IKEDA隊長コラムCOLUMN

2020年1月の記事(11件)

記事一覧へ

木造談話室/講習会

先日は社会的な取組への講習会を開催 岡庭建設は災害時に東京の工務店や大工さん他労働者の人たちと木造応急仮設住宅建設を采配、手掛けていきます。その仮設住宅団地がある程度の規模になると、集会所や談話室も必要になるため、今回は住宅規模よりも内部の空間が大きくなる談話室建築を重点的に学習。有事の際に戸惑うといけませんからね。特に今回は、大きな屋根の組み方、断熱の入れ方仕上げ方法など、もしもの状況の中で素早く工事対応できる方法などを共有しました。 自社ではなく普段一緒に仕事をすることのない東京の工務店や労働者の方々と、ONETEAMとなるためにも平時の時点でこの様な学習する機会は重要です。起きてはほしくないですが、有事に向けた準備は平時だからできること。 岡庭建設では、この様な陰ながらの取り組み準備も進めています。あっ、当然会社全員が仮設住宅建設に携わるのではなく、仮設チーム、住まい手様対応チーム他、有事の際には社内で様々な対応方法が構築されています。こちらも定期に取組確認を施しています!m(_ _)m   隊長    おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」     
隊長IKEDA隊長

「西東京市の空家からまちづくりを考えるシンポジウムVOL2」/アキヤラボ

岡庭グループも携わる「西東京市の空家からまちづくりを考えるシンポジウムVOL2」(主催:西東京アキヤラボ)が1月25日(土)開催されました。地域企業と地域住民、民間の活動から始まった空家の事前対策型取組/アキヤラボ。昨日は、この一年の間の活動の中で取り組んだ空家・空き店舗利活用事例3例をシンポジウムで発表いたしました。(隊長は冒頭の挨拶をm(_ _)m。)◯若者自立支援「猫のあしあと」代表  岸田さん◯多世代交流 「どんぐり」  管理人 富沢さん◯駄菓子&秘密基地「ヤギサワベース」 店主 中村さん     共通していた事は、空家を通じてやりたいこと、成し遂げたい「意思や想いをあらわにする」その声がやがて「地域を通じて」、「人を通じて」空家に出会い実現する、ということでした。空家があったら・・ではなく、その場を通じて、自分ば何をし、地域社会に寄与するのかを声に出すことが重要だという事ですね。空家問題の課題解決に向けた大きなヒントとを得た気がします。最後に登壇者から、空家を介し楽しい街に変えていこうという言葉に会場から大きな拍手が出ていたのは印象的でした。  週末夜の開催ではありましたが、多くの方に足を運んで頂けた事と、この場を介し新たなご相談を幾つも頂いたこと。この街の人と地域企業のポテンシャルを改めて感じた次第です。当然シンポジウム後のポテンシャルも高いのがこの街の方々・・・・・笑。  会場で更にアキヤラボ関わりたい知りたいという声も頂きました・・・感謝2月からは「ふらっとアキヤラボ」新たな場が設けられます。人の繋がり、声をだし声を聞く新たな化学反応の場。まずは自由な場としてスタート予定ですのでご興味あればぜひ!  詳しくは(近々に詳細を掲載します)アキヤラボHPにてhttps://akiyalabo.com/
2020.01.27(月)
隊長IKEDA隊長

ドレッサー賞へ

芸能界、芸能情報に疎い隊長です・・・・笑。 先日はイベント主催会社に招待され「日本ジュエリーベストドレッサー賞」たる歴史あるジュエリーの授賞式に出席してまいりました。(東京ビックサイト:夜に開催)31年間の歴史だそうです・・驚 イベント会社は、ジュエリーだけでなく、食や建築他様々な産業のイベントを企画し、ビックサイト等で催しを開催しています。何かしら行かれた方も多いのではないでしょうか。 隊長は、一昨年の建築イベント、昨年末の工務店EXPOでの基調講演で登壇させていただきました。その関係もありお呼ばれした次第です。また、イベントでは以前より工務店の最大加盟団体、JBN・全国工務店協会としても協力している関係で、今回は代表たる仲間と共に出席です。   年代別で受賞者が決まっていて、隊長の分かるところとして、20代は有村架純さん、30代は木村文乃さんが受賞。特に、木村文乃さんは、私達の住む街西東京市出身の女優さん。ということで、お目にかかれて光栄です・・・・そして・・・さらに・・・なんと・・・一緒に記念写真までも! また、原田さんにマツケンさん!浅田真央ちゃん藤原さん、男性では田中圭さんと、予習したかいもあり良い時間を過ごすことができました。えーと、ローマ字の方がキムタクの娘さん・・・名前が・・何だっけすぐに出てこない・・でも美しい子?人でした。 いやー、とにもかくにも、良い経験をさせていただきましたー。以上、住まいとは全く関係のない今宵は経験弾コラムでした・・・・m(_ _)m   隊長    
隊長IKEDA隊長

