IKEDA隊長コラムCOLUMN

2016年12月の記事(15件)

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えにしこえの家−竣工@国分寺市

国分寺市で建築中でした「えにしこえの家」が竣工を迎えました。年末ギリギリの完成ともあり、完成見学会を開催することは出来ませんでしたので、お引渡前に撮影した隊長の写真でご紹介しておきます。 *暑い夏の地鎮祭の模様 「えにしこえの家」の特徴とは・・ 住宅が立ち並ぶエリアともあり、より日当たりの良い環境をと2階にリビングを計画。木や自然素材を活かし、屋根なりの空間を利用して天井高く開放感のある空間となりました。リビングに続く、バルコニーが一体感があり、部屋の広さ以上に広げられる工夫も。そこに寄り添う様にワーキングスペースを設けています。この家具類も、岡庭の大工や建具職人の腕で制作されています。スペースにピッタリ収まる特殊な寸法の家具は、購入する家具では実現することのできないものですね。そして、買い換えるのではなく、一生利用していくことができる家具でもあります。写真左手にある、箱型の家具も手作りのもの。暮らしに併せた家具類もまた普段の生活をより快適なものにしますね。【コーナーに大きな窓】この2つの窓から沢山の光や風を注ぎ込み、空間的な快適さだけでなく、自然の設えによる体感的な快適さが生まれます。(網戸にも工夫があるんですねー。見えない見えない) 【古材も・・・】杉の柱や梁が利用されている空間ですが、お施主様の希望で一本だけ古材が・・・・アクセントと歴史感漂わせる空間となりますね。この古材事態は本物の材料ですが、構造計算の中では算入せず、飾りとして計画しています。正しく、品質の上にデザインするをモットーとする岡庭の家づくり的発想です!。 と数え切れないほどの、工夫盛りだくさんの「えにしこえの家」いつしか、住まい手を見に行く見学会などで見学できる日を実現できればと思います。「えにしこえの家」のお施主様、ご竣工おめでとうございます!!   ■イメージ通りの空間を堪能した隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑  
2016.12.28(水)
隊長IKEDA隊長

J-COMチャンネルに出演

報告が遅くなりましたが、ケーブルテレビ放送、J-COM、「たまろくと人図鑑」という番組に隊長が出演させて頂きました。12月26日(月)〜大晦日31日まで毎日夜18時から放映されていて、西東京市役所の市長や多摩エリア地域で様々なフィールドで活躍されている方々を招きインタビュー形式で対談する番組なのですが、良いのか悪いのか・・・笑。隊長にインタビュー依頼があり出演することになりました。収録は先週に行われたのですが、番組のインタビュアーが、元FM西東京の社長でもあった有賀さんと言うこともありまして、緊張もさほどせず収録を進めることができました。詳しくは番組をご覧いただければ分かるかと思いますが、主に3つのテーマをもとに質問を投げかけられ応えていくといった進行になっています。今回は、岡庭建設の取組という事で、1テーマに、「まなぶ・つくる・まもる」と、家造りから家守りまでの取組という事で、家づくり学校や、実際に手がける家のお話から、メンテナンスなどの家守りのこと。先日行われた、おかにわファミリー住まいて忘年会などにも触れさせていただきました。その他、空き家他、既存住宅のこれからのあり方から、災害時の社会的活動等についても触れさせていただいております。 ですが、顔見知りのインタビュアーともあり、ハイテンポな問いかけについていくのが精一杯・・汗。実際の映像を隊長もまだ見ていませんが、かなり早口での問いかけになっているのではないかと少々反省しておりますが、まーカメラの前で話すタイプでは無いとご理解いただきご覧頂ければ幸いです。という事でテレビ出演のご報告でしたー・・笑詳しい内容・視聴方法は「たまろくと人図鑑」のサイトを御覧くださいm(_ _)m。 ■テレビの前で話をすることも貴重な経験!以上「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
隊長IKEDA隊長

