IKEDA隊長コラムCOLUMN
最新記事一覧
住宅点検/インスペクション
7年前に建設した、KI-BAKOの家 この度、諸事情があり売却する事となりました。 お施主様のご理解も頂き、このたび 社内と地域不動産連携ネットワーク「ウェスト東京不動産流通ネットワーク」 の合同「住宅点検/インスペクション」勉強会を開催しました。 私達が自ら建築した家が7年を経過するとどのような建物状態になるのか・・ また、現在既存住宅の状況調査(インスペクション)の依頼も多いため 既存住宅の状況をしっかり見極める見立て力を高める意味も含め今回の 勉強会を開催することとしました。併せて其の価値がいくらになるのか・・笑 外部は標準的に使われている「ガルバリウム鋼板」 まだ7年目なので主だった劣化はみつかりません。 そのあと床の傾き確認と基礎や床下の状況です。 傾きもほぼゼロ、シロアリなどの食害もなく良好な環境。 室内は汚れのほかは特に劣化もなく むしろ、無垢の床材や木の柱、梁の経年変化がなんとも家な味わい化しています。 この様に、自らが建築した家やその他の既存住宅を活用しながら住宅のメンテナンス そしてインスペクション力向上に努めています。 隊長
2017.07.18(火)
中野区/狭小住宅〜地鎮祭〜
中野区にて新たな家造りのはじまりです。「よつむねの家」 ご実家、ご親族の暮らしが2つ、そして今回建築される「よつむねの家」 それぞれ4つの暮らしがあるけれど、それは家族、親族の絆で一つにつながっている 暮らし。その様な想いを含め、名付けたおうちネーミングです。 四葉のクローバーのような縁起よい連なるお住いになりますね。 「よつむねの家」は決して大きくはない狭小敷地での家造り コンパクトな家ではありますが、心地の良い居場所 そして、吹き抜けなどを設け採光性を高めた質の高いお住いです。 次週には基礎工事が始まりますから「チームおかにわブログ」 でその模様を御覧くださいね。 でも、もともとは、今の家を活かすのか それとも、新たな家にするのか その答えは見比べるからこそ見つかります。 今の家を活かすための提案は、おかにわリフォーム工房が 新たな家の提案は岡庭建設から リフォームにすることが安価で済むのか 新築とリフォームを比べてどの程度の差になるのか どちらの選択肢にするかは、住まい手の価値観で決めるものです。 新築にすることが全てではないので、しっかりどちらが良いのかを 私達も一緒に悩み考え答えを導き、今回は新築を選択されることとなりました。 「よつむねの家」の原点をいまいちどココに記しておきたいと思います。 昨日は猛暑の中でしたが、ある意味気持ちのよい晴天の中での地鎮祭が執り行われ いよいよ想いが形になるときが参りました。 まずは完成までがとても楽しみですね。 お施主様、誠におめでとうございます!! 隊長
2017.07.17(月)
西東京市谷戸/への字の家
猛暑のつづく中ですが、本日は現場へ 西東京市谷戸町で建築中の「への字の家」 への字? そうなんです、建物がへの字型してるんです。 平面図で書くとへの様に家の真ん中で屈折しているんです。 というのも、敷地の間口が4〜5メートル程度で、敷地の途中で屈折しているので 敷地なりに建物も屈折しているんですね。谷戸の大通りに面しながらも狭小敷地 現在、外壁工事がほぼ完了し、間もなく足場やシートがはずされます。それでも、狭小敷地を活かし、通風性や採光性に優れた空間になっています。 こちら、間口1.5間(2.7M)のリビング空間 国産材の木の梁なども現れ自然観いっぱいの空間になってきました。 其の中で、棟梁の小田大工が階段の加工に取り掛かっています。 墨付けといって、棟梁が墨で加工する原寸の図面をかいるんですね。 この板を利用しながら、木でつくる階段をこれから加工します。 既製品でなく大工の技術で木を活かしつくるんですねー。大工はやっぱ、格好いいね! 「への字の家」は狭小ですが、なんと屋上もあるんですね。 屋上では洗濯物を干すだけでなく、お茶したり、空を見たり、近隣の公園を眺めたりと とても居心地の良い場所になりそうです。 お盆明けの8月26日からお披露目の予定です。 ぜひ、への字の空間を体感してくださいね!。 隊長
