IKEDA隊長コラムCOLUMN
2020年7月の記事(5件)
記事一覧へオンライン家造り学校1時間目/7月
おかにわの家づくり学校1時間目7月が開催されました。 今回も「オンライン&セミナー会場」ネットとリアルの同時進行! 会場は2組限定で入場を制限していますが、ネットは私共が対応できる範囲で予定していましたが 前回の2時間目同様ネットには6組に方々にご参加いただきました。 会場に一人ぼっちも寂しいですが、ネットとリアルの同時対応もなかなか忙しいです・・笑。 でも、最近はチームおかにわ、スタッフの準備力のおかげで円滑に進めることができています。 今宵の家づくり学校今回は、お建て替えの方よりも、土地探しからの参加者が多かったですね。 これは傾向ではなく、毎回出席される方々の家造りのプロセスはまちまちなんです。 という事で、今回はやや土地探しの話題について時間をさいてみました。 特に土地探しは「つくり手(建築会社)」一緒の探すべし! 不動産やさんは建築のこと、家造りのことは詳しく分かる方は多くはいませんからね。 どの様な家造りを思い描いているのか しっかり、先に家造りのパートナーを決めてから土地探しを進める。 これ大事なことです。 これは土地探しの序章に過ぎませんが、まずは、スタートラインを知っておきましょう。 更に詳しく知りたい方は、次回の家づくり学校1時間目に参加してみてくださいね。 次回は「オンライン家づくり学校1時間目/8月」(お申し込みはこちらから) そして、最も大事な家造りのスタートライン、進め方を学んでから行動を始める。 ここを間違うと、家造りで大切なことに気づかず進んでしまう方が多いですから。 ご参加された皆様長時間お疲れさまでした! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2020.07.23(木)
隊長のスケッチも・・
一昔前はトレーシングペーパーに鉛筆、消しゴムを用いて描いていたプランスケッチ 数多くの家造り、住みて様の想いを具現化するために欠かせないツールでもありました。 いくつかプランニングすると、手が鉛筆の粉で真っ黒になることも・・・・・・ 手が汚れてることを忘れて、顔などを触ってしまい気が付かず顔が真っ黒に・・・・・。 よく、トイレの鏡で自分の顔をみて笑った事を思い出しました・・・笑 が、昨今はIT技術、デジタルツールのおかげで、紙と鉛筆で描くことも減ってきました。 特に紙と鉛筆以上に欠かせないのが「IPADPRO」 最近は、このIPADPROとアプリを利用しながらスケッチを描いています。 以前はお客様にスケッチをお見せるのに、分かりやすくと水彩ペンで色をつけたりしてましたが、デジタルツールのおかげで、色ペンも不要に・・・・。 水彩ペンで色付中に、インクが無くなりイメージしていた色や塗り方にならないこともしばしありましたが、デジタル化されると、好きな色を簡単に調整できて、尚且ペンの太さも変えられるので、非常に思い描いたものも描きやすいです。なにより、途中でインクがなくならないのもいい・・笑 特に最新のIPADPROは、画質も◎で、以前は書きすぎると画面移動が重くなったりしましたが、最新タイプは処理能力もはやく、ストレスを感じません。 また、最近はコロナ感染対策や遠方の方とオンラインの打合せも多いため、このツールと処理能力には本当に重宝しております。(オンラインですと負荷もかかりるので) もーカバンにIPADは欠かせない!。どんな場所でも描くことは可能!なので隊長もテレワークでいい!・・・と言っても経営者なので許されませんが・・・・笑。 設計に限ったことではありませんが、人の手技による技術と現代のテクノロジー、この両輪を活かせることが、これからのプロフェッショナルなのだと思います。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2020.07.20(月)
情報を全国の工務店へ
