IKEDA隊長コラムCOLUMN
2024年6月の記事(10件)
記事一覧へ工事中のお家をみてみよう!/西東京市
皆さん、こんにちは!隊長です。 昨日は、 「工事中のお家をみてみよう!」建物構造見学会(@西東京市)を開催いたしました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。お陰様で、定員以上の申し込み頂き、現地スタッフ増強、追加枠での開催となりましたーm(_ _)m。今回は、その見学会の様子について綴らせていただきますね。 今回の見学会は、現在建設中の木造2階建て住宅の工事中の段階で、主に構造部分を公開し、当社のしっかりつくる「施工」や「性能」を中心にご覧頂く場となりました。また、多くの方々にご参加いただき、熱心なご質問やご意見をいただきました。 =主にご見学頂いた点= 1. 耐震性能について・会場の建物も耐震等級3で建築中。これは住宅性能表示制度や長期優良住宅において最も高い等級であり、大地震にも耐えうる構造を実現していますが、実際にどの部分が、そして何を持って耐震等3が実現できるのかをご自身の目で確認していただきました。耐震等級3の住宅は、昨今増え続ける災害時においても家族の安全を守るために必要不可欠ですから。 2. 必要とされる断熱性能とは?断熱等級6を達成しています。等級6は断熱の性能とコストバランスの関係が◎ 高い断熱性能により、年間を通じて快適な室内環境を保つことができ、省エネルギーにも貢献します。 3.住宅の光熱費は下がる?会場では、所定のプログラムを用いて光熱費計算の結果も公開しました。この計算結果に基づき、具体的なエネルギー効率の向上と光熱費削減のメリットを参加者の皆様にお伝えしました。特に、 お建て替えでしたので、従前の建物は築年数も古くその当時の断熱性能は比較的高くありませんでしたので、建て替え前の建物と今回の等級6で建築した場合差を資料で見てもらいました。(*下の写真は解体前の住まいの想定光熱費) 断熱性能の高めた住宅は皆さんから見ると、とてもコストがかかるように見えるんですけども、コストをかけても光熱費が下がる関係性を見ながら検討することが大事だと言うことも会場でご理解いただけたのではないでしょうか。これからは単純に建築コストを見るだけじゃなくて、その性能によりながら光熱費が削減できて、いかに効果があるかなども知りながら検討することがとても重要です。そのようなことが伝えられたような気がします。 4.東京ゼロエミ住宅の水準2認定会場の住宅は「東京ゼロエミ住宅」の水準2の認定を受けています。これは環境性能が高く、二酸化炭素排出削減に貢献する住宅であることを証明しています。(当然水準3の住宅も多し)環境に優しい住宅でありながら、快適な暮らしを実現するための取り組みを紹介しました。断熱性能は、等級6と十分に東京ゼロエミ住宅の水準3に達していますが、ご予算の関係もあり、設備性能の選定から結果的に水準2の認定となりました。 決して水準2が劣っていると言うことではなく、コストバランスと考えながら水準2なることは決して間違っていません。設備は一生もので ではありませんから、いつかは故障したり交換したりする日が来ます。その際に高性能な設備機器を導入したり、技術革新によってより良い設備製品が選定できれば、またその時に現段階の水準よりも上の性能になることも考えられます。ここも断熱性能、また予算と合わせて検討してことも大事だと言うことも伝えられてような気がします。 5.多摩産材の使用-当社の住宅に使用されている木材の大半は、「多摩産材です」。地元の木材を使用することで地域経済を活性化し、環境負荷を低減しています。 多摩産材は品質が高く、耐久性にも優れており、安心して長く住むことができる住宅を提供しています。 /wp-content/uploads/_oldsiteimgs01/IMG_8866-2.mp4 6.社員大工が施工中!会場の建物は「建設キャリアアップシステム」(CCUS)のレベル判定を受けた社員大工が施工を担当しています。当社では「おかにわ大工マイスター」という制度を制定していて、 日夜技術力の向上に励んでいます。特に私たちの家づくりは木と自然素材の家づくりが大半です。。 単純な工業化住宅を手がけるわけではなく、木材を削る加工する合わせる他、このような技術がしっかり評価され、技術に飽くなき挑戦をし続ける社員大工たちがこの現場で施工してるんだと言うことも会場で伝えさせていただきました。 という事で、構造見学会は、私たちの家づくりに対する思いや技術を直接お伝えできる貴重な機会でした。私たちが提供する高い耐震性能と断熱性能、光熱費削減効果、そして東京ゼロエミ住宅の認証を受けた環境性能の高さを実感していただき、安心して快適に暮らせる家とはを、少しでも伝えられたならば幸いです。また、今回の見学会場は地元西東京市のお施主様のご紹介によるもので、地域とのつながりを大切にした家づくりも続けています。 次回の見学会、家造りCAFE他、イベントもどうぞお楽しみにです! 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.30(日)
