IKEDA隊長コラムCOLUMN

2021年5月の記事(10件)

記事一覧へ

蓄電池の取扱開始のお知らせ

蓄電地取り扱います岡庭建設はこの度、太陽光発電、蓄電池の大手メーカ「スマートソーラー」と提携し、蓄電池の取扱をはじめましたので、ここにお知らせいたします。なぜ、蓄電池を取り扱うのか・・・近年、太陽光発電への問いかけも多くなっていることもありますが、売電だけでなく「自家消費」という考え方をできれば地域の方々に知っていただきたい、そして太陽光を設置されたかたには導入を検討してもらえればと思いこの様な取組も初めてみました。(あくまでも西東京市を拠点とした範囲で)                 2030年46%削減・2050年カーボンニュートラル?政府が2030年度の温暖化ガス排出量を、2013年度比で46%削減、2050年にはカーボンニュートにする目標を宣言しました。世界コミット事項ですから、今後、様々な分野で急速に、脱炭素社会に向けた施策や制度が急速に進むと思われます。他人事のように感じてしまうこともありますが、この宣言により間違いなく、自らの生活や行動にも影響してくることでしょう。私達、地域工務店においては、新築、既存住宅のリフォームやリノベーションにおいても、断熱気密等の更なる向上が求められてきていますし、住宅そのものの消費エネルギー削減、再生可能エネルギー、創エネルギーの利用が求められることになります。最近の報道では「住宅の太陽光発電設置を義務化」なんて報道を目にすることになりました。急に来年からとはいきませんが、中長期的にはありえる話でもあり、2050年、2030年のバックキャスティングから考えると理解できますね。家庭レベルでの再生可能エネルギーの代表格は「太陽光発電」今後の技術革新で、様々な手法やさらなる高効率化などもすすと思われますから、必ずしも太陽光1選択肢では無いと思いますが、現段階では太陽光発電が真っ先に思い浮かぶと思います。 FIT(固定価格買取制度)後の電力はどこに・・・CO2削減と社会的な考え方で、太陽光発電を自宅に搭載される方も当然いるかと思いますが、一般的には、売電収入や、発電したものを自宅で利用し電気代を減らすことを目的にされるかたも多いですね。(投資はありますが)これが結果的にCO2削減になっているのも確かです。特に売電の場合はFIT(固定価格買取制度)と言って、10年間、固定価格で売電収入が得られます。これはご存じの通り、電気代を払う国民から賦課金を徴収し割り当てているわけですが、10年で終了になることは、設置されている方皆が理解していることですね。  今後大事なのは、その先の太陽光発電を売電ではなく、何に利用するかをしっかり考えておくべきでしょう。まずは余剰電力がどの程度あるかですね。東京の場合は屋根の面積がコンパクト故、大容量の太陽光発電を設置できないことが多いです。でも、その中でも8KWや10KW以上の太陽光を設置できる住まいや建築物もあるはず。家庭レベル(30坪程度の住宅)ですと一般的に5KW相当で電気代等を賄えたり、ゼロ・エネルギー住宅が実現可能となります。そこに、10KWあれば、特に10年間は余剰電力もたくさんあり、売電効果も高いですが、FIT終了後は、どうでしょう・・・・家庭では使い切れないほどの電力を発電していることになります。それも、都内の家庭は共働きの方も多いので、日中電気を使う量も少ないなかで最も発電量を増やしている状態なので、ある意味捨てているのと同じ状態(低価格で買取してくれるところもあります)にもなります。とてももったいないですね・・・・。 太陽エネルギーは自家消費の時代へ そこで、日中の余った電気を、貯めて在宅時に使えるようにということで蓄電池の存在が今後必要ではと考えています。これからは、自動車も電気自動車になるので、自動車に電気を蓄える事もできますが、自動車を所有する人も減っていることと、まだまだ自動車に貯めた電力を家庭に戻す仕組みなどにはそれなりの費用がかかるのと、所有していても利用頻度が少なければ充電以上に電力が余ることもありえます。その上で、蓄電池で貯めたものを照明他、建物の設備等に利用したり、携帯、PCの充電に利用するなど、普段の生活で利用しやすくするのは蓄電池ではないかと思います。正直まだまだ、高額で100〜150万程度の費用が掛かりますが、東京都にお住まいの方は、東京都の補助制度なども利用できて(期間や予算枠があります)約40万円程度の補助を受ける制度などもあります。1/3〜1/ 2の補助なので、この様な補助制度も介しながら利用するのも良いかもしれません。いつ頃になるかは・・・ですが、この脱炭素の制度が加速していく延長のなかで、蓄電池も徐々に安くなってくるかもしれません。20年前の太陽光発電なんて、今の2〜3倍はしてましたからね。普及したことで、本当に太陽光発電も安くなりました。 という事で、決して太陽光発電イチオシではありませんし、太陽光発電を設置するためには様々な対策や対応も必要だと考えています。でも、せっかく設置して、得られているエネルギーが無駄にならないことを地域的に伝えられたらと今回の取扱となりました。詳しくお知りになりたい方は弊社までお問いかけくださいませ。   隊長 *画像は「スマートソーラー」HPより     おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

