IKEDA隊長コラムCOLUMN
最新記事一覧
岡庭建設の構造木材になるまでシリーズVOL1「伐採・架線集材」
隊長です。 ゴールデンウィーク明けの先日、ほぼ全社員で、岡庭建設の国産構造木材を提供してくれている秩父の製材会社「ウッディーコイケ」さんへ見学しに行って参りました。ウッディーさんは、秩父で製材業とプレカット等(部材加工)を営んでいる会社で、私たちと長年にわたり多摩産材やその他の木材関連でお付き合いさせていただいておりますと言うことで、全社員でバスに乗って秩父へゴー!。 中々、見られることないと思いますけども、構造材である「柱」や「梁」など加工されたものを買ってくるわけではなくて、当然のことながら山から木を切り出して長い工程を経て構造材になっていくんですね。 この一連の流れは、IKEDA隊長チャンネルにて動画にして公開しようと思っていますので、少々お待ちを・・そしてお楽しみにです。そこで、今回のコラムでは簡単にその木材流通に対しての流れについて簡単にお伝えしておきますと・・ まず、当然ながら木を植える「植林」から始まり 「植林」→「下草刈り」→「間伐」→「伐採」→「山から搬出」→「製材」→「人口(天然)乾燥」→「プレカット」→「植林」 ざっとこの様な循環となります。 今回はこの伐採現場と製材場、プレカット加工の部分を見学させていただきました。言葉で書くと簡単ではありますが、その伐採から搬出はとても大変なんですね。写真↓。 【架線集材という手法を見学】↑写真 丸太って山で木を切りそのままトラックで運んでくると言うイメージを持っている方もいるかもしれませんが、そんな簡単ではないんですね。上の写真のように急斜面の山を切り開いて木材は運び出されます。さて急斜面からどのように運ぶのでしょうか?とてもトラックなどが行ける場所ではありませんよね・・ よーく見ると写真↑の上にワイヤのようなものがありますよね。この急斜面の山と麓のところにワイヤーで結び動力でワイヤーが回転して1本ずつ 丸太を運び出すとても大変な作業なんです。将来は変わるかもしれませんが、あの急斜面に簡単にロボットが行けるわけではないし、ドローンで釣り上げて運んでくると言う時代も来るかもしれませんが、現時点ではそれらの方法はまだありません。と言う事は、あの急斜面の中に人がいて、ワイヤーをくくりつけ、そして合図とともに下に運び出すというのが1連の流れになります。ですから、急斜面の山の中と山の麓に人がいて、人為的に運び出す、この方法が「架線集材」と呼ばれる長年に渡る木材切り出し手法なんです。 そして運び出されたものが麓で一時貯木されます。この貯木されたところで、今度は3メーターとか4メーター等一定の長さに重機で切断していきます。でないと、トラック等で運び出せませんからね。また、その切断方法が見応えありました。(いずれ動画で)*赤ヘルを被っているのはスタッフたち。社員大工を含め40名ですが、まーよくこれだけヘルメットが在庫されたんだとある意味関心しました・・笑 故に、普段建て方等で 岡庭建設の構造材を当たり前に組み立てていましたけども、まずこれだけの危険な場所から1本ずつ大切に育て、大切に切り出している姿は本当にスタッフと共に見学して良かったと感じました。まだまだ、木材が住宅部材として出荷されるにはなすべきことがありますが・・・。その模様は引き続きです。まずは伐採現場の見学報告まで。m(_ _)m 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.22(月)
3年生2年生1年生スタッフ!