2017.07.15(土)
全木協東京都協会〜総会〜
「全木協東京都協会総会」! 東京の工務店団体と職人団体が連携し災害時に応急仮設住宅等に取組む団体です。 東日本大震災を機に結成され全国に同様の団体が活動しています。 その東京の団体「全木協東京都協会」は微力ながら隊長が会長を努めさせて頂いてます。 昨日はその団体の6年目の総会。一年に一度の大きな会議です! 今年度からは、東京だけでなく、千葉、神奈川、埼玉県の団体等で連携していく方向で 一致しています。其の関係で午前中には関東の団体が集結し合同会議を開催し、有事の際に 連携方法を模索いたしました。 総会には100名を越す構成員が集まる関係で、今回はより有益な勉強をと 2011年の東日本大震災の際に活躍、苦労された福島県の工務店協和田会長様(エコビレッジ) と2016年に起きた熊本の大震災の指揮にあたった熊本の工務店協会久原会長様(エバーフィールド) に、応急仮設住宅を含め被災地での工務店、職人が活躍しなければならない意義などをお話頂きました。 「地域の復興は、地域の工務店や職人が復興に携わり、地域にお金を落とすことがなによりの復興」。 まさしその通りで、大きな会社が都会からきて作業するだけでは地域にお金は落ちませんからね。 とても意義のあるお話をお二方から頂きました。 おかにわ建設も、有事の際に東京における仮設住宅の建設に携わります。 日頃の家造りを手がけながら、起きては欲しくありませんが、起きた際に公の方々に 安心して暮らしてもらう住生活に向けてこのような陰ながらの取組も手がけております。 隊長
2017.07.13(木)
練馬区完成見学会〜自然素材って?〜
練馬区関町でおこなわれた完成見学会 「せきまちのにけんや」 いやいや、猛暑の中での開催となりましたが お陰様で大変多くの方々にご見学頂くことが出来ました 2つの連なる家々が街並みになる 「せきまちのにけんや」 如何でしたでしょうか。 しかし、東京は電線がおおいなー・・写真写すのも大変です・・汗 さて、無垢で造られた家を初めてご覧にならる方も多かったのがこの度の見学会 の特徴でもありました。 【無垢や自然素材を使う理由って?】 という質問を多々頂きましたので簡単にコメントしておくと まず、人が室内にいる時間が多く、その空気を汚染させないための一つに 室内の化学物質を可能な限りゼロにする。 (建築の法律で24時間換気が稼働していますが) 一般的なフローリングは合板という素材を多用しながら製造されています。 いわゆる既製品と呼ばれる建材で既定値以下ですが接着剤などから化学物質が放出されています。 昔の隙間風ピューピューの家でしたら自然に換気されてしまうので 室内にその物質がこもることは無かったのですが、昨今の気密の高い 住宅となると室内に充満してしまい、室内にいる人間が汚染され ひどくなればシックハウスに、更にひどい状態になると 化学物質過敏症へと繋がることがあります。 特に床面近くで生活する赤ちゃんやお子様は影響を受けやすいです。 医学的にも治すことの難しいこれらの病に掛からないためにも 住宅の室内は可能な限り化学物質を減らす工夫が大事です。 完全にゼロにすることは無理ですが、ゼロに向かうことは できますね。このような事を含め岡庭建設では、 床や扉など木目調ではなく無垢材を多用しています。 壁紙もビニール系ではなく紙系を採用しています。 細かくいうと、壁紙もビニールクロスよりも紙クロス 和紙、珪藻土等の自然素材を多用することが 室内への化学物質を減らすことができるんです。 室内は床・壁・天井。この部位が大きな面積を占めますから 使用する素材は可能な限り自然素材等を多用し 化学物質を減らしていくことが人の健康を考える 上でとても重要なんですねー。 見学会場でお話したことの抜粋ですが この機会に知って頂ければ幸いです。 隊長
