IKEDA隊長コラムCOLUMN
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環境配慮型住宅/世田谷区
2017年現在、13万人の職人や大工工務店の最大組織でもある全建総連東京都連さんにて 「環境配慮型住宅」や仮設住宅等についてお話させていただきました。(世田谷支部) 【目的は】現在世田谷区では、「世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」たる、既存住宅のエコ改修補助が行われていて、それらの利用促進や周知も含めてこのような勉強会が開催されました。世田谷区の行政担当者の方も併せて登壇されてました。弊社でも世田谷区などでの改修等のありますので、リフォームリノベをご検討の方はお問いかけ下さいね。→「世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」 さ~私のお話、まずは、自己紹介!・・・・笑。さてさて 今回参加されている、職人さんも、普段の家造りだけでなく、災害時の応急仮設住宅建設 の際にも大きく強力していただかなければならない存在。改めてこのような場にてその意義 などについても説明させていただきました。 また、今後急務で求められる「環境配慮型住宅」=省エネ住宅。国や地域行政からも様々 な施策や補助制度もあり、昨今お腹いっぱいの建設事業者・・・笑。 でも、なぜいま省エネ住宅が求められるのかを、改めて知ることで飲み込みやすくなるか もしれませんので、その背景などを含めお話させていただくことにしました。JCCCAの資料より なんだか難しそうな・・・と思われるかもしれませんが、よく聞く地球温暖化防止のこと です。2015年には全世界がコミットした「パリ協定」。これは画期的な協定です。 だって、世界中が様々な思惑をもち貿易他様々な取引があるなか、この温暖化防止に ついては、世界中が一丸となって取り組まなければならない!と協定を結んだからなんです。 日本もその際に2030年には、2013年比で26%温室効果ガス(CO2)を削減する 目標をたてました。2030年って随分先・・・と思われますが、もう13年後ですよ。 すぐです! この数字はかなりハードルが高い位なんですね。そして2050年には80%、2100年 には100%、そういわゆるゼロ炭素と呼ばれるレベルまで目標に掲げています。 となると、協定を結んだ日本も他人事ではないですね。ですから国策として、様々な施策が 打ち出されてきます。それは、人が居住する住宅が最もエネルギーを消費し(=CO2) 排出しているので住宅を省エネ化するといくことが最も重要となるわけです。 という事で、こんな事聞くだけでも省エネ住宅必要だ! と思って頂ければ幸いですし、このようなお話をさせていただきました。 分かりやすかった!と言って頂けただけでも、伝えた介がありましたー・・・涙 隊長
2017.10.23(月)
上尾市での家造り/地鎮祭
新たな家造りのはじまりはじまり 「迎え風の家」 場所は埼玉県上尾市と、ちょっと遠方での家造りとなりました。 私達にとっても上尾市は、はじめての場所での建築 と言いますのも、弊社スタッフの大事な友人ということもありお引き受けした次第です。 スタッフも弊社で家造りしたものも多いですが、その友人宅も数多く手がけていています。 そして、先日雨の続く中でもありながら、青空広がる晴天の中地鎮祭が執り行われました。 汗ばむくらいの陽気、正しく地鎮祭日和の気候! OKANIWA STYLEでも、今回は少し渋めのプロポーション。 空間も吹き抜けを介しながらの光や風を通し そして、目の前の公園の借景が至る箇所の窓からのぞむことが出来ます。 ぜひ、ご覧いただきたいところですが、場所柄故、見学会を開催するかは未定です。 でも、ご希望があれば・・・・ですね。 隊長
2017.10.21(土)
西東京空き家会議VOL2/西東京市
【西東京空き家会議 VOL2】が開催されました。 現在、私達の街は空き家率が高い訳ではありませんが、10年後、20年後には急速に増え続けていくことが予想されます。その中で「空き家を活用してまちづくりができないか」という想いから集まった、チーム西東京空き家会議。 今回は空き家の現状他、空き家とはを学びつつ、様々な事例などを持ち寄りディスカッション、ビジョンも。一人ではできませんが、地域のメディア、デザイナー、空き店舗活用した飲食店、まちづくりオーガナイザー、不動産、そして今回は金融機関もスポット参戦!協力していきたいと、嬉しいお言葉・・・・涙。 この街を知り尽くす素敵な人達と一歩づつ前進し、将来より良いまちづくりに寄与していければです! 隊長