オンライン&リアル家造り学校2時間目/5月2021

週末に開催された「おかにわの家づくり学校2時間目_ 2時間目は「しっかりつくる家とは?」 主に性能的なお話や工事における品質などについてレクチャーさせていただいております。 今回は 来場 2組 オンライン12組 合計14組の方々にご参加頂きました。 弊社ではとても30名近くの人を受け入れることができませんんから、いやーオンライン様様です。・・・笑  「情報の整理役」特に最近は、情報過多で、何が正しくて何が間違っているのか・・・ 知れば知るほど分からなくなってきた・・・・という方の参加が増加傾向。   特に断熱性能や気密のこと あと、今回は木造の住宅と鉄筋コンクリートのメリット・デメリット等 参加者皆様、悩みは異なりますが、これまでになく住まいの断熱気密、構造への意識が高い傾向です。 ただ、専門的なことも多く、理解にかけているかたも多いので、情報に流されることなく、整理し 自らの住まいに適したあり方と一致させることが大切です。(当然、高性能化することは重要ですが)  特にこの一年、「情報整理役化」している、家づくり学校。レクチャーだけでなく、皆様からお聞きした悩みや解決テーマを 含め進めさせていただいております。故に自己紹介だけでもそれなりに時間が必要に・・・・・・・。 参加者の感想 という事で、此度も参加者皆様から感想や意見を頂きました↓ ◯本をよんでも分かりにくい点が、具体的で分かりやすかった。 構造や省エネルギーの性能について基本的なことが理解できました。 ◯性能について詳しく学べたので大変ためになりました。 ◯構造・劣化・省エネの各パートで分かりやすく説明頂いたのが良かったです。 ◯長期優良住宅、東京ゼロエミ住宅とこれを基準に作ると良いとは思いますが、その中身を詳しく知ることは難しく時間もかかり、その基準が本当に正しいのかは不安はありました。不動産屋さん、工務店さんでも理解されていない方もおり、今回の勉強会で知ることが出来、大変良かったです。また、裏話的な内容も聞けて良かったです。 ◯耐震性など、指標が知れた事が参考になりました。 ◯構造や基礎など家を作る上で重要な部分に、手間隙を惜しまず、安心安全な家づくりに取り組まれていることを知り、より一層岡庭さんでの家づくりが楽しみになりました。個人的には、エアコンを買う際の考え方がとても印象的で勉強になりました。どうもありがとうございました! ◯御社の理念、会社の雰囲気も少々伝わりとても良かったです。 ◯構造に関する知識が乏しく勉強になりました。 ◯子供に家を残すと言う意味でも長期優良住宅は必要だと思いました。  等々、様々なご感想を頂きました。 感想やその他のコメントから、参加者皆様の情報整理、そしてこれからの家造りに役立てて嬉しく思います。 次回の家づくり学校は 次回2時間目は7月に開催 その前に1時間目「家造りの進め方」が6月13日(日)に開催されます。 ご参加された皆様お疲れさまでした!!   隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

インナーバルコニーのある家

   練馬区で建築中でした「インナーバルコニーのある家」 ついに完成です。 住み手の想い、そして木を活かした空間が◎です。 オリジナルのアイランドキッチン(おかにわ規格型) 造作ワークスペース 造作ベンチステップに木製階段 社員大工の技術と技が随所に見られます。 今週末は完成見学会ですが、おかげさまで2週間ほど前で満員御礼、締め切りとなりました。m(_ _)m 竣工写真を撮影次第、HPに掲載いたしますね。    隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m   
2021.05.26(水)
隊長IKEDA隊長

隊長の「気になるNEWS」シリーズ/ハザードマップが変わる?

