住宅医2024特別講座INおかにわ

「隊長の活動他」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日、住宅医スクール2024特別講座INおかにわ建設にて、「4号特例縮小で変わる来春からの既存住宅改修」というテーマで講演を行いました。この講座では、埼玉県の増木工務店・高木さんから事例と経験の共有、新潟県のサトウ工務店・佐藤さんから構造に関する具体的なお話、参創ハウテック・尾崎さんからは事例と法改正の関係性について詳しい説明をいただきました。さらに、三澤文子校長の「三澤節」ともいえる独自の采配のもと、参加者全員で意見交換を行い、情報を深く共有する場となりました。(懇親会でも活発な交流がありました。。。笑)

 

今回の法改正では、一定規模の改修工事について確認申請手続きが必要になるという変更があります。具体的にどのような改修が対象となるのか、どの条件で手続きが求められるのか、現時点で分かる情報をもとに議論を重ねました。このような新しい制度への対応は、住宅業界にとって重要な課題です。

講座にはオンラインを含め180名を超える方々が参加されました。この背景には、現場での情報不足が一因であると感じました。しかし、工務店同士で事例や経験を共有することで、少しずつ課題が整理され、視界が開けていく実感を得ることができました。

ここで、「住宅医」についても少し説明します。「住宅医」とは、既存住宅を診断し、問題点を把握した上で適切な改修方法を提案する専門家のことです。住宅の健康状態を「医師」のように診断し、長寿命化や快適性向上を目指して的確な処方を行う役割を担っています。今回の講座でも、改修における「住宅医」としての視点が多く共有され、参加者のスキルアップに繋がったと思います。弊社からも毎年、受講するようにし、既存住宅の設計、施工技術他を磨き続けていてますし、今回も会場提供という事で、スタッフの飛び込み受講たる恩恵も頂きました。今後は、良質なストック社会(既存住宅の良質化)が求められますからこの様な講座や、学びの場を通じて地域住宅の良質化に寄与してまいります!

 

隊長

 

 

 

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