IKEDA隊長コラムCOLUMN
「おかにわ建設」のこと(210件)
記事一覧へおかにわファミリー住まいて忘年会2016
毎年恒例の岡庭ファミリー住まい手忘年会2016が開催されました。今年は過去最大の200人あまりの岡庭ファミリーの皆様がお集まりになり楽しいひとときを共に過ごさせて頂きましたー。今年の忘年会は2部構成での開催です。 第1部では「第一回おかにわフォトアワード」の開催!。おかにわの手掛けた家に住まう方々の暮らしをSNSインスタグラムに投稿頂き、参加者の皆さんで投票しグランプリから、入賞作品までを選び表彰いたします。今年は第一回目にも関わらず100件を超える投稿がありました。第一次の選考会を経て29件のノミネート作品が! そして、第一回グランプリに輝いたのは・・・・・・!。 障子と飼っている仔猫ちゃんの姿。人だけでなく、ペットとの暮らしぶりが映し出され素敵な写真ですね。障子の影絵も◎。受賞おめでとうございます! 次に準グランプリは以下の2作品。家の柱に登るのは裸が、一番!と個性ある写真ですね・・笑。 こちらは、お引き渡しの際に撮影した子供達の姿。月日が経ちましたが思い出深い、温かみある写真が受賞しました。! 入賞を含め受賞された皆様、本当におめでとうございました!。 続きまして 一部と二部の間では、隊長、とおかにわリフォーム工房の高谷よりこの一年の取組をご報告。春には多摩産材コンクールと省エネ関連30歳以下の設計コンクールで優秀賞を受賞!秋にはウッドデザイン賞を二部門受賞したことの他、メンテナンス制度おうちクリニックについてご報告させて頂きました。 そして第二部は岡庭ファミリーの皆様と和気あいあい宴の席。ちびっこゲームや毎年恒例の大規模クイズ大会を行いましたー。などなど、今年も大賑わいの、おかにわファミリー住まい手忘年会。宴の途中では、入社12年目になる、外丸隊員の勤続10年表彰も!。大学卒業後から岡庭建設に就職し、三度の出産を経て今に至ります。おめでとう!頼りになります! と言う事で、延べ3時間以上に渡る宴席も終了!そして最後は参加者皆様と一緒に記念写真!参加された岡庭ファミリーの皆様本当にありがとうございました!。次回は春の庭之市でお会いしましょう!。 そして、何事もなく皆が楽しめる忘年会を開催できたのは、広報をはじめ、スタッフの準備があってこそ。本当に感謝の気持ちでいっぱいですm(_ _)m。ありがとうー! ■岡庭ファミリーの皆様ともっと飲みたかった「隊長」でしたー・・笑 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.12.05(月)
被災地を視察して
「JBN全国大会IN福島 二日目」二日目は公的許可を頂き被災地、そして富岡町、楢葉町をはじめ帰宅困難区域でもある、浪江町、双葉町の他、福島第一原発5キロ圏付近をバス移動で視察。富岡町では津波で流された常磐線の富岡駅跡を視察。復興が遅れていて、いまだ線路や駅の面影もありません。お店や人が減り集落がなくなる・・・一瞬の災害で町が消えてしまったこの地にいた方々の気持ちは、我々では図りし得ない心境だったと思います。復興が遅れているという事を目で見て実感しました。 過去の事ではなく、今でも復興が始まっていない、そして不安を抱えながら生活している方々がいることを私たちは認識して置かなければいけません。原発10キロ圏内の浪江町や双葉町は、原発事故によって避難勧告がなされ、集落や商業地などもそのままの状態で、急にそこから人がいなくなってしまった・・目にすることもある町並みではあるものの、人がいないと言うシーンを目にすることは経験にありません。 福島第一原発付近へ。今もなお、原子力発電については様々な問題や再稼働についての議論がなされています。安心・安全であったとしても予期せぬ事故になると一瞬で広範囲の町がなくなってしまうと思うと、原発の恐ろしさを改めて実感します。煙突下が福島第一原発です。クレーン車のアームが見えますが、この環境下の中、5年を超える今でも必死に廃炉に向けて活動をしている、沢山の人たちが活躍していることを私たちは認識しておかなければですね。 【視察して】東日本大震災は未曾有の大災害といわれています。その災害は大きく分けると4つといわれています。、大地震、大津波、原発事故そして、風評被害。大津波に立ち向かう住宅と言うのは、計り知れない天災エネルギーから、我々の手がける建築物では対応できませんが、専門的な人間として、立地による災害リスクについて把握し伝達をしていく必要は当然あるものと考えます。 