IKEDA隊長コラムCOLUMN

2017年9月の記事(12件)

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BELS/省エネ性能表示

26日に行われた、建築や不動産、メーカーの方々で今後の住宅建築の研究を進める団体様にゲストと招かれ自社の取組他をお話させていただきました。 ずばり「BELSでこれからの家造りはどうなるのか」?タイトルの意味が分からない(BELS?)・・・・・そりゃそうです。まだ始まって1年程度の国の制度なので、まだまだ、プロも、それから一般の方は特に浸透していない制度なのです。でも、国の法律の中に定められた、住宅の省エネ度を示す表示制度のため、今度、幅広く普及していく可能性は高いと思われます。という事で、この省エネ表示制度「BELS」について3回に分けられ勉強研究会が行われてきました。毎回ゲスト講師みたいな人が呼ばれたそうですが、 第一回:日経BP社 省エネNEXT 小原編集長 (設計系向け)第二回:リクルート スーモ   池本編集長 (不動産向け)第三回:岡庭建設 池田           (工務店・設計向け) で、それぞれのゲストコメンテータとパネラーでこの省エネの性能表示について講演と議論をし、今後の住宅社会に向けて語り合います。隊長からは、なぜ「BELS」という省エネ性能表示制度ができたのか・・・・世界合意のパリ協定(地球温暖化)〜エネルギー枯渇等を前提に、長期優良住宅に認定低炭素住宅、建築物の省エネの法律の制定など急務に進む省エネ施策を含めた流や位置づけを整理しながらお話させていただきました。 また、岡庭建設で取組む省エネ住宅にも、省エネ性能表示制度にも取組初めているところで、実例なども含めお話させていただきました。 ↓ こちらが事例で発表した省エネ性能表示制度「BELS」の評価です。見てもなんだか・・・と思われるかもしれませんが、数字よりも一般的に右中央にあるBELS☆☆☆☆☆マークで見える化、表示していくもので、☆5つが最高ランクに位置づけられます。  この住宅レベルは、岡庭建設でZEH(ゼロ・エネルギー)住宅相当にする際の性能。現在の省エネ基準から比べると50%も消費エネルギーを減らせるレベルという結果となりました。 この結果は、住宅の断熱や、設備の効率などを含め計算して割出していくことで求められます。当然、各仕様や特に窓の大きさや数などによっても差がでてきますので各物件ごとに星の数は変わらなくとも削減率は異なります。 まだまだ、始まった制度故、認知はされていませんが、自らの住宅の省エネ性能を数値化して残しておく、そしてその将来付加価値として資産として評価される可能性もあるかもしれません。先ずはこの様な制度が始まったーということを家づくりされる方は知っておくとよいでしょう。  以上、講演から皆様の家づくりの省エネ性能評価方法のレクチャーでした。m(_ _)m    隊長           
隊長IKEDA隊長

住宅性能を学ぶ/家づくり学校2時間目9月

家づくり学校2時間目「しっかりつくる家とは」が本日開催されました。 今回も満席の中での開催。 2時間目は「しっかりつくる家」と題して、住宅性能をメインにレクチャーさせて頂いてます。【構造計算て?許容応力度計算】 特に今回は、「構造計算」について多く触れてみました。昨今自然災害も増えていますからね・・・。 そこでまず知るべきことは、木造2階建てというものは「構造計算」が建築基準で定められた方法 で計算することが義務付けられていなく、家造りに携わる設計者にその確認が委ねられているんですね。 (木造の3階建て以上(鉄骨、鉄筋)からは義務付けられています。)知っておきましょう!。  木造住宅は鉄骨や、鉄筋コンクリートの建物比べて比較的軽い建物であることや、筋交い を建物に取り付けるなどで、地震や台風等で倒壊しない様に基準が定められていて、この 計算手法を「壁量計算」という基準といいます。筋交いが10箇所?15箇所と取り付け箇所 やその仕様や強さなどで判定していきます。「構造計算」ではありませんが、この計算方法が 一般的に利用されていて、まずはこの計算方法が2つあることを知っておきましょう。 その上で、「構造計算」(許容応力度計算法)とは?ということですが、 簡単に説明すると、その家ごとの形や重さを設定し、求める耐震や耐風の性能を割出します。 ですから厳密な結果が得られる計算方法なのですね。細かくは基礎の形態や中身なども計算 により設計計画をすることができます。ですが、この計算方法も古くからあるわけでなく、 法改正がされ木造3階建てが建築される様になるころから、このような計算方法が基準を含め 普及してきています。ただ、あくまでも木造3階建てからと言う以上からの義務付けです。   ですが、昨今大きな地震災害と言えば、記憶に浮かぶ阪神淡路大震災や新潟中越地震、記憶に 新しい東日本大震災に熊本地震などがあげられます。 そう、ここ数十年で大地震が複数回発生していて、今後も更に自然災害に見舞われる可能性 があります。過去の教訓を活かし、住宅の性能も日々進化していくことが求められます。 ですから、木造2階でも厳密化した計算方法が必要では・・・と言うことで、 岡庭建設では今後の住宅の多様化と含め、約10年ほど前からこの構造計算(許容応力度計算法) を採用し全棟計算をして建築しております。 この話を始めると長くなるので、近日、「構造計算」について少し中身を分けながら書いていきますね。  話戻りますが、今回参加された方の感想コメントの一部です。  ◯性能の考えかたについて分かりやすく説明頂き大変ためになりました。 ◯構造の事など全く無知でとても勉強になりました。非常に分かりやすいお話でした。また現場の方が丁寧に大切に作業してくださることも分かりました。ありがとうございました。 ◯見えない部分こそ重要だと再認識しました。 などなど、参加された皆様の今後の家造りに役立てば幸いです。 ご参加された皆様お疲れ様でした!!!。   隊長            
隊長IKEDA隊長