隊長です。 先週末に設計若手スタッフと共に、新築計画の現地調査に行って参りました。 敷地の境界の確認・・ 塀の確認・・・ 道路の確認・・・ 敷地の高低の確認・・・・・ まだまだ数多くチェックポイントがあります・・・ このポイントの把握や確認方法はやはり場数!経験が必要です。 3年前にオロオロしながら調査を同行していた大川くん(写真中)・・・笑 今ではポイントだけでなく注意するべき事項も把握しつつ現地調査が一人でもできます。 写真は、2年生の渡邊さんにアドバイスと併せ調査ポイントを確認しています。(写真左) 2年生の渡邊さんも、まだ数は多くないですが1物件ずつ現地確認方法を習得し、現地調査後の作図まで作成でき◯です!。 そして、この4月に入社した1年生の笠原さんは、その先輩方の姿を見つつ今後の現地調査方法の習得に入ります。 3年生、2年生、1年生と社会に出てからの月日は浅い若手スタッフですが、確実に場数と考えた数の経験が活き始めています。 このアドバイスや、上手く調査できたことや、そうでないことを共有する。これが成長につながるんですね。楽しみです。 むしろ、色々話をしていると、隊長には持ち合わせていない大きなポテンシャルを若手から感じますねー。 いやーいい刺激もらってますし、ワクワクします! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.19(金)
採光計算が改正された/R5年度から
隊長です 今回は専門的な話題ですが、建築基準法にて採光計算の改正がなされました。 特に都市部では、隣接地との距離が近い位置に開口部がついていても有効に計算できる開口部にならず、居室ではなく納戸等で計画するケースが多いのです。そして、本改正により居室として計画できる可能性が高くなってきたということなんですね。 よくわからん?と思われると思いますが、これらは、隊長のように建築士に任して貰えればよいのですが、採光計算の結果で、なぜ洋室や和室にできなく納戸に?と計画の際に思われる方も多かったので、今一度ここで採光について要点だけ触れておきたいと思います。 【隣地は壁扱い?】 隣地境界は基本「壁」として扱うかのように、隣接地から一定の距離を離さないと有効な開口部としては取り扱わないのが建築基準法なんです。これは、まず有りえませんがお互いに境界線ギリギリで建物を立てたら開口部があったとしても採光性が得られないからです。イメージはできるか?ですが、その可能性を考慮し法制化されています。故に一定の開口部と一定の距離を離さないと採光性がない→納戸やトイレ、お風呂ならいいけど洋室や和室などの居室にはならないという事なんです。 【一定の開口部や距離とは・・】 では、一定の開口部とはどの程度の採光性が必要かというと、住宅では部屋面積の1/7の割合の有効な開口部を確保しなさいというのがこれまでの法律なんです。 例でいうと、約4帖、7㎡の部屋の場合ですと 7㎡/7=1.0㎡が必要開口部となります。 となるとすべての開口部が有効だとした場合位は1M*1Mの開口部(ガラス面積)があれば◯となります。(*目の前が公園等による緩和規定あり)実際はもっと大きな窓を設けますが、全て有効な開口部にならない場合が多いんです。感覚的には2㎡の開口部はあるけれそ有効な開口部分は1㎡扱い等。簡単そうに感じますが、都市部では1階LDKで隣接地までの距離が少ないと1/7でも厳しい場合が結構あるんです。 一定の距離は実際には計算式があるのですが、イメージ的に言うと1M隣接地から建物が離れると屋根軒先から2.5M下まで有効な開口部に、2Mなら軒先から5.0M下まで有効な開口部になります。故に2階建てですと2M程度は必要になるんですね。(これが都市部では難しい場合があるんです)(*緩和や補正係数あり) 【法改正で・・・】 これが、令和5年4月1日から「住宅の居住のための居室にあっては、床面において50lx以上の照度を確保」できれば 1/10に低減されます 出典:e-Govポータル (https://www.e-gov.go.jp) 「50ルクス」という値は、光の明るさを表す単位の一つで、1ルクスは1平方メートルあたりに1ルーメンの光束が当たった時に発生する光の明るさのことを指します。したがって、「床面で50ルクス」という表現は、床面の単位面積あたりに50ルーメンの光束が当たった時の明るさを意味します。これは、一般的な居室の照明レベルや、読書などの軽作業を行うのに適した明るさの範囲です。 以上CHAT GPT先生より・・ハマってます・・・・笑 と言われてもよくわからないと思いますが、計画する部屋の大きさにもよりますが、例として弊社で障子照明でご説明すると 障子の中には一般的な6帖とか8帖用などの全般照明器具が設置されているんですが、それぞれの大きさに適した照明器具が1台程度設置されていれば50ルクス程度になると思います。照明器具にもよりますし、部屋の大きさや天井の高さなどにより変わりますが、その程度の照明器具を設置すれば足りると言うことです。(要床全面50ルクス)(*実際には照度計等で図る必要性はあります) と、細かいこというとキリがないのですが、ざっくり採光計算のあり方が変わり、都市部ではとてもメリットのある法改正! を伝えるべくコラムでした。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.16(火)
東京被害想定デジタルマップたるものが・・
