IKEDA隊長コラムCOLUMN

「住宅性能」のこと(47件)

記事一覧へ

脱炭素で地域エネルギー?/2021年緊急事態IPCC報告書

 隊長です! 先日の朝日新聞に、IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の報告書に関する記事が掲載されていました。 一定の年にこの報告書は公開され、世界における温室効果ガスによる気候変動について報告されています。 「これは人類に対する厳戒警報だ」と総長のコメントも記載されている通り、気候変動が刻々と進んでいます。 また「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させたことには疑う余地がない」とも記されています。 約1,1度の気温上昇?現在の平均気温は産業革命(18世紀中頃)から比べて≒1,1度気温が上昇しているとのことで、、このまま温暖化が進むと今世紀末には気温が2度上昇すると想定されています。異常気象に加えて、海面上昇なども起きていて全世界に多大な影響が発生しているのは誰もが目にしているし感じていると思います。ニュースなどでも見られたかもしれませんが、世界中で台風(ハリケーン他)により、毎年の様に浸水してしまうエリアや施設が毎年、毎回水没してしまい改修費用が膨らみすぎてしまうなど、資産や税金をいくら投入しても無限大に掛かり続けてしまう可能性もでてきています。  2度上昇すると・・・気温上昇が2度と聞くと大きな数字には感じられませんが、この2度上昇することで、10年に一度起こると考えられる熱波の確率が今よりも約6倍近くに。干ばつや豪雨被害は約2倍程度まで起こる可能性が増えると想定されています。先日、洪水関連についてコラムで書いたりや隊長チャンネルでもお知らせしましたが、水災害も今後2倍以上に増える可能性が高く、現在も異常な全国にまたがる線状降水帯の様な中々経験することのない状況におかれていますし、この様な異常気象が今後予想を超えるほど発生すると考えられます。恐ろしいですね・・・。  今すぐ排出を減らすIPCCの報告でも、今すぐこの排出を減らせば、気温の上昇は当然ながら減少する。変わってしまった気候変動は元に戻せないけれど、遅らせることもできる。温暖化の国際ルール「パリ協定」でも産業革命以降の温度上昇1,5度や1度に抑える必要があるというルールのもと、世界中でこの温暖化防止、CO2排出削減の取り組みが加速しています。昨年、遅ればせながら、日本も2030年にー46%、2050年にカーボンニュートラルを目指すことを宣言しています。数字を掲げることはできますが、この数値目標はかなり野心的に進める必要があります。でも、これらを実現していかないと、海面上昇により、水没してしまう国や、未来の人たちへの人生や生活に影響していきます。一日でも早い取り組みが一人一人に望まれるところです。 2050年にカーボンニュートラル2030年はあと9年・・・それまでに2013年比で46%の削減を、いやすでに2050年のカーボンニュートラルを目指すことが必要と考えます。ただ、この実現は何をすれば実現できるのか?目に見えにくいですね。家庭、生活で言えば、自給自足(電気・ガス等)できればですし、所有する車も電気自自動車でかつガソリンではなく自宅で生み出した電気エネルギー等により車を走らせる。そのようなイメージでしょうか。ただ、一例で太陽光発電に電気を生産することができれば良いですが、日本全国どの家でも発電できる訳ではありませんし、都市部のように屋根が太陽に向かないような狭小住宅なども多く存在しますから、すべての人が・・・というのは難しいですね。 住宅としての脱炭素(カーボンニュートラル)では、住宅、住まいとして何するのか。これは国が様々な目標や施策、制度を掲げ、規制や義務措置などを進めることも当然ながら考えられますが、それらの線路に乗るのではなく、一人一人が一年でも一日でも速く、自分たちの生活でカーボンニュートラルに取り組むことが必要です。その上で住宅では何をするべきか・・・・・ 「ふじまちテラス(モデルハウス)」での取り組みおかにわ建設では、長年に渡り、断熱省エネの性能を高め取組み、常に学び続け少しづつですが進化を目指しています。すなわち、これまでに、私共で家造り等を手がけられたお住まいがあるからこそ、今の住まいの水準を達成することができています。そして温暖化防止を加速させるべく、時代と共にこれまでにない高性能建材等も生まれ、10年、20年以上前から比べてより、住まいの高性能化を図りやすくなっています。これまでに家造りをご依頼頂いた住まい手様に感謝すると共に、立ち止まらず、社会、ひいては世界がより良い世の中、明るい未来に向けて引き続き進化と挑戦をしつづけて参ります。 そして50年目を迎えるおかにわ建設50周年プロジェクトとして脱炭素&レジリエンス&豊かな暮らしをテーマにモデルハウス「ふじまちテラス」を建設中です。 「ふじまちテラス」は、都市部で限られた条件の中で脱炭素にも取り組んだモデルハウス。 ◯解体せずにリノベーション◯木造化、木質化(国産材の多用)によりCo2の固定化(Co2吸収したまま)◯断熱、気密化する(リノベーションでUA0.39)◯高効率な設備の導入◯最小限の空調設備(床下エアコン他)◯再生可能エネルギーの導入(太陽光発電)*売電は行わない。◯蓄電池の設置により、日中の発電を蓄え、最も利用する朝方、夜間にも利用できるようにする。◯その他いろいろ  いつかは、「地域エネルギー」をふじまちテラスでも、屋根の大きさには限りが有り、正直自給自足がなりたつ程の、創エネにはなりません。その分何方かがエネルギーを融通してくれれば・・・大きな屋根の住宅もあれば、マンションもあります。空き地や、公共建築や施設などで発電することも可能かもしれません。ただ、創エネは太陽光だけでなく、今後様々な技術革新、「水素」や「バイオマス」などにより幅広いエネルギー生産が可能になるかもしれません。これらを、国や都県等で考えるのではなく、一定の地域のなかで融通しあえる環境が整えられればより、かのカーボンニュートラルへの近道になるのではないかと勝手ながら思っています。 それぞれの地域でメリットや課題もあると考えられますから、その地の利を活かしたエネルギー生産が今後必要かもしれませんね。 まずは、住宅分野に携わるものとして、住宅の高性能化や、今後のあるべき住まいのあり方を伝えて参ります。    隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
2021.08.21(土)
隊長IKEDA隊長

