2024年もお世話になりました。

「おかにわ建設」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

2024年も残すところわずかとなりました。本年も皆様には多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。今年を振り返りますと、石川県能登半島での地震から始まり、その後の支援活動をはじめ、さまざまな出来事がございました。

能登地震では、工務店団体主導のもと、多くの大工や職人が結集し、木造応急仮設住宅の建設に尽力しました。当社もこの活動に参加し、被災地の方々に少しでも暖かい住環境を提供するべく全力を尽くしました。今年はNHKの「クローズアップ現代」においても、能登地震の支援活動や木造仮設住宅が取り上げられました。この放送を通じ、多くの方々に大工や木造住宅、地域工務店の重要性等を知っていただけたことは、大変意義深いものでした。

 

また、本年は大変喜ばしい出来事として、当社が設計施工を手掛けた「和國商店」が14年ぶりにグッドデザイン賞他数多く賞を受賞いたしました。「和國商店」は、地域の空き家問題に取り組むプロジェクトとして、伝統的な技術と現代的なデザインを融合させた建物です。地域の活性化や職人技術の魅力を発信する場として、多くの方々に評価をいただきました。この受賞は当社のみならず、地域全体の努力の成果でもあり、大きな励みとなりました。

 

さらに、今年は「住まい手忘年会」が復活し、多くのお客様と直接触れ合う機会を持てたことも特筆すべき点です。コロナ禍以降、なかなか開催できなかったこのイベントを再開し、皆様と共に今年一年を振り返り、感謝を伝える時間を持つことができたことは、非常に嬉しく思っております。お客様からいただいた温かいお言葉の数々が、私たちの励みとなり、来年への大きな原動力となりました。

そして、2025年を迎えるにあたり、住宅業界は大きな変革の時を迎えます。まず、4月から改正省エネルギー法が施行され、全ての新築住宅において省エネルギー基準への適合が義務化されます。これにより、住宅性能の底上げが進むとともに、エネルギー効率の高い家づくりが一層求められる時代となります。

さらに、改正建築基準法の施行に伴い、大規模リフォームが確認申請の対象となるなど、既存住宅の改修においても規制が強化されます。これにより、リフォーム工事においても高い遵法性と高度な技術力が求められることとなり、私たち工務店の存在や重要性が一層重要となることが予想されます。

私たちは、このような新しい制度に迅速かつ的確に対応し、お客様に安心していただける家づくりを提供してまいります。また、性能向上リノベーションやゼロエミ住宅といった先進的な取り組みを引き続き進め、住まいの質を向上させるとともに、地域社会に貢献していく所存です。

2025年は、住宅業界にとって大きな変革を迎えると同時に、新たな可能性に満ちた一年となります。これからも、「住まい手とつくるくらし」を大切にし、皆様の理想の住まいを実現するために全力で取り組んでまいります。

どうぞ良いお年をお迎えください。そして、2025年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます!。

 

IKEDA隊長

PAGE TOP