2017.10.18(水)
練馬区の新築住宅/地鎮祭
このところ地鎮祭、着工がつづいております。 その関係で、ご報告コラムも遅れてますが・・・^^; 先週末練馬区で新たな家造りの始まり!という事で、地鎮祭が執り行われました。 長年住んできた家から、新たな暮らしを築き、この地で歴史を継承してまいります。 家のハウスネーミング「本藍の家」といいます。 このネーミングは、設計を共に手がける持田隊員がなづけました。 その意味合いは、ぜひスタッフブログにて御覧くださいね。 「本藍の家」は袋小路にある敷地 故に、この道を通る人は限られています。 その道路と敷地の関係を利用し、光と風を導く位置にリビングなどを配置しています。 決して大きな家ではありませんが、コンパクトな居場所が至る所に存在しまから、見学会 の際に実際に体感していただきたいですねー。 話変わりますが、下の3Dは、今年の新入社員でもある内田隊員が手掛けたものです。 中野区など、特に周辺環境などとの関係性で家を設計する際には、このような3Dを用いな がら計画、そして打合せ等を進めて参ります。若い人は、このような3Dのノウハウは、 覚えると完成させるのが早いですね。私には真似できませんが・・・笑。 こちらは、内部の空間です。、外部だけでなく、内部も見れるんですね。 どうですか、コンパクトな空間ですが、窓から木々が見えたり、景色が見えたり そして内部の天井には、木の梁がそのまま露わされているのがよくわかりますね。 この一シーンだけでなく、あらゆる場所から、あらゆる目線で空間を目視してまいります。 スケール感はつかみにくいかもしれませんが、どの様に部屋が見えるのか、窓から景色が 見えるのかなどは、とてもわかり易いです。 このように敷地条件等も含め、3Dを利用しながら打合せもしていくことが昨今多いですね。 実際には、木の扉や、無垢などと併せ3D以上に素敵な暮らしとなることは間違いありませんが という事で、「本藍の家」今から完成がとても楽しみです。 隊長
2017.10.14(土)
安心R住宅/説明会が全国で
以前このコラムでも少し触れましたが、国が、既存住宅の流通促進に向けて、本年中に、「住みたい」「買いたい」既存住宅の流通促進に寄与する事業者団体の登録制度「安心R住宅」の運用(団体の登録)を開始する予定だそうです。 今月末から全国で説明会が開催される模様。→説明会 【なに?「安心R住宅」って】と思われる方がほとんどですが、今後、新築で家をつくった後、耐震性等の品質を備え、消費者のニーズに沿ったリフォームの実施等について適切な情報提供が行われる既存住宅に対し、国の関与のもとで標章付与を行うしくみなんです。いわゆる、既存住宅、中古住宅の良質な住宅に対しては、そのお墨付きを付けて、売買ができるということです。その標章があると国の制度によって売買されることになりますから、安心、安全、そしてその家、住みたい、買いたいが促進されていく方向です。 実際に住宅の瑕疵保険や長期優良住宅などの普及により、住宅の良質化が進んでいますから今後はしっかり住まいを維持管理していくことで、安心して売却できたら付加価値として高く売却することができたりする時代はもう遠くないかもしれません。 で、これらの制度を利用していくには、国が登録、指定した団体でしか出来ない制度となる模様です。良質な住宅とはを、各団体が示しながらその価値を市場に提供していき評価されていくものと思われます。今後、工務店団体等でもこの仕組の利用を模索、検討をしていく模様です。 【岡庭建設での取組もそう!】 岡庭建設、岡庭不動産では、このような制度に至るまで、国の中で先導的な取組として採択され、近隣不動産業者ほかとネットワークを組みながら良質な既存住宅売買に向けての仕組みづくりを進めてきました。その時に出来た制度が「インスペクトハウス」2014年に制定→WES-Tの「インスペクトハウス」たる制度を構築し、様々なメディアにも取り上げられました。 そう言えば、日経のシンポジウムでも登壇させていただきましたねー。→記事全文 どのような内容かと言うと、「良質な住宅にラベリング」をしていく制度です。 「保険がつく住宅」には赤ラベル 「保険は現段階つかないけれどしっかり維持管理」を手がけている住宅は青ラベルという具合な制度を設けて、しっかり「つくった」「かった」家を維持管理して、万が一の売却の際にも、保険が付保できて、安心安全、付加価値のある既存住宅として売却できる制度です。 現在では岡庭建設の「おうちクリニック」というメンテナンス制度に組み込み、新築された住宅やリフォームされた住宅の既存住宅瑕疵保険の付保と併せ、「住みたい」「買いたい」と言われる状態を維持しつづけています。 