IKEDA隊長コラムCOLUMN

「隊長の活動他」のこと(124件)

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住宅省エネ技術者講習会IN福岡・広島

住宅省エネ技術を学ぶ講習会が国の事業で5年前から全国で開催されていますが、一昨年から経営者向けの講習会も同時に開催されています。微力ながら、同講習会のテキストづくりに携わりながら、この度経営者向けセミナーの講師を務めさせていただいており昨年末は山形、年明けは福岡、広島行で開催です。 省エネ技術者講習会 法適合義務化が検討される中、住宅事業者経営者へなぜ、住宅の省エネ技術(設計・施工他)を技術者や職人が高めておく必要性があるのか、そのメリット等も含めお話させていただいております。 会場で講演の他、今後全国に配布される、岡庭建設の取組ビデオも会場で先駆けて公開されました。 ちょっと恥ずかしいですが、このような国の事業で撮影、公開されるは嬉しくも思います。   話変わりますが会場に向かう途中、天神の地下街とやらを初めて歩きましたが、オシャレ感いっぱいの地下道ですね。   細かなデザインが天井まで・・お陰で遅刻しそうに・・汗。 福岡や広島は仕事等以外で来たことが無いので、一度ゆっくり観光で行ってみたいと思います。  隊長  
隊長IKEDA隊長

街中デザイン

講師を依頼され出張で、福岡、広島入りです。 1日目の福岡は中心部天神が会場です。(地理感が全然ないのですが・・) 地下鉄を降りると、天神地下街があり、福岡の中でも大規模な地下街らしいです。 その地下街がまた、とてもスッキリしたデザイン、空間なんですね。福岡ってなんとなく、インダストリアルデザイン(工業デザインが)が丁寧に計画 されている気が個人的にしています。 極めつけが、この装飾天井 アルミのようですが、地下街の天井をここまで綺麗に装飾デザインされたのあまり見た事 ないですね。驚きです・・。福岡にも走る列車「ななつ星」の影響なんでしょうかね。 地下街に降りる際の階段手すりも、この様に段差に併せてウェーブしてるんですねー。 いやいや、ひとつひとつに部品がめにつく地下街でした。 いろいろ見すぎたせいで、遅刻寸前でしたが・・・汗    隊長  
隊長IKEDA隊長

安藤忠雄展

六本木を通りがてら、10、20代の頃から影響を受けた建築家「安藤忠雄展」へ。会期残り2週間でようやくこれました。 「社会」「感動」「未来」・・様々なキーワードからの建築を見ることが出来て楽しめましたし、とても共感することができました。 本日は安藤氏も来館していて、平日にも関わらずもの凄い人でした。 さすが巨匠ですね。    隊長       
隊長IKEDA隊長

健康と省エネ/すまいるホールにて

リノベーションから頭を切り替え、29日は「健康・省エネシンポジウムIN東京」にて登壇させて頂きました。(住宅金融支援機構すまいるホールにて) 基調講演では断熱性と健康の因果関係を研究されている慶応大学の伊香賀先生の調査報告は学ぶべき点が多々ありました。東京の断熱住宅普及率はなんと17.1%と低いこと。室温18度以上ある温かい家では、健康面や要介護度などにも良い方向に影響を与えることが見えてきています。 断熱性能の高い家、寒い家のままでなく断熱改修することがこの先、人にとって良いことばかり。まだまだ東京の工務店として手がけるべき課題は多いでですね。頑張らなければです。   さて、昨日から連続のパネラー登壇。 今回は健康省エネということですが、著名な学識者、それから設計者やデベロッパーの方々と一緒に登壇。それぞれの健康省エネに向かうべく取組を披露。 隊長からは、このテーマ内容はなかなか、消費者の方々が分かりにくい部分もありますからおかにわでは、「家づくり学校」を10年続けてきたことと、住まいをつくるだけでなくそれ以前に学びながら家造りをして健康と省エネについての必要性をお伝えてきたことをお話させて頂きました。 設計者の戸倉様は、もともとナースから転職し、建築家に・・病院は真っ白な空間で、元気が湧いてくる楽しい空間ではない。其のことを実現するために自ら職を変えコミュニティーや元気のでる建築空間を建築家として手掛けているそうです。素晴らしい!。 という事で、断熱性と健康との因果関係が徐々に解明されつつ有る昨今。健康でより長生きしていくためには、暖かい家が最も大事です。家づくりをはじめる方は断熱性能の高い家を、そして既存住宅にお住まいの方は、我が家は寒い!と思われているかたは、一部屋づつでも断熱性能を高めていくことが大事だと言うことをこの機会に覚えておきましょうね!   隊長   
隊長IKEDA隊長