隊長です 先日とあるニュース番組を見ていたら、東京都が都民に対して災害への意識を高めるために 『「東京被害想定デジタルマップ」・「東京マイ・被害想定」』たるサイトを立ち上げたそうです。 災害への備えを!と言われても、なかなかイメージしにくいですよね。 そこで東京都にお住まいの方向けになりますけども、現在ご自身がお住まいのエリアを地図で表示して、そこにこれから起こりうるであろう。地震の想定地震をクリックすると、その地域でも地震の被害の震度階等を可視化して見れるようになっています。これ結構便利かも。 そこで、岡庭建設の本社がある東京都西東京市、富士町エリアを表示して想定地震をクリックしてみると ・・・(地図上赤丸部分)。どの程度の地震の揺れ方になるのか色で示されます。試しに首都直下型地震や多摩東部直下型地震、立川断層帯地震をクリックしてみていくと・・・ 西東京市は地盤の強いエリアが多いと言われますが、この図をみると、首都直下型地震よりも多摩東部直下型地震の方が揺れることがよくわかります。また、近隣エリアが震源地であっても岡庭建設本社付近は、震度7ではなく震度6弱が想定されています。これは、やはり地盤が硬いエリアが多い理由かもしれません。 あくまでも想定ですが、土地購入検討時などの物件選定時には役立つかもしれませんし、お建て替えの場合でも耐震等級をUPさせるなどの設計情報としても役立ちそうです。 しかしながら、必ずしも会社にいるわけではありませんし、隊長も団体活動等で都市部にいくことも多く、どこで被災するかはわかりません。このサイトのもう一つの特徴なのが 「東京マイ・被害想定」!たる、自宅等の場所と勤務地などを設定することで、被害状況の想定や取るべき行動の概要と詳細を示してくれるんです(写真最下部) なんてありがたい情報なのだろうか。都知事ありがとう!都職員の皆様ありがとう!と言いたくなる情報サイトのご紹介でした。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.13(土)
YKKAPのフォーラムに+1ゲストで
隊長です。 新しい年度となり、様々な方面からお話させていただく機会を頂いています。m(_ _)m その一つですが、5月23日開催「YKK AP Live Stream Forum 2023」の+1ゲストとしてお呼ばれしました。 テーマは「窓と住まいのミライをどう考えていくのか」をテーマにゲストとしてコメントしていくのだと思います。 YKK APさんは、CM等でもおなじみに窓大手メーカーですからね。 当日はオンライン生配信とのことですが、トークセッションファシリテーターに古坂大魔王? おーあのピコ太郎の・・・・・ 芸能に無茶苦茶うとい隊長でも知っているお笑い芸人ですね。 その古坂大魔王のファシリティートで「窓と住まいのミライ」を考えるとのことですが、さて、どの様な展開で進むのか・・・ 全く未知数ですが、まずはこの様なトークセッションに参加するお知らせまで。m(_ _)m *視聴はプロ向けなのでYKK APさんの「A-PLUG」たる業界情報会員(無料)登録が必要のことです。 上記案内QRコードからも申し込めるそうです。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.13(土)
令和5年版建築基準法 法令集を・・
隊長です。 建築基準法法令集を購入しました!(令和5年度版)&GW中に勉強します!・・笑 って威張るものではないんですが、本年も建築基準法が改正されているので、改正法の把握をするため &行政と解釈的な議論をする上でも法令を把握することは重要なんです。 とは言え、日々申請関係にも対応する設計チームには敵わないのですが・・・汗 最近は、建築基準法・施行令・施行細則で1冊、そして告示が別冊になっているんですね。 昔は1冊だったのですが、法文も増えてきて手に持てなくなってきているのと、建築士試験には告示は問題にならない事ゆえに別冊になっているようです。 それでも分厚いと、ポッケに入っていたミンティアをおいてみると・・・って何の意味もありませんね・・・・笑。 専門的な内容でその違いも・・・・ですよね・・・・m(_ _)m。 そうだ、こんな時に「ChatGPT」先生に聞いてみよう!・・・・笑 「建築基準法と建築基準法施行令と施行細則と告示は何が違う」と聞いてみると・・・・ ↓ 建築基準法は、建築物の基準や安全に関する法律であり、その運用に必要な詳細な事項を定めた施行令や施行細則が存在します。また、建築基準法に基づく具体的な規則や手続きを定めた告示もあります。以下に、それぞれの違いについて説明します。 ●建築基準法:建築物の基準や安全に関する法律。建築物の構造、用途、防火、衛生、環境、省エネルギー等に関する規定を含む。●建築基準法施行令:建築基準法の運用に必要な詳細な事項を定めた政令。建築物の構造、設備、耐震性、防火性等の詳細な規定を含む。●建築基準法施行細則:建築基準法施行令に基づいて、具体的な手続きや規定を定めた通知。建築設計や施工、検査の手順、必要な書類等に関する規定を含む。●建築基準法告示:建築基準法に基づく具体的な規則や手続きを定めた告示。建築物の構造、設備、耐震性、防火性等に関する細かい規定を含む。 簡単に言えば、建築基準法が建築物に関する法律の枠組みを定めているのに対して、施行令、施行細則、告示は、それを具体的に運用するための詳細な規定や手続きを定めています。 以上GPT先生のコメント。中々しっかりした回答が・・・概ね的確かと・・笑最後の一文で「簡単に言えば・・・・・」とまとめてくれるところも良いですね。 便利なツールでハマりそうです。 とここまで書いて、基準法は本棚にそっとしまう隊長でした。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.10(水)
2025年からリフォームも建築許可が必要に?
