IKEDA隊長コラムCOLUMN

2021年6月の記事(8件)

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ふじまちテラス/解体編

「ふじまちテラス」(モデルショーホーム兼住宅)の工事がスタート これから、定期的に「ふじまちテラス」の進捗とリノベについて隊長コラムでもお伝えていきます。 写真↓は、「ふじまちテラス」の解体が終わった時の状況。 住空間の可変だけでなく、耐震性能の向上と断熱性能の向上を進めます。 修繕の延長のため、骨組み、形態はそのままに、今の住宅を生活的豊かさと性能向上の可能性に挑みます。 築25年。25年前の構造材は、外国産材(集成材)を利用していました。 今現在は、ほぼ構造材すべてが国産材を利用していますが、その昔に私達も、外国産材を利用していました。 決して外国産材が悪い訳ではなく、構造性能は高い材料として評価していました。しかし、国内の資源や山の状況とその先の未来を考え、学び続け、人と出会い今日に至ります。 今では当たり前化していますが、30年程前は、国産材利用や、無垢材の利用がそこまで普及していませんでした。(当然、昔から国産材、無垢材を利用している会社もあります)故に、望む無垢材にも中々出会えなかったり、フローリング全盛期でもありますから、無垢材に出荷時からクリア塗装がされていて、質感的にも納得できるものは多くはなかった事を今でも思い出します。 と、進捗といいつつも、振り返り、備忘録も含めコラム化していきたいと思います。・・笑     隊長    おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m   
隊長IKEDA隊長

FUGLEN TOKYO/奥渋へ勉強

「奥渋」に行ったことありますか? 「奥渋」? えー渋谷の奥で、渋谷区神山町〜代々木八幡駅周辺を「奥渋」って言うんです。 そう言われても中々位置関係は分からないものですが、目印でいうと、NHKの南側周辺と言ったところです。 こう見えても隊長、渋谷区代々木上原生まれなので、小さな頃からこの辺り良く通っていた場所なんです。(懐かしい) 時代も変われば、当たり前に通っていた道も、この様に変わるのですね。渋谷という立地、ポテンシャルがあるからこそですが。 で、その「奥渋」の中に「FUGLEN TOKYO」というカフェがあるんですね。 「FUGLEN TOKYO」、ノルウェーにていくつものカフェを立ち上げ成功させてきたオーナーから定期的に研修をうけ、その技術を学んだ日本人が一番最初にオープンさせた店舗です。ノルディックスタイルのコーヒーを身近に、そして人々にその美味しさを伝えて行くことを目的に展開されているようです。       コーヒーを飲むことも目的でもありますが、写真一番↑見てどうでしょう。 日本第一号であれば、高層ビルやおしゃれなテナントから開業するのが一般的ですが、「奥渋」の木造住宅をリフォーム、リノベして開業したようなんです。(この立地で木造住宅が残っていることも驚でしたが)なぜ、この木造住宅を選んだかは・・・・ですが、築古の既存の住宅をカフェにする、厨房、客席、内装、外装デザイン。一流どころの店舗デザインと築古木造2階建てのあり方。これを見たくて足を運んだ次第です。えーちゃんと勉強のためです・・・笑 外部の窓際にある椅子。いつ訪れても一杯。立地性や人の多い街であるので、当たり前と言えば当たり前ですが、壁際に椅子を作りつけるだけでも、人の集いや居場所が生まれる。そのようなあり方も改めて学び感じ取る事ができました。 後、この古いラスモルタル吹付けの外壁に、斬新な「FUGLEN」のマークがなんとも一体感ありますね。 隊長はこのような建物を見ながら感じとることでテンション上がります・・・笑 という事で、今後の家造りやリノベへのヒントを得た気がします。 しつこいですが、遊びもありますが、勉強です!・・・笑   隊長     おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m       
隊長IKEDA隊長

ふじまちテラス/はじまります

「ふじまちテラス」 *21年8月 全貌公開 岡庭建設50周年プロジェクトとして、25年前(私が入社後2年目・・笑)に完成した、「ふじまちの家」モデルハウスをフルリノベーションして、新たなモデルハウスとして2021年秋頃に完成予定です。  「環境共生」、「木の家」。とても多くの方々にご見学頂き、多くの出会いを頂きました。備忘録を含め完成時の姿を。m(_ _)m。*写真は25年前の竣工写真より     このプロジェクトは、当初新築モデルでとスタートしましたが、スタッフの声等を含め、25年前の建物を50年以上築き伝承した技術でこの先の時代に必要とされる住まいに挑戦・提唱しようとプロジェクトチームを結成。いよいよ工事開始です。 「ふじまちテラス」  「ふじまちの家」のDNAをそのままに「ふじまちテラス」として次の時代の住まいを伝えて参ります。      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」   
隊長IKEDA隊長

