IKEDA隊長コラムCOLUMN

最新記事一覧

東京の木材・秩父の木材

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。今回は、持続可能な木材活用と災害対応—岡庭建設と全木協東京の取り組みと題して、先日、秩父の山を訪れたことについてお伝えして参ります。私たち岡庭建設では、地域資源を活かした持続可能な家づくりに常に取り組んでいます。その中で、今回、東京の工務店ネットワークを通じて、秩父にあるウッディーコイケさんの山林から製材所、そしてプレカット工場までを見学してきました。この経験を通じて、木材の循環とその価値を深く理解し、さらには災害時の仮設住宅への応用についても進めているんです。
隊長IKEDA隊長

性能向上リノベの会神奈川で講演

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 昨今は、来年度から改正される建築の法律関連についてお話する場に呼ばれる機会がとにかく多いです。 少し前ですが、歴史ある横浜開港記念会館にて、「性能向上リノベの会神奈川」のセミナーで青木工務店の青木社長と共に講師を務めさせていただきました。会場となった横浜開港記念会館は、横浜のシンボル的な建物で、歴史的な価値を持つ空間が、セミナーの雰囲気を一層引き立ててくれました。この会館は「ジャックの塔」として知られ、横浜の歴史と文化を象徴する美しい建物。1917年に建てられた建築は、その重厚感と壮大な外観で、お陰様で隊長は初めての入館することができました。建築見るのは楽しい!  さて、私の講演では、特に注目すべき2025年の建築基準法改正。この法改正により、住宅業界は大きな変革を迎え、性能向上リノベーションの技術の向上も求められますが、しっかり時代の波にのり活動をされた事業者等はこの先さらにリノベ需要も高まると思います。 講演では、リノベ耐震補強など、技術的な側面についても深く掘り下げつつ、特に、2025年の法改正に備え、どのような技術を活用すべきか、そして具体的なリノベーション手法をどのように工務店が取り入れるべきかについて、実際の事例を基に説明しました。今現在も大掛かりなリノベーションをいくつも手掛けておりますので、既存住宅の性能向上、そして今後法制度の兼ね合いなどどの様な影響も起こり得るのかを含め説明させていただきました。   今回のセミナーを通じて、2025年の建築基準法改正等に向けた準備が必要であることを再確認しました。青木工務店の青木社長と共に、性能向上リノベーションの具体的なアプローチや最新の技術を共有できたことは、参加者にとっても大きな価値があったと感じています。 特に、二人での講演のあとのパネルディスカッションや、質疑応答は雨あられ・・・・笑それだけ、具体的に、明確に本改正が理解に至らない部分があるのだと思います。私達も、実際に法施行されなければ分からないことが沢山ありますが、考えられる対応や解釈等の参考になる範囲で応えさせていただきました。 今後も微力ながらですが業界団体の活動を通じて、こうした知識と技術を業界全体で共有し、持続可能な地域工務店の住宅づくりに寄与できればです。参加者の皆様、そしてこのような機会をいただいた主催者の皆様に感謝申し上げます。その後の懇親会でも、新たな出会いを沢山いただき感謝感謝の一日でした。この出会いがあるからこそ、様々な方々の知識や経験、そしてアイディアを共有することができ、自らの家づくにも活かすことできます。でも横浜は西東京から遠いな・・・笑 隊長    隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ     隊長のインスタグラム→「instagram」                       おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m 
隊長IKEDA隊長

