IKEDA隊長コラムCOLUMN

「隊長の気になるニュース」(69件)

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雨水桝の「ふた」改善/ 魔法の「ふた」

雨水桝の蓋が、大雨の際に浮き上がってしまうのは、浸透量に追いつかない事が原因であることはスタッフブログでもお伝えした通りです。昨今のゲリラ豪雨や数が増加、大型化傾向の台風などによることが原因です。 本来ならば、仕方がなく雨がやんだ際に、改めて蓋をご自身で取り付け治すこととなりますが、あまりにも毎度のことになってきていますので、その手間には困り果てている方も多いことかと思います。蓋が流れてしまって、何処にいってしまったか分からない方もいるとか・・・・・。雨の中蓋がないと危険ですから歩行などの注意も必要です。 そこで、最近はこのような・・・・・・・・・・     「魔法の蓋に交換!」 それは少し大げさですが、浸透が追いつかないお宅には「鉄蓋」に交換することを施しています。鉄等の重さのある蓋で、穴開きのものに交換し(写真は穴なし)、浸透枡から溢れた雨水が枡周辺で浸透し、かつ蓋が重いので簡単には持ち上がりにくい構造になっています。 岡庭ファミリーや、地域の方々の住まいから意外と多く問いかけを頂いておりますので、「魔法の蓋」いえいえ、「鉄蓋」への交換を行っております。 この鉄蓋は枡の円形の大きさが微妙に合わないこともありますので、大きさを確認して交換するようにしています。もし、梅雨前、台風上陸前に交換されてはいかがでしょうか。→ちょっときいてみる(相談箱) この様な状況は、当然、降水量によりますが、雨樋の大元でもある、屋根の面積や、枡の埋まっている地質の状況によっても異なります。 という事で、気候変動等により、今までに経験したことのない状況を目にする事が増えてきています。私共も家造り、リフォーム等を主に手掛けておりますが、地域で50年、地域で起きる事象等を含め、お住まいの小さなストレスにも陰ながら対応をしております。  参考になれば幸いです。  スタッフブログに戻る  隊長         
隊長IKEDA隊長

エロイーズ カフェ (ELOISE’s cafe)/軽井沢

ちょっと所用で軽井沢へ立ち寄りました。 折角なので、一度立ち寄ってみたかたっ「エロイーズ カフェ (ELOISE’s cafe)」(旧軽井沢ハーモニーハウス)へ。建築好きな人なら、名建築家:吉村順三の名作「軽井沢ハーモニーハウス」のその後改修された姿、吉村建築を見たいために訪れることでしょう。 もう一方、テレビやインスタでも「フレンチ−トースト」が美味しいことで話題。フレンチトースト目当てで訪れる方が大半ですね。 隊長は当然・・・・・・・・両方です・・・・・笑 2015年に、エロイーズ カフェ (ELOISE’s cafe)としてOPENしたそうです。それ以前は、老朽化が進み解体の危機に。そこで、この名作を残したいと有志の方々が立ち上がり、保存、現在のカフェへと改修されたそうです。  自然の力もありますが、その溶け込み方、窓と外部の関係性や居場所。ハーモニーハウス、建築の良さを消すことなく引き継がれています。天井の低さ(2Mくらい?)も窓と景色の関係からまったく気にならないですね。それよりも低さゆえ居心地を良くしてくれているように思います。正しく天井は高いことが良いわけではないということを感じることができる建物です。      当然、パンケーキもしっかり頂いてきました・・笑。これは美味ですねー、フワフワかつフルーツも新鮮。行列ができるのも分かる気がします。 行列・・・・・・。目安ですが15人位並ぶと、90分から120分かかります。(隊長は建物を見学していたので苦にはなりませんが90分は待ったかと・・。)席数の関係と、こだわり製法の関係でとても時間がかかるようです。普段は3時間待ちは当たり前のようです・・・・・・・・・・・・・・驚 行って見たいと!思う方は、時間に余裕を持っていかれることをオススメします。    隊長    隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」           
隊長IKEDA隊長