中古住宅関連で講演/大阪

一歩進んだ中古住宅売買に向けた取組をしているということで、大阪で開催されている「第一回関西住宅都市イノベーション総合展【住宅】」にて岡庭建設で取組、中古住宅の売買にまつわる取組をお話させていただきました。  最近は、省エネ住宅関連だけでなく、10月も「東京都で講演」いたしますが、中古住宅など既存の住宅の良質化や安心、安全な売買についての依頼を多く頂いてます。会場はインテックス大阪といって、大阪港に近い場所にあるのですが、これが意外と新大阪から遠いんですよねー・・笑。東京で言うとビックサイトの様な施設と場所のようです。でも、大阪だけでなく近隣県からも訪れるほど、多くの人達で賑わっておりました。講演風景の撮影はNGなので、開始頃の写真までですが、会場はこのような雰囲気。主にお話したのは、◯岡庭建設・岡庭不動産・おかにわリフォーム工房の「ワンストップサービス」物件探しから、住宅の検査や、費用の見立ての他、一元化で中古住宅売買への支援◯新築住宅から中古住宅になるうえでの心構え(家造りを進める方)。「メンテナンス」◯「改正宅建業法」について の他、既存住宅の幅広い技術や知識が必要故、持ち得る知識を限られた時間でお話させていただきました。 会場は、まー広い展示スペースを5会場も利用しているので一日かけてでも見終える事ができるか・・でもこれだけの人が来るとなると確かに納得です。テレビ局の撮影も行われていまいた。 以前ブログでも書きましたが、この夏に、諸事情で、OB宅の売却を依頼されました。築7年です。でもほぼ当時の土地+建物の価格で売却することができたのです。それがワンストップで取り組んでいるから故の答えかもしれませんね。 「岡庭の家は高く売れる?へ」 中古住宅の売買は社会ニーズも含め増えつつあります。でも、落とし穴もありますから、私共の様にコンサルティングしながら物件探しをしていくことが今後とても重要です。気兼ねなく「相談箱」からお問い合わせくださいね。!   隊長     
2017.09.21(木)
隊長IKEDA隊長