そして、このような先導的な取組が、岡庭建設、岡庭不動産以外にも全国で手がけられていたわけですが、次年度から国が一つの制度として取組始めるということですね。 ですから、今後、岡庭建設「おうちクリニック」に入会している方は、登録制度次第ですが、このまま国の標章を利用して行くことができそうです。 という事で、今後 「住宅をつくる」「かう」「かってリフォーム・リノベする」 いずれにしても、この後の行動が大事であると言う事が社会的に進んできそうです。まずは、今後説明会が執り行われてまいりますので、詳細が分かり次第お知らせしますね。 余談ですが、10月24日のシンポジウムの際に国土交通省の担当官が一緒に登壇されます。ここでもこの「安心R住宅」について直轄の担当官からお話もある模様です。ご都合のつく方は、参加されるといち早い情報が得られるかもですね。 →10月24日【東京都住生活月間「豊かな住生活の実現に向けて 選んで育む既存住宅」】 隊長
2017.10.11(水)
北区で新築住宅はじまる/ちょうゆうの里
また一つ、北区で思い入れ一杯家族の家造りがはじまります。 「ちょうゆうの里」 この土地は、ご両親様が長きに渡り暮らしてきた場所、そう、お施主様のご実家にあたります。 別の地で家族4人で暮らしていましたが、様々な家造りの選定しの中で、ご実家に戻り家づくり を進めることとなりました。正しくふる里での家づくりなのです。 「ちょうゆうの里」のネーミングは 「ちょう」=「長」を意味していて 受け継いでゆく、ふる里の地で長きに渡り暮らしていくこと 当然長寿命な家=「認定長期優良住宅」として建設されます。 それから、特集な建物工法「木造耐火建築物」(敷地が防火地域と準防火地域にまたがる) 木造なのに耐火建築物!と、下町の防火の規制が厳しい立地の中で コンクリートや鉄骨造のような耐火性の高い建物で火に対しても 通常以上に長い時間耐えられる建物です。この「木造耐火」についてはいずれコラムで! それからそれから、お名前の中に「長」と言う文字もありまさしく「ちょう」 という名に縁があるのです。 では「ゆう」とは? 「ゆう」は「U」を意味しているのですが、 簡潔に言うと、敷地が奥まった行き止まり的な位置にあるのですが、かたや旗竿の敷地でも ある。いわゆるダブル旗竿のような敷地。ですからUの字の様に道から道へと通りゆくこと ができる敷地なのですね。この独特な敷地条件「U」の字動線のある敷地をひらがなで読み 「ゆう」と意味しています。敷地のもつポテンシャル、そして、ふる里でこれから、長き に渡り楽しく暮らしていく家族をイメージして名付けたネーミングが「ちゅゆうの里」 といいます。 特殊な立地条件故、3Dなども持ち入りながら、立体的確認、窓の位置関係とも設計時に検討 してきました。そしていよいよ、本物の木の家が建築される時がきたのです! 2週間程まえになりますが、地鎮祭が執り行われました。 ご両親、そしてふる里にもどり家づくりを始めるご家族皆様が参列です。 家族が見渡せ、密集した敷地条件の中からも光や風、ルーフテラスからも空を見上げ 星や月、様々な思い出をつくる沢山の居場所が存在します。 今から春頃の完成がとても楽しみです。 「ちょうゆうの里」のお施主様誠におめでとうございました!! 隊長
2017.10.09(月)
空家のことを知る①/空家施策等
昨日は全国の工務店3000社の団体「JBN」(業界団体)の政策調査部会が開催されました。現在、同団体の役も努めておりますが、併せてこの政策調査部会の部会長を努めておりまして、工務店を代表して施策の情報や意見交換などを行い、全国の工務店に情報を伝える役割をを担っております。とても微力ですが・・・汗(写真:全国各地選抜された委員が集います) そして、今回のテーマは「空家」です! という事で、空家施策を含め、現在各省庁から概算要求たる、30年度に向けた施策実現のために予算が要求されている時期でもあります。工務店に直結するところとしては主として国土交通省が管轄になることから、今回は予算のことや、主テーマにおいている空家関連施策について、国土交通省の担当官やシンクタンクの方にお越しいだきご説明、並びに質疑などを行いました。 この住宅施策、私達の家づくりだけでなく住生活を営む消費者様にも直結することが多いので少しでもアンテナ張っておくと今後の家造りにも役立つかもですね。 【30年度 概算要求から国土交通省の施策】 ①既存住宅の質の向上と流通促進による住宅市場の活性化②少子高齢化・人口減少に対応した住まい・まちづくり③災害等に強い安全な暮らしの実現④良質な住宅・建築物の整備等 が重点施策となっています。