OMO7/旭川にて

旭川ネタをもう一つ 先方様が準備してくれた宿泊場所が、旭川の「OMO7旭川」。こちらはご存知、星のリゾートが手掛けている、都市型観光ホテルです。東京の大塚にもありますが、こちら旭川OMO7は2店舗目となる施設だそうです。 なんだか楽しげ・・かつ、建築的にも学ぶべき点ががいくつもあり、勉強させていただきました。 星のやさんは、ホテルの再生事業を得意としていることでも知られていますが、こちらのホテルも、元々のテナントから受け継ぎ再生されたホテルだそうです。ですから、箱となる建物は、基からの施設。そこに星野リゾートならではのデザインと遊び心、そして地域性を活かした施設に変身していますね。 いくつか写真を。 △エントランス正面には、白樺の樹(北海道)を用いて地域性を活かしたディスプレーがお迎えしてくれます。 △OMO7のレストランであり夜はバーとなる雰囲気の良いお店。ケーキ等も販売されていて、宿泊者だけではなく、近くに住まう人や働く人なども訪れているようでした。都会的な雰囲気が、こられる方をワクワクさせてますね。 △なるほどーの読書コーナー?旭川にまつわる関係書籍が置いてあり、本を読みながらカフェを楽しむ。こちらも都会的、スタバ的?な雰囲気がいいですね。まさしくサードプレイス(第三の居場所)的なスペース。そうそう、コーヒーマシーンがおいてあり宿泊者は無料で飲めるようになっているのも◯ですね。  △至るところに個性ある椅子が・・。旭川は家具生産が盛んな街!ということで、OMO7にも旭川家具が沢山並んで座ることができました。地域とコラボするところも、OMO7の魅力。OMOレンジャーたる、地域の道先案内にのような役割のスタッフもいて、地域の魅力あるお店などを紹介してもらえるサービスや案内をしてくれるサービスもあるんです。  △少し早めに入ることが出来たので、レストランのオープン前に全景写真を。翌日の朝は、OMOと描かれた壁面が開き、ブッフェとなる食事がズラリ並ぶんです。席も朝から満席状態かつ、行列を並び朝食に・・・。場の雰囲気だけでなく食事が美味しいのもOMO7の魅力なんだな−と実感しました。  △肝心な宿泊スペース こちらもビジネスホテルと違って、ベットと机・・・ではなく、ベットが書斎的、かつソファーにもなる・・。パソコン使ってスマホいじってテレビ見て・・。最近の暮らしや人の居場所や集い方を熟知してできたデザインです。いやいや、旭川で私も今後の設計や暮らしに活かせるべく勉強をたっぷりさせていただきました。m(_ _)m  旭川に行く機会があれば、一度は宿泊してみてはいかがでしょうか「OMO7旭川/星野リゾート」   隊長     隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」  
隊長IKEDA隊長

