IKEDA隊長コラムCOLUMN
「住宅性能」のこと(44件)
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令和3年度「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」のスケジュール(予定)が発表されました。 導入促進事業も3年目となりましが、変更点も発表されていて ●助成金額が戸建住宅:50万円/戸、集合住宅:20万円/戸に「変更」となりました。と記載があります。 昨年まで戸建住宅:70万/戸、集合住宅:30万から引き下げとなったようです。 ●募集期間は第1回の6月7をスタートに第8回まで募集が行われる予定です。 まずは、発表のお知らせまで。 詳しくは「クール・ネット東京」のHPをご確認くださいませ。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2021.05.19(水)
省エネテキスト完成
2021年4月1日から、省エネ法改正により、「説明義務制度」がスタートしました。 *説明義務制度の詳細は→「隊長チャンネルYOUTUBE」でご確認ください。 10年後には省エネ住宅の基準適合義務化へと、国の議論や施策などが急務に動き始めたのが2011年頃。社会混乱を起こさず、円滑に義務化を図ろうと、2011年から日本全国で「住宅省エネルギー技術者講習会」たるものが開催されました。全国の事業者、設計者、工務店、大工さん他職人の方々がしっかり省エネ技術を理解し設計や施工ができるようにと。 この省エネ施策に携わる国や自治体、学識者。そして、業界団体等を含めこの全国の講習会のテキストづくりが毎年行われていて、隊長もテキスト作成当初から「テキストWG」たる委員会の委員としてお手伝いをしてきました。 毎年毎年全国各地で、この講習会が開催され9年で12万程の建築技術者が受講されてきています。隊長も何度も講師や講師の講師などを携わってきましたが、まーよく12万にもの方々が受講できたなーと感じています。だって当初は講師5人くらいからスタートですからね・・・笑 2020年春からの感染症防止の観点から、リアル講習からオンラインにかわり、テキストも冊子だけでなくデジタルブックでも受講することが出来ます。 令和2年度は、このデジタルブック専用に作成してきて、 この度「令和2年度版 住宅省エネルギー技術者テキスト デジタルブック」として公開されました。(各地域・ジャンル別) ご興味があればぜひ御覧くださいね。巻末に作成メンバーが掲載されていますが、この法律に関わる学識者から省エネ施策に携わる個人や団体などで構成されています。 先日SNSで、隊長が「テキストづくりで9歳年をとりましたー」とUPしたところ、「早いですねー」と主査からのコメントが・・・・・笑 確かにあっという間の9年だったような。 残念ながら、適合義務→説明義務と制度内容は変更されましたが、今後更に適合義務。そしてさらなる基準UPに向けての施策目標が掲げられると思います。より良い社会に向けて、今後もこの様な場を介し社会貢献すると共に、自らの建築技術も磨き続けて行く所存です。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」
2021.04.15(木)
せたの家ー地鎮祭/@世田谷区
新たな家造りがはじまります。「せたの家」 知人から紹介を受け始まった家造り。 受け継いだ地を活かし、長きに渡り暮らし続ける住まい、家族が豊かに暮らせる住まいとして計画を進めてきました。 私達が得意とする木の家造り天井には木の梁が見え、床には杉の天然無垢材が利用される、正しく木と自然素材の家造りです。また、大工の技術を活かすべく、住生活に併せた家具類も多々造作していきます。その様なあり方を、↓の様に、3D動画で見たり、VRなどを介しながら仮想空間を確認してきましたが、このVRは驚くくらい完成前に完成後の姿を見ることができるんですね。家造りを進めるお施主様にとっても、図面ではわからなかったことがよく理解することが出来ます。とは言え、完成時の空間は、それ以上に質感や目線などにより更に感動的なものがありますが。 空間だけでなく、住まいの性能もしっかり。世田谷区の指定エリアにより「長期優良住宅」が所得できない立地故、「せたの家」は「住宅性能表示制度」を利用しています。 