YKKAP FAIR2024で登壇します

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 次週9月25日から27日、東京ビッグサイト「YKK AP FAIR 2024」が開催されます。 このイベントは、住宅、建築、産業向けの最先端技術を体験できる絶好の機会です。特に高性能な窓やドア、エネルギー効率に優れた製品、スマートホーム技術が見どころです。また、3DスキャンやAIなどのデジタルツールを体験し、業界の新しいトレンドに触れることができる&サステナビリティや最新の住宅トレンドに関するセミナーも開催されます。 そこで・・・・・   初日9月25日(水)「法改正間近! 四号特例の縮小についてやるべきこと」と題して隊長も登壇させていただきます。 改正建築基準法における四号特例の縮小とは、特に木造住宅を中心とした小規模建築物に対して緩和されていた建築確認手続きや構造計算、防火の規制が、より厳格化されるという変更を指します。具体的には、従来の四号建築物が、建築確認や構造安全性のチェックにおいて特例的に緩和されていた部分が見直され、確認申請、審査必要になる内容が増加しました。*2025年4月1日施行 長期優良住宅等、住宅のの質に関する申請手続きを手掛けている事業者にとっては、相応の設計や申請手続きを手掛けてきているので、大きな負担ではありませんが、建築確認申請たる許可をとるための作業のみの事業者にとっては、負担が大きいものと思います。 併せて、提出図面の増加や審査省略とう緩和されいていた項目が、審査となると審査機関にも大きな負担が生じますので、手続き期間が長期化する可能性もありえます。よってユーザー様にとっては時間にゆとりをもって家造り等をすすめられることを心がけておきましょう。 とは言いつつも、細かな設計方法や準備点は意外と分かっているようで、分からない、気が付かない部分の多いので、その様な内容を分かりやすく&業界団体を代表して連絡会議等に出席していますので、これらについての情報を含め伝えられればです。 現在、当日の向けて現在資料を準備中・・汗。とても幅が広く奥が深いので、限られた時間でどこまでお伝えできるかですが、少しでも混乱が起きない様に要点と注意点をお伝えできればと作業進行中。 先日、主催者からも連絡がありましたが、すでに満席状況とのことで、関心度の高さを感じております。 また、登壇後についてもご報告いたしますが、まずはイベントのお知らせまで。  隊長  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ     隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m   
隊長IKEDA隊長

ゼロエミガルテン・YAGISAWA物語VOL3〜選定〜

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 今回はご意外と興味頂いております、弊社のコンセプト分譲住宅「ゼロエミガルテン・YAGISAWA物語」その第3段いえ、VOL3〜選定・想像ですが〜です! 今回のプロジェクトにおいて、私たちが選ばれた理由は公開されていませんが、単に提案内容の良さだけではなく、地域との深い連携を重視した「ソフト」の部分にあったのではないかと想像しています。地元で53年間活動してきた私たちの強みは、地域に密着した工務店としての技術力や経験だけでなく、地域のコミュニティとの強い結びつきにあります。これまで築いてきた地元のネットワークや人脈は、単なるビジネス上の関係に留まらず、共に地域を支える仲間としての絆に基づいています。   このプロジェクトにおいては、過去に手掛けた(2012年頃)「木箱ガルテン」で得た経験も大きかったです。私たちは、地元に相応しい街のあり方や価値観をともにする人の集落、サスティナブルで長持ちする住まいの設計や、地域資源を有効に活用する手法を取り入れて参りました。これらの知見は、今回のプロポーザルにおいても重要な要素となった気がします。 また、私たちが地域のコミュニティとの連携を重視し、ソフトな部分での提案ができたことも良かったのではと自負しております。これは、単に建物を建てるだけでなく、地域全体の暮らしを豊かにするための持続可能な取り組みを提案したことが大きかったと考えています。この様な分譲地は意外と多くはありませんからね。 例えば、地域の農家様や地元の人や商いとのつながり、ワクワク楽しい街へ。価値観を共にし生活しやすい環境は地域経済の活性化を図ると信じていました。これにより、私たちの提案は単なるハードウェア的な解決策ではなく、地域全体のソフトウェアとしての価値を提供するものであると認識されたかもしれません。 また、今回のプロジェクトでは、地域の人脈が活かされた点も大きな特徴でした。私たちが長年にわたって築いてきた人の繋がりは、弊社の住み手様、地域の仲間が応援してくれるからこそかもしれません。 私たちは、この選定を通じて、地域と共に歩む重要性を再確認しました。これからも弊社の住み手の皆様、地域の皆様と手を携えながら、共に未来を築いていくことを目指し、さらなる挑戦を続けていかなければです。という事で、今回は想像ながら選定された勝手ながらの理由を振り返ってみました。 この続きは次回のコラムにて     隊長  ゼロエミガルテン・YAGISAWA 特設サイトもOPEN! ゼロエミガルテン・YAGISAWA 特設インスタもOPEN
隊長IKEDA隊長