長期優良住宅の普及化へ

建設業界紙「新建ハウジング」に長期優良住宅の普及促進策たる記事が 掲載されました。先日国交省の「長期優良住宅あり方検討会」に出席 させていただいた関係で、隊長からも業界団体関係者としてコメントも させていただきました。  記事にも掲載されていますが、長期優良住宅は制度、法律が施行して10年。 毎年10万戸相当建築されているので、現在約100万戸程度の認定がなされ、 毎年新築住宅着工戸数の2割強が認定を所得しているんですね。低いように見える かもしれませんが、任意でかつ、面積制限(1フロア40㎡以上)もあり、必ず しもどの住宅でも認定が所得できるわけではない中では、普及率も高いものと 思われます。そこで、10年目を迎え更に普及を含め国にて検討会が開催されたと 言うことなんですね。  検討会では長期優良住宅の申請資料も膨大かつ申請期間も長くなる関係で、今回の 検討会では、簡素化が様々な団体から要望されていまし、私もその様に思います。  また、併せて不動産価値(売買、流通時)の評価などについても今後検討されていく 方向のようです。     隊長は業界団体として、中小工務店が利用しやすく、消費者の方々のためになる べく制度や方法などについて、団体、個社の取り組み、そして個人的な考えも含め コメントさせていただきました。  長期優良住宅は、質の高い住宅の見える化(評価された住宅)でもあり、耐震や断熱 等、質の高さも評価されています。でも、一番重要なことは、しっかりした住まいを 完成させて終わりではなく、そのあと、しっかりメンテナンスして長く使う!。 この点検、メンテナンス、マンションでいう「修繕」。ここを木造住宅でもしっかり 手がけて行くことが義務化された住宅。これが「長期優良住宅」の大きな魅力でもあり ます。これから家造りされる方は「長期優良住宅」を一度検討することをおすすめします。 また、近年、既存住宅の長期優良住宅の制度も思考しています。性能を向上させるような 増改築、リフォーム・リノベーションをされる方は、このような制度を利用されても 良いかもしれませんね。(令和元年も補助制度が行われています)    隊長    隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」   
隊長IKEDA隊長

東京ゼロエミ住宅/要綱が公開

「東京ゼロエミ住宅」のこれからが徐々に見え始めました。  2019年1月に「東京ゼロエミ住宅」が東京都から発表され そして、先日7月5日に「指針」と「要綱」が発表されました。 東京都環境局HPへ     「指針」は東京ゼロエミ住宅の水準等が示され 「要綱」は東京ゼロエミ住宅の水準に達している旨の認証を所得するための 定義やその手順、申請方法等が示されたものです。 これにより、明確に「東京ゼロエミ住宅」となるべく全ての中身が公開された ことになります。これにより、認証機関の選定等が今後行われ、予想ですが 秋から冬次期にかけて、申請が可能になるのではないかと思われます。  【気になる補助制度・・・】 東京都が既に補助制度を行う旨を公言していますので、補助事業も併せ持って 進められることになると予想されます。ただ、いつから募集になるのか、どの様 な方法で進めるのかなどは未だ公開されていません。 事業が発表されましたら、いち早く弊社HP、ブログ等でもお知らせしていきますね。 まずは、その基本となる、要綱の公開のお知らせでした。   隊長      隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」  
隊長IKEDA隊長