おかにわFM2024/20年表彰
隊長です。 先日は、年に一度開催される「おかにわFM」がありました。 FMは、FM放送ではなく、「ヒューチャーミーティング」の略です。ヒューチャーとは未来を意味します。そう、グループやスタッフ全員で、おかにわの未来づくりを一緒に考えていくミーティングなのです。 朝一番から夕方までの7時間にわたり、熱く、そして楽しく取り組むミーティングです。詳細はお話できませんが、各チームや個人が地域の住生活を築き守るために、そして未来をつくるために真剣に取り組んでいます。 このミーティングは、ただの会議ではありません。私たちの価値観や理念を共有し、未来へのビジョンを具体化する重要な場です。新しいアイデアや取り組みが生まれ、各自が自分の役割を再確認する機会でもあります。私たちは、一人ひとりが持つ力を最大限に引き出し、チームとしての結束力を高めることを目指しています。 ◯ 上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある◯ 喜ばれることもあれば、怒られることもある 常に大切なことは、立ち止まらず・「進化」すること・「挑戦」すること・「ポジティブ」に考えること・「課題解決力」を持つこと……などです。 一歩でも、半歩でも、私たちが前進することが地域の未来につながり、事業の継続やスタッフの生活や喜びになります。変化の激しい時代において、私たちは柔軟性を持ち、どんな困難にも立ち向かう姿勢を大切にしています。 ゴールはありません。しかし、一歩ずつ前進していることを実感しつつ、力あるスタッフのポテンシャルを地域の住生活に活かし、頑張ることが隊長の役目です。未来を見据えながらも、日々の努力を怠らず、地域社会に貢献することが私たちの使命です。====================================そして、そのスタッフの一人である「外丸隊員」の勤続20年表彰も、ミーティング後に行われました。勤続20年ですよ! 2024年に入社した社員大工2名は18歳。つまり、彼らが生まれる前から、大卒で岡庭建設に入社し、建築士として活躍しています。振り返れば、20年前に大卒の外丸隊員を面接したときのことを今でも覚えています。声を震わせながらも、大学時代の作品について思いを込めて説明していたことを……笑。 外丸隊員は、その後も成長を続け、今では頼れる存在となっています。その努力と情熱が、会社全体に良い影響を与えています。大卒からなので、まだまだ若い力を今後もフルに発揮してくれることでしょう! これからも、私たちはスタッフと共に未来を見据え、新しい挑戦を続けていきます。未来は常に変化し続けますが、その中で私たちは一歩ずつ確実に今後も前進し続けて参ります。 以上おかにわFM2024より 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.27(木)
2度目の家づくりを/東村山市で地鎮祭
こんにちは、隊長です 先週末、私たちは東村山で地鎮祭を執り行いました。この特別なイベントは、私たちにとって2度目の家づくりを意味します。お客様が再び私たちを選んでくださったこと、本当に嬉しい限りです。ご依頼頂いた時は、感動で胸がいっぱいになったことを記憶しています。 初めての家づくりから十数年が経ちました。以前のお住まいは狭小住宅でしたが、その限られたスペースの中で豊かな空間を作り上げることができました。狭さを感じさせない工夫と、木や自然素材を活かした大工職人の技が光る設計でした。 例えば、小上がりのスペースには階段を設け、その階段の中には大きな窓を配置しました。リビングと小さな庭を連続させた設計は、家の大きさに関係なく暮らしの豊かさを感じさせるものでした。私たちの中でも非常に印象的な住まいとなり、お客様にも大変満足していただけました。 そして今回、お客様は多世帯型住宅をお考えとのことで、再び私たちに声をかけてくださいました。 この2度目の家づくりは、土地探しから始まりました。美しい景色を楽しめる借景の場所を見つけ、このポテンシャルを最大限に活かした設計を進めてきました。(↑今では3Dを活かしながら打合せが進んでいます。)そしていよいよ着工の時期を迎え、先日地鎮祭を無事に執り行いました。お子様もすっかり大きくなられていて、時の流れを感じずにはいられませんでした。 今回のプロジェクトも、前回同様、心を込めて取り組んでいきます。新しい家が完成する日が楽しみでなりません。これからも、お客様と一緒に夢の家づくりを続けていきたいと思います。皆様のご期待に応えられるよう、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.24(月)
不動産情報ライブラリー/土地探しに役立つ?
