IKEDA隊長コラムCOLUMN
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構造計算のお勉強
本日は、少々気難しい記事です・・笑 一昨日に参加してきた「木造軸組工法住宅の・・設計」講習会 本年度に改定が行われた関係もあり、自社の緻密な構造設計に活かすべく参加です。 木造建築物の構造計算というものは3階建て以上が義務付けで、2階建ての住宅は必須ではありません。 ですから世の中的に大半の木造住宅は細かな構造計算たるものは行われていないのが現状なんです。 岡庭建設では、木造2階、注文・分譲住宅を含め全棟構造計算を行い、お引き渡しの際に その計算書もお渡ししています。 最近の住宅事情で分かりやすく説明すると、省エネ住宅をと太陽光発電を屋根に載せたりするとします。 この太陽光発電、いがいと重たいんですよね。 という事は、住宅それぞれに重さが異なるということでもあります。 その重さが異なるわけですが、その重さを加味しないで家造りが進んでいるケースも多いのです。 という事は、既存の住宅に太陽光を載せるという事はどういうことか・・・・意味分かりますよね。 人間だって、お子様を肩車したら体が辛くないですか・・それも一生・・・笑 ですから重さも形も性能も異なる住宅は、その住宅それぞれに 構造の設計と確認をしていく必要が本来あるという事なんです。 その構造計算を行う企業岡庭建設としては、この講習会で配布されるガイドブックは正しく構造 のバイブルでもあるのです。 この改定には構造に熟知した人たち、国の方々も含め改定されていきます。 今回の改定には隊長も理事を務める工務店団体(JBN)も参画し、 机上だけでなく、設計と施工に携わるものとしての声も反映されている模様です。 技術高き仲間の名前があることがなんだか嬉しいです。 という事で、本日学び改定された事項を含め今後の家づくりに活かして参ります。m(_ _)m 隊長
2017.05.26(金)
西東京市で上棟式
西東京市で建築中の「いまそらの家」の上棟式が執り行われました。 「いまそらの家」さんは、土地探しからの家造り 思えば三年ほど前、ご紹介を受け弊社での家造りが始まりました。 家づくり学校に参加し、日々学び続け一緒に土地を探しのはじまりはじまり! ですが、中々思い通りの土地に出会えなかったり 出会えたかと思えば、先約が入ってしまったり 正しく山あり谷ありの土地探しからの家造り。 でも、その苦労故、最後に出会えた土地は、今までに出会えなかった素敵な土地 であり、そして「いまそらの家」さんご家族に相応しい暮らしが実現できる 立地条件。やっぱり神様?は見てるのでしょうね。・・笑 そして、素敵な暮らしのできる土地に出会い、今日と言う日をついに迎えられました。 完成までは、もう少し時間がかかりますが 「いまそらの家」さんのオリジナリティーある暮らしを夏には御覧いただけると思います。 「いまそらの家」のお施主様、本当に本当におめでとうございます!。 そして、素敵な上棟式をありがとうございました!! 隊長
2017.05.24(水)
LIVESに掲載
雑誌「LIVES」に先日、若手家具製作集団SOFとコラボして生み出した 家の中の基地(家具)屏風/BYO-BUが掲載されました。 3月末の地域イベント「庭之市」にて 岡庭建設創業45周年事業として発表いたしました新たな暮らしを育む家具です。 *BYOBUについてはSOFのホームページで御覧くださいね。 屏風の様に折りたため、洋服をかけたり、机にしたりとパーツを自由に選んで マイスタイルに居場所をカスタマイズできます。 実物をご覧になりたい方は 岡庭建設のモデルハウス「R-ECO HOUSE」にて展示中です。 お子様タイプも展示しています。 今までに無い新たな暮らしの居場所を体感してみてくださいね! 隊長
2017.05.18(木)
東久留米市にて上棟式