平田晃久〜人間の波打ちぎわ〜展へ

皆さん、こんにちは!建築大好きIKEDA隊長です。 練馬区立美術館へ先日、間もなく展示終了となる練馬区立美術館で開催中の「平田晃久〜人間の波打ちぎわ〜」展を見学してきました。2024年7月28日から9月23日までの期間で、建築家平田晃久さんの建築哲学を存分に感じられる展示となっています。(残り2週間)*近作は原宿交差点に完成した「ハラカド」↓  「からまりしろ」と未来の建築展覧会の中心テーマは、平田さんの建築コンセプト「からまりしろ」。これは、自然と人間が絡み合いながら共存する空間を目指した考え方で、外部と内部の境界を曖昧にし、新しい空間体験を提供するものです。代表作「太田市美術館・図書館」の模型や、その他の作品がこのコンセプトを視覚的に表現しており、来場者はその建築思想に触れることができます  なんとなんと 平田晃久の設計による新しい練馬区立美術館が・・・さらに楽しみなのは、練馬区立美術館が平田晃久さんの設計により、令和7年10月着工予定で新しい開館を目指して再スタートを切るそうです・・・驚。この美術館の新しいデザインは「21世紀の富士塚」をテーマに、美術と本が一体となり、地域の文化の拠点として生まれ変わる予定とかです 未来の美術館がどのような姿になるのか、平田さんの建築によって新たな文化の場が生まれるのが非常に楽しみです。    平田晃久氏の解説映像展覧会では、平田さん自身が展示作品について解説する映像も上映されています。建築のプロセスや、その背後にある自然との調和への思いを聞くことで、作品への理解がさらに深まりました。建築が単なる空間の提供にとどまらず、未来のライフスタイルや人間と自然の共生を探る役割を担っていることを強く感じました新しい練馬区立美術館の開館が待ち遠しくなる素晴らしい展覧会です。建築好きな方はもちろん、未来の文化拠点に興味がある方は急ぎ訪れてみてはいかがでしょうかー  町中華ならぬ、まちカフェタイム 帰り際、美術館のある練馬区中村橋の商店街で町中華ならぬ、まちカフェタイムを。「まめせん」と言うお店を見つけて飛び込みテイクアウトコヒーしました。いや拘りあるアイスコーヒは◎でしたー。次回は豆を買いに来よっと!という事で併せて訪れてみてくださいね。  隊長  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ     隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」 
隊長IKEDA隊長

燕三条でブロック会議

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 少し前の業界ネタなのですが、JBN全国工務店協会の関東ブロック会議に副会長として出席しました。この会議は、全国を6つのブロックに分けて開催され、それぞれの地域の工務店が集まり、業界の現状や未来について議論する重要な場です。今年の関東ブロック会議では、新潟県が主催となり新潟県燕三条エリアでの開催でした。 新幹線で到着後まずは腹ごしらえという事で歩き探し、和食のお店へ和食屋「和楽」というお店を見つけて刺身そば定食です。新鮮な刺身は地元の海の幸を存分に味わえる一品で、繊細な味わいが口の中で広がります。さらに、そば定食は香り高いそばと豊富なおかずがセットになっており、満足感が非常に高いですねー。地元の食材をふんだんに使った料理は、燕三条を訪れた際にはぜひ体験していただきたい逸品です。これで1300円ほど?でしたー確か・・驚 ブロック会議は折角、関東の各地域から集まるということで会議前の少しの時間で、物産展を見学この地域は、金属加工や包丁、工具などの製造業が盛んなことで知られています。燕三条の職人たちが作り出す製品は、国内外で高い評価を受けており、その技術力と品質は他に類を見ません。隊長も見学がてら、個性あるスプーンを購入!しかも重厚でカッコイイんです。 本題のブロック会議は・・・・   今回のブロック会議でも様々な議題が議論されました。1. 住宅政策の最新動向と政策課題や補助金制度の今後2. 各ブロックでの取組報告やその成功事例の共有そして各地域の声などなど 全国6ブロックそれぞれからの貴重な意見をもとに、今後の協会活動に反映させるべく、隊長も団体役員として活動していきます。特に、各地域の工務店の声を中央に届けることは、地域の住み手の方々の住生活の声でもありますから。また、全国の工務店が互いに情報交換を行い、共通の課題に取り組むことで、業界全体の発展にも繋がりますし個社としての学びに繋がります。業界や仲間は本当に大事だと思います。さて、次回のブロック会議では、さらに活発な意見を交換し、実現に各地域の住生活向上に向けたステップを踏んでいきたいと考えています。 という事で今回は業界活動記事でした  隊長      隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ     隊長のインスタグラム→「instagram」                       おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
隊長IKEDA隊長