隊長の「気になるNEWS」シリーズ/ハザードマップが変わる?!」多発する浸水被害と法改正 いついて動画化してみました。 洪水発生頻度が今後2倍に増える? その上で、国、流域自治体、企業・住民等、あらゆる関係者が協働して取り組む 「流域治水」の実効性を高める法的枠組みという事で、「流域治水関連法案」を整備する必要性があり、令和3年の2月に閣議決定がなされました。 どの様なことが進められているのか・・・ 何を知っておくべきなのか・・・。 動画が参考になれば幸いです。      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

令和3年度・東京ゼロエミ住宅導入促進事業

令和3年度「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」のスケジュール(予定)が発表されました。 導入促進事業も3年目となりましが、変更点も発表されていて ●助成金額が戸建住宅:50万円/戸、集合住宅:20万円/戸に「変更」となりました。と記載があります。 昨年まで戸建住宅:70万/戸、集合住宅:30万から引き下げとなったようです。  ●募集期間は第1回の6月7をスタートに第8回まで募集が行われる予定です。 まずは、発表のお知らせまで。 詳しくは「クール・ネット東京」のHPをご確認くださいませ。   隊長          おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
2021.05.19(水)
隊長IKEDA隊長

進化するおかにわの家造り学校

「15年目を迎える家造り学校」が進化? 家造り学校も、昨年からのコロナ感染症により、14年あまり会場(岡庭建設 施設)開催していましたが、2020年5月からオンライン化にいたしました。 当時の緊急事態宣言以外では、オンラインと来場(リアル参加)のハイブリット開催を基本としてこの一年新たなスタイルで進めてきましたが、巣ごもり需要と併せ、おかげさまで来場では席数が足りなくなるような、オンラインを含め多くの方々に参加頂けるようになりました。 これまでの来場時には6組前後(約15名)が受付限度でしたが、ハイブリット開催になることで、10組、15組(20〜30名)の方々に同時に参加頂ける様になりました。正しく、この感染症により情報の得方や皆様の行動のあり方が激変し、私達の活動や取組にも変化が生まれました気がします。  また、最近はこの巣ごもりによって情報収集に時間がある関係もあり、家造りの情報を多岐に収集、情報過多の傾向に。何が正しいのか分からなくなっている方も増えていますし、一つの情報に影響され一辺倒な家造りの進め方になっている方々も見受けられますし、その相談も増えています。 故に家づくり学校も、オンライン参加だけでなく、来場(リアル参加)して、その際に家造りの相談と併せ、情報の整理をされる方も増えていいます。家づくり学校も進化!。情報過多を整理する場や役割にもなってきています。 その関係で、最近の「おかにわの家造り学校」は会場参加枠(3〜4組に制限)がすぐに埋まってしまうようで、5月23日開催、そしてその先に6月13日開催分まで会場参加枠が満席の状況です。(オンラインは私達が対応できる範囲受付いたします)*オンラインも既に10組程度のお申し込み もう少し広い会場にできれば何でもないのですが、スペースにも限界があり・・・(現在、新たなセミナー会場も検討中) という事で、リアル参加で相談をという方は可能な限り開催が決まり次第、お早めに申し込みいただければ幸いです。 また、セミナーの際以外でもご相談等を行っておりますので気兼ねなくお問いかけくださいませ。(オンラインでも◎です)*隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ  隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