先日はJBN/全国工務店協会 情報調査室の定例会が開催されました。室長をつとめて4年が経ちましたが、昨今の社会情勢の関係もあり、公式では初のオンライン定例会!。いつもは全国各地域のメンバーが東京に集い、住宅関連施策や、制度、情報等をこの場で集約し、各地域工務店の声を届けたり、情報を持ち帰ることがこの情報調査室の役割です。と、社会活動でこのような役割も施しております。 ということで会場には私を含め数人(寂しい・・笑)ですが、画面の向こうには30名以上で北は北海道から南は九州までの代表するメンバーが勢揃いです。そこに、国・行政の方々にお越しいただき各担当官様より施策、制度説明や意見交換を。(このあと、中央情報をメンバーがそれぞれの地域で伝達していきます。) 特に令和3年4月1日から住宅(新築・増築等)の建設時に建築士から消費者への省エネ適合に関する説明が義務化されますので、改めて現時点での制度等についての確認を。 その他、省エネ性能を実費換算した「光熱費換算値」の表示等も検討(新築住宅向け)の話や、見直しも検討されている長期優良住宅の検討会、業界団体の感染防止ガイドライン等のお話もいただきました。 WEBの影響なのかメニューのあり方だったのかリアルよりも意見が活発化し、私の下手なファシリティーと併せ時間超過の3.5時間に渡る定例会となりました。m(_ _)m でも、メンバー皆お客様目線の建設的な意見には感心!きっとこの声が明るい未来を作り出すのだなーと実感、勉強させられた一日でした。全国のメンバー皆と懇親の場がないのは寂しいですが、この時期は我慢我慢ということで、感染防止を図りビール飲む人横目に、帰路西東京へ・・・涙。 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2020.07.17(金)
オンライン家づくり学校+7月
7月12日に「家造り学校2時間目」が開催されました。 3月以降オンラインのみでの開催を続けてきた家づくり学校ですが、一部会場出席を求める声もあり、今回は、限定セミナールーム参加2組までとし、オンラインとの併用開催といたしました。 いざ、オンラインとリアルの開催とすると、課題もいくつかあり、オンラインやリモートは、一般的にイヤホン等を利用して本人と画面の方々で会話します。でも話をする私が、イヤホンをしてしまうと、会場にいる人には音が聞こえず、かといって、イヤホンなしでは、パソコンの音が拾いきれず、オンライン上の方々に音が届けられない可能性もあります。 そこで、高性能ではありませんが、PC用のマイクなどを用意し、会場の音を拾い届け、オンライン参加者皆様の声も、会場に届けられる準備を施し進めてみました。 まだまだ完璧ではありませんが、オンライン環境も更に整いつつあります・・・・笑 という事で、設定等で少々てこづる部分もありましたが、参加者の皆様に御迷惑をかけることなく進められることが出きました。一緒に環境を整えてくれたスタッフにも感謝感謝であります。 さて、家造り学校2時間目「しっかりつくる家」 此度も、しっかりした家とは? 耐震・・省エネ・・断熱・・・それ以外に・・・ 家造りを進めるユーザー様があまり気をかけることのない、知ることのない部分。 私達が日々、住みての皆様が長きに渡り安心安全に暮らして頂くために、考え取り組んできたことを含めお話させていただきました。少し難しい部分のお話もありますが。ぜひ知っておいていただきたいことばかりなんです。 今回も、参加者の方に、弊社に家造りを託すことを決めていたけど、改めてそのジャッジに間違いないことを実感できた!とのお言葉もいただきました。 家造りは、本やネットで調べることを否定する訳ではありませんが、人と人のコミュニケーションから、新たな情報や知識を得ることも重要だと思います。13年目を迎える家づくり学校は、オンラインも駆使し、このコミュニケーション力、双方向の関係性を今後も大事にしていきたいと思います。 隊長
2020.07.14(火)
杉並区完成見学会/憩いと学びのある家
憩いと学びのある家とは?杉並区で建築中でした、「憩いと学びのある家」の完成見学会が開催されました。会期中は、業界団体のガイドライン「住宅業者における感染ガイドラインに基づき」、今回は1時間に2組程度、ソーシャルディスタンスを図りながら開催させて頂きました。お陰様ですべての時間にご予約を頂き、満員御礼となりました。参加者皆様の家づくりにお役に立てて嬉しく思います!。 さて、「憩いと学びのある家」のお施主様との出会いは、「家づくり学校1時間目」でした。熱心に、家造りのプロセスを学ぶと共に、ご質問等からも、自らの家造りの方向性がまとまっているなーと関心していた事を今でも覚えています。 その後、家造り学校2時間目や完成見学会等に行くども足を運び、「学び」「知り」「活かす」を実行し、計画を進めていかれました。テーマは「平日共働きの子育夫婦と、 子供たちが、快適な家づくり!」。普段共働きのご夫婦が、お子様たちがが楽しく快適で過ごされる、この快適には、「遊び」の部分と「学び」の部分が含めれているんですね。そのことは、言葉ではできてきていませんが、お打合せの度に、お言葉や現在住まわれている、暮らしぶりから読み取ることができました。 