ゼロエミガルテン・YAGISAWA物語VOL2〜プロポーザル編〜

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 さてさてお盆明け頃から記し始めた、弊社のコンセプト分譲住宅「ゼロエミガルテン・YAGISAWA物語」前回の続きとしてVOL2!〜プロポーザル編〜です。 さて、プロジェクトのスタートとなるプロポーザルの応募に際して、私たちはこれまでの経験と情熱を込めた提案書を作成しました。そして、2022年秋ころには、最終選考の一環として公開プレゼンテーションが行われることが決定しました。このプレゼンテーションには、私たちの会社から社長、隊長、そして広報担当の3名が出席しました。会場には、プロジェクトの選定サイドである組合の方々や地元の農家様が集まり、厳粛な雰囲気が漂っていました。 プレゼンテーションが始まる前、私たち3名は緊張した面持ちで会場に臨みましたが、長年にわたり地域に根ざしてきた我々の工務店の姿勢や取り組みを、いかにして選定者の皆様に伝えるかが鍵だと思っていました。 私たちがこれまで53年以上にわたり地域と共に歩んできた歴史、その間に積み重ねてきた技術力や信頼、そして地域のニーズを理解した上での提案内容を、しっかりとアピールすることが大事と挑んだことを今でも覚えています。  プレゼンテーションでは、社長が工務店の歴史と理念そして事業に関することを。隊長と広報からは地域の気候や風土に合わせた家づくりを長年行ってきたこと、そして地域の皆様との協力関係が私たちの強みであることを、力強く訴えました。併せて今回のプロジェクトにおける建築的な具体的な提案内容と、その実現可能性について詳細に説明するとともに、これまでの事例を交えながら、地域に根ざした提案がいかに現実的で、持続可能なものであるかを強調しました。 また、地域のコミュニティとの連携や、プロジェクトを通じた地域経済の活性化についてのビジョンを共有しました。これまでに培ってきた人脈や信頼関係を最大限に活かし、地域全体にとってプラスになる提案を。プレゼンテーションの終盤では、私たちの緊張も徐々に和らぎ、地域と共に成長していく未来を具体的に描きながら、選定者の皆様に向けて力強いメッセージを届けることができた気がします。このプロジェクトは単なるビジネスではなく、地域全体の未来を共に創り上げる大切な一歩であることを強調し、プレゼンテーションを締めくくりました。 こうして、私たちの工務店が誇る53年の歴史と地域との絆を前面に押し出したプレゼンテーションは、選定サイドである組合や農家の皆様に深く響き、その後に結果として私たちはプロジェクトのパートナーとして選ばれることとなりました。パチパチパチ その続きは次回9月12日のコラムにて   隊長  ゼロエミガルテン・YAGISAWA 特設サイトもOPEN! ゼロエミガルテン・YAGISAWA 特設インスタもOPEN   
隊長IKEDA隊長

性能向上リノベーション続々進行中!