省エネ住宅が必須の時代に

群馬県の住宅供給公社のご依頼で、昨日は群馬県庁へ。 県において住宅省エネ施策の一貫で、消費者様向けに省エネ住宅の必要性を学んで 頂くためのセミナーと言うことです。隊長もこの6年、国の事業で事業者向けのテキ スト作りに携わっている関係もあり、この様な場にお声がけ頂き講演させて頂きました。会場は、群馬県庁昭和庁舎。高層郡の新庁舎とレトロな昭和庁舎の調和がなんとも いいですね。 セミナーは2部構成で、1部が群馬県行政の方から省エネ施策等について、そして 隊長は2部目の「省エネ住宅が必須の時代へ」と題し、なぜ省エネ住宅が求められ 今後より必須化していくのかを具体例を含めお話させていただきました。 主な内容は以下の通り ◯地球温暖化(パリ協定)のこと◯エネルギー枯渇の問題◯光熱費のこれから◯健康の問題等◯おかにわの手がける省エネ住宅やゼロエネ住宅  等などを含め省エネ住宅の必要性をお話させていただきました。 11月23日の朝日新聞の記事になっておりましたが、日本は世界からみて、温暖化 防止に向けた取組が、とても遅れている状況です。特に現在発電等を火力に頼っている 関係で、石炭推進国といわれるレッテルをはられている状況です。世界屈指の技術力 高き日本が世界からこのような目で見られる事は残念ですね。早く温暖化防止に向けた いち早い行動を進めるべきと思います。そうしないと、次世代、未来の子供達が住みに くい地球、いや住めない地球にやがてなる可能性があります。 中国やヨーロッパはいち早く、自動車を電気自動車にシフトすることを国あげて決定 しています。日本もこのような行動力がほしいものですね。    隊長   隊長        
隊長IKEDA隊長

環境配慮型住宅/世田谷区

2017年現在、13万人の職人や大工工務店の最大組織でもある全建総連東京都連さんにて 「環境配慮型住宅」や仮設住宅等についてお話させていただきました。(世田谷支部) 【目的は】現在世田谷区では、「世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」たる、既存住宅のエコ改修補助が行われていて、それらの利用促進や周知も含めてこのような勉強会が開催されました。世田谷区の行政担当者の方も併せて登壇されてました。弊社でも世田谷区などでの改修等のありますので、リフォームリノベをご検討の方はお問いかけ下さいね。→「世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」  さ~私のお話、まずは、自己紹介!・・・・笑。さてさて 今回参加されている、職人さんも、普段の家造りだけでなく、災害時の応急仮設住宅建設 の際にも大きく強力していただかなければならない存在。改めてこのような場にてその意義 などについても説明させていただきました。 また、今後急務で求められる「環境配慮型住宅」=省エネ住宅。国や地域行政からも様々 な施策や補助制度もあり、昨今お腹いっぱいの建設事業者・・・笑。 でも、なぜいま省エネ住宅が求められるのかを、改めて知ることで飲み込みやすくなるか もしれませんので、その背景などを含めお話させていただくことにしました。JCCCAの資料より なんだか難しそうな・・・と思われるかもしれませんが、よく聞く地球温暖化防止のこと です。2015年には全世界がコミットした「パリ協定」。これは画期的な協定です。 だって、世界中が様々な思惑をもち貿易他様々な取引があるなか、この温暖化防止に ついては、世界中が一丸となって取り組まなければならない!と協定を結んだからなんです。 日本もその際に2030年には、2013年比で26%温室効果ガス(CO2)を削減する 目標をたてました。2030年って随分先・・・と思われますが、もう13年後ですよ。 すぐです! この数字はかなりハードルが高い位なんですね。そして2050年には80%、2100年 には100%、そういわゆるゼロ炭素と呼ばれるレベルまで目標に掲げています。 となると、協定を結んだ日本も他人事ではないですね。ですから国策として、様々な施策が 打ち出されてきます。それは、人が居住する住宅が最もエネルギーを消費し(=CO2) 排出しているので住宅を省エネ化するといくことが最も重要となるわけです。 という事で、こんな事聞くだけでも省エネ住宅必要だ! と思って頂ければ幸いですし、このようなお話をさせていただきました。 分かりやすかった!と言って頂けただけでも、伝えた介がありましたー・・・涙     隊長   
隊長IKEDA隊長