これが、住まいのタイトル通り「憩いと学びのある家」になった経緯でもあります。(ネーミングはお施主様が名付けられました) 学びと憩いには様々な工夫が家造りはそれぞれ家族想い、生き方、趣味などにより全く暮らしぶりが異なります。「同じ岡庭の家なのだけど、こうも違うんだー」と言われることがよくあります。 「憩いと学びのある家」には特有のワークスペースがあります。もっと他にもたくさんあるのですが、此度はワークスペースに特化したコラムということで。 上の写真の壁面の裏手にワークスペースがあります。(場所はリビング)ワークスペースも家族、人それぞれの空間がありますが、家族のつながりを大切にするお施主様の考えを活かすべく、「曖昧」に空間をつなげました。 曖昧なワークスペース空間 「曖昧?」スペースを平面だけで考えてしまうと、リビングとワークスペースの2つに分断されます。または、リビングインワークスペースもよく計画します。 が、今回は、「曖昧」そう、繋がっているようで仕切られている立体的計画をしています。写真の様に壁はあるのですが、その上が空いています。空いていることによりリビングにいる人からも天井への目線が遠くなり広さを感じるんですね。ちょっとした工夫ですが、これだけで、空間の見え方が全く異なります。これは、どの住まいにでも効果的と言うことでなく、今回の30坪に満たない住まいでの視覚的効果でもあります。また、壁が空いていることにより、人の気配をも感じることができますね。 壁なくて大丈夫?「曖昧」に「視覚的効果」は分かるけど、壁がとぎれていて耐震とか大丈夫なの? えー大丈夫です・・笑。「憩いと学びのある家」は「長期優良住宅」の認定を受けている住宅。すなわち高性能な住宅です。耐震は、長期優良住宅を上回る「耐震等級3」。これらを、構造計算(許容応力度計算)という、細かな計算、枚数にすると200〜300ページほどの細かい計算をしながら実現しています。計算しているから良いのではなく、この結果を用いながら耐震計画を采配しているということなんですね。ワークスペースを曖昧にするために、壁に耐震壁を作らない、その場合にどの場所に耐震壁やより力を強くすればよいのか等を設計しているから実現できているんです。視覚的に広がったけど耐震性が低くなったでは本末転倒です。設計も大切にしている弊社では構造計算を介しながら豊かな暮らしを築いているということも「家づくり学校2時間目」で学んでいただきましたので、お施主様にも理解をすぐにして頂けました。 斜めの壁が・・・・1枚目の写真中央、ポスターが立て掛けてある壁。よーく見ると・・・・壁が斜め?(2枚め写真左側壁)こちらも、同様に構造の計画をしっかり行った上で実現しています。でも、何故に斜めにする必要があるの? 通常であれば、壁は直角に配置するものです。その方が耐震性も上がりますが、その事は上で述べた考え方で解決。「豊かな暮らしと住まいの性能」を大切にする岡庭建設の家造りは、ここで少しアレンジ!。こちらは直角にすると、キッチンに立つご家族がテレビが見えにくかったり、ワークスペースにいる家族の気配や視線が1/2減ってしまいます。(立つ位置により異なりますが)せっかく、曖昧な壁をつくったのだから、その効果を消してしまう設計は意味がありません。その意味でこの壁を45度斜めにすることにより、キッチンとワークスペースの繋がり、家族の暮らしをより豊かにしてくれるのです。 曖昧の壁、実は・・・曖昧の壁は・・・・実は反対から見ると そう本棚なんです。ただ単に曖昧に壁を立てているだけでなく、機能性も考えております。教科書や趣味の本。沢山の本がしまうことができる本棚デザインにして仕切る!ワークスペースには本棚が必須ですから、仕切りとして利用することで、ワークスペースでも作業がより良いものになります。あと、ちょっとした事で有効的なのが、窓の配置です。ちょうど、ワークスペースは北側にあるので、ハイサイド(高窓)にすることで、均等な光を得られることが出きます(直射は殆どない)その光があることで、天井面が明るくなりより広さを感じるなど視覚的効果が強まりますし、初夏の通風にも有効的な窓になります。 という事で、「憩いと学びのある家」の完成見学会と、昨今ワークスペースのあり方についてのお問いかけが多いので、ワークスペースに着目してお伝えいたしました。参考になれば幸いです。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」
2020.07.08(水)