建ぺい率UPも/改正建築基準法が施行

令和元年6月25日に改正建築基準法が施行されました。 大きな内容でみると、既存建築物関係、防火規制、そして木造建築の推進が大きな 改正となります。戸建て住宅相当の中で大きな改正と言うと・・・・・【建ぺい率が10%UP?】  準防火地域の準耐火地域物については「建ぺい率が10%UP!」されます。 一般住宅を建築する際に、地域によってその土地に防火指定がなかったり、準防火 地域に指定されていることがあります。東京の区部は大半が準防火地域です。 この準防火地域内に防火性の高い「準耐火建築物」を建築すすることで10% 建ぺい率UPの恩恵を受けることができるんですね。  準耐火建築物は、一般的に柱や梁などの構造材を石膏ボード等の防火性の高い材料 で包み込み防火性のを高めることにより安全性を確保する建物です。 東京ですと主に、準防火地域で建築される木造3階の建物や、防火地域に作られる 2階建て(100未満)の住宅を建築する際に採用される工法で、都内では一般的 な建築手法でもあります。この防火性の高い建物にすることで、この恩恵がうけら れるので、敷地に限りのある都内ではとてもありがたい改正法かもしれません。  【住宅からシェアオフィスへの用途変更も容易に?】 もう一つ大きな改正が、住宅からシェアオフィスにするなどのいわゆる、用途の変更 がより容易になります。 というのも、今までは仮に住宅からシェアオフィスにする際に100㎡以上の建物は 新築の際に提出する確認申請が必要でした。この100㎡が意外とくせもので、大半の 建物は100㎡以上あり、建築の申請の手間や基準などにより、用途の変更を断念して しまうケースが多々ありました。 だれもが、ここにカフェがあったらいいよね、シェアオフィスがあったら、デイサービスが あったら・・・など、地域のなかで今後求められる、施設があるかと思います。 それが、100㎡→200㎡に改正されたため、届け出なしに用途変更をすることが可能に なったわけです。200㎡になることで、一般的な住宅地等の建築物の利用が可能になります。 これは、今後少子高齢化社会を迎え、空き家なども増えてくることから、より既存住宅の利用 を促進していけるために改正されたものと思われます。 (当然、用途に適した現行の建築基準に適合していることは求められますのでご注意を)  【木造の推進が更に進みます】 今後、一般的な住宅だけではなく、保育園や学校、またそれ以上の大規模な建築物の木造化や 木質化が進みます。これは、日本の国土の7割が森林です。この森林資源を活かすことが重要と 政策的にも推し進められています。今後は木造の4階建てやそれ以上の建物でも木造、木質化 が進むでしょう。目にするところで言えば、来年から始まる「東京オリンピック」このメイン スタジアムになる「新国立競技場」の内装は木質化されているそうです。(すべてではないですが) 特に競技場の屋根フレームは鉄骨も木質のハイブリッド。ですから木がふんだんに使われた屋根 になります。それ以外にも有明で建築されている体操競技場の大屋根は木質構造化されています。 このように、今まで鉄骨等を利用していた建築物も今後は木質化がより一層進むと考えられます。 その上で、大工さん、工務店の役割は今後不可欠ですね。 とても歓迎される法改正だと思います。 と長々書きましたが、此度の建築基準法改正は消費者の方々にとっても身近に影響やメリットを 受ける改正のようです。参考になれば幸いです。   隊長      隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」   
隊長IKEDA隊長

長期優良住宅あり方検討会へ

24日(月)は雨の霞が関へ。 弊社でも利用の多い「認定長期優良住宅」その「長期優良住宅」も制度開始から10年目を迎え昨年から所管である国土交通省にて課題整理や更なる普及促進に向けた検討会が進められています。 【国、学識者が出席するその検討会へ】 国土交通省第7回「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」へ第6回に引き続き出席しまして、工務店団体JBN・全国工務店協会(全国工務店の最大団体)の立場として意見を述べさせていただきました。(隊長も現在団体の理事なんですー)検討会ではその法制度をより利用しやすいものへと、大手、中小事業者、各業界団体等から様々な意見がなされていました。    この第7回をもって制度のあり方についての「中間とりまとめ(案)」が国交省のHPで間もなく示されますが、より良い制度になればですね。メディアの方も多数いらしていましたので、業界紙等では記事になると思われます。  雨の霞が関、いきなり本館と別館を間違える一人ハプニングからはじまる一日でした・・汗。(別館って書いてあるのに・・)https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000872.html    隊長     隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」  
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東京都既存住宅流通促進登録制度/東京都住宅政策本部へ

昨年、輝かしい?・・笑・・登録第1号となりました。 東京都既存住宅流通促進登録事業者グループ制度のサイトが変更となりました。 *新たなサイトはこちら「東京都既存住宅流通促進登録制度へ」 東京都の部署制度がガラッとかわり 「東京都都市整備局」内→「東京都住宅政策本部」に。 都市整備局と聞くと、守備範囲がとても広く見えますが、「住宅」と聞くとなんだか身近な組織に 感じますね。 実際に「都の住宅政策を一層加速し、機動的に展開していくため・・・」と記載されていますので 住宅施策により力を入れて行く想いが伝わります。→住宅政策本部設置の理由    という事で、掲載されているページを再掲させていただきました。 *「東京都既存住宅流通促進登録制度」 今後、この登録事業者として都の後押しを受けつつ「家づくり学校3時間目」を7月に開催いたします。 また、中古住宅購入の場合に、インスペクション(住宅調査)を弊社で手がけるとその費用の1/2 を東京都が負担してくれます。 様々な恩恵が受けられますから、中古住宅購入、売却をご検討の方は一度弊社までご相談くださいね。  隊長     隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram]  「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」 
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長期優良住宅の検討会へ出席