レジリエンス住宅チェックリスト

一昨日のことですが、午後から分単位に3つの委員会に出席。午後一番から国土強靭化関連、レジリエンス住宅WGへ、からの災害時の木造応急仮設住宅建設に関する全木協東京都協会定例会に会長として出席。その後、ストック住宅関係の委員会と慌ただしい一日でした。 一つ目に参加した、内閣官房と連携して進められている、レジリエンスジャパン推進協議会での内容について、弊社の取組とリンクするので少し触れておきましょう。隊長も2年ほど前から同団体の取り組む、「レジリエンス性を確保した住宅のあり方検討総合WG」(国と民間が一体となり災害に強い住宅のあり方を検討)へ全国の工務店を代表で委員として参画しております。→こちらのサイトでもワーキングメンバーが公開されています。 今年最後となる委員会ともあって、来年度の方向性等の発表や討議などが行われました。ここで詳しい事はあまり説明できませんが、来年度からはこのレジデンス性の高い住宅の普及啓発に向けた取り組みなどや、消費者様の災害への意識向上に向けた取組なども始まっていく模様です。 2016年に「レジリエンス住宅チェックリスト」が発刊され、平時の際から、災害時への意識や準備レベルをこのチェックリストで確認出来るようになっていて、意識啓発から準備対応への行動促進を、ツール等を介し広めていく事が考えられます。→レジリエンス住宅チェックリストのサイト  岡庭建設では今年の4月にオープンした「R-ECO HOUSE」は地域の方々に安心安全な住宅だけではなくゼロエネルギーを目指し住宅とともに、レジリエンス性の高い住宅として建設されています。(平時に楽しく暮らせ、有事に活躍できるモデルハウスとして東京で初めてのお目見えとなりました。)  例えば、薪ストーブのように平時にはピザを焼いたり、お菓子を作ったりと楽しい生活の一つとして利用することができますが、災害時には、暖房として利用したり、火をおこし、炊き出し等に利用することを想定しております。それ以外にも様々な工夫が施されていますので、モデルハウスを見学いただきながら一歩先のエコハウスを知って頂き、これからの家づくりのあり方を知ってもらえれば幸いです。このようにレジデンス住宅の委員を務めながら、地域社会が安心安全でより良くなる様にと実物を建築し多くの方にご覧いただける場を設けさせていただきました。更なる取組もモデルハウスで既に始まっています!。近々、モデルハウスのレジリエンス度をチェックしご覧頂く予定です!。   ■年内の委員活動を終了し、ほっとしている「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
隊長IKEDA隊長

住宅の性能について語る

12月18日に開催された「家づくり学校2時間目 しっかりつくる家とは」のご報告。午前と午後の計2回プチセミナーを開催し多くの方々にご参加頂きました。(西東京市内)実際の工事途中の建物の中で、品質や性能について学ぶ勉強会は話と現物が一致しやすいと定評頂いております。 今回からは、先月再度現地視察した熊本地震から、分かってきたことなど、熊本地震の総括とでもいいましょうか。メディアで報道されていることだけでなく、専門の人間として現地の状況や現地の仲間、そして技術的な情報を含め噛み砕いてお話させていただき、今後増え続ける災害への準備対応などについてもお伝えさせていただきました。今後も2時間目で随時お話してまいります。構造見学会(工事途中)は、骨組みや断熱材、配線、配管などがそのまま見えるので、性能面や施工状態なども目にすることができます。【なんでしっかりつくる家とはを開催するか】誰もがしっかりした家に暮らしていきたいと願いますが、耐震など一般の方でもよく目や耳にする範囲の住宅性能のことは知っておられると思います。ただし、しっかりした家というのは、耐震だけでなく、省エネ、白蟻・・いえいえいそれ以外にも、取り組む姿勢や職人さん(おかにわ建設では職人ネットワーク:おかにわワークスが携わります。)やメンテナンスにと更に幅広い範囲を総合的に築き取組むからこそ安心・安全、そうしっかりした家が完成するのです。【どうやって品質と性能を向上させてる】おかにわ建設では、日々住宅品質の維持向上に向けて、社内に委員会なども設け住まい手の声などを含め協議進化させております。弊社では3割ほどのスタッフ等が自社設計施工、そう、おかにわの家に暮らしていて、自分たちでも住んでいきたい家をつくろうと現在の品質や性能を導きつつ進化させています。【例えば 耐震性について】おかにわ建設では10年ほど前から、全ての新築建築物に「許容応力度計算」という手法を取り入れております。いわゆる構造計算の中でも詳細な計算です。(100P以上の書類)昨今多様な住まい方から、屋根に太陽熱利用をされたり、趣味などによる手持ち品等も幅広くなっています。少しイメージしてもらうとわかりますが、建物の重さや形状はそれぞれ異なるということです。という事は、それらを踏まえ家が造られるべきですね。私達も、その多様性から、より重さ等を考慮した手法を採用し昨今の家造りに活かしております。「許容応力度計算してますか?」は近い将来の確認用語になるかもですね。【あわせて現場でも・・】下の写真は、柱に取り付くホールダウンと呼ばれるものです。どの住宅でもあたりまえに取り付く金物ですが、ココにもおかにわ流の取組が・・よーくみると、ボルトの上にナットが2つ。一つがとれても2つあればと・・・ずーっと昔から手がけていたわけではありませんが、2つの方が安心だよね・・と社内での声からこちらも10年程前から始まった取組なんです。小心者ですかね・・笑【全ては伝えられませんが・・】ほんの一例でお伝えしましたが、一軒の住宅で無数にこのような取組が施されております。このセミナーでも、家造りを進める際の打合せでも全てをお話できませんが、このような小さな部位から、大きな部位まで、安心安全に暮らしていける住まいのために日々より進化を目指しております。               当日は岡庭建設の性能に関する虎の巻をご覧頂きながら学びます。  ■セミナー後も質問攻めにあう「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
隊長IKEDA隊長