言葉だけ見ていても分かりにくいですが、簡潔にいうと、①の場合これから空家などの、余っている住宅の利活用が重要で、既存住宅の性能を向上して住みこなしたり、安心して売却できる社会形成をと言うことですね。 ④はその上で今後新築されていく住宅は、当然ながら良質な住宅(長期優良住宅等)を基本とし将来も安心して住みこなし、場合によっては付加価値を付けて売却できる社会にと、今後様々な施策が予算に含まれている模様です。 このように描くと、①〜④ってなんとなく繋がりがありつつ、今後の社会問題を解決していく必要のある内容ということがわかりますね。 【本題の空家について・・・】 これを機に今後少しづつ、空家の現状や問題、これからについて触れていくと共に、岡庭建設でもあらたな取組や活動をはじめつつありますので、途中経過などもお伝えしておきますね。 その上で現在の空家の数って?・・・ 現在、日本国内にある住宅の数が6000万戸! そのうち空家の数が820万戸(2013年調査時)現在は900万戸近いものと思われます。 割合で言うと13.5%が空家ということなんですね。 で、この空家の割合が2030年には、30%に到達するということなんです。 ですから、今の倍以上に増えるということになります。 1/3が空家ですから、私達の住む家の周りも平均的に1/3は空家になっていると言うことですね。そうでなければ、他のエリアでは周りの大半が空家となる地域も出てくるわけです。そうなると、治安の問題もでてきて、地域の価値が落ちる・・・何ていうことも考えられます。 ですから、今後はこの空家について、地域では避けては通れない社会問題となってきますし、地域レベルで解決していかなければなりません。 という事で、空家の話は非常に奥が深いので今後も引き続きコラムとして書いて参りますね。 なんと空家の50%以上が・・・・・・。 次回をお楽しみ *地域の空家問題を解決する取組?はじまる。「西東京空家会議」 隊長
2017.10.07(土)
いま求められる 「レジリエンス住宅」とは/OZONE
新宿リビングデザインセンター「OZONE」にていま求められる 「レジリエンス住宅」とはについてお話させて頂きました。*セミナー風景は撮り忘れたので、お知らせ看板で・・・笑【自然災害の多い日本】 2000年以降、日本では東日本大震災や熊本地震など、北海道から九州まで各地で大きな震災に見舞われています。また、地球規模の気候変動による大型台風や大洪水、強風や豪雨雪の被害は山間部や海岸だけでなく、都市部でも数多く報告されるようになりました。生活者の暮らしを守る住まいやライフラインにも現実味を帯びてリスクが高まり、住まいの安全・安心に対する意識は大きく変わりつつあります。【今後求められる住いのあり方】 今回のセミナーでは、地域工務店としての先導的な取り組み始めた岡庭建設の取組として、いま求めれられる「レジリエンス住宅」について多角的にお話させていただきました。 【改めてレジリエンス住宅とは?】→レジリエンス住宅「R-ECO HOUSE」 レジリエンス(resilience)とは、外部からの影響に立ち向かう強靭さや回復力を意味する言葉で、「防災力」と同義に使われることもあります。長期優良住宅やZEH+αの住宅に共通する概念で、平時に楽しく暮らし、有事の際に活躍できる家づくりにつながる考え方です。また、もしもの事態が発生した場合、その後の暮らしの復興を進めるためには、住宅だけでなく、地域との連携も欠かせません。しなやかな対応力を備えた住宅設計と地域に寄り添う仕組みづくりをさまざまな事例を通してお話させていただきました。 【レジリエンス住宅は難しくない】 レジリエンス住宅にするには、高度な設計技術や高価な設備などを用いなければ出来ないわけではありません。基本となる、耐震性は重要ですが、それぞれの考え方次第ではローテクでも可能であると思います。 今回私共も、このレジリエンス住宅を建築する上で大事にしたのは ◯地域工務店らしいレジリエンス住宅であること◯平時に楽しく豊かに暮らせる家にする◯有事に活躍できる家◯誰にでも「実現」できる住宅であること◯災害に役立つアイディアと工夫を活かす とシンプルです。 雨水タンクをつけたり、家庭用蓄電池を導入したり、階段下を備蓄倉庫にしたりと、普及品を取り付けたりするだけでも有事に活躍できるという事と、今住んでいる家でも始められる・・・何かそのような発信元となり地域住宅で取り組み始めることができれば、それが、正しく平時に楽しい街であり、有事に活躍できる街にツナガルのだと思います。岡庭建設も地域工務店として建築的な工夫を含め、現在地域住民と取組んでいる「ツナガルプロジェクト」。ハードだけでなくソフトも強靭化しより地域防災にツナガル取組になれば嬉しいです。 ということで、このようなお話を新宿OZONEで講演してまいりましたー夜の都庁は綺麗ですねー。10月24日はこの都庁でお話させていただきます。 →東京都住生活月間2017 以上隊長講演記でしたー。
