東京の工務店団体でレクチャー

隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日、東京の工務店団体TBN(東京ビルダーズネットワーク)の定例会が開催されました。(隊長は本部JBNとTBNの副会長つとめてます)場所は、本部JBNの関連事業者でもあり、施工クラウドアプリとしても名高いANDPADさんの本社セミナールームをお借りしての開催。最近は参加者や会員工務店も増加し会場探しが大変ですので、この様な配慮は本当に感謝です。m(_ _)m

主な内容は


再エネのリース方式について

(東京都よりレクチャー & 東京電力「エネカリ」の紹介)

東京都より再生可能エネルギーのリース方式についての講義が行われ、東京電力が提供する「エネカリ」についての内容は興味深かったです。。「エネカリ」は、太陽光発電設備や蓄電池を初期費用ゼロで導入できるサービス。利用者は月額定額制で設備をリースでき、契約期間終了後には設備を無償譲渡される仕組みです。

本サービスの特徴として、以下が挙げられました:

  • 初期費用ゼロ
  • 契約期間中の安心感
  • 環境配慮

このレクチャーでは、具体的な導入パターンが共有されました。再エネ設備導入を後押しする選択肢として、「エネカリ」は再エネ設置の可能性を広げるツールの一つになるかもしれませんね。


改正建築基準法とリフォームの確認申請(隊長から)

続いて、隊長より、改正建築基準法に関連するリフォームの建築確認申請についてレクチャーさせていただきました。法改正後の手続きの注意点や実務への影響を具体例を交えて解説。特に、これまで、手続きなしでリフォームしていたことができなくなるため、どの様な手続きになるのかなど、そして関係省庁と意見交換した内容などを共有させていただきました。特にこの件は、ユーザーとなる方々が認知していない内容なので、各会員工務店が把握し社会に伝えていく重要性があると思います。


確認申請を伴うリフォームの苦労話(埼玉の工務店より)

埼玉県の工務店から、確認申請を伴うリフォーム案件の実例が紹介されました。特に、申請書類の準備や自治体とのやり取りにおける課題とその解決方法が共有され、他の工務店にとっても実践的な学びとなる内容でした。


ANDPADの紹介(開催地ANDPAD様より)

開催地でもあるANDPAD様からは、自社の業務効率化ツール「ANDPAD」の紹介がありました。施工管理やコミュニケーションの一元化により、現場の生産性を向上させる仕組みや今後の時短を含めたDXの必要性ほか参加者からも高い関心がありました。


情報提供(メンバー工務店より)

最後に、JBN本部委員会出席者等の工務店からの情報提供が行われました。省エネ計算のこと、木造応急仮説住宅のこと、本部で新たに設置される委員会情報等、中央情報を提供しより地域工務店が活躍していくことに寄与されればです。


今回の定例会は、再エネ普及から法改正対応まで幅広いテーマを扱い、各工務店が実務に活かせる有益な知見を得る機会となりました。時間にして4時間・・・驚。それでも足りないくらいですが・・・

この様に、自社の成長も必要ですが、地域の工務店の存在は不可欠。教えてもらい、教えてあげる関係、情報を共有しながら仲間と共に成長していくことが大切だと思っています。

 

隊長

 

 

PAGE TOP