岐阜県立森林アカデミー/うだつのまち

概ね年1度程なのですが、森と木に関わるスペシャリストを育成する専門学校「岐阜県立森林アカデミー」の非常勤講師を勤めております。 学校のビジョンが明確なだけあり、毎年意識力、レベルの高い生徒様が集まっています。また、林産地ということもありますが、県立と言うのがまた素晴らしい取組ですね。校舎も木造(大型木造)で建築されていて、羨ましい環境下で建築他を学ぶことが出来ます。隊長の授業はといいますと、これからの住宅のあり方、行政的にいうと「住宅施策」などを含め、今後住宅社会がどの様な方向性に向かうのか他、施策の紹介と実際に岡庭建設で手掛けている事例なども含めお話させていただいております。 ◯住宅の長寿命化に向けて→長期優良住宅法◯住宅の省エネ化に向けて→低炭素建築物◯エネルギーを自給自足する次代に向けて→ゼロ・エネルギー住宅◯良質な既存住宅(中古住宅)の流通に向けて→ワンストップサービス などなど、今後少子高齢化やエネルギー問題などから、これからの住宅や住生活のあり方を政策的に打ち出されていきます。これは、政治的に行われるものもありますが、今後の日本社会における、社会問題や新たな未来や経済発展に向けて打ち出されるものが多くあります。 岡庭建設でも長期優良住宅の認定や、低炭素建築物、性能表示を受ける住宅が大半です。これは、性能を明確に理解してい建築することの大切さだけでなく、将来、万が一次なる住み手に受け継いでもらう際にも重要な内容、要素になるからなのです。 と言う事で、お話の中で岡庭建設で取組んでいることの他、過去の事例や今後訪れるであろう社会の姿に向けた考えなどを含めレクチャーさせていただきました。 【近くに「うだつの街」が・・・・】 ちょいと近くにある美濃市の「うだつの街並み」にも脚を運んでみました。 この古くからある街並みはとてもいいですね。「うだつの街」とは、昔の家は、隣の家と連なる長屋的な家が多く存在しました。その住戸の間となる屋根の上に「うだつ」と呼ばれる屋根の見切り材の様なものがあります。この街では、「うだつ」の高さが高いほど地位が高いと言われていることで有名なんです。 「うだつが」あがらない・・・・とよく聞きますが、その語源は・・ 「成果がでない」とか、「地位が上がらない」ことを意味する。 隊長も「うだつ」あがんねーなー・・・と言われぬよう日々家づくり、家守りに精進して参りますー・・・・・・・笑     隊長  【登壇のお知らせ】 10月24日東京都主催、東京都庁にて講演します「東京都住生活月間セミナー2017」(パネラーも) テーマ「豊かな住生活の実現に向けて 選んで育む既存住宅」当日は国土交通省から、新たな住宅施策も公開される模様です。「お申込みはこちらから」→東京都都市整備局      
隊長IKEDA隊長