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 早いもので、明日から9月。1年の2/3が過ぎました。家づくりに携わる仕事は、1つのプロジェクトの作業スパンが長いため、特に1年があっという間に感じます。 さて、現在、いくつもの大掛かりな性能向上リノベーションプロジェクトが、この厳しい暑さにも負けず進行中です。今月は、複数の現場で大きな節目となる工事が同時に進められており、その進捗の一部をコラムでご紹介したいと思います。 まず、地元西東京市でリノベーション中の現場についてです。今月最大の作業は、何と言っても屋根や外壁等の解体です。築年数が経過した建物の耐震や断熱性能を高めるためには、形態を維持しつつ主要部分を解体していく必要があります。もちろん、部分的なリノベーションを施す建物もありますが、今回は全体的な性能向上を目指したリノベーションを行っています。  現在、家全体がすっぽりと養生シートに覆われており、これから耐震診断に基づいて基礎の補強を施す段階に入ります。家が一時的に「骨組み」だけの状態になるシーンは、まるで2度目の棟上げのようで、非常に感慨深いものがあります。同時に、新しく生まれ変わる家の姿を想像すると、期待が膨らむばかりです。屋根や外壁を解体したことで、次の段階である断熱材の設置と耐震補強工事が進められます。新しい断熱材は、高性能なものを採用し、冬の寒さや夏の暑さをしっかりと遮断する予定です。これにより、1年を通じて快適な室内環境が整い、住まい手の皆様にご満足いただける家が実現します。 また、耐震補強工事では、建物全体の構造を強化し、地震に対する耐久性を大幅に向上させます。特に基礎部分の補強は、解体によって隠れていた部分が露わになることで、机上の計画と現状を再確認し、最適な施工方法を調整することが可能です。この解体時の再確認調査が、長く安心して暮らせる家を実現するために重要なプロセスであることは言うまでもありません。 下の写真は、木ノべチームスタッフと現場チームが業者や職人の方々とともに状況を確認し、最適解を見出しているシーンです。   まだまだ暑い日が続き、建設現場は過酷な状況にありますが、地域の住まい手様により良いリノベーションを提供するために、引き続きしっかりした工事を進めてまいります。 また、その進捗状況を定期的にコラムでお伝えしていきますので、お楽しみに!  隊長      隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」
隊長IKEDA隊長

WHAT MUSEUMへ/天王洲エリア

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 お盆休みに駆け込み探訪!昨日8月25日(日)で終了となりました、天王洲エリアに位置するWHAT MUSEUM「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」をお盆休みの際に訪れて参りました。危うく忘れていて見逃すところでした・・・汗 この展覧会は、人類が築いてきた「構造」に焦点を当て、古代から現代、さらには未来の技術までを網羅する壮大なスケールで構成されています。法隆寺のような歴史的建築から宇宙空間に至るまで、驚異的な構造技術が一堂に会し、建築や工学に興味を持つ者にとっては見逃せない内容でした。     この展覧会の特徴は、単に構造を「見る」のではなく、「感覚する」という新しい視点を提供していることです。視覚や触覚を駆使して、構造の背後にある美しさや機能性を深く体感できる展示が多数用意されています。とりわけ、法隆寺の五重塔の精巧なミニチュアモデルは圧巻でした。 この模型は、法隆寺が持つ独特の構造技術を忠実に再現しており、塔がどのようにして地震などの外力に耐えてきたのか、その秘密を垣間見ることができます。五重塔は、心柱と呼ばれる中央の柱が外部の揺れを吸収し、全体のバランスを保つという、日本古来の高度な建築技術が凝縮されています。この模型を見ながら、構造の美しさと、千年以上も昔から続く技術の深さに感動せざるを得ませんでした。 また、驚きなのは、展示模型の中に仲間の工務店作業場の模型が・・・驚「エバーフィールド木材加工場」 熊本で活躍する仲間の工務店であり昨年、社員大工の加工場として著名な構造家、山田憲明構造事務所が木構造架構等も設計し竣工を迎えています。「私達も熊本まで工事途中で見学を」 今回の展示は 構造建築家にも着目している関係があり、このような山田憲明構造事務所や私たちにもお付き合いさせていただいてる山辺構造事務所の山辺先生のコメントなどもビデオで投影されていました。 この展覧会を通じて、「構造」というテーマがどれほど奥深いものであるかを改めて感じました。特に法隆寺の五重塔の模型を通じて、日本の建築技術の素晴らしさと、それが現代に至るまで受け継がれてきた背景に感銘を受けましたね。また、現代の先端技術と古代の知恵が織りなす展示を通じて、そして若き構造建築家など未来の構造技術への期待も膨らみました。WHAT MUSEUMで開催された「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」は、建築や工学の構造に対する新たな視点を与えてくれる貴重な機会でした。歴史と未来が交差する場所で、知的好奇心を存分に刺激さた気がします。 隊長  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ     隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」   
隊長IKEDA隊長