練馬区で地鎮祭

隊長です。 練馬区で新たな家造りがはじまります。 ハウスネーミングはこれからですが・・・・・m(_ _)m。仮に「はなゆたかな家」とでもしておきましょう。 先日、猛暑晴天の中地鎮祭が執り行われましたが、風が吹いていて激暑というほどではありませんでした。 地鎮祭は、10年ぶり?の仏式 お施主様の家柄により、神社の地鎮祭から仏式、中にはキリスト式などもあります。 特に仏式は、お寺様の信仰により、地鎮祭のあり方、唱え方はことなりますが、どうだろ、記憶にはない個性ある地鎮祭でした。        【間もなく設計完了ーそして着工へ】 ↑は3Dです。計画時の途中段階のものですが、図面だけでなく実際に3D、そして近年はVRといって特殊ゴーグルを付けて バーチャルな建物中を自由にあるきまわりながら確認していっています。 室内空間のイメージ、窓がどこに、家具はどうなっているのかな・・・・。計画調整しながらなので、あくまでもイメージとしてご覧頂いていますが完成したときに、ホントそのままに近い状態です。 隊長たちも、3D等を見ながら空間調整、計画調整できるのでとても便利であります。 この様な楽しい家族の器を計画しながら、住まいの性能もしっかり。 「長期優良住宅」をベースに耐震等級3で 断熱性能等級4の一次消費エネルギー等級5。東京ゼロエミ住宅認証予定住宅 安心、安全もしっかり構築しながら間もなく設計が完了します。 そして、いよいよ9月には工事着工となります。 いまから、完成がとても楽しみです! お施主様、誠におめでとうございます!!   隊長    
2021.08.18(水)
隊長IKEDA隊長

災害リスクがあると長期優良認定されない

隊長です 今回は情報提供です。 現在、長期優良住宅の認定基準の見直しが進められています。 その中で、災害リスクのある立地では「認定対象外」とする方向とのことです。  資料:国土交通省HPより 災害リスクのある立地とは・・・・ 災害リスクのある土地とは、土砂災害、津波、洪水等との記載があります 具体的な内容はまだ決まっていないようですが 熱海伊豆山地区で発災した土砂災害のような、特に災害の危険性が高いエリアや危険性が高いエリアでは認定対象外や対策が求められるとのことです。 当然、長期優良住宅は50年、75年、100年と長きに渡り住み続ける住宅ですから、その住まいが長期間持続できない場所では・・・・ と言うことなのでしょう。 御存知の通り、昨今これだけ自然災害が多発していますから住まいの持続性を含め、この項目の検討は納得できるものだと思います。 あとは具体的にどの様な内容になっていくのか・・・・・ 予想ではありますが、近いうちに「隊長チャンネル」(YOUTUBE)で語りたいと思います。 まずは、土地探等、物件探しをされている方もいますから、これらの情報を意識、確認しながら選定していただければです。 心配な場合は、相談箱からご相談くださいね。 あくまでも現段階の情報ですが、参考になれば幸いです。\(^o^)/。  隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m    
2021.08.13(金)
隊長IKEDA隊長