大地震については、耐震性の確保と耐震余力のある建築計画(耐震等級3等)により、今後幾度も遭遇する可能性のある大地震にも損傷しにくい家にする。そして、安定的なエネルギー供給は必要ですが、再生エネルギーの最大限の活用と、住宅の省エネ化を推し進めることで原発の依存度を少しでも減らしていくことが必要だと思います。 デザインも大切ですが、性能や品質を大切にした家造りが今後も社会に普及すべきと改めて実感しました。視察させていただいた事から、私共の考えたきた家造りのあり方が間違っていなかったと確信できたと共に、何時起こるか分からない「災害」、平時と有事の際の住宅のあり方を、しっかり伝えていかなければと実感した二日間でした・・・疲 自分の目で見ることの大切さを改めて感じた「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.11.16(水)
全国の工務店が集う日
全国の工務店組織「JBN・全国工務店協会」の全国大会が福島県で二日間に渡り開催され隊長+スタッフで参加してまいりました。「JBN全国大会2016IN福島」〜絆・地域再生に挑む工務店〜と題し東日本大震災から5年目を迎え、工務店団体として改めて、東北での被災状況から応急仮設住宅建設に尽力した福島県工務店の取組を全国の仲間たちで共有します。隊長も荷が重いですが、JBN理事そして、今年度から政策調査部の主査として更に社会的な活動にも取り組んでおります。今年は全国から出席者が約500名、会場であるハワイアンリゾートの大会議場でもびっちり。これだけの人数があつまると経済効果もあり、被災地にしっかり貢献できたようでしす。さて、式典は満席の中でしたが、国土交通省、経済産業省、環境省、林野庁をはじめ、地元福島やいわき市の行政の方々もご参列頂き、ご挨拶をはじめ、県職員の方の「災害から復興」への基調講演を頂きました。来年は、記念すべき団体発足10周年!ということで、「東京開催」が決定。*場所未定隊長をはじめ東京の主メンバーで大会旗を預かり、無事大会も閉幕と相成りました。東京開催となると1000人近い人になるかもしれませんね・・・・・汗。発足当初から携わったものとしては感慨深いものがあります・・・・・涙。 自社の家造り、家守りに取り組む一方で、社会的な役割も担い活動している隊長です。明日は二日目。福島の被災地を許可を得て視察してまいります。→二日目「被災地を視察して」はこちらです。 隊長=社会の政策調査部主査でもある「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.11.15(火)
西東京市「いいね」
トランプ次期大統領誕生となり、期待と不安、そして途方にくれそうなTPP・・世界情勢も気にかける必要はありますが、まずは、自分たちの暮らす地域の事に目を向けたいですね。 そう、西東京市には、まだまだ農家さんが多く存在し、質の高い野菜等を生産しています。市民農園や、おかにわファームのあるトミー農園など民間の体験農園も活発。特に多摩エリアをはじめ西東京市もデーター的に路地野菜の生産率も高く、直売所も市内に数多くあるのが特徴です。。 地元で野菜が直売されてる、この東京の中でもスーパーでなく街歩きの中で野菜が買えるってなんだか嬉しいですね。隊長も愛犬と散歩がてら直売所に立ち寄り買うこともありますが、スーパーで見ない野菜の形や大きさ、そして味の新鮮さを感じます。自分で育てたり、地元の野菜を直売で買えるのも、多摩エリア、西東京市の魅力の一つではないでしょうか。 「西東京市農のある町サイト」でも紹介されていますので、一度その魅力を覗いてみて下さいね。 今年は野菜が高騰していますので、安定した価格で買える、直売は助かります。ブロッコリーにさつまいも、あー残り一本だった大根をゲット!・・笑。これも生活の一つの楽しみですね。 そうそう、西東京市も今年で生誕16年目を迎えます。平成13年に、田無市と保谷市が合併して西東京市に。なんで西東京市?とよく言われますが、これも公平に市民投票で決まったんですね。懐かしい。 その合併を記念してできたのが、西東京市のひばりヶ丘地区にある「いこいの森公園」。合併以来この公園で毎年「市民まつり」が開催される様になり、岡庭建設も11年前から市民祭りに参加していて、当初は木工教室今は、MY箸づくりと、家造り同様、「木」を活かしたイベントを続けています。市民祭りは毎年10万に以上が参加する市内の大イベントでもあり、弊社のイベントにもお子様から大人まで毎年数百人参加されます。 今年の西東京市民祭りは、いよいよ明日12日(土)から開催されます。地元の方々、岡庭ファミリーや箸作りに興味のある方のご参加をお待ちしております。! 今年のテントナンバーは112と113です! 詳しくは、「岡庭建設イベントページ」でもご覧頂けます。 農のある街、市民まつりをはじめ、イベントの多い街「西東京市はいいね!」 西東京市民祭りのグルメが楽しみな「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.11.11(金)