住宅性能表示は、長期優良住宅の様に、国等の行政認定ではないので、税制優遇は受けることはできませんが、耐震等級3や断熱性能等級4他、長期優良住宅同等、いやそれ以上の性能がることも示せられますから、地震保険や金融の金利優遇(フラット35等)等も受けることができますし、第三者のお墨付きがあることで、住宅の性能を公式的に表示できますので、面積規定(40㎡以上)や居住環境指定により、長期優良住宅の認定が受けられない方には、この住宅性能表示をオススメしています。 そして先日、いよいよ想いを具現化する始まり「地鎮祭」が晴天の中行われました。 近々基礎着手から秋頃の完成に向けて、本格的に工事が進んで参ります。工事の模様等は→チームおかにわブログを御覧ください。 「せたの家」のお施主様、ご着工誠におめでとうございます!! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」
2021.04.07(水)
レジリエンス住宅/隊長チャンネル
昨日も福島県沖で、震度5強の地震が発生しました。それも、時間の長い揺れ・・・怖 東日本大震災から10年を迎えた今年になり、少し嫌な揺れかただと感じられている方も多いと思います。 地震災害は突然に起こります。コロナ渦でありながらこんな時に大地震が起きたら・・・・・ その上で、有事への対策はこの平時で備えることが何より重要 備蓄や災害用品など平時にしっかり準備しておきましょう。 そして、住まいの対策も重要です。 有事の際に、避難所に行く?いえいえ、避難所に行かないためにも住まいの強靭さが必要です。 「レジリエンス住宅」 「レジリエンス住宅」って? 隊長チャンネル/YOUTUBEで解説してみました。 2016年に建設した「RーECOHOUSE」の取り組みと併せ有事の対応策 参考になれば幸いです。(併せて平時編も御覧ください) 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」
2021.03.21(日)
「陽来庵」の家 完成見学会/練馬区
「陽来庵」の家 完成見学会が3月6日(土)〜7日(日)で開催されました。 お陰様で、二日間ともすべて予約を頂きご見学頂きました。 「陽来庵」の家は建物の配置に特徴があるんです。 実は、建物が敷地に対してやや斜に構えて配置されているんです。 なぜ? ピッタシではありませんが、可能な限り建物を真南に向けるべく建物配置を斜めにしたんですね。 そのお陰で、太陽のまわり方、陽の当たり方、風の抜け方など四季とより迎えあえる関係性が生まれます。 本当は、完成時に緑まで設えられ、ご覧いただくと、木々による季節感なども感じられたかもしれませんが、そのお楽しみはお施主様がたっぷりとこれから感じられることでしょう。 その楽しみの下地に安心と安全、そしてこれからの住まいのあり方もしっかり整えられています。 長期優良住宅(+耐震等級3)+東京ゼロエミ住宅(エネルギー削減効ー30%)のダブル認証住宅 ●長期優良住宅って?の動画はこちら ●東京ゼロエミ住宅って?の動画はこちら 暮らしの豊かさと併せ、住まいの性能もしっかり担保されています。 完成見学会の報告はいつもリビングの写真を掲載することが多いのですが今回は・・・・・ 「陽来庵」の主の部屋。 なんだか男らしく、シブい。この部屋も隊長は好きですねー。という事で主のお部屋をご紹介。 男の隠れ家的、落ち着いた空間に。造り付けのワークスペースと併せこれから、設えられる家財により、更にシブさが増すのかもしれませんね。 という事で「陽来庵」の家、完成見学会2日間無事に終えることが出来ました。 ご来場頂いた皆様ありがとうございました。 そして、お施主様、ご竣工誠におめでとうございます! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」
2021.03.08(月)
土地購入前にチェック!/ブロック塀