エアコン1台で冷暖房!

昨今窓の性能向上等もあり、ここ数年で断熱性能をより向上させることができてきています。 先週末に開催された「集集の家」。すべての窓に防火樹脂サッシを取り付けています。 アルミのペアガラスより≒1.5倍程度(トリプルGでは≒2倍にも)の窓性能が向上する樹脂窓。今後樹脂窓の普及が見込まれます。が・・・ 難点は防火の樹脂窓(防火認定所得済み)はアルミ樹脂複合の窓と比べるとコストは100万円以上値上がりするところかな。(30坪程度の住宅を想定) 普及が進み早期に価格が下がることを期待しています。 さて、「集集の家」その断熱性能(G2相当)により冷暖房効果も当然ながら向上します。 プランの工夫も施し、階段と一部吹き抜けをプランニングして、より冷暖房が行き渡りやすい環境を施しています。 都内で建築する住宅で吹抜けを設けるのは敷地面積や、容積率等により中々設けられるものではないですが、以下の写真の様に可能であれば設えています。 吹抜けにはシーリングファンも・・・・(先回のコラムに)      今回も昨今増えている階段室エアコンを設置(14帖用)。(2階階段上あたり) 「集集の家」はこの1台のエアコンで冷房しています。 冷暖房は、体感差があるので暑い寒いの差はありますが、暑がりでない限り1台で足りそうな状況でした。 温湿度計を持っていた隊長が現地にいく時間が限られていたので、15:30〜16:00頃に計測(計器の時間が1台間違っていますが・・) ↑エアコンの温度設定27度(Ai運転) 2階の所要室で27.8度(写真下右) 1Fのアイランドキッチン上で 28.2度(写真下左) 外気温は建物北側で≒34度(この日は最高気温35.5度)*時間は16:00頃・・時計間違ってます(T_T) ≒30分程度の測定でしたので、現地ではもう少し温度が下がりましたが、写真撮影時には以上の温湿度を示していました。 2階は当然ながら階段が近くにあることと、引き戸を多用しているので、全室&廊下等も十分な温熱環境になります。 1階は中心にあるキッチンで≒28度ですから、この温度で十分と感じられる方は間違いなくエアコン1台で足りますね。 もしくは1階室温を下げるべく、温度設定を26度以下に設定して調整すれべ1台で十分であることがわかります。 温度に着目しがちですが、もっと大きな効果を与えるのが湿度(絶対湿度)で、計器の一番上の数字、15g/m3前後。 *もう少し時間をおくと14g/m3半ば程度の水蒸気量になったと想定されます。 外部を測定すると20g/m3でしたので、室内の水蒸気がかなり削減されている状況。これだけでも、室温以上の涼しさを感じるんですね。  今回は、限られた時間と、荷物の搬出入の関係で、誤差はありますが概ねの効果は見ることができました。 都内でのプラン計画では、敷地と都市計画の関係、空間構成ですべてがエアコン優先で計画できるものではありませんが、建物性能を向上しやすい建材等も増えていますので、設計施工に活かし、より少ないエネルギーで冷暖房が稼働できる環境作りに今後も力をいれて参りますm(_ _)m。  隊長          おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m     
2021.08.06(金)
隊長IKEDA隊長