家造りで考えたこと3/行灯の家

【家造りで考えたこと−3「行灯の家」】 2012年に竣工した「行灯の家」。東京の狛江市においては比較的大きな敷地の中での家づくりでした。 敷地の中には、桜の木の他、この地の歴史を刻み込むような木々が立ち並んでいます。代々のお庭を大事にしてきた経緯もあり、「行灯の家」は木々を残しながら、その景色を暮らしに取り込む事を大事に計画していきました。 また、太陽の恩恵も最大限受けられる立地ともあり、屋根面を大きく構え、太陽熱利用も取り入れたお住いです。  【太陽熱をふんだんに得る「片勾配屋根」に〜立地をいかす〜】 上の写真は東側からの外観になりますが、いわゆる「片勾配屋根」といって、南側から北側まで、屋根が一方方向に登っていく屋根形状に。 これは、太陽熱をふんだんに利用できる立地ゆえの計画。空気集熱式ソーラーを採用し、片勾配にすることで南側の熱や光の恩恵を受けるスペースを最大限広げられることができます。 でも、この形状はどこでも出来るわけでもなく、東京では特に北側敷地への日照確保のために高度斜線たる独自の厳しい日照権が設定されていて、中々このような屋根形状にすることは難しいんですね。「行灯の家」は敷地にゆとりがあることも、片勾配屋根を実現した要素の一つにもなるのですが、幸いにも北側にも道路があることで、法律の元、その幅員部分を利用しながら隣接地への日照確保を考慮し敷地内での建物配置とあわせ実現することができています。 ですから、このような外観スタイルは正しく立地の条件の賜物かもしれませんね。【歴史を刻む木々を残しながらの配置】 上の写真からも分かるように、建物の周り、敷地内には桜、梅、紅葉、ツツジの他沢山の木々が残っています。特に左側に大きく伸びる木が「桜」なんですね。 この歴史ある桜の木を切ってしまってはもったいないと、桜の木を交わしながら、建物が配置され、かつ、その景色をどの様に暮らしに織り込むかを大事に考えました。 【木々の位置を測る、把握する】 設計をすすめる上で大事なのが、木々の位置なんですね。ですから、「行灯の家」を計画する前には、木々それぞれの位置を測り、事前に把握した覚えが今でも記憶に新しいです。本数が多かったので大変でしたが・・・・・・笑 ですが、その位置を知ることで、豊かな暮らしに向けての最大の恩恵につながるのです。【木々やお庭と一体になる暮らし】 上の写真は室内から見た景色。キッチンや、リビングダイニングの他、至る所から先代から受け継ぎ、歴史を刻んできたお庭が目に入ります。中央の窓からはツツジやサツキが目に入り、右側の窓には、この地で高く伸びている「桜」の木が目に写ります。この時期は、葉や花がついていない時期の写真故、少しその恩恵が写しだせていませんが、意味合いはよく分かって頂けるかもしれませんね。【四季を楽しめる暮らし】 角度を変えてみると・・・どうでしょう、また違った形で景色を眺める事ができます。春には梅の木や桜に花が咲き、葉をつけ冬前には落葉します。紅葉は、秋には紅葉するなど、「こまえの家」のお庭をパノラマに取り込み、四季を感じより楽しく豊かな暮らしを送ることができるのです。 「行灯の家」はこのように、代々受け継いできたお庭、エコを大事にするお施主様のお考えも含めこのような暮らしある家になりました。  うちにはお庭がないし・・・と思われる方もいるかと思いますが、この考え方はお庭の大きい小さいだけでなく、自らがお庭とのあり方(スペース)を考える事で少しでも豊かなくらしに繋がるものです。ちょっとした考え方で暮らしの豊かさは微妙に変わるもの考えかただけは知っておきましょうね。! 家づくり学校1時間目では違った視点でもお話しています。→「家づくり学校他イベントページはこちら」                   【最後に行灯の家とは?】 大半の窓袖には『障子』が引き込まれています。夜になると、カーテンではなく障子で締め切ります。岡庭の家は、自然素材が多く、カーテンよりも木と紙でできたた建具、『障子』の方がお似合いです。「行灯の家」の障子を締め切ると、また違った空間となり、夜になると、温かみのある明かりの色が障子を通し、まるで「行灯」のようにも見える。そのような意味合いから付けられたハウスネーミングです。 長年、一緒に暮らしているワンちゃんも昼はお庭で日向ぼっこ夜は、行灯の明かりをの中で心地よい暮らしをしています。思い出深い一枚の写真です。  「行灯の家」東京都狛江市→行灯の家の施工例に戻る ◯長期優良住宅認定◯構造材国産材利用◯設計・施工:岡庭建設   隊長                  
隊長IKEDA隊長