先週末、東久留米で建築中の「さいさいの家」の上棟式が執り行われました。 「さいさいの家」は2世帯の住宅。最近の流行りの言葉ですと正しく「三世代同居」 という事で、国土交通省の補助事業でもある「地域グリーン化事業」 長期優良住宅で建設し、なおかつ三世代同居であることで割増の補助を受けることができます。 その、事業の恩恵も受けながら只今工事真っ只中です。 写真は、その上棟式の模様です。 お孫さんも参加され、正しく三世代の皆様と共に、和やかな時間を、おかにわワークス と共に過ごさせて頂きました。 規模も大きい故、完成までは少し時間がかかりますが 三世代が一体となる愉しい暮らしを完成の際に お披露目予定です。 「さいさいの家」のお施主様、上棟まことにおめでとうございます。 そして、素敵な上棟式をありがとうございました。m(_ _)m 隊長
2017.05.16(火)
既存住宅状況調査技術者
身内の不幸等もあり、しばしブログ更新がおそまつでしたが、これより「普通」! に戻り書き綴ります・・笑。 さて、受講してまいりました。「既存住宅状況技術者講習会」 30年4月1日からの改正される宅建業法により 今後中古住宅の売買時に住宅の状況を調査斡旋が義務付けになります。 そう、インスペクション斡旋の義務付けです。 詳しい内容は隊長の以前のブログで。 国の法律(告示)により これから中古住宅の売買時に建物の状況を調査して、売主、買主にその建物の状況を (インスペクション結果)報告することが求められます。 私、家つくったから・・中古住宅買わないから関係無いー。と思っていても。 家をつくったり、新築住宅を買ったりしたその時点で既に中古住宅です。 でも、売却すること無いからー・・と思っていてもその時は突然訪れます。 ですから、万が一売却の際に状態の悪い建物だからと言われないためにも、日々しっかりした メンテナンスが今後重要視されます。 そして、この状況を調査できる資格の前提が「建築士」のみと国の基準できまりました。 また、建築士でありつつ、「既存住宅状況調査技術者」の講習会を受講し考査に合格した ものに、この調査のできる資格が与えられます。 今月5月から全国でその講習会が開催され、30年の4月からはじまる新たな法制度へ対応 できる建築士を順次増やしていく模様です。 建築士の多い、おかにわ建設、おかにわリフォーム工房でも10名弱のものがこの資格を近々 に所得します。そしてその先人を切り、隊長も受講して参りました。(第一陣、芹沢・堀内隊員も) さて、その結果は・・・7月頃に発表が・・後は天命を待つのみです・・・笑。 また、ご報告します。 *新築の家づくりだけでなく中古住宅のことについて相談したいことは 隊長の相談箱へ 隊長
2017.05.14(日)
中古住宅を購入方してリフォーム・リノベーション−VOL5−
中古住宅を購入方してリフォーム・リノベーション−の続きVOL5「ラフ計画編」です。 物件の目星がついた段階で同時にラフ計画を進めます。(状況によってはワンストップサポートの判断により建物の状態も良く、自分たちの希望の実現性も高ければ物件の買付け後に進める場合もあります。) VOL1で記したように、リフォーム・リノベーションはへの考え方は大きく分けると2通り。 ◯間取りはそのままで設備、素材を綺麗にする◯間取り替えをする です。 また、建物の種別が、木造戸建住宅か鉄筋のマンションかによっても計画は異なります。 マンションはコンクリートなどの建物が多く、内装等により部屋が建築されているので、費用次第です が比較的間取り替え、極端に言えば、中を空っぽにすることまで出来るほど間取り変更や仕上げ変更を 手掛けやすいです。(当然設備位置など考慮しなければならないことは多いですが・・・) 逆に木造戸建て住宅の場合は、木組みの骨組み(柱や梁)で構成されていることから、柱や梁の位置が変え られないなど、間取り替えに関して制限を受けやすいです。 柱が2階の床や屋根を支えていたりしますので、物件選定の時からそのことを意識しながら見る必要 がありますね。これは建築的な専門知識が必要ですから、宅建業者でなく、建築士と一緒に見に行く。 おかにわグループの場合は不動産と設計が一緒に立ち会うケースも多いので、その場で可能性などを含め アドバイスすることができます。購入してから、思い通りにならない・・とならないためにも知識高い建築士 と一緒に見ることはとても重要なポイントです。 逆に、間取りを変えずに、設備を更新したり、仕上げを綺麗にする分には比較的難易度は高くありません。 でも、以前記事にした通りその物件をしっかり調査確認することは大事です。 さー目ぼしい物件がみつかったら、思い描いていた暮らしができるか・・・おかにわでは、必ずここで 物件を基に、プランスケッチを作成します。(下図がプランスケッチ例) 中には私共が物件を見た中で、思った以上に間取りを変えられるものもありますから、完成してみると 正しく、ビフォーとアフターの大きな暮らし替えができる場合もあります。 その可能性を探るためにも、一緒に物件をみて、計画をしてもらい、その可能性を基に購入する判断材料 のひつとにしていきます。 「購入してから考えるのではなく、可能性を見てから判断する!」 大事なポイントを一つ覚えておきましょう。 隊長