隊長です。 2024年6月17日の朝日新聞朝刊で「国交省サイト 解説2ヶ月で500万アクセス」との記事が・・・隊長もこの記事を見つけて、利用してみてこれは皆さんに共有すべきだと思いました 記事からですと、この新しいサイトは不動産の取引価格、学区、災害リスクなど、物件選びに重要な情報を一括で調べることができるものです。今までは複数のサイトを使って情報を収集していた方も、このサイトを使えば一度に多くの情報を得ることができるようになりますね。 提供される主な情報は ◯地価情報: 地域ごとの詳細な地価データ。◯学区情報: 周辺の小学校や中学校の学区。◯医療施設情報: 近隣の病院や診療所の場所。◯浸水想定区域: 洪水や津波などの災害リスクが高い地域。*詳細な設定もあります。 ↑の地図写真は、岡庭建設付近で表示した地形図と浸水エリア図です これにより、例えば子育て中の家庭が学区を確認したり、高齢者が医療施設の近さを確認したりする際に非常に役立ちますね。この記事によれば、このサイトは2024年4月に開設されてからわずか2ヶ月で約500万件のアクセスを記録したそうです。さらに、国土交通省は、今後もこのサイトの利便性をさらに向上させるために、データの追加や変更を検討していると書かれています。物件選びの際の情報収集が大幅に簡略化されることで、不動産取引の効率が向上し、多くの人々が理想の物件を見つけやすくなるでしょうね。 この新しい不動産情報サイトは、物件選びの際の情報収集を大幅に簡略化する画期的なツールです。皆さんもぜひこのサイトを活用して、理想の物件を見つけてくださいね。国土交通省「不動産情報ライブラリー」不動産取引の効率が向上し、多くの人々が理想の物件を見つけやすくかもしれません。以上隊長の気になるニュースでした。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.21(金)
札幌まち歩き
隊長です。 先日は北海道にて工務店ネットワークでもある、「ソトダン21」の総会にお招きいただき講演をさせていただきました。建築の性能等に意識の高い北海道の工務店に話をする内容がつまらなかったらどうしようと心配しつつも、2025年に様々な建築基準の方が改正されるので、気がつきそうで、気がつかないような部分に着目しながらお話をさせていただきました。昨今は、団体役員等の関係もあり改正法関連でお話する機会が大きのですが、総論は何となく分かるけど詳細、ディティール部分については意外と周知や理解されていないことも多いので、普段技術者が気が付きそうで気が付かない部分に着目してお話しるようようにしています。特に今まで◯だったのに、今後は✗になることも多くなるので・・・・あくまでも建築士や施工管理系の内容ですからユーザーの皆様は信頼できるプロにお任せされたらです。 さて、折角北海道札幌まできたので、せめて一つだけでもまち歩き&建物探訪をと・・・・・「北菓楼 札幌本店」へ! *↑のピアノ画像をクリック! 北菓楼札幌本館は建築家安藤忠雄氏の手による見事なリノベーション建築です。北海道札幌に位置する北菓楼札幌本館は、その美しい建築と上質な和菓子で知られています。札幌本館はもともと図書館であった歴史的建物で、建築家である安藤忠雄により、大胆かつ繊細な改修を受け、注目を集めています。 ◯北菓楼札幌本館は、元々は北海道庁立図書館として1920年代に建設されました。時を経て様々な用途に使用されてきましたが、その歴史的価値と美しい建築を保存するために改修され、安藤忠雄氏がこのプロジェクトに携わり、現代的な機能と美しさを兼ね備えた新たな姿に生まれ変わったようです。 =見学してきて印象的なこと= ◯ 歴史と現代の調和– 古い図書館の面影を残しつつも、現代的なデザインが見事に融合していました。特に、建物内に差し込む自然光の美しさは圧巻で、安藤忠雄氏の設計センスに感嘆しました。 レンガ建築を、鉄筋コンクリートで補強し、違和感なく空間と一体化されていることと、打ち放し建築のイメージの強い安藤忠雄建築でありながら白色を基調にしていたのも印象的でした。 ◯温かい雰囲気とおもてなし– 建物内のカフェで和菓子を楽しんだのですが、スタッフの方々の温かいおもてなしと居心地の良い空間がとても印象に残りました。和菓子の美味しさはもちろん、カフェから見える店内の景色、書棚等も素晴らしかったです。 ◯北菓楼札幌本館は、安藤忠雄氏による見事なリノベーションを経て、歴史と現代が融合した素晴らしい建築でした。その美しいデザインと機能性、そして地域社会への貢献は、多くの人々に感動と喜びをもたらすのではないでしょうか。見学を通じて、その魅力を直接感じることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてくださいね。 以上、札幌まち歩きから学びの報告まで。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.18(火)