2017.07.09(日)
省エネ設備半額助成/西東京市
エコな住宅や暮らしを推進する岡庭建設! その地元でもある、西東京市にて、とても大きな助成制度が始まっています。 「省エネ設備(蛇口・LED・トイレ)の設置費用を半額助成」! という事で、現在既存の住宅に取り付いている、古い蛇口や照明器具、トイレなどを節水や消費電力抑制となる機器に交換する場合に、西東京市が半額補助してくれる制度なんですね。 偉い!西東京市!!と言うことで、そろそろ古くなったから・・だけでなく、地球温暖化防止、地域のエコ貢献を含めこの機会に省エネ設備に交換しましょう!期間は平成30年1月31日(水曜日)までです。 対応は岡庭建設、岡庭リフォーム工房でも対応しておりますのでご相談くださいね。 【助成金額や内容とは?】 「節水節湯水栓」・「直管型LED照明器具」・「節水型トイレ」の取替工事費用(設備購入費用を含む。)の2分の1を助成します。 (1) 【一般家庭向け】節水節湯水栓(上限5万円) 省エネ法等の基準を満たさない水栓を、基準を満たすものに取り替えること。 (2) 【戸建住宅及び集合住宅の専有・共用部分向け】直管型LED照明器具(上限15万円又は2万円) 住居として使用する場所(集合住宅の廊下やロビー等の共用部分も含む。)に設置されている直管型蛍光灯照明器具を直管型LED照明器具に取り替えること。バイパス工事等の配線工事を伴う既設の直管型蛍光灯ランプから直管型LEDランプへの交換も可 (3) 【事業所(個人事業主)向け】節水型トイレ(上限10万円) 既設のトイレを節水型トイレ(洗浄水量が6.5リットル以下)に取り替えること。 詳しくは西東京市のホームページをご覧頂くか弊社にご相談くださいね 隊長
2017.07.07(金)
省エネ委員会に出席
本日は国交省の事業でもある、省エネ関連の委員会に出席です。いやー長かった・・。 2020年に新築住宅の省エネ基準適合義務化に向けて今から6年前から 国内の大工さんをはじめ、建築技術者にその技術を学んでもらうための講習会が 全国で開催されているんです。地球温暖化防止に寄与すると共に、省エネ技術の向上 社会的に省エネ住宅の普及促進にもつなげる事業でもあります。 隊長も早いもので今から6年ほど前に全国の工務店を体表して委員を務め、技術者向けの テキストづくりに携わっております。(29年度も委員委嘱を受けています) 本講習会は、丸一日かけての勉強会でなかなかハードではありますが、省エネ住宅の基礎 から断熱材の施工方法などもみっちり学べます。 なんと、最後には考査があって合格すると、国土交通省の事業の講習会に合格したものと して、合格証がもらえます。おかにわ建設の大工さんをはじめ、設計、工事、リフォーム の技術者、+広報のスタッフまで受講の上、合格したものが家造りや設計、工事に携わて おります。講習会だけでなく、自社断熱検査なども交え、ユーザー様に安心して家造りを 進めてもらうための基準なども設けられています。 自分たちのつくる家造りに自身をもち、ユーザー様に安心してもらうために、事業の委員と して、そして自社の取組として活かしております!。 隊長
2017.07.04(火)
岡庭建設の分譲住宅
岡庭建設のインスタグラム他、SNSでもご案内しておりますが、いよいよ次週末から 練馬区で建築中の「関町北のにけんや」(おかにわ建設の分譲住宅)のお披露目となります。 おかにわのプロダクト住宅「KI-BAKOの家」をそのまま分譲スタイルとして販売! という事は、床も無垢材、扉や家具も木でつくられています。 そう、大工、職人の技術を活かしつくられた分譲住宅です。 →当日のイベントの事やご見学希望の方はこちらから(大変多くのお問い合わせ頂いてます) 【おかにわの分譲住宅って】 分譲住宅は、一般的に既製品の塊でつくられる住宅がほとんどです。扉や、家具など既に製品化された建材を利用しながらつくっていきますので、建材に併せて家を作るといっても過言ではありません。 