ー②/健康と断熱

解決寒い家②  寒い家は健康に影響していることが見え始めています。寒いと風邪を惹くではないですが、温度の低い場所にいて、健康になる?ということは無いのではないでしょうか。その様な検証結果、先回のコラムから現行基準の住まいは5%程度しかない事なども踏まえ、今後は既存住宅の断熱化、寒い家を解決することは急務です。 (以下資料他 国土交通省の報道発表より) 2014年〜2018年頃に掛けて、国の事業により、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査支援を行い検証がされました。2019年に第一回につづいて第二回の検証結果からの中間報告です。 =中間報告から=  ○平成28年度までに、断熱改修を予定する住宅について1,680軒、3,441人の改修前調査を実施するとともに、断熱改修を 実施した住宅について403軒、676人の改修後調査を実施した。 ○得られたデータに基づき検証を行ったところ、住宅室内環境と血圧など健康関連事象との関連が確認された。 ・得られつつある知見-1:  個人属性、生活習慣、室温から血圧を推計するモデルを作成。起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。 ・得られつつある知見-2:  室温の低い家に住む人ほど、起床時の血圧が高血圧となる確率が高い。   ・得られつつある知見-3:  室温の低い家に住む人ほど、動脈硬化指数と心電図異常所見が有意に多い。   ・得られつつある知見-4: 断熱改修後に起床時の血圧が有意に低下。   ・得られつつある知見-5: 就寝前の室温が低いほど、夜間頻尿リスクが有意に高い。     ・得られつつある知見-6:  断熱改修後に夜間頻尿回数が有意に減少。  知見1から起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。と、室温と血圧の関係性が影響している可能性を意味する結果が見えはじめています。隊長は建築士なので、医学的なことは良く分かりませんし、建築によって病を治すこともできません。しかし、傾向として温度と健康が影響するのであれば、断熱化等するなどの対処をお手伝いすること、この様なあまり表にありそうでない、情報をお知らせすることはできますので、微力ながらその様な行動等や「解決寒い家」に寄与できればと考えております。  既存住宅の断熱、性能向上化は人生100年時代、健康と医療費の軽減にも繋がります。その様な事を今後は地道に地域で伝え続けていく所存です。 という事で、第一回の「解決寒い家」は 1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。   詳細・お申し込みは「イベント情報」へ。    隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
隊長IKEDA隊長

解決寒い家/5%の事実とは・・家づくり学校

暖冬といわればがらも、やはり「冬」ですから寒いことは寒いですよね。 ですから、必ずといっていいほどこの時期には住まいで暖房設備を利用される方がほとんどではないでしょうか。 最近は、設備のエコ化も進み、エアコンなどの利用が増えてきましたが、築年数が経た住まいほど断熱の性能が高くなくエアコンと、石油ストーブやガスストーブを利用されている方も多いのではないでしょうか。 でも、設備も高効率化には限界があります。ですから、エネルギー論で言えば、より少ないエネルギーで冷暖房することが望ましくその上で住まいの高断熱化は重要なんです。 弊社でも高断熱化した住宅を手掛けて30年近くにはなり、それなりに数多くの住宅等を建築してきていますが、世の中の建築物の数から見たら、限られた数でしかありません。 現在国内にはおよそ6000万戸の住宅があります。そのうち、大きく変わった平成11年の断熱基準(義務ではありません)、これは現在の最新の28年度(図中で25年度と記載されてます)の断熱基準と変わりがありませんが、この性能に満たした住宅は全国でなんと約5%程度しかないんですね。(下図:国土交通省公開資料より)    上図の円グラフを見ても分かる通り、平成11年基準(現28年度基準)に適合しているのが5%で、平成4年〜昭和55年相当の断熱基準(現行基準の5割位、繊維系の断熱材ですと5センチくらい)の住宅が56%。そう約28年前の基準相当の家が今でも6割近くあるということなんです。どの基準にも満たさない・・・と言うのは無断熱の住宅や古い住宅で断熱材のない頃に建築された建物などが含まれます。(古くは省エネ基準もありませんが) 見ても分かる通り90%以上が、断熱材が入っていない住宅か、現行の基準以下の住宅が殆どなわけです。 すなわち、暑い・・寒い家なんです。 特に昨今、この寒い、いわゆるヒートショックで命をおとされる方々が年間約17000人もいるということで、社会問題化されています。そして、寒い家であることで、医療費の増大も懸念されています。人生100年時代と言われていますが、その大前提は健康だと思います。今後の新築住宅(弊社として)は心配いりませんが、既存住宅でより長く豊かに暮らして行くためには、寒い家の解決が重要です。そこで2020年から既存住宅の高断熱化を推進するべく家造り学校であらたな授業を始めることにしました。 題して「解決寒い家」 リノベーションという、空間の一新だけでなく、併せ考えるべく住まいの性能についても伝授してまいります。 第一回の「解決寒い家」は 1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。 いやー家は寒いんだよーと思われる方、住まいと健康、住まいと省エネについて学んで見てはいかがでしょうか。 詳細・お申し込みは「イベント情報」へ。    隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」      
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東京ゼロエミポイント/東京都