「新築禁止?」の逆線引きって

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。 皆様お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。隊長は一足遅いお盆休みを頂いてます。m(_ _)m。 先週のお盆期間中、関東から東北地方にかけての多くの方々は、帰省や帰京のタイミングで大型台風の接近に悩まされかもしれませんね。移動計画に影響が出た方も多かったかもしれません。しかし、幸いなことに、大きな被害は報告されておらず、無事に過ごせた方が多かったようです。 ただし、ここ数年、異常気象による自然災害が増加しており、特にお盆時期前後は台風シーズンと重なるため、今後も注意が必要です。特に帰省や旅行を計画している場合は、天気予報や最新の交通情報を確認し、安全第一で行動することが大切です。また、急な気象変動に備えて、予定を柔軟に変更できるように準備しておくことも重要です。今年の夏も多くの思い出ができた一方で、自然災害への備えの大切さを改めて実感する機会ともなりました。これからも、皆さんが安全に過ごせるように、十分な準備をしておきましょう。 さて、台風の話に続きますが、お盆休み時期に10年前の広島や西日本豪雨被害のその後に関する新聞記事を目にしました。 新築禁止の「逆線引き」?たる記事2024年8月18日の朝日新聞朝刊で報じられた広島県における「逆線引き」は、土砂災害のリスクを軽減するために、災害危険区域を市街化調整区域として指定し、新たな開発を制限する重要な施策のようです。この取り組みは、広島市で2014年に発生した大規模な土砂災害を教訓にして進められており、将来の災害リスクを抑えるために必要不可欠なもの。  逆線引きの意義と必要性広島県が進める逆線引きは、災害リスクが高い地域での新たな開発を抑え、住民の安全を守るための施策。これにより、災害が発生した際の人的被害や経済的損失を最小限に抑えることが期待されています。気候変動による異常気象が増加している今、こうした取り組みは全国的に必要とされるでしょう。一方で、逆線引きが進むことで、すでにその地域に住んでいる方々への影響も無視できません。地価の下落や再開発の制限、インフラの維持といった問題が発生する可能性があるため、地域住民との対話と協力が不可欠かもしれません。   災害リスクを避けた土地選びの重要性その上でこれから土地を探す方にとって、災害リスクを避けることは非常に重要です。広島県の逆線引きの例からも分かるように、災害リスクの高い区域では、新たな開発が制限されることで、将来的な居住環境や資産価値に大きな影響を与える可能性があります。土地を購入する前に、候補地が土砂災害警戒区域や特別警戒区域に該当しないかを確認することが不可欠です。自治体が提供するハザードマップを活用し、災害リスクの低いエリアを選ぶことが、安全な生活を実現するための第一歩です。これは不動産売買される宅建業者の方々の目利きや説明内容は重要だと思います。 東京での土地探しにおける防災視点広島県とは異なり、現時点で東京では逆線引きが導入されていないと思われます(分かりませんが、検討はされているのか?も)。しかし、東京でも地震や洪水、液状化のリスクは無視できません。特に、低地にある地域や河川の近くに位置する土地は、これらのリスクにさらされる可能性が高いです。 東京で土地を探す際には、以下のポイントを考慮しましょう。 ◯ハザードマップでリスクを確認する地震リスクや洪水リスクが高い地域を避けたエリアを検討しましょう。 ◯防災インフラの整備状況を確認する避難場所や避難経路が整備されているか、自治体の防災計画が充実しているかを確認し、災害時に適切な対応ができる環境を選ぶことも重要です。 ◯将来の計画を視野に入れる逆線引きが導入されていない地域でも、今後の都市計画や防災施策の動向を注視し、将来的にリスクが低いと見込まれるエリアを選ぶことが賢明です。災害危険区域が近いか?など。既にその地に住んでいる方には失礼な内容になりますが、逆線引きという施策は、未来の災害から命を守るための必要不可欠な施策だと思います。特に新たに土地を選ぶ際には、災害リスクをしっかりと確認し、避けることが大切。東京での土地選びにおいても、可能な限りリスクの低いエリアを選び、安心して暮らせる場所を見つけることが大切ではないでしょうか。災害リスクを軽減し、家族とともに安心して暮らせる場所を見つけるための参考にしていただければ幸いです。  隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ     隊長のインスタグラム→「instagram」おかにわのインスタグラム→「instagram」
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