昨年から、建て替えだけでなく、土地購入からのお問いかけが大変多くなっています。 先日の家づくり学校1時間目も殆どの方が、土地探しからでした。 そこで、近年災害対策、安全性をふまえ「ブロック塀」の安全対策が必ずもとめられます。 意外と土地購入時に見落とされがちで、あとで困った?という方も多くいらっしゃいますから 「IKEDA隊長チャンネル」で注意ポイントを解説してみました。 土地探しの方からお建て替えの方まで、参考にして頂ければです。 今後も、新築、リフォーム、メンテ、空き家まで、自分の経験を活かし情報をお伝えして参りますので チャンネル登録もぜひともよろしくお願いします。m(_ _)m。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2021.02.06(土)
東京ゼロエミ住宅/ikeda隊長チャンネル
東京都の認証制度「東京ゼロエミ住宅」。 最近問い合わせも多い制度なので、隊長チャンネルで解説してみました。 分かりやすい省エネ住宅。ベースになり更なる性能向上にも目指しやすい制度でもあります。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2021.01.23(土)
オンライン&リアル家造り学校2時間目/12月
週末に開催された「家づくり学校2時間目 12月」 今回は、オンライン2組、会場出席2組 計4組の方々にご参加頂きました。 家造り学校2時間目は「しっかりつくる家とは」を学びます そもそも、しっかりつくる家とは・・・・・地震に強い家?・・後は・・・・・ しっかりした家にするための要素は多岐にわたりますが、どの様なことを施せばよいのか中々理解できていないことがあります。 専門的でもありますし、一生懸命、本を読んだり、ネットで調べたりと情報は沢山入手することはできますが、何が正しく何が間違っているのか中々分からないものです。 これらを、この家づくり学校2時間目でしっかり学びつつ整理をしてまいります。 得に2時間目は「住まいの性能」の部分について噛み砕いて学びます。 ◯構造の事 ・耐震性能のことは当たり前ですが、どのように耐震を確保するのか。どの程度の強度が必要なのか、それはなぜなのか ◯断熱の事 ◯省エネの事 ◯劣化の事・・・その他・・・・ これから大事なのは頭でっかちにならず、情報を整理すること、確信化できる情報にすること。 14年目を迎える家づくり学校は引き続きこの様な場を開始、家造り、家守りを安心して、そして進める役割でありたいと思います。 ご参加頂いた皆様お疲れさまでした!! 隊長
2020.12.22(火)
暖房しながら換気
空気集熱式/ソーラーれん・そよ風 新型コロナウィルスにより住空間、建物空間の換気が求められています。 特に、新型ウィルスは低温度、湿度が低く乾燥しているとウィルスの残存時間も長かったり飛沫距離が長くなるなどの傾向もあり、北日本エリアでの感染が拡大する傾向も見えています。 特に、寒い時期に暖房しながら窓を開けて換気すると言うのは、今まで人の生活の中で考えることのない行動ですから、今後の住生活などへの不安もあります。 今後ニューノーマルな生活が求められますが、この寒い冬の時期、「暖房しながら換気」する方法があるんです。 太陽熱、自然エネルギーを利用した「空気集熱式ソーラー」(ソーラーれん・そよ風:環境創機) どのような仕組み(熱)仕組みはいたって簡単。 住宅、建物には必ず屋根があり、立地にもよりますが太陽の光や熱が日中はあたります。(晴天時等) この屋根にあたっている熱をファンで吸い込み床下に送る。すなわち、空気を取り込んで家の中に送り込む。 真冬時の1,2月頃、外気が0度でも屋根の温度は40℃〜50℃前後の熱があり、この熱を建物の中に送り込むことで、室温が上げることができるんです。 このように、シンプルに屋根で得ている熱を無駄にせず、取り込み自然エネルギーで暖房するという仕組みなんです。 住宅の性能や立地にもよりますが、真冬時でも室温を20℃前後(弊社建物平均)に保つことができます。 (↑図を参照) どのような仕組み(換気)熱を取り入れるためには、屋根、小屋裏等に設置するファンで集熱空気を床下送り込みます。 最大で一分間に10M3。平均的に5M3程度の空気が建物内に送り込まれます。(熱に応じてファン速度が可変) 仮に建物の容積240M3〜300M3(約30坪の住宅相当)ですと48分〜60分で建物全体の換気ができてしまう能力が有るので通常の換気扇(24時間換気義務レベルより)の2〜3倍以上早く換気ができてしまうんですね。 2020年8月完成「あちこちの家」 デメリットもある? 「暖房しながら換気」できる!