大工の技術・職人の技術

省エネ関連のお話を依頼され神戸へ。・・日帰りですが・・。 束の間の時間を利用し一度行ってみたかった「竹中大工道具館」へ! 大工道具の歴史を永続的に残す取組にも感動しましたが、道具館自体の建物の細かなディティールに興奮しました。日本の大工技術は世界最高峰!     日本に残る歴代の、大工道具たちが数多く保管展示されています。大ノコギリたる、二人で引き合う大道具や、カンナがない時代の木を磨き上げる技術の他、道具が少ない中で、社寺建築や家屋など手がけてきた大工の腕、技術や道具がこの場で全て読み取れる気がします。 昨今、住宅が既製品のかたまり化してきていて、木を削れる大工が希少になるつつあります。おかにわの家造りは、今現在18歳で門を叩く若者から、ベテラン大工さんまで幅広い年代の人たちが手がけていますが、現代の電気道具も活用しながら、木を切り、木をけづれる大工であり続けられる技術をと日々大工力を活かした家造りに取り組んでいます。 木箱の家、木ノベーションという住まいのスタイルに取り組んでいるのも、自然素材の家で健康に暮らして欲しい願いと共に、人の技術が失われないような伝承される家造りを手がけていきたいと考えているからです。木のキッチンや洗面、木の扉や木の家具を造り続けるのもそのような想いからでもあります。意味があるんですねー。・・笑 新築で家をつくったら終わりではありません。その後、メンテナンスやリフォームなどを施していくものです。新しいものでなく、既存住宅を修繕するには、部材を合わせる技術。そう大工さんが存在しなければ、垂直にも水平にも家を保つことができませんし、様々な部材のつながりも成り立たなくなるものです。大工、職人の技術を残していくということも、家造りを進めていく上で大切なのだと多くの方に知って頂けたら幸いです。  ■大工・職人ってやっぱ、かっこいいなーと実感する「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
隊長IKEDA隊長

家をしっかりつくる

今週末は「家づくり学校2時間目 しっかりつくる家とは」が開催されます。午前と午後の計2回構造見学会場で開催されます。(西東京市内)実際の工事途中の建物の中で、品質や性能について学ぶ勉強会はとても理解しやすいです!【なんでしっかりつくる家とはを開催するか】誰もがしっかりした家に暮らしていきたいと願いますが、耐震など一般の方でもよく目や耳にする範囲の住宅性能のことは知っておられると思います。ただし、しっかりした家というのは、耐震だけでなく、省エネ、白蟻・・いえいえいそれ以外にも、取り組む姿勢や職人さん(おかにわ建設では職人ネットワーク:おかにわワークスが携わります。)やメンテナンスにと更に幅広い範囲を総合的に築き取組むからこそ安心・安全、そうしっかりした家が完成するのです。【どうやって品質と性能を向上させてる】おかにわ建設では、日々住宅品質の維持向上に向けて、社内に委員会なども設け住まい手様の声などを含め協議進化させております。弊社では3割ほどのスタッフ等が自社設計施工、そう、おかにわの家に暮らしていて、自分たちでも住んでいきたい家をつくろうと現在の品質や性能を導きつつ進化させています。【例えば 耐震性について】おかにわ建設では10年ほど前から、全ての新築建築物に「許容応力度計算」という手法を取り入れております。いわゆる構造計算の中でも詳細な計算です。(100P以上の書類)昨今多様な住まい方から、屋根に太陽熱利用をされたり、趣味などによる手持ち品等も幅広くなっています。少しイメージしてもらうとわかりますが、建物の重さや形状はそれぞれ異なるということです。という事は、それらを踏まえ家が造られるべきですね。私達も、その多様性から、より重さ等を考慮した手法を採用し昨今の家造りに活かしております。「許容応力度計算してますか?」は近い将来の確認用語になるかもですね。【あわせて現場でも・・】下の写真は、柱に取り付くホールダウンと呼ばれるものです。どの住宅でもあたりまえに取り付く金物ですが、ココにもおかにわ流の取組が・・よーくみると、ボルトの上にナットが2つ。一つがとれても2つあればと・・・ずーっと昔から手がけていたわけではありませんが、2つの方が安心だよね・・と社内での声からこちらも10年程前から始まった取組なんです。小心者ですかね・・笑【全ては伝えられませんが・・】ほんの一例でお伝えしましたが、一軒の住宅で無数にこのような取組が施されております。このセミナーでも、家造りを進める際の打合せでも全てをお話できませんが、このような小さな部位から、大きな部位まで、安心安全に暮らしていける住まいのために日々より進化を目指しております。              当日は岡庭建設の性能に関する虎の巻をご覧頂きながら学びます。  今年最後の家づくり学校。ぜひお正月前に情報を得ておきましょう!  ■家造り学校2016年も沢山の方にご参加頂き感謝一杯の「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑 
隊長IKEDA隊長