オンライン&リアル家造り学校1時間目/6月2021

2021年6月の「家づくり学校1時間目」が先週末に開催されました。 今回は 全員の方がオンライン、計10組、現地参加2組の計12組の方々が参加されました。 家造り学校1時間目は「家造りの1丁目1番地!」「進め方」を学びます。 先回参加された方は「0丁目」を教わったとおしゃってましたが・・笑  最近参加される方々の傾向としては一言で「情報過多」。特にコロナ渦での巣ごもりによりSNSからの情報でお腹一杯の方々が多いようです。 その中で情報を整理できる方と、そうでない方に大きく分かれますが、今回の参加者も同様の傾向だったようです。 その傾向を踏まえ、15年目を迎える家づくり学校1時間目は、「家造りの進め方」と「情報整理役」の2面役で進めています。  今回も様々な感想や要望等も頂いております。(抜粋) ●暮らし方、緑、高低差・・・・大変参考になりました。●家造りにおいて土地の広さ等だけではない発想が大変参考になりました。 ・その他多数の意見・・・追ってUPします!m(_ _)m 参加者皆様と一緒に進め方を学び、考え方を整理して、そして今抱えている?を解決していく。家造りの進め方で大切な方法を学びしれたと思います。ぜひ、今後の家造りに活かしていただければ幸いです!次回は「家づくり学校2時間目」でお会いしましょう!! *2時間目からの初参加も◎です。    隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」    
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BIO TOP

暮らしの設え品定めに(最近凝ってます・・笑)、港区白金台「BIO TOP」へ。 “ビオトープ” とは、「生き物の、ありのままの生態系が保たれた空間」。という意味の元2010年3月、ライフスタイルからファッション、ボタニカル、フードまでを提案する複合型ショップとしてオープンしたそうです。 「新しいかたちのセレクトショップ」がコンセプトとか お陰様でセンスの良い店舗、植栽、観葉植物等、住まいのインテリアを見学。発想にをみがきかけられた気がします      隊長も好きな樹種もありますが、植木や観葉植物を見る際に、意識する目が行くのが葉張りや枝ぶり。 樹種名横文字で・・・ですが、葉張り枝ぶりが素敵で思わず一つ自宅用に購入してみました。(写真2つ上) 紅がら和紙の前においても似合いますね。本物+本物! &3階には系列飲食店「LIKE」というお店が。これが中々良い空間かつお洒落。当然満席でしたが・・。 コンセプト通りに大規模ではないですが、街の中に溶け込む地元ならではの複合店舗といったところでしょうか。 なんだかワクワクしました。 という事で、注文したカツカレーは美味し!。食のバリエーションにも磨きがかけられた気がします・・・笑 暮らしをより楽しく発想はアイディアは大事です。ぜひ、覗いてみてはいかがでしょう。  「BIO TOP」(白金台)  隊長           おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

地鎮祭/@西東京市

西東京市で新たな家造りがはじまります。*ハウスネーミングは只今思案中です。 「おかにわの家づくり学校」に参加し 「家造りの進め方」 「土地の探し方、見方、選び方・・」 「そして豊かに暮らす住まいとは」 多くのことを土地探しと並行して学び続けて参りました。 そして、とてもとても素敵な土地に出会い本格的な家造りのスタート!       恵まれた立地を活かし、住まいの内外のつなぎ方 遊び心のある家具階段や、光や風、家族の気配の感じられる吹抜けと 3Dを用いながら、家族の笑顔の耐えない暮らしの実現に向けてお施主様と造り手で設計を進めて参りました。 *↑の3Dは打ち合わせ時のもので実際とは異なる場合がございます。 そして、3Dからリアルへ ついに地鎮祭の日を迎えることができました。 これから、基礎工事がはじまり、初冬の完成に向けていよいよ工事本番となります。 お施主様、ご着工、誠におめでとうございます!!!   隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
2021.06.10(木)
隊長IKEDA隊長