方式を何となく知っていただけたかもしれませんが、当然デメリットもあります。 太陽熱利用であるため、天候に左右されるということです。 太陽が出ていないと、屋根には熱がうまれませんから、気温の低い曇時、雨天時には作動しません。 故に、この様な天候時には、適宜窓を開ける、換気扇を回すなどが求められることになります。 デメリットも知った上で、今後の選択肢として検討されることをオススメします。 リフォームでも設置できるか? このシステムは、主に新築用として開発されています。これは、熱を得る、空気を送り込む、熱を蓄えるなどの複合的な設えが必要とされるため、通常の住宅とはことなった建築手法を施すことになります。断熱気密は当然ですが、屋根の構造等も含め専用の設計や施工が求められることになります。 では、リフォームでは無理か?というと、100%無理ではなく、昨今依頼の多い大改修等、屋根や建物内を大きく解体するなどのある程度のリフォーム工事を施す場合には設置は可能です。ただ、後からではなく、計画当社から設置方法を決めておかないと、その効果はえられませんので、興味のあるかたは、その可能性を計画当初にご相談ください。 2019年まで公開していた「R-ECO HOUSE}は空気集熱+太陽光発電を 設置費用は当然ながらよく聞かれるのは費用のこと。 建物と一体的に組み込むので、一概には言えませんがイメージとして 150万円〜200万円前後だと思っていてください。(建物規模、設置部品他によって異なります) 主に空気集熱式部分ですと150万円前後 ですが お湯取りシステムまで設置すると200万円前後 となります。 今回は「暖房しながら換気」に着目していますが、夏の時期にもこのソーラーは大活躍するんです。 光熱費削減にも。 冷風モードやお湯取りモード。夏季仕様は弊社ホームページ、環境創機でご覧いただければです。 ニューノーマルな住まい岡庭建設では、「暖房しながら換気」する空気集熱式ソーラーの住宅を約25年に渡り取り組んでいます。 そう、この仕組のノウハウを持ちながら、200棟以上のソーラーハウスを手掛けてまいりましたが、「太陽熱がもったいない」 活かし方として取り組んできました。 ですが、この新型コロナウィルスにより、 改めて住まいの「換気」 「換気」することにより失われるはずの「熱」や「温度」を高めることができる。 「空気集熱式ソーラー」は改めて「ニューノーマル」な住まいに適しているのかもしれませんね。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2020.11.08(日)
長期優良住宅/認定基準拡大へ
一昨日、日経新聞(オンライン)で、「長期優良住宅、認定基準拡大へ」との見出し、記事が掲載されていました。 長期優良住宅とは? 中古住宅市場も活発化していて、より、良質な住宅の売買が必要とされていますから、認定住宅の割当率を高めること今後の住社会において重要です。 その上で、良質な住宅の証でもある、「長期優良住宅」や「性能表示等」、性能の見える化された制度はぜひ利用されておくことをオススメします。 *岡庭建設の住まいは現在、全棟長期優良住宅以上の性能レベルを満たしていますから、大半の方が認定を所得しています。(但し面積規定40㎡以上の住宅) 万が一の売却他でもその価値の違いが10年、20年後には変わってくると予想されますし。 国土交通省では22日から審議会が始まり年内には、基準拡大への方向性が示される予定です。 まだまだ、利用しづらい点や見直すべき点等もありますから、この審議会の中でより良い制度構築になることを期待しております。 工務店団体の役を努めている関係で、隊長もヒアリングの打診もありますので、更なる普及に向けた施策等が公開されましたら、またコラムでもお知らせしますね。 いずれにしても、現在新築を計画している方は「長期優良住宅」の認定を所得する(面積規定以上)!という行動は覚えておいてください。 面積規定に達しない住宅でも、認定所得はできませんが、「性能表示制度」等を利用し、住宅性能の見える化はできますから(火災保険等の恩恵もあり)利用されると良いでしょう。 新聞記事で気になったのお知らせまで 長期優良住宅のビデオまで・・・ 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m
2020.10.25(日)