来月10月1日に消費税が10%なります。 増税と併せ軽減税率や、キャッシュレス決済など様々な制度が打ち出されてますが、東京都でも、陰ながら日々の生活に恩恵を与える制度がスタートするようです。 「東京ゼロエミポイント」 住宅では「東京ゼロエミ住宅」が4月からスタートし、この10月から東京ゼロエミ住宅促進事業」が開始されることは以前コラムでもかきましたが、その家電版とでもいいましょうか、指定4品目の家電買換が対象となるポイント制度が始まるよようです。       「東京ゼロエミポイント」とは、設置済みのエアコン・冷蔵庫・給湯器を、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器に買い換えた都民に対して、商品券とLED割引券に交換できる事業。 最近エアコン等もそうですが、メーカーの努力、開発も進み、高効率家電が幅広く販売される様になり、交換することで、よりエネルギーや光熱費下がることとなります。要は、性能の劣る数年前の家電から買い替えてエコに!、を後押しする制度ということですね。 特にリフォーム、リノベーション中OR検討の方、、そして、そろそろ4品目を買換ようと考えられていた方には朗報な制度です。このチャンスをお見逃しなく! ポイントは、1ポイント=1円換算で、エアコン(2.2KW以下の場合)で12.000ポイント相当がもらえ、商品券、LED照明と交換できるようです。 注意は2019年10日1日以降!ですからお間違えのないように!!  詳しくは東京都「東京ゼロエポイントとは」HPまで  隊長      隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」    
隊長IKEDA隊長

としまえんの木ノベーション

最近は、建築系メディアの取材だけでなく、不動産系メディアの取材も多くなってきています。 この度、不動産流通研究所が発刊している「月刊 不動産流通」に 弊社でリノベーションした「としまえんの木ノベーション」が掲載されました。   不動産業界の有料雑誌のようですが、自然素材を多用したリノベーション事例は少ないそうで その事例をぜひにとのことで、この度の取材と相成りました。 「子育て世帯向けにマンションを自然素材リノベ」との見出しで 自然素材のこだわりや、住まいにおける収納や、のちの売却も視野にいれたことなどが記事化 されています。一般書店では販売されてなく、ネットにて販売されているようなので、ご興味の 有る方は、→不動産流通研究所  にてご購入頂ければ幸いです。m(_ _)m。   隊長    
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温度のバリアフリー/サポートハウス年輪

『温度のバリアフリー』をテーマに地元西東京市・社会福祉団体「NPO法人サポートハウス年輪」が手掛ける学びの場、「昭和の学び舎」様のお声がけで特別講演をお手伝いする運びとなりました。 →おかにわニュースでも 「終のすみか自宅編」として住まいの段差であるバリアフリーだけでなく、昨今社会問題でもある「温度」と「住まい」の関係性についてもお話させて頂く予定です。健康都市宣言をしている「西東京市」。人生100年時代?に少しでも寄与できるお話ができれば幸いです。m(_ _)m。  参加希望の方はNPO法人サポートハウス年輪「昭和の学び舎」まで   隊長    隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」    
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豊島園でマンションリノベーション