敷地には必ず高低差がある

敷地って、必ずしも平坦ではないんですね。 そんな事知ってる!と思われますが 敷地のちょっとした高低差や、段差により建築コストに影響したり 後に建物だけでなく、敷地に対してメンテナンスコストが掛かったりするんですね。 このことは意外と知らずに土地を購入してしまったり、建替えの際に予想外の出費に・・ とならないよう、予め土地の高低差や段差やそれらによる、メリットやデメリットについて知って頂ければと動画にしてみました。   参考になれば幸いです。  隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m     
隊長IKEDA隊長

太陽光発電を設置をする上で

今回は住宅と太陽光発電の関係性について少し触れておきます。 関係性といっても相性ではなく、太陽光発電=住宅の屋根の設置についてです。 建築主の方々も新築や、既存住宅の屋根に太陽光発電を設置する事が今後増えてくるかと思いますが、 住まいと一緒で太陽光発電も保守点検=メンテナンスが必要だという事を是非知っておいてください。 当たり前でしょ!と、もしかしたら釈迦に説法かもしれませんが、意外と個人住宅の建築主は、いや、日本人はと言ったほうが良いかもしれませんが、住宅とメンテナンスの関係性への意識が高くない傾向にあります。これは、個人の意識に任されていて、定期に点検する意識、そして造り手側もその制度等が整っていない事があるからです。(分譲マンション等は修繕費、修繕計画が定められている認知は高いです) ここ数年は、既存住宅流通(中古住宅)への意識や住宅履歴の整備などにより、メンテナンスへの意識が高くなってきていますが、まだまだ欧米と比べて低い傾向にあります。 これが、日本の住宅寿命が世界でも低いと言われる要因なのかもしれません・・・。【昨年完成したZEH住宅:東京の家らしく屋根の上が見えません・・・涙)  その中で、2050年のカーボンニュートラルの施策等も今後急加速化してきますから、個人宅でも太陽光発電を始め再生可能エネルギーへの意識や導入も進むものと思われます。 そこで、屋根に太陽光発電を設置する際には、定期的な保守点検(住宅の点検時と合わせるなど)を行うように心がけて設置してください。太陽光発電=メンテナンスが義務!と思うくらいに。 屋根の太陽光発電は、大半が屋根材の上に設置されます。(製品によっては屋根一体型も)当然一定の基準があるので、雨風、地震災害への対応するれべるで設置されていますが、屋根の上にある意味、金具で止まっている、いや掴まっていると言ったほうが良いかもしれません。 その期間は住宅が存在する限り、太陽光発電の寿命が来るまで設置されています。でも、その間に、幾度も四季を経過し、そして時には大型、スーパー台風を経験するかもしれません。更に震度5,6,7?等おおきな地震災害にも見舞われる可能性があり、常に設置されている状況が一律ではありません。 例えば、大きな台風を一度経験した際に、取り付け金具が、外れる破損する可能性もゼロではありません。 もし、太陽光発電が外れてしまったら、放置していて災害に遭遇してしまたら・・・・・・。 この様なことのないように、太陽光発電を設置する以上はメンテナンスを定期的に行って行くということを覚えておいてほしいと思います。(これは、太陽光発電の設置基準にも記載されています) メーカーごとに、メンテナンス方法が異なると思いますから設置の際の確認事項にしてください。 弊社でも、現在検討中の太陽光発電会社と保守メンテ体制について検討しています。*機会をみてコラムでお知らせいたしますね。 再生可能エネルギーは太陽光発電だけではありませんが、脱炭素社会に向けて個人住宅としては、取り組みやすい選択肢かと思います。設置したらゴールではなく、継続利用するためのある意味スタートラインということですね。  隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