2017.05.11(木)
西東京市商工まつり
いよいよ次週は西東京商工まつりの開催です。 西東京市の商工会によるおお祭りで、秋に開催される「市民まつり」と同様に公的なお祭りで 市内にある、人気のある飲食店の他、魅力あるお店が数多く出展します。 岡庭建設は今年も「MY箸づくりワークショップ」で出展いたします! 現場監督から若手大工さんまでおかにわの家づくりに携わるスタッフが、カンナをつかったMY箸づくりワークショップを行います。普段触れる機会がない大工さんの道具「カンナ」最初は使い方がわからず難しく感じるかもしれませんが、木のことを知り尽くしたおかにわスタッフが優しくご指導いたします! そして、将来大工さんや職人を目指子どもたちが増えてくれれば幸いです!◆ 開催情報 ◆<会場のこと>平成29年5月13日(土)10:00~16:00 5月14日(日) 10:00~15:30開催場所 文理台公園(西東京市東町1-4)*保谷駅より徒歩10分程度<ワークショップのこと>料金:500円時間:30分ほど 商工まつりの詳細は「西東京市商会」へ 隊長
2017.05.07(日)
既存住宅瑕疵保険/中古住宅を購入方してリフォーム・リノベーション−VOL4−
中古住宅を購入方してリフォーム・リノベーション−VOL4−「既存住宅瑕疵保険とは」 ご存知ではない方もいるかもしれませんが、現在新築で住宅を建設する場合には、「瑕疵保険」たる制度に加入することが必須になっています。これは、新築で住宅を建てる消費者様を保護するための法律。 【瑕疵保険って】住宅を建設する際の特に重要な部分である、「構造耐力上受容な部分」いわゆる構造と、雨水の新入を防止する部分。いわゆる、屋根等ですね。この重要な部分に住宅事業者は10年間の瑕疵保険責任を負っているわけですが、中にはお願いした会社が既に無くなってしまうケースなどもあります。この制度は会社の有無に限らず、万が一の場合には保険を利用しながら、補修費を保険で賄う事ができる制度です。 【中古住宅は任意】 ですが、新築では義務でしたが、中古住宅等に関しては、売主・買主の判断で選択できる、任意制度なんですね。なので、宅建業者さんや、我々の様な工務店の方から瑕疵保険の話をしないと、現状この制度の認知率が高くないですから、消費者様はこの制度を知ることがなく売買が進められてしまう可能性もあります。VOL3で記事にした通り、30年4月1日からは、斡旋の義務が施行されますから、この心配も随分となくなると思います。 【そのポイントをまとめると】①構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分などで5年間または1年間の保険がかけられる。②万が一、引渡しを受けた建物の保険対象部分に瑕疵が見つかった場合は、その補修費用をまかなうことができる。ですね。 【保険には基準が】保険がつくことで安心して売買をすることができますが、保険を付保するためには一定の基準があります。基礎の高さや、建物の傾きや外壁や基礎のひび割れなどの他多数の基準があります。当然基準に満たなくとも補修工事を行い基準を満たせば改めて保険を付保することができるので、インスペクション(建物検査)の時点で100点でなくても大丈夫です。大事なのは、そこから付保するために、どれだけの補修と費用が必要なのかを知ることが大事ですね。(保険協会からのスキーム図)→瑕疵保険協会のHP また、建物は古いけれど、しっかりメンテナンスされて住いも中にはあるかも知れません。ですが、基礎の高さが保険の基準に満たしていないなどで、良い中古住宅なのだけれど保険が付保されないなどの住宅もあります。保険が付けば理想ですが、付保しない=悪い建物だと決めつけるのもまた違います。