新元号「令和」を迎えて最初のコラム!。は見学会のお知らせから。 練馬区の豊島園そばで現在工事中の「豊島園のマンション木ノベーション」 が間もなく竣工を迎えます。 現在工事の大詰めを迎え、徐々にその全貌が見え始めています。 少しですが、工事中の模様を一枚ご紹介! こちらは、リビングの天井周りとその周辺の家具 どうでしょう、天井にも板張り、家具も木製造作。(途中状況ですが・・) 築22年の鉄筋コンクリートのマンションですが、よく見学会をご覧になられる方々からも 「新築の木造住宅と変わりないですねー」と言われますが、正しく新築同様の仕上がりに なるんですね。最近は新築住宅だけでなく中古マンション購入+リノベのご依頼や 現在住んでいるマンションや木造既存住宅のリノベーションの依頼も多数頂いております。  このように木を活かしたり、その住まいに合わせて家具を制作したりキッチンを造作した りできるのも、「おかにわワークス」の大工や職人技術のおかげでもあります。 ぜひ、その職人技術とおかにわリフォーム工房の「木ノベーション」を是非ご覧くださいね。 見学お披露目会参加希望の方は→イベントページで案内状を希望してくださいね。  5月19日【日】には「家づくり学校3時間目 中古住宅から学ぶ」も開催されます。 東京都の安心安全な既存住宅流通(中古住宅購入)登録事業社にも選ばれている取り組みです。 隊長 
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メンテナンスワークショップ

先回のコラムに続き、今回も家づくり学校のお話。と言いましても今回はOBユーザー向け おかにわの家では、無垢の木など、自然素材が多様されています。併せて外部にもデッキ テラスなどを木でつくり、リビングの延長として集える場も木などを用いながら建築してます。 当然「木」で出来ていますから、メンテナンスも必要となります。 デッキの塗装の仕方、養生の仕方など、塗る前の準備や方法、そしてデッキの塗装方法とは をこのようなメンテナンスワークショップを通して家づくり後も学ぶんです。 決してデッキの再塗装は難しいものでは無いのですが、その作業方法なども教わる時間も 場も無いものですから、昨今、この様なデッキのメンテナンスワークショップを開催中です。  今回は、前回7月に久しぶりにメンテナンスWSを開催したため、大変多くのお申込みを頂き 参加できない方々も多くいらっしゃいました。そこで、今回は募集ではなく、WSに参加できな かった方々限定での開催とさせていただきました。 メンテナンスWSはまず座学編! という事で、家づくりの際には聞いていた、住まいのメンテナンスのことも、月日がたつと 忘れてしまう物です。デッキの塗装方法を学ぶ前に、まずは、おかにわの家で使われている 素材なども含め改めてメンテナンス方法を再習得していただきました。 この座学を担当するのは、おかにわリフォーム工房の堀内隊員! おかにわファミリー(OBユーザー様)の前でお話するのはちょっぴり緊張しますが、笑いを 交え、参加者皆様にメンテナンス方法を学んで頂きました。 座学の後は、デッキの再塗装方法を実地で学びます。 堀内隊員、外丸隊員、杉山隊員によるサポートでいざスタート! デッキの水洗い、サンダーがけ(研磨)や養生方法も学びつついざ塗り体験です。 今回参加された方々は比較的、一度自分で塗装をしてみた事があり方が多かったようですが 自分の塗装方法が間違いないのか・・・。塗る量は・・など、改めてデッキの手入れ方法を 確認したいようでした。その好奇心が大事ですね!住んでからは家守り学校です!! 見ていると、其の手つきも、職人ぽいですね・・・・笑。お見事です! さて、家造りだけでなく家守り学校に参加された皆様のコメントも記載しておきますね。   ◯塗料の片付け方、イペ材やレッドシーダーの違いについて改めて分かった。 ◯塗る厚さを目で見て、自分との違いが分かった。 ◯材料によって手の入れ方が違うことが分かった。 ◯塗料をあまり使わないことが分かった。 ◯塗り方にはびっくりしました。大変参考になりました!。 ◯各質問に答えていただき分かりやすかったです。 ◯目からうろこばかりの話で驚きました。   などなど沢山のご意見をいただきました。 私共も頂いたご意見やご感想を含め、更に今後住まい手のお役に立つと共に、家づくり 学校等でも反映していきたいと思います。 ご参加された、おかにわファミリーの皆様お疲れ様でした! ぜひご自宅で実践シてみてくださいね!!!    隊長&おかにわリフォーム工房 
隊長IKEDA隊長