岐阜県立森林アカデミー/うだつのまち

概ね年1度程なのですが、森と木に関わるスペシャリストを育成する専門学校「岐阜県立森林アカデミー」の非常勤講師を勤めております。 学校のビジョンが明確なだけあり、毎年意識力、レベルの高い生徒様が集まっています。また、林産地ということもありますが、県立と言うのがまた素晴らしい取組ですね。校舎も木造(大型木造)で建築されていて、羨ましい環境下で建築他を学ぶことが出来ます。隊長の授業はといいますと、これからの住宅のあり方、行政的にいうと「住宅施策」などを含め、今後住宅社会がどの様な方向性に向かうのか他、施策の紹介と実際に岡庭建設で手掛けている事例なども含めお話させていただいております。 ◯住宅の長寿命化に向けて→長期優良住宅法◯住宅の省エネ化に向けて→低炭素建築物◯エネルギーを自給自足する次代に向けて→ゼロ・エネルギー住宅◯良質な既存住宅(中古住宅)の流通に向けて→ワンストップサービス などなど、今後少子高齢化やエネルギー問題などから、これからの住宅や住生活のあり方を政策的に打ち出されていきます。これは、政治的に行われるものもありますが、今後の日本社会における、社会問題や新たな未来や経済発展に向けて打ち出されるものが多くあります。 岡庭建設でも長期優良住宅の認定や、低炭素建築物、性能表示を受ける住宅が大半です。これは、性能を明確に理解してい建築することの大切さだけでなく、将来、万が一次なる住み手に受け継いでもらう際にも重要な内容、要素になるからなのです。 と言う事で、お話の中で岡庭建設で取組んでいることの他、過去の事例や今後訪れるであろう社会の姿に向けた考えなどを含めレクチャーさせていただきました。 【近くに「うだつの街」が・・・・】 ちょいと近くにある美濃市の「うだつの街並み」にも脚を運んでみました。 この古くからある街並みはとてもいいですね。「うだつの街」とは、昔の家は、隣の家と連なる長屋的な家が多く存在しました。その住戸の間となる屋根の上に「うだつ」と呼ばれる屋根の見切り材の様なものがあります。この街では、「うだつ」の高さが高いほど地位が高いと言われていることで有名なんです。 「うだつが」あがらない・・・・とよく聞きますが、その語源は・・ 「成果がでない」とか、「地位が上がらない」ことを意味する。 隊長も「うだつ」あがんねーなー・・・と言われぬよう日々家づくり、家守りに精進して参りますー・・・・・・・笑     隊長  【登壇のお知らせ】 10月24日東京都主催、東京都庁にて講演します「東京都住生活月間セミナー2017」(パネラーも) テーマ「豊かな住生活の実現に向けて 選んで育む既存住宅」当日は国土交通省から、新たな住宅施策も公開される模様です。「お申込みはこちらから」→東京都都市整備局      
隊長IKEDA隊長

国分寺/「いわいみちの家」完成

9月の9〜10日の土日に開催された、「いわいみちの家 完成見学会」 家づくり学校に参加された方、これから家造りを始める方から家づくり中の方々まで大変多くの皆様にご来場頂くことが出来ました。 「いわいみちの家」は土地探しから始まった家づくり。長きに渡り住む場所探し、思い描く楽しく暮らす家のありかた、双方が実現できることを思い描きながら、最適な地に出会うことが出来ました。 そして「いわいみちの家」には思い描く暮らしのテイストに拘り実現しています。【独創性高きキッチン!】 キッチンは、大手のシステムキッチンでも、おかにわのオリジナルキッチンでもない、ちょっと、こだわったキッチンを制作している会社の物を取り入れています。 土地探し、家づくりする前から、キッチン、そして家族の食卓周りを奥様が思い描かれていたようです。木のキッチンで天板も木で造られているとても独創性高いモノです。 水栓のマットな黒もいいですねー。 【家づくりを始める前からイメージ】 と、今回はキッチンをメインにお伝えいたしましたが、何が大事かというと、家づくりを始めてから、全てを考えはじめる。 ではなく、家づくりをする際には、どの様な暮らし方、「いわいみちの家」さんの様に食卓周りのイメージをもっておくと言うことも、家づくりだけでなく、土地探しにも役立つ場合があります。 昨今、キッチンは対面キッチンがいいと言う考え方もありますが、このような食卓をイメージしていることで、計画の最初から対面という考え方なしにプランニングしこの地を選ぶことができています。 ちょっとこのような考えかたも覚えておくと良いですね。  「いわいみちの家」は建物の角方向が、いわゆる真南になります。コーナーの場所に大きな窓。そして引き込むことのできる窓を採用しながら、お庭との繋がり、緑の見えかた採光性や通風性を確保し、より豊かな空間と暮らしを実現しています。 また、竣工写真が届き次第、「家づくり考えたこと」などでコラムを通してお伝えしてまいりますね。   隊長     
2017.09.13(水)
隊長IKEDA隊長

「西東京 空き家会議」が始動!