岡庭建設作品集完成
岡庭建設での家づくり、リノベーションの作品を一冊にまとめた冊子「OKANIWA STYLE GALLERY」が完成です。 おかにわ建設での家造りは、OBユーザー様のご紹介なども多いことから、ご紹介頂く際にご覧いただいたいり、または、プランニングや、家づくりが進行している方等が打合せ後自宅に戻られた際にイメージを照らし併せたいときなどにご利用頂ければ幸いです。 ホームページの施工事例集でも数多くの写真をご覧頂くことができますが、直ぐに手をっとってご覧いただきたい方にもオススメです。 そのようなご利用をされたい方はスタッフまでお声がけくださいね!。 作品集のまずまずの出来に納得する「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます
2016.11.06(日)
「ウッドデザイン賞2016ダブル受賞」
この度、岡庭建設の新築で手がける『半平屋のくらし』と、岡庭建設のリフォーム部門、おかにわリフォーム工房の取組む『木ノベーション』の2つの取組が、林野庁の事業でもあるウッドデザイン賞2016をダブル受賞いたしました!(おかにわニュースでも発表) 2010年のグッドデザイン賞、2015年のキッズデザイン賞に続き、公的団体主催の顕彰制度で3つめの受賞となります。ひとえに岡庭建設の取組をお支え頂いている住まい手の皆様、ご支援、ご教授頂いている皆様に感謝の気持ちで一杯です。m(_ _)m 今回の受賞を通じ、より一層地域の皆様に貢献していくと共に、受賞の名に値する活動に精進して参る次第です。 【ウッドデザイン賞って?】 *ウッドデザイン賞受賞結果ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。主催:ウッドデザイン賞運営事務局 後援:林野庁 【建築・空間部門 ハートフルデザイン部門】「半平屋のくらし」〜みはらしだいの家〜岡庭建設 設計:池田浩和 芹沢佳代審査員:隈研吾 腰原 幹雄 鈴木恵千代 手塚由比 【半平屋の暮らしって?】「終の住処」として考案した、おかにわ独自のコンセプト「半平屋」平屋で住むことが最も暮らしやすいわけですが、都会の条件では暮らし全てを平屋に納めることは至難のわざです。そこで、平屋から登る屋根の高さを上手く利用しながら2階部分に一部の部屋を設ける。いわゆるロフトみたいな空間を利用しることから平屋でなく、「半平屋」という発想からから生まれた住宅スタイルです。超高齢化社会を迎える今後の日本、そして首都東京においても将来2階建てでなく「半平屋」という暮らしがスタンダート化する。そのような想いから同スタイルの家づくりにも取組んでおります。(立地条件によります) 【コミュニケーション部門】「木ノベーション」*木を活かしたリノベーションとはおかにわリフォーム工房 設計:堀内克己 田中信歩審査員:日比野 克彦 戸村亜紀 古田秘馬 山崎 亮 【木ノベーションって?】自然素材を多用してきた岡庭の家造りをリノベーションに活かす。木と自然素材、そして大工や職人の技術を活かし住宅を再生していく岡庭オリジナルのリノベーション住宅です。既存の木造住宅だけでなく、コンクリートのマンションや住宅な幅広い対応をしております。ちなみに、写真は先日竣工した「調布の木ノベーション住宅」徐々に、木ノベーションの輪が広がってきています! 頑張った2部門のスタッフに感謝一杯!「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.10.24(月)
住まい手の家を見に行く