東京が全域宅地造成等規制法地域に?/東京都
隊長です。 東京が全域宅地造成及び特定盛土等規制法地域に?という記事が・・都が、盛土規制法に関する許可等の基準まとめた「盛土規制に係る手引」を発刊しました。7月31日に盛土規制法に基づく規制区域を指定し、運用を開始するそうで、都内ではほぼ全域が「宅地造成等工事規制区域」の対象になるそうです。 国内における宅地造成や特定盛土等に伴う災害防止を目的とした法律「宅地造成及び特定盛土等規制法」をご存じですか。この法律は、崖崩れや土砂の流出による災害から私たちの生命と財産を守り、安心して暮らせる社会を実現するために制定されています。 資料が沢山あるので、抜粋、要約すると以下の様です。(細かくは資料をご覧頂ければです。) 1. 法の目的と概要「宅地造成及び特定盛土等規制法」(以下「盛土規制法」といいます)は、宅地造成、特定盛土等および土石の堆積に関する工事を規制することで、災害を防ぎ、私たちの安全を守ることを目的としています。具体的には、危険な盛土や土石の堆積を防止し、安心して暮らせる環境を整えることを目指しています。 2. 用語の定義この法律ではいくつかの重要な用語が定義されています。以下はその一部ですが ・宅地:農地や公園、道路など公共の用に供される土地以外の土地を指します。・宅地造成:宅地以外の土地を宅地にするために行う盛土などの土地の形質の変更を指します。・特定盛土等:宅地や農地などで行う盛土などで、災害を引き起こす恐れが大きいものを指します。 3. 規制の対象となる工事盛土規制法では、特定の条件を満たす盛土や切土が規制の対象となります。例えば・・・ ・盛土により高さが1メートルを超える崖が生じる場合・切土により高さが2メートルを超える崖が生じる場合・盛土と切土を同時に行い、高さが2メートルを超える崖が生じる場合これらの場合、事前に許可が必要となるようです。 4. 規制対象エリア盛土規制法の対象となるエリアには以下の2つがありますが、↑の画像の通りほぼ東京都全域に渡り指定されます。 ① 宅地造成等工事規制区域都道府県知事が、市街地や市街地になる予定の土地、または集落の区域で災害のリスクが高いと判断した区域を指定します。この区域では、新たな工事に対して厳しい規制が適用されます。 ②特定盛土等規制区域規制区域外でも、自然条件や周辺地域の土地利用の状況から災害のリスクが高いと認められる区域が指定されます。この区域では、特定盛土等や土石の堆積に関する工事が規制対象となります。 5. 崖の定義と規制「崖」とは、地表面が水平面に対して30度を超える角度をなす土地のことを指します。崖の形状や高さについても詳細に定義されており、例えば、崖の途中に水平面があっても一体の崖とみなされる場合があるので注意です。 6. 土石の堆積盛土規制法では、土石の堆積も規制の対象です。例えば、堆積の高さが2メートルを超える場合や、堆積する土地の面積が500平方メートルを超える場合が対象となります。 7. 工事主と工事施行者盛土規制法における「工事主」とは、工事の注文者や自ら工事を行う者を指し、「工事施行者」とは、工事の請負人や自ら工事を行う者を指します。 まとめとして以前静岡県熱海エリアで土砂災害がありましたが、盛土も原因と言われています。その上で宅地造成及び特定盛土等規制法は、人々の暮らしを守るために非常に重要な法律です。規制対象が東京都でも1Mの盛土も対象になるなど、適正に計画や工事を行わなければ豪雨などにより、崩壊するなどの事象が起こり得る可能性もあります。よって都内は崖地が少ないからではなく、盛土地なのか、切土地なのか、 土地購入の方であれば、購入する土地が どのような状態で土地が形成されたのかなど確認することも必要かもしれません。 自然災害が増える中、生命と財産を守るために、この法律の規定を知り、守り、適切な対策を講じることが今後より重要だと思います。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.15(土)
YKKAPから木製窓発売?