『西東京 空き家会議』が始動します。  2030年には日本の住宅の30%以上が空き家になると統計ででているほど、全国で今後更に社会問題化する空き家・空き地。 これは、私達東京、そして地元西東京市でも人ごとでなく大きな問題に発展していきます。  そんな中、市民の立場から、地域メディアでもあるFM西東京、空き店舗活用した飲食店ヤギサワベース、ヤギサワバル、まちづくりオーガナイザーでもあるユニココ、地域工務店でもある岡庭建設などの有志が集まって、課題としてではなくポテンシャルとして空き家を研究して、利活用の実践等をし、[楽しいまち]をつくろうという主旨のもとチームが立ち上がりました!  そして、昨日は初会合を開催。 早速、この街の現状の他、やるべきこと、目指すべきことなどについて話し合いました。地域を愛する人たちの情熱は素晴らしい。話し合いは場を変え深夜までつづきました・・・・笑。 これから《西東京 空き家会議》として、単なる会議や提言だけではなく、地域の未来、社会をより楽しく、豊かにしていく取組に精進して参ります。 岡庭建設、そして隊長もこの取組に微力ながらお力添えしていきます! また、この会議と併せ、空き家関連の情報発信なども隊長コラムでお伝えさせていただきますね。!  隊長        
隊長IKEDA隊長

西東京市/とみとみの家の上棟式

昨日は、西東京市で建築中の「とみとみの家」の上棟式が執り行われました。 いやー秋晴れの気持ち良い天候です。ちょっと暑くなってきたけれど・・笑。上棟式は、まずお施主様の挨拶から始まります。 土地探しからの家づくり。家づくり学校で土地の探しかたなども学び今日に至ります。幾度か気になる土地に出会いつつも、計画、立地や価格他を含めなかなか決定にまで至りませんでしたが、その過程で学んできたことを含め、より良い土地でに出会い、今日の日を迎えることができました。そのような想いを振り返るかの様なご挨拶。そして、家族のご紹介を含め和やかな縁が始まりました。式の途中で、現場担当の森監督から、サプライズ!毎日毎日現場に訪れることの出来ない、お施主様のためにと、上棟に至るまでの過程をビデオ作成し放映してくれました。(感動!)ITに強い森監督ならではのアイディアですね。思わず参列者皆で見いいってしました。・・笑。  そうそう、お施主様は、ご夫婦で山口県ご出身なのですね。 以前から打合せで、そのご当地グルメでもある「瓦そば」のお話がでていたのですが、なんと逆サプライズといいますか、瓦そばをわざわざ山口から取り寄せてくださり参列した、おかにわワークスの皆に振る舞ってくれました。 地元のお店では、瓦を熱してその上でそばを焼きながら食べるそうですが、家庭ではこのように、ホットプレートを使いながら食べるのが一般的だそうです。 何よりもポイントなのが秘伝のタレらしく、東京には売っていないそうです。実際に頂くと、いやーこれが噂に聞いていた「瓦そば(家庭版)」!正しく秘伝のタレ!また、そばの焼き具合を含めとても美味しい逸品です!。と、すっかり瓦そばのことを熱く描いてしまいましたがそのくらい美味しいおそばです。早速取り寄せたい・・笑。 少し話それましたが、ご当地グルメからご家族のこと、家造りのことを含めとても楽しい上棟式でありました。ご準備頂いたお施主様、素敵な上棟式をありがとうございました! 先ずは、岡庭ワークス共々力を併せ完成に向けてまっしぐらです!   隊長      
2017.09.10(日)
隊長IKEDA隊長

東京都住生活月間セミナー2017にて講演します。

【東京都住生活月間2017セミナー】10月24日(火)東京都庁  都議会議事堂1階 都民ホールにて 微力ながら東京都様からのご依頼で、この度「東京都住生活月間セミナー」にて講演とパネラーを務めることなりました。既存住宅(中古住宅)の売りたい、買いたい、活かしたいなど自社の取組を含めお話させていただきます。当日は国の既存住宅における新たな制度についても聞けるとか。今後、豊かな都民の住生活の実現にむけて役立つお話がになりそうですね。m(_ _)m。都庁でお話するのはハジメテ・・なので今から緊張・・・笑 東京都のサイトからお申込みできます。→東京都都市整備局  【私は新築するから関係ない・・?】 いえいえ、とても関係あります。新築で家をつくっても、買っても、その瞬間から既存住宅(中古住宅)になります。一般的にはつくって安心、買って安心!そこで、満足してしまうことが多いですね。 でも、近年の家は住宅の質も高まり、しっかり維持管理、そうメンテナンスしていくと長きに渡り住んでいくこともできますし、その分の価値もうまれるかもしれません。 そうは言っても家売るつもりないしーと思っている方・・・売却するときは様々な諸事情で突然やってきます。その時に、メンテナンスされた家と、されてない家、どちらが安心ですかー?と聞かれたら、メンテナンスされている方が安心と答える方が多いと思います。 それが、買主も気持ちなんですね。家をつくる、買ったその日から皆さんも「売主」なんです。ですから、常に買主の気持ちで住いを維持管理していくと、いざって時に買い手が早く着いたり、価値が高くついて売却できたりと様々な恩恵が受けられるんですね。 まー当日はそのような事も含め、更に大事なことなどをお話、そしてパネリング(議論)できればと思います。 ぜひ都庁までお越し頂ければ幸いです。m(_ _)m   隊長      
隊長IKEDA隊長