「室温を2度上げると健康寿命が4歳伸びる?」

1月20日に埼玉県主催の「省エネリフォーム担い手支援講習会」で慶応大学の伊香賀教授と一緒に講師を努めさせていただきました。対象は主に、工務店、リフォーム会社、設計事務所の方々です。 ◯隊長は「省エネリフォームの事例」を主に ◯伊香賀教授は「温度と健康を考える温熱環境改善リフォーム」 についてのお話。  伊香賀教授は、住まいの温度と健康の因果関係について長年研究されています。正しく第一人者。今回も、国の事業からの発表された中間報告等を含め、室内温度が高まることで、健康改善?、血圧などが改善しているデーター等を示しながら講義されていました。何となく寒いと体に良くないことはイメージできますが、数値的根拠等が集まるに連れ、その因果関係・・健康と住環境の重要性なども見え始めていると実感できます。教授の資料のため隊長から細かな説明はできないですが、最新の週刊新潮(令和2年1月23日発売)でも  「突然死」現場の65%が自宅 「室温を2度上げると健康寿命が4歳伸びた」 とのタイトルで記事掲載されているようです。(こちらも伊香賀教授関連) 隊長も、そのお話を生で聞くことができましたが、週刊誌ではどのように掲載されているのか・・・人生100年時代、温かい家が長寿への秘訣!その一つになるのではないでしょうか。興味があるので、購入して読んで見たいと思います。気になる方はぜひ!。 また、今週末は家造り学校9時間目 「解決寒い家!」へ 解決寒い家①のコラム 解決寒い家②のコラム 家造り学校でも、温度と健康の関係性についても触れながら、これからリフォームする際に重要なお話をさせていただきます。→セミナーの詳細はこちら  ヒートショックで亡くなられる方が最近のデータでは約17000人とか?交通事故死者数と比べ3倍以上なわけですが、もう社会完全なる社会問題だと思います。週刊誌でこれだけ取り上げられてはじめていますから、家を暖かくすることの大切さと、そのエネルギーが無駄にならない手法を多くの方々に知ってもらえる機会になればですね。国や地方自治体でも、同様の助成事業が行われています。また、本国会や地方議会でも多くの予算が見込まれてますから、それらの情報が分かり次第、隊長コラムでもお知らせしていきますね。  隊長   おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」    
隊長IKEDA隊長

しっかりつくる家/家づくり学校2時間目2020スタート

昨日から家づくり学校2020がスタートしました。 その最初は「家づくり学校2時間目」から。嬉しいことに満員御礼での開催となりました。 2時間目はご存知「しっかりつくる家とは」 何をすることでしっかりした家になるのか そして、おかにわ建設ではどの様な事を手掛けているのか 性能だけでなく、品質や独自の考え方や施工方法などについてお話していきます。 そして、これから家造りする上で、先を見据えて何をしっかりさせておくのか 参加されている方々が、改めて理解したり、初めて知る知識などを得ることが出来たのではないかと思います。 終了後アンケートにもその様なコメントを頂きました。  ●どの様な考え方で設計をされているのかが分かって安心しました。 ●岡庭さんの家造りの中身がよくわかってよかったです。 ●知らなかったこと、専門的なお話が聞けて良かったです。 ●これから家造りを考える上での重要な観点、キーワードを得ることが出来た。 ●エコの観点、あまり深く考えたことはなかったが、長い目でみて重要だなと感じた。 などなど代表的な感想を掲載させて頂きましたが、私達の考え方や取組、これから先を見据えた住まいのあり方を知っていただけて嬉しく思います。次回は3月開催予定です。 次週1月26日(日)は「解決寒い家」。温かい住まいがまだまだ少ない現実・・・・。住まいの断熱性能と健康の関係性とは・・など、寒い家の解決方法等をお伝えしてまいります。→家づくり学校9時間目はこちらへ 次回の【家造り学校1時間目「いえづくりの進め方」】は2月23日(日)開催です!。  隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」   
隊長IKEDA隊長

HK-BACE/西東京市

西東京市で建築中の「HKーBACE/西東京市」の基礎工事がはじまりました。 「HKーBACE」は、昨年から始まった東京都の新たな制度「東京ゼロエミ住宅」でもあります。 弊社の東京ゼロエミ住宅認証の先駆けとなりますので、隊長は「HKーBACE」に着目して工事の進捗を綴って参りたい と思います。  現在は基礎工事中で、先日基礎の鉄筋(鉄の棒のようなもの)を設置する配筋工事が行われました。 このあと、社内の鉄筋検査、保険法人による基礎検査が執り行われた後に、コンクリートを流し込みます。 おかにわワークスによる、基礎工事、手前味噌ですが中々綺麗に施工されていますね。 引続き東京ゼロエミ住宅でもある「HK-BACE」の進捗をお楽しみに!   隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」   
2020.01.16(木)
隊長IKEDA隊長