隊長です 今回は建築窓の新たな発売記事を見かけたので少し触れておきたいと思います。 「APW 651」たるトリプルガラス木製窓! 最近は樹脂窓で人気のYKKAPですが、今回は木製窓をラインアップされましたね。 窓メーカーというとアルミのイメージが強いですが、どんどん進化しています。 この窓は、耐風圧性や遮音性などの高い性能を持ちながら、室内側に天然木材を使用することで自然な風合いと温かみを提供しているようです。木製窓は、持続可能な森林管理を支える重要な製品ですね。 エネルギー効率の向上この木製窓は、2つの中空層を18mmにアップしたアルゴンガス封入総厚45mmのダブルLow-Eトリプルガラスを採用し、優れた断熱性能を発揮しそうです。。熱貫流率は0.99W/(㎡・K)・・驚。と低く、冷暖房効率を高め、エネルギー消費の削減に貢献しますね。デザインと耐久性もと外側はアルミで覆われており、メンテナンス性と耐候性に優れています。内側の木部には4種類の塗装色があり、インテリアに合わせた選択が可能だそうです。FIX+片引きデザインは景色をきれいに見せるので隊長的には◎です!ふじまちテラスの樹脂トリプル窓と同デザインですね。 ただしお値段もそれなり・・税別の参考価格では、片引き窓(3000mm×高さ2540mm)が155万800円、FIX窓(2000mm ×高さ2540mm)が89万2900円だそうです。上代価格ですが。 でも、性能と素材感とデザインとメンテ性含め総合的に素晴らしい窓の発売だと思います。 発売は2024年7月からとのことです。参考までに 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.12(水)
まちあるき報告/学園町プロジェクト
隊長です 先週開催されました、学園町まち歩きイベントを開催報告です! 6月1日に開催された東久留米市学園町のまち歩きイベントには、約35名ほど多くの方々が参加し、地域の歴史と魅力を再発見する機会となりました。なんと、この周辺で当社で建築したお客様も参加されてました! 学園町の歴史と魅力を堪能!学園町は、豊かな緑に囲まれた美しい住宅街であり、昭和初期に自由学園の設立とともに発展しました。自由学園の校舎は遠藤新氏や息子の楽氏によって設計され、その美しさは建築好きだけでなく、地域の方々他、訪れた人々を魅了する建築や風景でもあります。隊長も25年ぶりくらいに園内に入りましたね。参加者の皆様と共に、自由学園の歴史ある校舎を巡り、遠藤新の建築他を見学!。HITOTOWAの荒さんと東京R不動産の協力のもと、学園町周辺を歩きながら、地域の歴史や取り組みについて学びました。 まち憲章イベントでは、「学園町まち憲章」も紹介されました。この憲章は、地域の環境を守り、未来の世代に豊かな生活環境を引き継ぐための指針となっています。住民一人ひとりが地域の一員としての誇りを持ち、協力し合うことを目的としています。その憲章を前提にしつつ、一区画プロジェクトとなる敷地があり、そこでの住宅の可能性やあり方を隊長から説明させていただきました。 隊長も可能な限り、まち歩きや地方に行った際なども街歩きしつつ、まちのポテンシャルや、まちの面白さなどを見つめながら歩くようにしています。が・・・今回の学園町のまち歩きでも、これまで30年あまりこのエリアで家造りしつつも、全く見たことのない景色やポテンシャルに気がつく事ができました。特に自由学園から竹林や落合川周辺の景色や、水辺の美しさなど初めてみる世界でありました。いやー灯台下暗しでした・・・・。 このイベントは、地域の魅力を広め、次世代に受け継ぐための大切な第一歩となりました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。今後も地域の環境を守るためのプロジェクトを続けていく予定です! 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.09(日)
2024年銅センター賞受賞!