西東京市/新築住宅のスタート

新しい家づくりが西東京市で始まります。「やえがしらの家」 受け継いだ地からの家づくり。今後この地で豊かな暮らしを世代を超えて育んで欲しい。そのような想いを含めつけたハウスネーミングです。 「やえがしら」の意味ですが「やえ」は「八」をあらわし、受け継いだ地から永続的に豊かな暮らしが広がり続ける、まさに末広がりな暮らしを意味しています。また、この地は街区のはじまりのような角地の敷地。角地の敷地は誰でも手に入れることが出来るわけではないので、このような立地で建築できるのも先代のおかげでもあります。 角地になると建ぺい率にも割増があり、建ぺい率の高くないこの西東京市ににおいては、嬉しいアドバンテージです。この立地条件を活かすことから生まれた吹抜。この吹抜が、「やえがしらの家」の象徴的空間かもしれません。立地により生まれた吹抜から、光と風を取り込む工夫がなされています。吹抜があると窓が拭けないなどのデメリットもありますが、窓が開けられる工夫が施され、明るさと通風性の双方を取り入れることができました。 吹き抜けから降り注ぐ光の中には家族の集うリビング。その中にはゴロッとできる小さな小上がり畳が。見上げれば吹き抜けと、平面的だけでなく立体的な空間も「やえがしらの家」の特徴でもあります。また、敷地も道路から1M程度高い所に位置していて、この高低差を利用した工夫もなされています。その立体的かつ起伏を活かした暮らしは、ぜひ完成した際に目にして頂ければ幸いです。 受け継いだ土地から豊かな暮らしを育み続ける「やえ」に対し、街区のはじまるとなる角の敷地、そして立地、住まい手様のお名前を含め「頭」(かしら)とし「やえがしらの家」と言うネーミングが生まれました。 そして先日、晴天の中で地鎮祭が執り行われました。隊長は出張中のため残念ながら参列ができませんでしたが、設計を担当している芹沢隊員と岡庭常務に参列していただき滞りなく式が執り行われました。さーいよいよ着工の時を迎えましたね。大切な地での家づくり。住みてとつくり手で様々な打合せを進め、今に至ります。その想いを形に!おかにわワークス共々、力を合わせ素敵な器の完成に向け取り組んで参ります。「やえがしらの家」のお施主様、この度は、おめでとうございました!!!  ■ご近所さんが増え続けるのは嬉しいですねー。以上「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑 
2016.12.14(水)
隊長IKEDA隊長