隊長です。 GW皆様いかがお過ごしでしょうか。 こ連休を機に、家造りや、リフォーム・リノベーションを検討されている方も多いのではないでしょうか。 近年、おかにわ建設でも、新築だけでなく、戸建てのリノベーションやマンションリノベ他、既存住宅系のご相談も大変多い状況です 特に、暑い寒いを解消する断熱性能や、安心安全を向上させる耐震診断他性能向上リノベーションへのご相談が増えていますね。 性能向上リノベーションは、文字通り性能に関する部位の設計と施工技術が必要なので、それ相応の技術が必要です。 おかにわ建設でも、建築士資格は当然ですが、耐震診断の資格を持ちつつ、長期優良住宅やZEH等、新築で適正、今後必要とされる建築技術を身につけているからこそ、その道筋をご助言したり、建築に至ることができているのかもしれません。お声がけ頂いた皆様に感謝感謝です。m(_ _)m。 さて、これらの性能向上リノベーションの依頼が増え続ける中ではありますが、近年での建築基準法改正等により、これまでと異なった対応が必要となります。 2025年4月1日以降の改正建築基準法とは・・・ *既存住宅調査中の外丸隊員 小さなリフォーム等は特にこれまでと変わらないのですが、大掛かりなリフォームや性能向上するリノベーション等は、計画内容により、「建築確認申請」の手続きが必要となります。大規模修繕、大規模の模様替えと法律上の言葉では言うのですが、一定の主要構造に抵触する際には行政庁に届ける許可が必要となります。 かなり、専門的な要素を含む改正法であるので、もし、性能向上リノベーション他、大掛かりなリフォーム、リノベをご検討の方は、事前に隊長までご相談くださいませ。特殊解も多いですし、改正法の施行内容等も現在検討中だと思われます。 当然ながら2025年4月前であれば対象にはなりませんが、知らない間に違反行為に・・・とならぬように知っておいて頂ければ幸いです。 この情報は気がついていない専門家も多いので・・・ また、詳しく分かり次第、記事にさせていただきますね。一先ず情報まで。 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.07(日)
造作階段10選/IKEDA隊長チャンネル
隊長です 世の中はGW9連休!とやらですね。既に連休半ばといったところですが。(岡庭建設は5月3日〜7日までの5連休です)今年は、これまでの巣ごもりの鬱憤?をはらすべく旅行に出かけられる方も多いとかですが、ようやく日常が戻りつつありますね。本当に普通である日々のありがたみを実感しています。 さて、少し時間が空きましたが、、「IKEDA隊長チャンネル」の動画を更新いたしました。タイトルは「造作階段10選!」と言うことで、岡庭建設が作る木の造作階段の事例を実践紹介しています。 なぜ階段を?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、岡庭建設ではほとんどの階段を社員大工等が加工して作っています。当たり前のように思うかもしれませんが、最近では階段は全部工場で加工されていて、それをだけを組み立てることが大工さんの仕事になっています。 故に住宅建設の大工の技でもある階段加工ができる職人が減ってきているのも現状で、 大工のようで、大工でない人材にならぬよう、私たちは家づくりに携わる社員大工等はこの階段造作加工ができるように取り組んでいます。特に若い見習い大工たちもこの階段が付けれることが加工できることが1つの目標となって、日々住宅建設に励んでいます。と言うことで、階段1つにとっても非常にその難しさもあるし、階段はそれぞれの住宅によってデザイン形状や高さ幅、素材なども異なるのでとても難しいんです。更に、ミリ単位での制度や傾き、溝の彫込やかけ方他、言葉では表しきれないほどの難しさが階段にはあります。 その様な、岡庭建設で作っている階段にはどのような事例があるのかを知ってもらいたく、今回の動画にしてみました。GW中のお勉強時間に?(皆さんお出かけ中ですね・・笑)スキマ時間で参考になれば幸いです!。IKEDA隊長チャンネルへGO! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.04(木)
小金井市で地鎮祭/ハッピーエンディングの家