かいゆうの家が上棟/世田谷区

世田谷区で建築中の「かいゆうの家」(隊長が勝手にネーミングしてますが・・) が上棟いたしました。お施主様誠におめでとうございます!。 「かいゆうの家」は独特なプラン計画 家族団らんの場や所要室、趣味スペース他、家の中がつながっていて回る事のできる計画 そう、家の中で回遊できる。その様な考えから名付けたハウスネーミングです。 平面的な回遊だけでなく、2階建ての、1〜2階へのつながり、ロフトへのつながりと、断面的な繋がり方も個性的かつ、敷地の立地条件を活かした計画でもあります。  また、受け継いだ住まいの一部の素材を活かす予定もあり、「かいゆうの家」は受け継ぐ意味合いも含んでいるんです。  まだ、棟上げしたばかりではありますので、おかにわ建設恒例のブルーシートぐるぐる巻き!で可能な限り雨に濡れない工夫を施しています。なぜ、ブルーシートを巻くのか?は「家づくり学校2時間目」で知っていただければです。 1階の空間に見える木の梁材。綺麗な材木たちが並んでいますね。見えなくなってしまう部分もあり、寂しい気もしますが・・。 という事で、これからいよいよ木工事本番です!  隊長 少し足を伸ばし街をぶらぶら、気になっていたウルトラマン商店街へ。 おーなんとカネゴンが・・・・ 円谷プロがあった世田谷区。これも地域資産ですね!    おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
2020.01.13(月)
隊長IKEDA隊長

ゼロエミッション東京戦略発表/東京ゼロエミ住宅

2019年12月27日に 東京都は、2019年5月、平均気温の上昇を「1.5℃に抑える」ことを追求し、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」を実現することを宣言し、その実現に向けたビジョンや具体的な取組、ロードマップをまとめた「ゼロエミッション東京戦略」を策定し発表致しました。 「ゼロエミッション東京戦略」(東京都環境局) この策定に際し、東京都は、今、直面している気候危機を強く認識し、具体的な戦略をもって、実効性ある対策を講じるとともに、全ての都民に共感と協働を呼びかけ、共に、気候危機に立ち向かう行動を進めていく「気候危機行動宣言」をしています。 私共、住生活や、建築に携わる分野としては、2050年に向けたチャレンジとして、新築住宅は全て「東京ゼロエミ住宅」にし、既存住宅も高断熱化や高効率設備、再生エネルギー等の活用を標準化していくものです。 「東京ゼロエミ住宅とは」 東京ゼロエミ住宅の制度化される以前、技術的な事他(東京エコハウス)、微力ながらオブザーバーとして出席しておりましたが、東京ゼロエミ住宅は、住宅の性能と高効率設備のバランスがとても良くできた制度かつ、エネルギー削減効果も高い住宅の仕様であると一技術者としても実感しています。 その2050年「ゼロエミッション東京戦略」において、都内で建築を携わる工務店として「東京ゼロエミ住宅」普及は不可欠。岡庭建設でも更なる東京ゼロエミ住宅の普及に取り組んで参ります。(春以降東京ゼロエミ住宅完成関学会が続きます)            また、住宅だけでなく、事業者等のビルなどのゼロエミ化も始まります。 併せて、重点的対策が必要な3つの分野について、より詳細な取組内容等を記した「東京都気候変動適応方針」「プラスチック削減プログラム」「ZEV普及プログラム」を策定されています。 特にプラスチック問題は深刻ですからね。 という事で、世界の大都市における責務として、的確なビジョンと具体的策の矢が多岐にわたり示されました。 東京都のHPに、行政だけでなく都民、企業、区市町村他、多様な主体者と共有し、力を併せてこの一大プロジェクトに取組持続可能で魅力ある都市、東京を構築していくと。気候変動を含めた環境対策はもう待ったなし。他人事ではなく一人一人が「今すぐでしょう!」という気持ちで取り組まなければです。   隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
隊長IKEDA隊長