新築で家造りを進める上では、実際に暮らしている家を見ておきたいものですね。ということで、おかにわファミリー(住まい手)の家を見に行く見学会を10月30日(日)に開催する事になりました。詳しくはイベントページでも その名も「暮らし住まいのいい関係のお宅訪問!」と題し、毎月第一週目の土曜日10時半から放送しているFM西東京の番組で放映されたお宅を実際に見に行くことになりました。現段階の予定ですが、構造途中の建物と併せ実際に暮らしている2件のお宅を訪問!。 構造途中の現場では、設計の性能や施工の品質をプチセミナーし、住んでいるお宅ではその暮らし振りをご自身の目でご見学いただくとともに、暮らしている住まい手の方と参加者の皆様とディスカッションできる貴重なひとときとしています。ぜひこの機会に家造りの不安を解消して下さいね。 実際に見学するお宅は番組の第3回で放送された 【ツナガル家】(西東京市)さんです! 詳しくは第3回放送の「ツナガル家」をお聞きくださいね。→「くらXすま」のFM放送を聞く 「ツナガル家」のポイントをお伝えしておくと ・土地からの家造り・おかにわと出会い・敷地を活かした家族の暮らし・手作り家具階段・自然素材の選び方・家の中に登り棒?いや縄だ・・・家づくりは終わってから 2件目は第6回放送 【ひとひとの家】(西東京市)さんです! 詳しくは第6回放送の「ひとひとの家」をお聞きくださいね。→「くらXすま」のFM放送を聞く 「ひとひとの家」のポイントを伝えておくと ・土地からの家造り・敷地に特有の事象が・・・家が斜めに建つって?・書院があるってホント・手作りアイランドキッチンはどう・2.5Mの全開口窓とデッキ・趣味を活かしたスペース・小上がり和室って? ということで、見どころも沢山ありますが、住まい手の家を見にに行くことってなかなかできることではありません。でもおかにわファミリー(住まい手)の皆様の協力により今回も実現する事ができました。 【住まい手の家を見に行く理由】 家造りは不安なもの、実際に家造りを成功させ、暮らしている人から自ら不安視している事や、興味のあること、知りたいことをこの貴重な機会で知ってもらいたいと考えています。過去の見に行く見学会一例→マーロンハウスを見に行こう 中には、なんで岡庭建設で建てたんだろう?、自然素材って実際暮らすとどうなるの?など、聞きたいことや実際の暮らしで確認したいことは山ほどあると思います。家造りは、当然不安なこともありますから、そのような事をご自身の目でみて聞いて解消する。これが何よりも大事です。 岡庭建設では毎年「おかにわファミリー住まい手忘年会」を開催知ております。当然今年も開催が決まってます!。家造りが終わったあとも楽しく付き合っている、私達の住まい手の暮らしぶりから多くの事を知っていただければ幸いです。 お申込みはこちらから 当日参戦!ファミリーと参加者皆様と会えるのが楽しみな「隊長」でしたー 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑
2016.10.07(金)
R-ECO HOUSEコンセプト動画完成
レジリエンス性を高めたゼロ・エネルギー住宅「R-ECOHOUSE」【モデルハウス】 のコンセプト動画が完成いたしました。平時に楽しく暮らし、災害時に活躍する住宅。 まずは、ご覧頂ければ幸いです。動画は2種類。端的にご覧になりたい方は1分。じっくり見たいという方は3分用を。好みにあわせてご覧くださいね。ホームページでもご覧になれます。 「R-ECOHOUSE」 1M TYPE 「R-ECOHOUSE」 3M TYPE コンセプト動画に感動した隊長でしたー・・笑 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
2016.09.25(日)
職人が省エネ技術を学ぶ大切さ
【省エネ・断熱性能って?】住宅に住んでいると、暑さや寒さを感じたりします。これを断熱性能といいます。断熱性能が高ければ熱の逃げ(損失)が少なくなり、住宅の性能も良くなり温度差による健康状態や高熱費の軽減等にもつながります。 【断熱性能のレベルとは?】近年では長期優良住宅と呼ばれる、住宅の性能の高い住宅(耐震・省エネ・劣化他7項目)は国の認定などを受けられる制度が普及してきていて、岡庭建設でも住宅面積のクリアー(ワンフロア40㎡)出来る建物は概ね全棟、認定を所得しています。 その基準の一つに断熱性能(省エネ性能)に対する基準があり、「断熱性能等級4」という基準レベルの最高ランクが必要とされていますが、早ければ2020年にこの「断熱性能等級4」と呼ばれるランクが建設時に義務化されると言われています。(中身の詳細は→家づくり学校2時間目でお話しますよ。)大規模な建物は2017年から義務化に・・ 【なぜ今省エネが・・家の断熱まで・・】昨年開かれたCOP21でのパリ協定、地球温暖化対策で世界が合意するという画期的な協定が結ばれました。