和國商店が銅センター賞を受賞! こんにちは、隊長です。 今日は素晴らしいニュースをお届けします。私たちが設計・施工を手掛けた「和國商店プロジェクト」が、この度「銅センター賞」を受賞しました!日本銅センターが毎年贈るこの名誉ある賞をいただけることは、大変光栄なことです。 和國商店は、築50年超の既存住宅をリノベーションしたプロジェクトです。古き良き時代の建物を現代のニーズに合わせて蘇らせるという挑戦は、私たち岡庭建設にとっても特別なものでした。このリノベーションでは、伝統的な大工技術を活かしつつ、最新のデザインと技術を融合させています。「和國商店プロジェクト」について詳しくはこちら 改めて今回受賞した「和國商店」には以下の特徴があります(多くを語りたいのですが抜粋しておきます・・・笑) ◯築50年の既存住宅のリノベーション:古い建物に新しい命を吹き込むため、構造補強や断熱性能の向上を図りました。これにより、快適で安全な空間を提供しています。 ◯銅の利用:店舗の外観や内装には銅がふんだんに使用され、その美しさと耐久性が際立っています。銅は時が経つにつれて美しい風合いを増し、訪れる人々に長く愛される店舗と思います。 ◯大工技術の活用: 伝統的な大工技術を活かし、細部にまでこだわった施工を行いました。特に、木材の使用や手作りの装飾は、職人の技が光るポイントです。 ◯環境配慮: 銅はリサイクルが容易で、環境への負荷が少ない素材です。持続可能な社会を目指し、広島の神社から譲って頂いた板金を活かしています。 ◯伝統とモダンの融合:和國商店は、隈研吾氏監修のもと、伝統的な和の要素を取り入れつつ、現代的なデザインが追求されています。この融合が、訪れる人々に新しい体験を提供し、地域の場や集いの活性化につながることでしょう。 受賞の喜びを改めて 和國商店が銅センター賞を受賞したことは、私たち岡庭建設にとっても大きな喜びです。プロジェクトに携わった全てのスタッフの努力が実を結び、このような形で評価されることは非常に励みになります。このプロジェクトを成功させることができたのは、隈研吾事務所の方々、施主でもあるウチノ板金、そして当社のリフォーム工房・木ノベチームスタッフの熱意と技術があってこそです。プロジェクトのビジョンを共有し、皆で和國商店を寄り良くと協力しあった賜物だと思いますし、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。しかし、このリンゴのトロフィーは物凄く重い・・・・・。今後も、私たち岡庭建設は革新的な建築プロジェクトを通じて、地域社会に貢献し続けたいと思います。 引き続きご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました! 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.06(木)
活躍する社員大工〜能登にて木造仮設住宅支援中〜
隊長です 今回は被災地で奮闘する社員大工の近況について触れさせていただきます。 現在、石川県能登地方で木造仮設住宅建設に私たちの社員大工3名も現地に入り支援中です。(全国木造建設事業協会=全木協)今月10日前後に数多くの仮設住宅を引き渡す必要性があり、現在全国の工務店の社員大工等が現地に集まり 急務に建設作業が進められています。ここ能登では、多くの家屋が被害を受け、多くの方々が仮設住宅での生活を余儀なくされています。全木協の一員として、私たちの社員大工がその地で少しでも安心して過ごせる住まいを早期に提供するために、全力を尽くしている現在の状況です。 毎朝早くから、社員大工たちは現場に向かい、建設作業を行っています。普段の仕事や段取りとは異なりますが一つ一つの建設作業を丁寧に強固で安全な住まいを作り上げています。仮設住宅とはいえ、そこに住む方々の生活基盤となる重要な場所ですから、手を抜くことは一切できません。特に能登の現場では、作業道路の状態が非常に悪く、現場までの往復が一つの挑戦となっています。道がぬかるんでいたり、凹凸が激しかったりするため、片道に1時間以上かけて現場と宿泊所を往復しています。それでも、社員大工たちは毎日欠かさず現場へ向かい、一つ一つの作業を着実に進めています。 社員大工たちが現地で行っている作業は、住宅の建設だけにとどまりません。塗装などの作業も行っています。被災された方々に新たな希望と生活の再建を提供するために、慣れない作業にも取り組み、一日でも早く普通の生活に戻る手助けをすることを最大の目標として頑張っています。被災地での木造仮設住宅の建設は大変な作業ですが、この助け合いが何よりも大事だと隊長も考えています。私の知る限りでも、北海道の工務店仲間や九州、四国、関東中部エリアなど、様々なところから応援に来ています。全国の仲間や社員、大工たちの努力が、一人でも多くの方々の笑顔に繋がることを願いながら、全力で支援を続けています。 今後、国内では様々な災害が発生する可能性があります。被災地を応援することは何よりも重要ですが、もしかすると私たちの街で発生することもあります。この助け合いが今後の復旧、復興への足がかりになるので、応援体制&絆力を今後も大事にしていきたいと思います。 今週には任務を果たし帰京予定です。被災地で活躍する社員大工達を心より誇りに思います。今回は、被災地で活躍する社員大工のコラムまで。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 隊長のインスタグラム→「instagram」 おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2024.06.03(月)