おかにわでは、冒頭に述べた通り、床材は無垢を張り、扉や家具なども木を多用しながら建築していきます。よって、大工、職人が各箇所寸法を測りその暮らしに併せてオリジナルの部材をその場でつくっていきます。 ( 写真:南おおいずみのにけんや) 【おかにわ建設*不動産】 以上の様な分譲住宅、土地探しから中古住宅探し そして、万が一の売却なども、おかにわ建設の半世紀近い歴史の中でも 建築と不動産を常にコラボしながら取組んできたからこそできる取組です。 当日は、完成した建物のご見学と併せて 物件探し等の不動産相談も可能となっています。 ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。 隊長
2017.07.02(日)
住宅と不動産「工務店カンファレンス」
一週間前の出来事になりますが、これからの「住宅・不動産ワンストップサービス」とは (新建新聞社主催)というお題で業界向けのシンポジウムでスピーカーを努めさせて頂きました。 全国から選ばれた8社のスピーカーと全国から集まる350名以上の業界関係者 業界でもとても大きなシンポジウムのようでした。 HPでもその模様を掲載中 丁度一昨日のブログ記事でも書きましたが、工務店と不動産の双方を両輪にしている 特徴的な取組をしているおかにわグループ?という事で、 つくるだけでなく、土地探しや中古住宅の選定、木箱分譲住宅 そして万が一売却となった際へのメンテナンスを含め付加価値を伝える仕組みなど ワンストップサービスでの取組をお話させていただきました。 昔は工務店が不動産を手がけていることは、やや白い目で見られることも 多かったですが。。。笑 ですが昨今、良質な中古住宅の利活用など(おかにわグループで言うと木ノベーション) 建築と不動産の連携性がとても重要と化しています。 特に、建築するつくり手が一緒に物件選定をすることで、住まい手の暮らしに相応しい物件 を見つける事ができますしね。今後は建築と不動産の連携がとても重要! 最近は、「住宅と不動産」このようなテーマでの講演依頼も多いですが、 私達の取組が、少しでも安心安全、楽しい住生活に繋がれば幸いです。 隊長
2017.06.28(水)
家づくり学校1時間目/6月
本格的な夏時期を迎え、岡庭建設のモデルハウス「R-ECOHOUSE」のお庭も 緑一杯に広がっています。落葉の木々たちのおかげで、日影をつくりだし 住いに対してしっかり日射を遮蔽します。 日射を遮蔽し、エアコンに頼らず涼しい室内温熱環境を整えます。 その中、昨日は毎月開催されている、「家づくり学校1時間目」が開催されました。 年明け以降、定員が直ぐに一杯になってしまう状況がつづいていますが 今回も、満席での開催となりました。 過去の模様はこちらから 2017年4月開催 2017年3月開催 2017年2月開催 さて、今回もそもそも家造りとは?から家造りの進め方まで幅広く学びます。 それから、岡庭建設も間もなく46年を迎えます。実際に地域の方々から数多くのご相談 やお悩みの相談なども受けていることから、そのような事もこの家づくり学校に反映して 参加者皆様の家造りを一度で成功させる秘訣をお伝えしています。 今回もご参加頂いた方から沢山のご感想をいただきましたので一部をご紹介しておきますね。 ◯家造りにあたって基本的な考え方を分かりやすく教えて頂けた ◯どこから始めればよいか、検討がつかない家造りの流に無理のない考え方を知ることが出来た。 ◯家造りの考え方を180度変えてもらった気がするから、良い家があって良い暮らしができる とは違うんだと感じました。 ◯家造りを考えるための基礎を知ることが出来た。岡庭建設の考え方もしることができた。 ◯窓についても意味があることを知れた。 ◯家造りの発想、視点、考え方、沢山勉強になりました。 等など様々なご感想をいただきました。 今回も微力ながら多くの方々に家造りの進め方を知って頂けて 嬉しく思います。ぜひ、本日学んだことを今後に活かして行きましょう!! 次回は8月に開催致します。! 隊長
2017.06.26(月)