当然日本も参加しているわけですから、私達には関係ないとは言ってられませんね。特に生活部門からのエネルギー消費が1985年頃と比べると2倍程消費が増えているので、なおさら住宅の性能を高めて行くというのは必要なことかもしれません。 【28年度基準という新しい省エネ基準】ということで、少し専門的な話になりますが、省エネの基準というのも平成11年そして、25年に大きく改正され、いよいよ義務化の方向に向け、今年度から「建築物省エネ法」という新しい法律がはじまり、いわゆる「28年度基準」と呼ばれる制度がスタートしています。 当然、義務化に向けた政策も打ち出されていて、設計者や大工さんなど職人さんが、この28年度の基準や施工品質担保に向けた講習会が国土交通省の事業として2012年から開始されています。 【隊長も省エネ政策の一部分でお手伝い】 「住宅省エネルギー技術者講習会」 隊長も、2012年(準備は11年から)から、技術者に向けたテキストづくりの委員への委嘱要請があり今年で5年目のWG委員として出席しております。 2012年は講師を生む講師役も努めさせていただきましたが、実際の技術者や職人さんに対しての講師役を1年に一度程度登壇させていただいております。 昨日はその住宅省エネ技術者講習会 東京が開催され、一日講師役としてお話させていただきました。チームおかにわも、広報2名と18歳の若手大工と新人現場監督も受講!無事全員考査合格いたしましたよ。*プラグインがあれば昨年度のテキストはこちらから見ることが出来ます。 【岡庭建設では】岡庭建設では、既に設計チームからリフォーム工房、大工さんは、全員この講習会に出席し考査合格をしております。設計チームは、省エネの計算の事も理解していますし、大工さんも一人ではなく全員受講して合格していますので、設計だけでなく現場でも断熱施工がしっかり出来ています。また、全員が同じ講習会で受講していますので、施工技術について学んだことの◯や☓が、皆で共通言語で話ができているので、一人だけでなく、全員が受けることはとても重要だと考えます。当然住宅の性能も等級4以上を設定、お陰様で、その技術を活かし、近年ではゼロエネルギー住宅と更に一歩先を行く省エネ、断熱性能の高い住宅を手がられておりますし、リフォーム・リノベーションでも性能を向上させる事を得意としております。まだまだ義務化まで時間があるからと、受講されていない方も多いようですが、住まい手様の住宅における、重要な断熱材施工のお話ですから、ホント受講しておくべき講習会だと思います。これからは、「省エネ技術者講習会」に大工さん全員受けてますか?と工務店に聞くことも必要かもしれませんね。 今年度は、国や事業団体の意向もあり、講習会の受ける大切をを含め地方へ講師・講演を依頼されております。微力ですが、地球温暖化防止、そして省エネ技術の向上により、建設される建築物の省エネ性能向上となにより、快適に和やかに暮らされていく住まいに寄与して参ります。 以上、陰ながらテキストづくりと省エネ講師をする隊長でしたー (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます) 隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
2016.09.09(金)
「そよ風が好き」発売
空気集熱式ソーラーで知られる「そよ風」。この度、書籍「そよ風が好き。」が8月初旬に発刊され絶賛書店に発売中です!。当然、岡庭建設で手がけた住まい手様(おかにわファミリー)のお住いも掲載されていますよ。地域コミュニティー「木箱ガルテン」がです! 書籍には、全国で建てられた10件の事例が掲載中。その中で、「農・食・住がつくる新しいミュニティー」と言うことで東京西東京市で建築された、農家様のお宅、「くらくの家」そして「木箱ガルテン」の住まい手様、2邸の暮らしぶりが記事や写真を含め掲載されています。6年目を迎える暮らし、無垢など自然素材の経年変化も素敵です!。 「木箱ガルテン」と併せ、併設される6年目を迎える「おかにわファーム」の取組の他農家様の想いなども含め、とても読み応えある一冊となりました。 弊社でもご覧になることができましすし、 amazoneでもお買い求め頂けます。 ご覧頂ければ幸いです! 以上隊長より (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)
2016.08.21(日)