本日のコラムは「長期優良住宅の今後に関する検討」についてです。 13日月曜日の話ですが、要請があり、急遽国交省「第6回長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」に出席してきました。現在、JBN・全国工務店協会で役を務める関係もあり、全国の工務店の代表として、長期優良住宅に取り組む工務店の現状をお伝えさせていただきました。 いつも3号館にくるので・・今回2号館でした。。汗 難しい資料ですが、興味のある方は以下のページに資料が公開されています隊長はこの度第6回にオブザーバー出席 「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」(国土交通省)    【10年を経過した長期優良住宅】 長期優良住宅も法制度が施行して10年を経過を迎えます。比較的、消費者の方々へも認知度が高まった制度ですが、まだまだ、普及への課題もあるのでは無いか。とのことで「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」が昨年から、本年6月まで開催され、その報告が取りまとめられ今後の施策に活かされる模様。 名だたる学識者から、大手、中小事業、不動産関係者からメディアまで多数招集され今後のあり方を議論、なかなか緊張感ある検討会です。 「規定のこと」「評価のこと」「流通のこと」「維持保全のこと」・・・現制度に関する様々な意見出しや議論が行われています。 おかにわ建設では面積規定に適合する場合は概ねこの「長期優良住宅」で建築されるお客様が大半です。かつ、長期優良住宅以上の耐震性や省エネ性能で設計施工を行っていますし、長期優良で策定が必要な維持保全計画についても、「おうちくりにっく」等のメンテ体制を施し対応しています。 その観点でも全国的な状況や個社単位であり方を含め、検討会やその前の国交省のヒアリング等でも協力させていただいた次第です。 今すぐ法改正になるわけではありませんが、今回の検討会により今後、長期優良住宅のあり方がより利用しやすく良い制度になる事を期待したいと思います。  隊長  
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マンション解体

本日は「マンション解体?」についてのコラムです。 先日の朝日新聞に私達の住生活に関わる大きな問題記事が掲載されていました。 『マンション解体』 様々なメディアでも取り上げられていますし、国や都道府県、さらには市区町村でも 今後のマンション問題への対策が進められています。 20年後の2040年頃には築40年を超えるマンションがなんと350万戸 現在の5倍以上に増えるそうです。更にその先は・・ 何が問題なのか・・・・  マンションに住まわれている方は、気になるところですよね。 マンションも当然月日が経てば古くなる、古くなれば修繕が必要 その先には解体、建て直しする日がやがてやってきます。 そのときに、住人の方の『判断力』と『資金力』が重要となります。  記事にも掲載されていますが、マンションを仮に解体する場合 ①建て替える ②更地にして売却する の2つの方法があります。 ①の場合は所有者の4/5、②の場合は所有者全員の合意が必要となります。 ①は4/5(80%)の方々の合意ですから、マンションの世帯数にもよりますが かなりの割合での合意が必要となります。なおかつ売却の際には全員ですから、これまた 合意を得るまでには相当の月日が必要になるかもしれません。(解体をも考える際には先を見据えた話し合い、早めの行動が必要かもです)  不特定多数の方が住むマンション、なおかつその中で所有者が入れ替わることも多々あります。 これからマンションを購入する事を検討されている方は、年々上がり続ける大規模修繕費と 合わせ、(最近は海外の方が購入するなどで修繕費を支払わない人もいるとか・・) その後の解体、売却プロセスなども確認しておきたいですね。 最近は、マンションの高額化もありますが、先のことを見据え自身の判断で行動できる『戸建て』 を選ぶ方(中古住宅を含め)が増えてきているようです。  これから家さがしを始める方の参考になれば幸いです。    隊長     隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram]  「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2017」 お問い合わせは→「お問い合わせフォームへ」  
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