中野区で高性能賃貸住宅が

中野区でおかにわがつくる高性能賃貸住宅「ロエミ」がスタートします。 ハウスネーミングはこれからですが・・ 「ロエミ」は賃貸住宅の居住者の不満要因の上位にある「暑い!」「寒い!」 これらを払拭するべく、おかにわ建設が造り上げる注文住宅の技術をそのままに 断熱性能はG1相当、省エネ性能は東京ゼロエミ住宅(消費エネルギー−30%相当)に準拠して設計されています。 戸建て住宅のシュミレーション上ですが、現在の28年度省エネ基準の住まいと比べて、年間光熱費で約6万円ほど 削減できると想定される住宅断熱省エネ性能なのです。  断熱、省エネだけではありません、繰り返し起こると想定される、地震災害に対応するべく「耐震性能も等級3」と 建築基準法の1.5倍の耐震性能を持ち合わせています。 これからの、賃貸住宅は、温かい、涼しい、安心安全、そして居心地もよくお財布にも優しい賃貸住宅が望まれます。 脱炭素の関係からも今後は再生エネルギーや自家消費についても検討を進めていく予定です。    そして先日、晴天の中で地鎮祭が執り行われ、あと少しで工事の着手となります。  ◯高性能賃貸住宅「ロエミ」に住んでみたい方 ◯付加価値のある賃貸住宅を建築してみたいと思われる方 状況をみて、完成見学会を開催したいと思いますので、ぜひ、ご自分の身で感じていただければと思います。 お施主様、地鎮祭お疲れさまでした!。いよいよですね!!  隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 
2021.08.03(火)
隊長IKEDA隊長

構造見学会@西東京市

西東京市にて構造見学会を開催しました。 弊社の都合で午後2時からの半日だったのですが、16組のお申込みの満員御礼となりました。 *参加者が多くご質問等も多かった関係で予定時間が前後しましたことをこの場を通じてお詫び申し上げます」m(_ _)m。 ======================================================= こちら大規模リノベーションの建物で ◯耐震性を基準の1.5倍まで向上 ◯断熱性能はG2グレード以上(UA値 0.39w/㎡K) 断熱性能は、弊社の新築以上の性能値を実現しているのですが、これには訳?があります。 今回の建物はメーターモジュール(柱間隔が1メートル)だったんです。(通常は尺=90センチモジュール) 故に、外周周りの壁の内側に断熱材を付加させているのですが、断熱で壁が部屋内に厚くなっても部屋が狭くならないんですね。ここを上手く利用して、「部屋内付加断熱工法」!として断熱性能を高める事ができました。 それ以外の恩恵もあるのですが、完成の際にこの辺りについても詳しく伝えて行きたいと思います。    現地では、資料等を含め 以上の詳細をお話するとともに ここまで全体リノベーションする上で、今後手掛けておくべきこと。 例えば ◯更なる省エネ住宅にするために必要なこと ◯レジリエンス(強くてしなやかな家) ◯木と自然素材を活かした「木のベーション」について  とても短時間では伝えきれないほどのお話を超早口でお話させていただきました。 会場は安全面の関係で1階のみの公開となりましたが、2Fでは既に天井に杉板が貼り始められている状況です。 徐々に「木のベーション」の姿が見えつつあります。 また、進行に合わせてご報告して参ります。     隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
2021.06.07(月)
隊長IKEDA隊長

令和3年度・東京ゼロエミ住宅導入促進事業

令和3年度「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」のスケジュール(予定)が発表されました。 導入促進事業も3年目となりましが、変更点も発表されていて ●助成金額が戸建住宅:50万円/戸、集合住宅:20万円/戸に「変更」となりました。と記載があります。 昨年まで戸建住宅:70万/戸、集合住宅:30万から引き下げとなったようです。  ●募集期間は第1回の6月7をスタートに第8回まで募集が行われる予定です。 まずは、発表のお知らせまで。 詳しくは「クール・ネット東京」のHPをご確認くださいませ。   隊長          おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m      
2021.05.19(水)
隊長IKEDA隊長