太陽光設置義務化か

小泉環境大臣を始め、政府関係者が「住宅の屋根に太陽光発電を」(新築)とカーボンニュートラルに向けた発言を多く目にする様になってきました。 先回のコラムで書いたとおり「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」が開催され、業界団体としての取り組みや今後に向けてのあり方を提唱させていただきましたが、ほぼ全団体が、再生可能エネルギー等の利用の促進を掲げています。こうれは当然だと思います。 ただ、住宅・建築物の屋根に「太陽光を義務化」するかどうかは意見が分かれるところ。 ビル関連の大規模の方々は高層ビルの屋上に設置できるか、エネルギーが賄えるか。風速が地上と異なりますし・・。 住宅も昨今ZEHといって、ゼロエネルギ住宅→いわゆるエネルギーの自給自足も提唱されています。 ミクロの視点で地域工務店の住宅で見ると(意見も含め)ZEHの普及率が10%程度と高くありません。   ZEHについては一律基準でなくて「地域性基準」の対応策が急務だと思います。なぜならば・・ 全国どこでも、屋根が利用できるわけでは無いということですね。 例えば私達の拠点でもある「東京」を見るとどうでしょう。 狭小、密集であったり日照権だったりと、屋根の形が複雑であったり、屋根の面積が小さかったり、日が当たらない等と、太陽光に不向きの特性の多いエリアかもしれませんね。当然十分に屋根を活かせる住宅立地もありますが。 北海道東北エリアも広大で、積雪等により、向き不向きがあったり、鹿児島県は桜島の火山灰により屋根に太陽光を載せようとする人は少ない(傷が付く→故障等が起こり得るそうです)なるほどです。 今回の、ヒアリング出席に向けて各地域の意見なども聞きましたが、地域性を汲み取り再生エネルギーの利用のあり方を考える必要もあると考え、その旨も記載させていただきました。 とはいえ、これから新築される方は直ぐに2030年、そして2050年のカーボンニュートラル時代を確実に迎えますから、その対応を確実に必要です。でも東京では・・ともやもや感一杯ですが・・・笑。 その観点で別のあり方として、例えば東京の住まいは屋根を利用はできないけれど、地方の住まい(実家他)の敷地や遊休地、屋根を利用して発電させるなどして、東京の住まいの分もCO2を削減させる。トレードオフの関係など、「多様なZEH」が必要ではないかと考えています。どうでしょうか。 課題は山積みですが、この様なことも含め住宅、建築業界で課題を見える化し、官民、大中小企業垣根なくこの課題ぬ取り組み克服していくことが、脱炭素社会への近道では無いかと思っています。その上で今回の検討会の議論はとても重要ですね。 話ながくなるので、次回以降、太陽光発電と住宅の関係性や、脱炭素に向けた地域工務店や弊社の取組についても触れていければと思います。  隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m     
隊長IKEDA隊長

脱炭素社会に向けた〜あり方検討会へ

報道でも目にされた方も多いと思いますが、菅総理大臣が、2030年に向けた温室効果ガスの削減目標について、2013年度に比べて46%削減することを目指すと表明しました。(これまでは26%減目標)2050年のカーボンニュートラルに向けて、世界から遅れをとっている日本は急務な、脱炭素化が求められています。 2030年まで後9年です。そこまでに8年前の2013年度比で46%の削減をしなければならず、これは並大抵の施策や行動では実現できないほどの目標です。 報道番組他でも、新築住宅の太陽光発電設置の義務など、様々な情報も飛び交うかな急務な目標達成のために、国土交通省、経済産業省、環境省の3省が合同で「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」を4月18日から開始ししました。住宅建築物のカーボンニュートラルに向けての検討をバックキャスティングの考え方からこの夏まで検討を進め、今後の施策の立案や法改正が行われる予定です。     第2回は先週の4月28日に開催され、学識者等で構成される委員と、国内の住宅業界団体のヒアリング(カーボンニュートラルに向けたプレゼンに近いです)が執り行われました。業界の動向や目標などを改めて確認するべく、大小住宅・建築物に関わるほぼ全ての業界団体が出席しています。(オンライン) 工務店団体JBNの理事でもあり、同団体の情報調査委員会委員長(施策対応担当等)を努めている関係で、当日の出席と、回答するJBN会長のサポートと併せ資料作り等を手伝いましたが、なんせ時間がないので、各地域の工務店の状況や理事の声などを踏まえ当日対応者とまとめましたが中々大変でした・・疲 工務店としてどのようなヒアリングであったかと、今後の脱炭素に向けた住宅のあり方、未来に向けての話、プチ情報等を次回以降お伝えさせて頂きますね。  隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m     
隊長IKEDA隊長
PAGE TOP