杉並区/リノベーション・新築の見学会

杉並区で開催された同時完成見学会のご報告です!。完成見学会が2軒同時に開かれることは幾度かありますが、ともに杉並区でと言うのは初めてかもしれません。でも、杉並区では新築からリフォーム、リノベーションと以前からも多数手がけてきているエリアですー。 さて、それぞれ2軒の完成見学会ですが、ともに我々の設計や施工の技術がふんだんに活かされた建物となりました。折角なので、その一部をご紹介しておきましょう。 まずは1軒目、薪ストーブ+ペレットのハイブリット製品を入れたリノベーションの見学会。こちらは築50年近くの建物を大改修した建物です。夢であったストーブを家の中に取り込み温かい暮らし、楽しさを育む空間となりました。併せて室内には自然素材を多用し、健康かつ本物の素材いっぱいの空間に大変身!。(当日は火入れも・・・)リビングは、まるで、新築で作られたかのような空間が。耐震の改修も行っている関係で一部、外壁からの改修工事を機に新たな窓を設置しています。もともと大事にされているお庭をより眺めやすいようにと、全面開口の窓を計画し、室内とお庭を一体的につなげ視覚的な広がりや、目に映る景色により心和ませる空間となります。んーいい!私達の家造りコンセプトそのままに木ノベーションした作品です。半世紀近い建物もこの通り活かすことができる!ぜひ、知って頂きたい手法でもあります。杉並区の木ノベーションではいたるところに、品質の上でにデザインする工夫が。木で同化していて見えにくいですが、天井から飛び出る木の梁は、耐震性と、2階の重量を負担するために、新たに設けられた構造材です。天井材にはヒノキ、其の向こうには、さり気なく間接照明を施し、木の温かみをより活かしてくれています。このように、ただデザインするだけでなく、建物の性能を向上させデザインしていく。「品質の上にデザインする」岡庭建設、おかにわリフォーム工房の取組そのままです!。 もう一軒は、成田で開催された、「Ki−bako成田の家よんげんや」です。こちらは4軒が連なる、いわゆる街づくり。連なる建物それぞれに個性のある顔立ちが揃えられ一体となっています。すでに4軒の家に住まわれる方たちは決まっていて、これからこの街の中でコミュニティーが育まれ、より街の魅力度が向上していくことでしょうね。    街づくりには、植栽が欠かせません。建物を作るだけでなく、内観、外観の他、街並みを  を形成していくためには連なる緑も重要です。この緑もただ植え込むだけでなく、室内からどのように見えたら良いのか、植える位置もとても重要です。イロハモミジ、ナンテン他、「よんげんや」の街を際立たせる美しい植栽バランスとなりました。5年後、10年後、木々と成長と共に街の景観が育まれていくことでしょう。人気のあるki-bako街並みシリーズ。先回の「西東京市文理台のさんげんや」に続き成田の「よんげんや」も大好評で終えることができました。また新たな街づくりが今度は練馬区と西東京市でスタートしています。西東京市では「木箱ガルテン第二期」。そして練馬区では「せきまちのよんげんや」第一期がはじまりました。おかにわの街づくりシリーズに興味がありましたらお問いかけくださいね。  ■あらたな街づくりシリーズにワクワクしている「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑 
2016.12.13(火)
隊長IKEDA隊長

住宅医で講師

空き家や既存住宅の利活用が望まれる昨今、安心した、リフォーム・リノベーションを手掛ていくために住宅の診断、点検(インスペクション)の実行がこれからとても重要で、様々な施策や制度が整いつつあります。 現在、インスペクションを学ぶような講習会が業界では開催されていますが、その中でも座学だけでなく現場力を身に付ける「住宅医スクール」たるものが5年前から始まっています。 隊長も、毎年講師を努めておりますが、先日開催された住宅医スクール東京会場でもお話させて頂きました。住宅医スクールは、1年間で年間32のカリキュラムを受講することで修了生となります。その後、自らが計画しインスペクションを行い、完成した施工例を元に審査会に提出し審査合格した人が「住宅医」と言う称号を手に入れることができます。結構、長き道のりなんですねー。隊長は毎年、「木造住宅の施策とその実務対応」と言うことで、住宅施策を読み取りながら岡庭建設がどの様な取り組みをしているかなど、実例を交えお話させて頂いています。 近年、人口減少、高齢者社会を迎えた住生活のありかたから、既存の住宅を活用していくような施策等も多く含まれていますので、この施策や、制度のお話を充填的に講義しています。 例えば新築でいうと住宅の長寿命化を目指し、「長期優良住宅」などの制度が始まっていますが、今年の4月からは既存住宅の長寿命化「長期優良住宅の増改築版」も施行され、既存住宅の性能等をV字回復させる認定住宅の制度もスタートいたしました。どの様に既存の住宅を良質化させるのかなどを見極める技術はとても難しく、単純に建築士の資格があればできると言うことではないんですね。工務店の様に、設計と施工の双方を手掛けている人たちは、比較的その見極め力が高いので、もともと、インスペクションをする技術を兼ね備えている人も多いですが、住宅医の様な講習会で自らのスキルアップ出来るがあるのはとても貴重なので、多くの方々に受講いただきたいですね。 併せて、今年度から始まった「建築物省エネ法」他、新たな制度等についても。新たな制度では建築物の省エネのあり方が制定され、大きな建築物の省エネ法の適合義務化なども始まる予定で早ければ2020年に小規模建築物、住宅等の省エネ適合義務化も進められています。そして2030年には平均的な住宅がゼロエネルギー化するような取り組みなども施策で盛り込まれていて、岡庭建設では、この4月からオープンした「RーECOHOUE」のモデルハウス等もオープンさせこれから求められる住宅の新たなあり方を地域レベルに周知しております。 このように、住宅と言うのは、住生活のニーズや時代背景により常に変化していきます。住宅施策もその時代を見ながら、先を見据えながら様々な施策が考え打ち出されていきます。 特に最近ではこの多様なニーズに対応する住宅の政策が数多く盛り込まれている関係で、住宅の技術者も対応するのに四苦八苦している方も多いのが現状です。住宅施策が全てではありませんが、知らないより知っておくことが必要です。減税などの恩恵等もありますしね。一応、毎年隊長の方で、自社の取組を含め噛み砕いてお話しています。伝えるのも難しいですが・・・汗   年明け、1月12日には今年4月に起きた「熊本地震」の総括とでもいいましょうか、住宅医にてフォーラムを開催するそうです。隊長も今回パネラーを務めさせていただく事になりましたが、何せ著名な方々の中に混じりお話しさせて頂くので果たしてどうなることか…汗。一先ず頑張って参りますm(_ _)m。  もし、ご興味のある方は是非ご参加されてみてはいかがでしょうか。→「住宅医フォーラム」以上、住宅医スクール東京のご報告でした。  ■講義しながら自らも学び続ける「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
隊長IKEDA隊長