インスペクションの結果、良い中古住宅であることが分かり、自らの希望に合う住いであれば、保険が付保されなくても十分住むことはできます。ただ、その後何があるか分かりませんから、定期点検はかかせません。人の健康診断と一緒ですね。ですから、住いは必ず一緒に面倒をみてくれる「かかりつけ医」的な存在これから必要です。おかにわグループでは「おうちクリニック」たる、住宅メンテナンス制度を設立していて、おかにわの家だけでなく、おかにわで建築していない地域の住宅のメンテナンスも行っています。この取組が地域住宅の資産にもなりますし、安心安全な中古住宅取引につながる事と思います。 まずは、新築住宅だけでなく中古住宅にも「瑕疵保険」という制度があることを知っておきましょう。 隊長
2017.04.29(土)
国分寺市で家づくりはじまる
新たな家造りが国分寺市ではじまります。 「いわいみちの家」 土地探しから始まった家づくり 家造りをまなび 場所を選びすぐり沢山の土地を見てきました そして、選んだ土地は今までで最も立地もよく 自らの最適な暮らしが実現できる場に出会うことができました。 その家造りの始まりも一つの出逢いからのつながり 人・場・家、そのつながり、縁を素直に祝う 「いわいみち」の「いわい」は そのような想いとお施主様の名を絡め名付けたハウスネーミング 「みち」は、お施主様の心底真面目で率直なお人柄 正しく道義的なご家族 感じ一文字で表すと「理」かな・・ そのような想いから 「いわいみちの家」 というネーミングを付けさせて頂きました。 そして先週末に地鎮祭が執り行われました。 人柄と地鎮祭を祝うかのような雲一つない晴天! これから月日をかけ家造りの想いが形になっていきますが きっと、常にいい事づくしの暮らしが 「いわいみちの家」 から育まれていくことでしょうね。 お施主様ご着工おめでとうございます!! 隊長
2017.04.28(金)
西東京市・小金井市建物完成見学会
4月22日(日)・23日(日)の2日間、西東京市の「ふあいやの家」と小金井市の「ふたえぎの家」の2件の同時完成見学会が開催されました。 昨日は天候の崩れる中でしたが、本日はうって変わっての晴天模様、そして気温も高くこの2日間の様変わりする天候の中、多くの方々にご来場頂くことができました。 隊長は、打合せや地鎮祭など殆ど会場にいることが出来ませんでしたが、少しばかり会場の模様をお伝え出来ればです。 【西東京市:ふあいやの家】 こちらは地元西東京市。この西東京市に住まうことに拘り土地探しから始まった家づくり。なかなか出会うとの出来ない良い土地に巡りあい、家造りのスタートしたのがついこの間のようです。 さて、その家づくり。特徴なのがメインとなるリビングの大半が小上りタタミ。集い、くつろぐスペースは、ゴロッと出来たりすることの多い暮らし方からタタミに。そしてモノがしまえるようにと小上りタタミ下を収納にする工夫も施されています。写真の通り何だか落ち着きのある空間になりました。 まだ、外構が完成していませんが、なんとも雰囲気のある空間です。 続いて 【小金井市:ふたえぎのある家】 ハウスネーミングからも家の木、外の木、借景を望むことの出来る暮らしからついたネーミング。その名に相応しい空間の完成です。密集地故、2階リビング。そして連なる大きなデッキテラスから、借景となる木々を眺めたり、テラスでバーベキューしたりと、自宅でありながらもリゾート気分を味わえる居場所がうまれます。これからの暮らしが楽しみですねー。 両会場とも多くの方々がご来場され、全体像を映し出す写真を撮影することは出来ませんでしたが、竣工写真が完成次第隊長ブログでご紹介いたしますね。 「ふたえぎの家」では、延24坪の空間でありながらも、その大きさ以上に広く感じる!とのお声を沢山頂きました。そして、上の写真の様に、至る所に収納の工夫が・・・・・。その収納のありかたや、工夫の施し具合は多いの参考になったことでしょう。 という事で、この2日間2会場での開催という事で、スタッフも準備が大変でありましたがその、両会場に訪れる方も多く参加者様の熱意にはとても及びません。 今後も更に、おかにわの木の家はいいね!、面白いし安心!と言って訪れて頂けるためにもより良い家づくりに磨きをかけてまいります。 次回は5月?に完成見学会を予定しております! 以上両見学会場のご報告でしたー。 隊長
2017.04.23(日)