隊長です 新たな家造りのはじまりです。 「ハッピーエンディングの家」@小金井市 ご親族様から受け継いだ土地の中での家づくり。そして、「終の棲家」として私たちをお選び頂き一緒に家づくりを進めて参りました。 「ハッピーエンディングの家」は敷地面積が約25坪とコンパクトな敷地ではありますけども、 その限られた中で豊かな暮らしが築きあげられるよう様々な工夫がなされています。 まず暮らし方の目線で行くと、 採光性や通風性をより良くするために、あえて2階にリビングを配置することにしました。終の棲家ではありますが、まだまだお若い住まい手様ですから、2階リビングにすることで豊かな時間を長く過ごすことができより心豊かに、そして健康的に暮らすことができることと思います。2階がリビングは屋根の空間(三角お屋根の形そのまま)、天井も高く広がりを感じるので居心地も良さそうです!。 その2階の空間の中には、特に仕切りなども設けずに、キッチンやダイニングリビングが一体的につながっていて、家事動線も良いし、目線を遠くに広げられるのも特徴です。そして、くつろいだり少し読書できたりするワークスペースも空などを眺められる 特徴ある居場所になっています。 1階は限られた空間ではありますが、玄関が3畳ほどあります。これは住まいの性能が高いからできることですが、この発想は私たちのモデルハウスでもある「ふじまちテラス」を見学されたところから、住まい手様から同様の空間をと依頼を受けたものです。土間空間の中に、造作家具(下駄箱)やそして収納と一体的にした造作階段など 広い玄関ホールを生かした空間になっています。 住宅の性能部分は、面積的に長期医療住宅の認定を取得することはできませんでしたが住宅性能表示を取得し耐震性能は等級3を、断熱性能は等級6相当を得るなど高性能な住宅は住まいの大きさにかかわらず実現しています。また、ZEHの性能を満しつつも太陽光発電が搭載不要のZEH Oriented(オリエンテッド)の性能を確保しています。 そして先日晴天の中で地鎮祭が 執り行われました。いよいよ工事の着手です。竣工まではまだ少し時間がかかりますが、これまで一緒に家づくりを進めてきた想い具現化する時が来ました。まだ少し先ですがその豊かな空間や建物が完成するのが今から楽しみです!お施主様、ご着工おめでとうございます! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.05.01(月)
フィルム型太陽光発電?
隊長です 先日の朝日新聞(朝刊)で「次世代太陽電池(ホンダ製)」の記事が掲載が。 フィルム型で「薄くて」「軽くて」「曲げられる」太陽光発電らしいです! 「ペロブスカイト太陽電池」と、舌を噛みそうな方式名ですが2030年にも実用化を目指しているそうです。 これは、今後の太陽電池の技術革新が一気に進む可能性もあり隊長期待しています。(政府も後押し!) ホンダのペロブスカイト太陽電池は、新しい型の太陽電池の一種の。特定の化合物の結晶構造のことを指し(原材料はヨウ素)、この化合物を利用した太陽電池をペロブスカイト太陽電池と呼ぶそうです ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン太陽電池に比べて、低コストで高い光電変換効率を実現することが期待されています。また、柔軟性があり、薄く軽量であるため、様々な場所で使用することができます。 現在の一般的なシリコン系の太陽電池ですと㎡辺り(1M*1M)20キロ程度の重量があり、屋根であると瓦屋根相当の重さを荷重としてみ込む必要があるんですね。ペロブスカイト太陽電池が実用化されればEVカーの屋根も利用できるとかで、住宅であれば、屋根だけでなく、庇やカーポート屋根などにも搭載しやするなるし、何よりも軽量化されることで、建物への負担が軽減されるのが助かります(耐震性への影響も減る) また、必ずしも屋根でなくても良いですが、都市部などは、敷地に限りもあり屋根に太陽電池を搭載する可能性も高いので、元々搭載重量を見込んでいなかった、既存住宅の屋根にも設置しやすくなると思います。 この様な環境負荷軽減に向けた技術革新がより進んでくれることを心より期待してます! 隊長 おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
2023.04.28(金)