2017.10.04(水)
家づくり学校1時間目10月/2017
家づくり学校1時間目2017/10月が開催されました。 お陰様で常に満席状態が続いておりますが、9月に引き続き10月もキャンセル待ち状態での開催でしたー・・m(_ _)m。参加できなくご迷惑をおかけしておりますが、次回12月開催をお早めに申込みくださいませー。家づくり学校1時間目→12月開催へさて、今回も参加された皆様からの感想等を一部記載しておきましょう! ◯すでに固定的な考えを初めていたため、家造りで大事な点をもつという点にハットした・・。◯右も左もわからなかったが、一歩前進できた。◯分譲、建売等も考えていたが、「こだわり」があって住む楽しさや必要性が再確認できた。◯シンプルで分かりやすいお話でした。◯更に具体的な、自分たちの条件に当てはめていくことで少し前に進むイメージが出来そうです。◯改めて家づくりで大切なことを確認できました。 等々 今回も、家造りの進め方、そして、家造りは何を大事にしなければならないのかを皆さん知ることが出来たようですね。 お子様達も、ビデオ見たり玩具で遊んだり、お絵描きしたりとセミナー中を楽しんでいるようですね。みんな絵を書いて記念においていかれる人たちも・・・笑。これも家づくりを始める際の良い思い出ですねー。 次回、10月29日に2時間目「しっかりつくる家」が開催されますが、こちらも残席2組という事で、2時間目をご希望の方は、お早めにか、12月開催へのお申込みをお願いいたします。m(_ _)m また、10月15日の4時間目「家づくりとおかねの話し」も間もなく満席となりそうです。お早めにお申し込みくださいね。→イベントサイトはこちら 隊長
2017.10.01(日)
BELS/省エネ性能表示
26日に行われた、建築や不動産、メーカーの方々で今後の住宅建築の研究を進める団体様にゲストと招かれ自社の取組他をお話させていただきました。 ずばり「BELSでこれからの家造りはどうなるのか」?タイトルの意味が分からない(BELS?)・・・・・そりゃそうです。まだ始まって1年程度の国の制度なので、まだまだ、プロも、それから一般の方は特に浸透していない制度なのです。でも、国の法律の中に定められた、住宅の省エネ度を示す表示制度のため、今度、幅広く普及していく可能性は高いと思われます。という事で、この省エネ表示制度「BELS」について3回に分けられ勉強研究会が行われてきました。毎回ゲスト講師みたいな人が呼ばれたそうですが、 第一回:日経BP社 省エネNEXT 小原編集長 (設計系向け)第二回:リクルート スーモ 池本編集長 (不動産向け)第三回:岡庭建設 池田 (工務店・設計向け) で、それぞれのゲストコメンテータとパネラーでこの省エネの性能表示について講演と議論をし、今後の住宅社会に向けて語り合います。隊長からは、なぜ「BELS」という省エネ性能表示制度ができたのか・・・・世界合意のパリ協定(地球温暖化)〜エネルギー枯渇等を前提に、長期優良住宅に認定低炭素住宅、建築物の省エネの法律の制定など急務に進む省エネ施策を含めた流や位置づけを整理しながらお話させていただきました。 また、岡庭建設で取組む省エネ住宅にも、省エネ性能表示制度にも取組初めているところで、実例なども含めお話させていただきました。 ↓ こちらが事例で発表した省エネ性能表示制度「BELS」の評価です。見てもなんだか・・・と思われるかもしれませんが、数字よりも一般的に右中央にあるBELS☆☆☆☆☆マークで見える化、表示していくもので、☆5つが最高ランクに位置づけられます。 この住宅レベルは、岡庭建設でZEH(ゼロ・エネルギー)住宅相当にする際の性能。現在の省エネ基準から比べると50%も消費エネルギーを減らせるレベルという結果となりました。 この結果は、住宅の断熱や、設備の効率などを含め計算して割出していくことで求められます。当然、各仕様や特に窓の大きさや数などによっても差がでてきますので各物件ごとに星の数は変わらなくとも削減率は異なります。 まだまだ、始まった制度故、認知はされていませんが、自らの住宅の省エネ性能を数値化して残しておく、そしてその将来付加価値として資産として評価される可能性もあるかもしれません。先ずはこの様な制度が始まったーということを家づくりされる方は知っておくとよいでしょう。 以上、講演から皆様の家づくりの省エネ性能評価方法のレクチャーでした。m(_ _)m 隊長
2017.09.29(金)