構造見学会@西東京市

西東京市にて構造見学会を開催しました。 弊社の都合で午後2時からの半日だったのですが、16組のお申込みの満員御礼となりました。 *参加者が多くご質問等も多かった関係で予定時間が前後しましたことをこの場を通じてお詫び申し上げます」m(_ _)m。 ======================================================= こちら大規模リノベーションの建物で ◯耐震性を基準の1.5倍まで向上 ◯断熱性能はG2グレード以上(UA値 0.39w/㎡K) 断熱性能は、弊社の新築以上の性能値を実現しているのですが、これには訳?があります。 今回の建物はメーターモジュール(柱間隔が1メートル)だったんです。(通常は尺=90センチモジュール) 故に、外周周りの壁の内側に断熱材を付加させているのですが、断熱で壁が部屋内に厚くなっても部屋が狭くならないんですね。ここを上手く利用して、「部屋内付加断熱工法」!として断熱性能を高める事ができました。 それ以外の恩恵もあるのですが、完成の際にこの辺りについても詳しく伝えて行きたいと思います。    現地では、資料等を含め 以上の詳細をお話するとともに ここまで全体リノベーションする上で、今後手掛けておくべきこと。 例えば ◯更なる省エネ住宅にするために必要なこと ◯レジリエンス(強くてしなやかな家) ◯木と自然素材を活かした「木のベーション」について  とても短時間では伝えきれないほどのお話を超早口でお話させていただきました。 会場は安全面の関係で1階のみの公開となりましたが、2Fでは既に天井に杉板が貼り始められている状況です。 徐々に「木のベーション」の姿が見えつつあります。 また、進行に合わせてご報告して参ります。     隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
2021.06.07(月)
隊長IKEDA隊長

新築住宅・省エネ適合義務化

本日の朝日新聞に、「新築住宅・省エネ適合義務化」の記事が掲載されていましたね。 隊長も全国の工務店を代表して(JBN/全国工務店協会)「4月28日の検討会」「4月28日の検討会」出席&資料作成にお供させて頂き、その際は団体として適合義務の賛成の旨の発言をしました。 その後5月の検討会を経て、昨日の検討会では「脱炭素社会に向けた住宅・建築物における 省エネ対策等のあり方・進め方(素案)」が示され、7月頃、検討会の取りまとめが行われる模様です。ここで、新築住宅、省エネ適合義務化へのシナリオが決まると思われます。と言っても直ぐには法改正ができないのが、この国の流れですが。  これから審議会、法改正を含めると2025年頃?本来ならば2020年に義務化の方向でしたから、予定より5年遅れての義務化になると想像しています。 太陽光の義務化も議論されましたが、住宅においては国民の理解等を含め今回は見送りの方向のようです。↓抜粋項目 ●民間の住宅・建築物については、太陽光発電設備の設置を促進するため、次に 掲げる取組を行うこと。◯ZEH・ZEB、LCCM 住宅等の普及拡大に向けた支援を行うこと◯ PPAモデルの定着に向け、先進事例の創出、事例の横展開に取り組むととも に、わかりやすい情報提供に取り組むこと◯ パネルの後乗せやメンテナンス・交換に対する新築時からの備えのあり方を検 討するとともに、その検討結果について周知普及すること 赤字の部分は特に私達の団体からも強くお話させていただいたこと。太陽光は載せれば終わりでなく、その後維持管理が必要。この文が記載されたことは、嬉しく思いますし、しっかり理解して再生エネルギーの選択や、設置場所、設置方法を考えてほしいと思います。そして、今後更に技術革新して、太陽光や蓄電池も進化そして安価になっていくことを期待しております。 もう一つ、地域工務店として発言した木材利用のこと。こちらも削減脱炭素の取りまとめの中で記載されています。(コメントが活かされたかは・・・ですが) ●[吸収源対策] (炭素貯蔵効果の高い木材の利用拡大に向けた住宅・建築物分野における取組について)住宅・建築物の木造化・木質化の取組を推進すること。 ◯木造建築物等に関する建築基準の合理化を進めること◯公共建築物において率先して木造化・木質化に取り組むこと◯ 民間建築物において木材利用が進んでいない非住宅建築物や中高層住宅に おける木造化を推進するため、その支援を行うこと◯ 木材の安定的な確保の実現に向けた体制整備を推進するため、その支援を 行うこと 住宅だけでなく、公共建築物、非住宅、中高層建築物他を木造化、木質化を推進! 今後脱炭素化へは、地域工務店、そして大工職人の存在が不可欠となりそうです。 カーボンニュートラルは、エネルギー的目線になりそうですが、この様に木材利用も寄与するということですね。これからは木造建築、断熱性能向上、高効率設備、再エネ等。 脱炭素へ向けた施策や取組が加速化しそうですね。 以上朝日新聞記事からでした。m(_ _)m   隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
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