ウッドデザイン賞/賞状授与

昨日は、先日受賞の決まった「ウッドデザイン賞」の授賞式へ!新築では「半平屋の家」リフォームでは「木ノベーション」のに部門を受賞させて頂き、岡庭建設の設計リーダー芹沢隊員と、おかにわリフォーム工房の高谷隊員と共にビックサイトへ。賞状と一緒に記念写真! 2010年のグッドデザイン賞、2015年のキッズデザイン賞に続き、公的団体主催の顕彰制度で3つめの受賞となります。ひとえに岡庭建設の取組をお支え頂いている住まい手の皆様、ご支援、ご教授頂いている皆様に感謝の気持ちで一杯です。m(_ _)m今回の受賞を通じ、より一層地域の皆様に貢献していくと共に、受賞の名に値する活動に精進して参る次第です。 【ウッドデザイン賞って?】  *ウッドデザイン賞受賞結果ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。主催:ウッドデザイン賞運営事務局  後援:林野庁  【建築・空間部門 ハートフルデザイン部門】「半平屋のくらし」〜みはらしだいの家〜岡庭建設 設計:池田浩和 芹沢佳代審査員:隈研吾 腰原 幹雄 鈴木恵千代 手塚由比 【半平屋の暮らしって?】「終の住処」として考案した、おかにわ独自のコンセプト「半平屋」平屋で住むことが最も暮らしやすいわけですが、都会の条件では暮らし全てを平屋に納めることは至難のわざです。そこで、平屋から登る屋根の高さを上手く利用しながら2階部分に一部の部屋を設ける。いわゆるロフトみたいな空間を利用しることから平屋でなく、「半平屋」という発想からから生まれた住宅スタイルです。超高齢化社会を迎える今後の日本、そして首都東京においても将来2階建てでなく「半平屋」という暮らしがスタンダート化する。そのような想いから同スタイルの家づくりにも取組んでおります。(立地条件によります)  【コミュニケーション部門】「木ノベーション」*木を活かしたリノベーションとはおかにわリフォーム工房 設計:堀内克己 田中信歩審査員:日比野 克彦 戸村亜紀  古田秘馬  山崎 亮 【木ノベーションって?】自然素材を多用してきた岡庭の家造りをリノベーションに活かす。木と自然素材、そして大工や職人の技術を活かし住宅を再生していく岡庭オリジナルのリノベーション住宅です。既存の木造住宅だけでなく、コンクリートのマンションや住宅な幅広い対応をしております。ちなみに、写真は先日竣工した「調布の木ノベーション住宅」徐々に、木ノベーションの輪が広がってきています!  驚きの2部門受賞に涙する「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
隊長IKEDA隊長
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