省エネテキスト完成

2021年4月1日から、省エネ法改正により、「説明義務制度」がスタートしました。 *説明義務制度の詳細は→「隊長チャンネルYOUTUBE」でご確認ください。 10年後には省エネ住宅の基準適合義務化へと、国の議論や施策などが急務に動き始めたのが2011年頃。社会混乱を起こさず、円滑に義務化を図ろうと、2011年から日本全国で「住宅省エネルギー技術者講習会」たるものが開催されました。全国の事業者、設計者、工務店、大工さん他職人の方々がしっかり省エネ技術を理解し設計や施工ができるようにと。 この省エネ施策に携わる国や自治体、学識者。そして、業界団体等を含めこの全国の講習会のテキストづくりが毎年行われていて、隊長もテキスト作成当初から「テキストWG」たる委員会の委員としてお手伝いをしてきました。 毎年毎年全国各地で、この講習会が開催され9年で12万程の建築技術者が受講されてきています。隊長も何度も講師や講師の講師などを携わってきましたが、まーよく12万にもの方々が受講できたなーと感じています。だって当初は講師5人くらいからスタートですからね・・・笑    2020年春からの感染症防止の観点から、リアル講習からオンラインにかわり、テキストも冊子だけでなくデジタルブックでも受講することが出来ます。 令和2年度は、このデジタルブック専用に作成してきて、 この度「令和2年度版 住宅省エネルギー技術者テキスト デジタルブック」として公開されました。(各地域・ジャンル別)  ご興味があればぜひ御覧くださいね。巻末に作成メンバーが掲載されていますが、この法律に関わる学識者から省エネ施策に携わる個人や団体などで構成されています。 先日SNSで、隊長が「テキストづくりで9歳年をとりましたー」とUPしたところ、「早いですねー」と主査からのコメントが・・・・・笑 確かにあっという間の9年だったような。 残念ながら、適合義務→説明義務と制度内容は変更されましたが、今後更に適合義務。そしてさらなる基準UPに向けての施策目標が掲げられると思います。より良い社会に向けて、今後もこの様な場を介し社会貢献すると共に、自らの建築技術も磨き続けて行く所存です。  隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 
2021.04.15(木)
隊長IKEDA隊長

せたの家ー地鎮祭/@世田谷区

新たな家造りがはじまります。「せたの家」 知人から紹介を受け始まった家造り。 受け継いだ地を活かし、長きに渡り暮らし続ける住まい、家族が豊かに暮らせる住まいとして計画を進めてきました。 私達が得意とする木の家造り天井には木の梁が見え、床には杉の天然無垢材が利用される、正しく木と自然素材の家造りです。また、大工の技術を活かすべく、住生活に併せた家具類も多々造作していきます。その様なあり方を、↓の様に、3D動画で見たり、VRなどを介しながら仮想空間を確認してきましたが、このVRは驚くくらい完成前に完成後の姿を見ることができるんですね。家造りを進めるお施主様にとっても、図面ではわからなかったことがよく理解することが出来ます。とは言え、完成時の空間は、それ以上に質感や目線などにより更に感動的なものがありますが。 空間だけでなく、住まいの性能もしっかり。世田谷区の指定エリアにより「長期優良住宅」が所得できない立地故、「せたの家」は「住宅性能表示制度」を利用しています。 住宅性能表示は、長期優良住宅の様に、国等の行政認定ではないので、税制優遇は受けることはできませんが、耐震等級3や断熱性能等級4他、長期優良住宅同等、いやそれ以上の性能がることも示せられますから、地震保険や金融の金利優遇(フラット35等)等も受けることができますし、第三者のお墨付きがあることで、住宅の性能を公式的に表示できますので、面積規定(40㎡以上)や居住環境指定により、長期優良住宅の認定が受けられない方には、この住宅性能表示をオススメしています。     そして先日、いよいよ想いを具現化する始まり「地鎮祭」が晴天の中行われました。 近々基礎着手から秋頃の完成に向けて、本格的に工事が進んで参ります。工事の模様等は→チームおかにわブログを御覧ください。 「せたの家」のお施主様、ご着工誠におめでとうございます!!   隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 
2021.04.07(水)
隊長IKEDA隊長

レジリエンス住宅/隊長チャンネル

昨日も福島県沖で、震度5強の地震が発生しました。それも、時間の長い揺れ・・・怖 東日本大震災から10年を迎えた今年になり、少し嫌な揺れかただと感じられている方も多いと思います。 地震災害は突然に起こります。コロナ渦でありながらこんな時に大地震が起きたら・・・・・ その上で、有事への対策はこの平時で備えることが何より重要 備蓄や災害用品など平時にしっかり準備しておきましょう。 そして、住まいの対策も重要です。 有事の際に、避難所に行く?いえいえ、避難所に行かないためにも住まいの強靭さが必要です。 「レジリエンス住宅」 「レジリエンス住宅」って?  隊長チャンネル/YOUTUBEで解説してみました。 2016年に建設した「RーECOHOUSE」の取り組みと併せ有事の対応策 参考になれば幸いです。(併せて平時編も御覧ください)   隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  
2021.03.21(日)
隊長IKEDA隊長
PAGE TOP