西東京市/木のリノベーション

【リフォーム・リノベーション】のこと 西東京市で進められておりました、「木ノベーション」が先日完成いたしました。築30年を越える建物を、おかにわ流、性能を向上させると共に木と自然素材を活かしたリノベーション。 という事でBEFORとAFTERの姿をお披露目! 正しく昔によくあるスタイルのお宅です。その時代時代の家には特徴があるものです。今回の木ノベーションは、このリビングと和室を一体的にリビングにするとう計画。下の工事前の写真からも、よく見受けられる続きの間ですね。 【おでこのような壁?】 その空間を、おかにわ流「木ノベーション」すると何ていうことでしょ・・笑。と言うのは大げさですが。 続きの間であった空間が一つになりました。ポイントは、竣工前の写真にもありますが、続きの間の場合には、いわゆる仕切りがありその仕切りの扉が既製品だったり、昔ながらの和室の扉は低く・・と言う概念から、扉の上に、おでこの様な壁が残ります。この壁が意外と圧迫感を生み出し、広さを遮ってしまうんですねー。 という事で、今回の木ノベーションでは部屋を一体的にすることもありますが、そのおでこの様な壁を取り払い、天井を繋げることでより広さを感じる事ができます。 このような繋がりをもつことで、天井の高さも高くせずに開放感を感じることもできるんです。これが、設計の極意といいますか、更に細かなデザインなどが複合的に必要ですが、より使いやすく、元からある広さをより広く使う、見せるを大切にした、おかにわ流のリノベでもあります。   斜めの角度からみると、木でつくられたリビング収納やキッチン収納の姿が見えます。リビングでのくつろぎ方やテレビの見方、その周辺環境の整理の仕方などお施主様のご意向を含めデザイン提案をし実現したものです。オリジナル家具は使いやすいです。 既製品の収納は、高さや幅が決まっていて、リフォームや新築した際でも、家具と天井、家具と壁など、中途半端な隙間が至る所に出来てしまいますが、手作り家具は、その空間にフィットする形で計画、施工されていきますので、空間に違和感がなくスッキリ見えるんですねー。これも一つの設計手法ですが。【性能向上もしっかり!】 ただ単に家が綺麗になっただけでなく、しっかり性能面の向上も図っております。 「耐震診断」を行い、主となる1階は耐力壁(筋交いの割増)と基礎の一部補強。 「断熱性能」暑い、寒いは人の体に悪影響を施します。せっかくリフォームするのですから、その際に少しでも断熱性能を向上させ、温熱環境を向上させる事をオススメします。今回は、床、壁、天井にセルローズファイバー(天然系紙の断熱材)を多用して室内環境を向上させています。 【手作り造作キッチン】なんとなんと、キッチンの中から見ると、そう、キッチンも木で作られたオリジナルキッチン。高さ、ゴミの置き方、使い方を含め自由自在にデザインできるのも「木ノベーション」の特徴でもあります。規格のキッチンですと、幅にあまりがでたり、最近は背の高い奥様が多くキッチンの高さが低いとお悩みの方も多いのでこのような1㍉単位で調整可能なオリジナルキッチンへの要望も多いです。逆に高齢化にむけてもう少し低めのキッチンが・・・というご要望などもございます。 という事で、既製品が少なく、大工の技術と設計力でこのような木で作るリノベーション、「木ノベーション」は暮らしをワクワク、そして心地の良い暮らしを住みてと一緒に育み続けます。また、新たな木ノベーションが完成しましたらお知らせいたしますね。!   隊長          
隊長IKEDA隊長
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