柱の傷を残すリノベーション

「リフォーム・リノベ」
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

西東京市で築50年あまりの住宅をリノベーションしたお住まいが完成しましたー。「柱の傷を残す木ノベーション!」。その住まいの柱には、かつてお子様だったお施主様が、ご両親とともに刻んできた背丈の傷跡が残されていました。成長の証として刻まれたその傷は、ただのキズではなく、家族の歴史そのもの。そんな思い出が詰まった柱を、私たちは最大限に活かしながら、家全体を「性能向上リノベーション」として生まれ変わらせました。

お引渡しまでの時間との関係もあり、完成見学会は開催することができませんでした。よって、「柱の傷を残すリノベーション」の一部を写真に収めましたので、コラムではご紹介しておきたいと思います。追って完成写真ができ次第、施工例で公開させていただきます。

築50年の家を「木ノベーション」 〜性能も歴史も受け継ぐ住まいへ〜

この住まいは、お施主様が生まれ育ち、数々の思い出が刻まれた大切な家。しかし、築50年が経過し、建物の劣化や断熱性能、耐震性には不安がありました。そこで、家の構造を可能な限り活かしながら、断熱性能を向上させ、耐震補強も施した「木ノベーション」を行いました。

「新しくするだけではなく、家の歴史を活かしながら、安全で快適な住まいへ。」
これこそ、おかにわリフォーム工房が得意とするリノベーションの形です。

家の記憶を引き継ぐリビング 〜「思い出の柱」を主役に〜

家全体の性能向上を図る一方で、リビングの要所要所には、歴史の息づく構造材を見せる工夫を凝らしました。

・お施主様の成長の証である背丈の刻まれた柱は、そのまま現しにして、新たな住まいのシンボルに。
・既存の柱や梁のホゾ穴なども、あえて見せる設計にし、家の歴史が視覚的に感じられるように。
・梁の一部には、お施主様のお父様が補修した跡があり、その温もりを感じられるよう、塗装で仕上げずそのまま活かすことに。

新しくつくるのではなく、「元々あるものを大切にしながら、さらに輝かせる」。このようなリノベーションができるのも、技術者が多い私共ならではの取組でもあります。

今回のお施主様は、「この建物を残したい」という強い想いを

今回のお施主様は、「この建物を残したい」という強い想いを持っておられました。長年暮らしてきた住まいを、単なる古い家として壊すのではなく、性能を向上させながら受け継ぎたい。そんな想いを、私たちは確かな技術でしっかりとカタチにしました。

作るだけでなく、家を守ることも大切

リノベーションは、完成がゴールではありません。
むしろ、ここからが「家まもり」(メンテ)のスタートです。
築50年の住まいが、新たな暮らしの場として生まれ変わり、お施主様とともにこれからも長く、快適に暮らせるように、私たちはメンテナンス面でもサポートしていきます。

「家の記憶を活かすリノベーション」、お任せください!

今回のリノベーションは、単なるリフォームではなく、家族の思い出と歴史を未来へつなぐプロジェクトでした。
おかにわリフォーム工房・岡庭建設には、このような「家の記憶を大切にしながら性能を向上させるリノベーション」のご相談を多くいただいています。

「住み慣れた家を大切にしながら、もっと快適に暮らしたい!」
「思い出の詰まった家を、これからも長く守りたい!」

そんな想いをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
私たちが、お客様の大切な住まいを、新しく、そして豊かに生まれ変わらせますから!

隊長

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