西東京市/木のリノベーション

【リフォーム・リノベーション】のこと 西東京市で進められておりました、「木ノベーション」が先日完成いたしました。築30年を越える建物を、おかにわ流、性能を向上させると共に木と自然素材を活かしたリノベーション。 という事でBEFORとAFTERの姿をお披露目! 正しく昔によくあるスタイルのお宅です。その時代時代の家には特徴があるものです。今回の木ノベーションは、このリビングと和室を一体的にリビングにするとう計画。下の工事前の写真からも、よく見受けられる続きの間ですね。 【おでこのような壁?】 その空間を、おかにわ流「木ノベーション」すると何ていうことでしょ・・笑。と言うのは大げさですが。 続きの間であった空間が一つになりました。ポイントは、竣工前の写真にもありますが、続きの間の場合には、いわゆる仕切りがありその仕切りの扉が既製品だったり、昔ながらの和室の扉は低く・・と言う概念から、扉の上に、おでこの様な壁が残ります。この壁が意外と圧迫感を生み出し、広さを遮ってしまうんですねー。 という事で、今回の木ノベーションでは部屋を一体的にすることもありますが、そのおでこの様な壁を取り払い、天井を繋げることでより広さを感じる事ができます。 このような繋がりをもつことで、天井の高さも高くせずに開放感を感じることもできるんです。これが、設計の極意といいますか、更に細かなデザインなどが複合的に必要ですが、より使いやすく、元からある広さをより広く使う、見せるを大切にした、おかにわ流のリノベでもあります。   斜めの角度からみると、木でつくられたリビング収納やキッチン収納の姿が見えます。リビングでのくつろぎ方やテレビの見方、その周辺環境の整理の仕方などお施主様のご意向を含めデザイン提案をし実現したものです。オリジナル家具は使いやすいです。 既製品の収納は、高さや幅が決まっていて、リフォームや新築した際でも、家具と天井、家具と壁など、中途半端な隙間が至る所に出来てしまいますが、手作り家具は、その空間にフィットする形で計画、施工されていきますので、空間に違和感がなくスッキリ見えるんですねー。これも一つの設計手法ですが。【性能向上もしっかり!】 ただ単に家が綺麗になっただけでなく、しっかり性能面の向上も図っております。 「耐震診断」を行い、主となる1階は耐力壁(筋交いの割増)と基礎の一部補強。 「断熱性能」暑い、寒いは人の体に悪影響を施します。せっかくリフォームするのですから、その際に少しでも断熱性能を向上させ、温熱環境を向上させる事をオススメします。今回は、床、壁、天井にセルローズファイバー(天然系紙の断熱材)を多用して室内環境を向上させています。 【手作り造作キッチン】なんとなんと、キッチンの中から見ると、そう、キッチンも木で作られたオリジナルキッチン。高さ、ゴミの置き方、使い方を含め自由自在にデザインできるのも「木ノベーション」の特徴でもあります。規格のキッチンですと、幅にあまりがでたり、最近は背の高い奥様が多くキッチンの高さが低いとお悩みの方も多いのでこのような1㍉単位で調整可能なオリジナルキッチンへの要望も多いです。逆に高齢化にむけてもう少し低めのキッチンが・・・というご要望などもございます。 という事で、既製品が少なく、大工の技術と設計力でこのような木で作るリノベーション、「木ノベーション」は暮らしをワクワク、そして心地の良い暮らしを住みてと一緒に育み続けます。また、新たな木ノベーションが完成しましたらお知らせいたしますね。!   隊長          
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