解決寒い家ー②/健康と断熱

解決寒い家②  寒い家は健康に影響していることが見え始めています。寒いと風邪を惹くではないですが、温度の低い場所にいて、健康になる?ということは無いのではないでしょうか。その様な検証結果、先回のコラムから現行基準の住まいは5%程度しかない事なども踏まえ、今後は既存住宅の断熱化、寒い家を解決することは急務です。 (以下資料他 国土交通省の報道発表より) 2014年〜2018年頃に掛けて、国の事業により、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査支援を行い検証がされました。2019年に第一回につづいて第二回の検証結果からの中間報告です。 =中間報告から=  ○平成28年度までに、断熱改修を予定する住宅について1,680軒、3,441人の改修前調査を実施するとともに、断熱改修を 実施した住宅について403軒、676人の改修後調査を実施した。 ○得られたデータに基づき検証を行ったところ、住宅室内環境と血圧など健康関連事象との関連が確認された。 ・得られつつある知見-1:  個人属性、生活習慣、室温から血圧を推計するモデルを作成。起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。 ・得られつつある知見-2:  室温の低い家に住む人ほど、起床時の血圧が高血圧となる確率が高い。   ・得られつつある知見-3:  室温の低い家に住む人ほど、動脈硬化指数と心電図異常所見が有意に多い。   ・得られつつある知見-4: 断熱改修後に起床時の血圧が有意に低下。   ・得られつつある知見-5: 就寝前の室温が低いほど、夜間頻尿リスクが有意に高い。     ・得られつつある知見-6:  断熱改修後に夜間頻尿回数が有意に減少。  知見1から起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。と、室温と血圧の関係性が影響している可能性を意味する結果が見えはじめています。隊長は建築士なので、医学的なことは良く分かりませんし、建築によって病を治すこともできません。しかし、傾向として温度と健康が影響するのであれば、断熱化等するなどの対処をお手伝いすること、この様なあまり表にありそうでない、情報をお知らせすることはできますので、微力ながらその様な行動等や「解決寒い家」に寄与できればと考えております。  既存住宅の断熱、性能向上化は人生100年時代、健康と医療費の軽減にも繋がります。その様な事を今後は地道に地域で伝え続けていく所存です。 という事で、第一回の「解決寒い家」は 1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。   詳細・お申し込みは「イベント情報」へ。    隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
隊長IKEDA隊長

解決寒い家/5%の事実とは・・家づくり学校

暖冬といわればがらも、やはり「冬」ですから寒いことは寒いですよね。 ですから、必ずといっていいほどこの時期には住まいで暖房設備を利用される方がほとんどではないでしょうか。 最近は、設備のエコ化も進み、エアコンなどの利用が増えてきましたが、築年数が経た住まいほど断熱の性能が高くなくエアコンと、石油ストーブやガスストーブを利用されている方も多いのではないでしょうか。 でも、設備も高効率化には限界があります。ですから、エネルギー論で言えば、より少ないエネルギーで冷暖房することが望ましくその上で住まいの高断熱化は重要なんです。 弊社でも高断熱化した住宅を手掛けて30年近くにはなり、それなりに数多くの住宅等を建築してきていますが、世の中の建築物の数から見たら、限られた数でしかありません。 現在国内にはおよそ6000万戸の住宅があります。そのうち、大きく変わった平成11年の断熱基準(義務ではありません)、これは現在の最新の28年度(図中で25年度と記載されてます)の断熱基準と変わりがありませんが、この性能に満たした住宅は全国でなんと約5%程度しかないんですね。(下図:国土交通省公開資料より)    上図の円グラフを見ても分かる通り、平成11年基準(現28年度基準)に適合しているのが5%で、平成4年〜昭和55年相当の断熱基準(現行基準の5割位、繊維系の断熱材ですと5センチくらい)の住宅が56%。そう約28年前の基準相当の家が今でも6割近くあるということなんです。どの基準にも満たさない・・・と言うのは無断熱の住宅や古い住宅で断熱材のない頃に建築された建物などが含まれます。(古くは省エネ基準もありませんが) 見ても分かる通り90%以上が、断熱材が入っていない住宅か、現行の基準以下の住宅が殆どなわけです。 すなわち、暑い・・寒い家なんです。 特に昨今、この寒い、いわゆるヒートショックで命をおとされる方々が年間約17000人もいるということで、社会問題化されています。そして、寒い家であることで、医療費の増大も懸念されています。人生100年時代と言われていますが、その大前提は健康だと思います。今後の新築住宅(弊社として)は心配いりませんが、既存住宅でより長く豊かに暮らして行くためには、寒い家の解決が重要です。そこで2020年から既存住宅の高断熱化を推進するべく家造り学校であらたな授業を始めることにしました。 題して「解決寒い家」 リノベーションという、空間の一新だけでなく、併せ考えるべく住まいの性能についても伝授してまいります。 第一回の「解決寒い家」は 1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。 いやー家は寒いんだよーと思われる方、住まいと健康、住まいと省エネについて学んで見てはいかがでしょうか。 詳細・お申し込みは「イベント情報」へ。    隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」      
隊長IKEDA隊長
PAGE TOP