構造面材に構造金物作業中/杉並区

「現場・職人」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

寒さ厳しい季節になりましたね。 なおかつ年の瀬と言うことで様々バタバタと忙しい時期でもありますね。さて、そんな中でも 現在いたるエリアで弊社は建築工事が進行中!です。先日杉並区で棟上げしたばかりの工事現場に隊長も立ち寄ってみました。(木造2階建ての住宅)こちらの現場では、寒さ厳しい中でも社員大工が奮闘中ですので、その仕事ぶりを少し触れておきたいと思います。

構造面材「モイス」とは?

岡庭建設では、構造面材として「モイス」を採用しています。「モイス」は調湿性・耐火性・耐震性に優れた天然素材を主成分とした建材で、以下のような特性を備えているんです。

  • 調湿性:湿度を調整することに優れている
  • 耐火性:火に強く、有事の際にも住まいを守る高い防火性能を有します
  • 耐震性:モイスは構造用面材でもあり、高耐力な面材製品です。

ただし、この優れた性能を持つ「モイス」は非常に重いため、施工には経験と慎重さが必要なんです。1枚の重量が大工の腰に負担をかけるほどで、作業の際は特に注意が求められます。

本現場では施工の要となる作業を全て社員大工が担当し、彼らはモイスの重さや特性を熟知しており、1枚1枚を丁寧に加工・設置しています。特にモイスを建物の耐震壁として使用する場合、取り付けの角度や位置が建物全体の強度に影響を与えるため、精密な作業が求められるんです。

現場では、大工同士がコミュニケーションを密にとりながら、「ミリ単位の精度」にこだわった施工を進めています。こうした技術の結集が、岡庭建設の住宅の品質を支えています。

耐震等級3を支える構造金物

耐震等級3を目指した建物では、構造金物の数や種類が通常以上に増えます。コーナー用、接合部用など、部位ごとに異なる金物を正確に選定・取り付けたり、取り付け箇所がずれるだけでも耐震性能に影響を与えるため、正確な施工が必須です。こちらも大工は事前に構造図や金物リストを何度も確認し、1本のボルトやネジも漏れなく設置するよう慎重に作業を進めています。こうした作業が、建物の耐震性を高めているんですね。ぜひ構造見学会等でもご覧いただきたいです。

また、岡庭建設では、金物の取り付の施工状況について、多層的なチェック体制を整えていまして、第三者機関による検査も当然ですが、社内においても設計担当者、現場監督、大工の3者がそれぞれの視点から現場を確認しているんです。これにより、施工精度をさらに高め、住まい手に安心していただける住まいを提供しています。

住まいが家族の生活を守る「基盤」であるからこそ、構造面材や金物の一つひとつにこだわり、どんな災害にも耐えうる住まいを提供することが私たちの使命だと考えます。本現場でも、丁寧な施工を積み重ね、住まい手に長く愛される家づくりを貪欲に取り組んでいました。

「家づくり学校2時間目でも」で詳しくお伝えします!

今回ご紹介した内容をもっと詳しく知りたい方は、2024年3月に開催される「家づくり学校2時間目」にぜひご参加ください。この講座では、岡庭建設の住まいづくりのこだわりや、具体的な施工事例を直接ご覧いただけます。

日時:2024年3月
場所:岡庭建設ショールーム
参加方法:岡庭建設公式ウェブサイトまたはお電話でお申し込みください。

と言うことで、今回は構造面材と構造金物に特化したお話でしたが、このような作業をしていることや難易度、苦労をこの機会に少しでも知っていただけたら幸いです。

 

隊長

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