住まいの環境デザインアワード2018

「住まいの環境デザインアワード2018」 東京ガスが主催し、優れた住宅(環境に配慮した住宅)に賞を送る「住まいの環境デザインアワード2018」が今年も申込が開始されました。 同賞は、デザインコンペとは異なり、省エネ、環境に配慮し実際に建築された住宅が対象です。 本年もその、部門賞にあたる「ビルダー部門(工務店部門)」の審査員を微力ながら仰せつかりました。ビルダー部門賞は、全国の工務店を対象に審査され送られる賞です。地域の気候や特性を活かし建築された作品が多数応募されることを楽しみにしています。   昨今、工務店部門の設計力の高さが注目されています。間違いなく、デザイン等の能力も建築家との差が縮まっていますし、むしろ性能面では、工務店の技量の方が一歩先をいっている時代とも言われています。その工務店の実力が同賞などを含め社会的に広がっていますから、ぜひ多くの工務店に応募してもらいたいです。  募集サイトは東京ガス「住まいの環境デザインアワード」HPへ  岡庭建設は2011年同賞を受賞し、2013年にはグランプリを競い環境デザイン優秀賞を 頂きました。惜しくも逃しましたが・・・その代わり大きな賞金は・・・笑。 という事で、現在は参加資格はありませんが、多くの工務店が挑戦してもらえればです! 以上、社会的な取組報告でしたー!   隊長
隊長IKEDA隊長

旧荒谷邸&上遠野邸見学

 札幌入り2日目には同団体様のアテンド頂き、2軒の名作建築を案内いただきました。1軒目は40年前に建築された「旧荒谷邸」。約100坪ある大きな住宅。 温熱環境の研究者である荒谷昇氏が、自らの研究成果の確認のために建築された、実験住宅な自邸です。建材や設備の選定しが少なかった時代ということで、様々な部品がオリジナルでつくられています。 下の窓の写真は、その当時にトリプルガラスがなく自ら窓を設計してトリプルサッシをつくられたそうです。このような工夫が至る所にされていて、夏もエアコンいらず、冬は日射、薪ストーブを利用するだけで100坪の家が暖かくなるそうです。40年前にこのような超省エネ住宅に挑戦されてて現代でも十分に暮らしていける性能を持った住宅です。エコな家の正しく原点ですね もう一軒は、「上遠野(かとの)邸」 北海道札幌の名建築として有名です。  北海道を代表建築家、上遠野 克氏のお父様が建築され(父様も名建築家)が約45年前に建てたご自宅で、DOCOMOMO100選にも選ばれています。鉄骨とレンガ、縦と横の空間比。  絶妙なな寸法美学のある住宅です。天井の高さ2.1Mがいかに心地が良いのかを証明するかのような美しい建物です。今回の同団体のご縁もあり、普段見ることの出来ない建築を見ることが出来ました。感謝感謝です。 という事で、話し手で今回参加いたしましたが、収穫の多き2日間でした。学んだことを今後の家造りにも活かしていきますよ!  隊長
隊長IKEDA隊長

外断熱団体でおはなし&札幌名建築

北海道札幌へいって参りました。 外断熱に取り組まれる「ソトダン21」様主催(北海道の工務店ネットワーク)のオープン勉強会とのことで、家造りから家守り、リフォームや不動産とワンストップで取組んでいる弊社の取組を知りたいと依頼され今回の札幌での講演となりました。 北海道は誰もが知るとおり、寒冷地です。住宅の断熱も壁の中だけでなく、外断熱といって建物の外側ににも断熱材を貼るのが主流ということで、このような団体があるようです。 主催:ソトダン21 後援・北海道ビルダーズ協会 協力:(株)札促社、(株)北海道住宅新聞社他 シンプルに自社の取組をお話するので、中身としてはとても話しやすいですね。私達の取組が少しでも参考になれば幸いです。 今回、私と一緒に講師を務めたもう人方は、北海道ビルダーズネットワーク、武部建設の武部社長。工務店団体JBNでもご一緒しておりますが、北海道で長きに渡り、大工希望者を地域から受け入れ、そしてしっかり育てて上げていく取り組でも有名です。 私としては、武部社長のお話を聞けるのを楽しみに札幌に来たというのが本音です・・笑。 武部建設さんは、大工が減少する中で、若い大工を歴史的に集め続け、育て活躍される取組について改めて聴講でき学ぶことが出来ました。弊社も現在10代の大工見習いが三名入社しております。学んだことと今後もさらなる情報交換を基に大工、職人を育成していかなければと、話手として参加ながら学び多き一日でした。 2日目は名作建築の旅!それはまた明日   隊長   
隊長IKEDA隊長
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