グッドデザイン賞2024授賞式へ

「おかにわ建設」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日、有明の東京ガーデンシアターで開催されたグッドデザイン賞授賞式に、今回見事受賞を果たした「和國商店」に携わった木ノベチーム、社員大工チーム&現場チームそして様々な応募等で尽力してた広報チームと共に出席してきました(2010年度以来14年ぶり2度目)。広大な会場と華やかな演出に圧倒されながらも、ウチノ板金のスタッフと共に、一つひとつの工程を積み重ね、技術者や職人が一緒にこの日の晴れ舞台を迎えられたことが本当に感慨深いです。しかし、スケールの大きな会場かつ、全国から集まっているのでもの凄い人の集まり・・・驚。テレビ等でも見かける方々が沢山・・・。

その様な式典の始まる前の緊張する面々?いえ楽しんでいる感じでしょうか・・この様なシーンも時間も中々経験することのない貴重なひとときですね。折角なので、タイミング見て巨大なステージ前でも記念写真!さて、受賞式がスタートして、まずは、審査員長、副審査委員長の挨拶やコメントから

今回のテーマは「勇気と有機のあるデザイン」

この前提論をもとに厳選なる審査について、そして、全体応募の3割り程度しか選ばれないほど、テーマと社会性としての観点について述べられていました。個人的には、歌舞伎町タワー等の建築でも知られ、昨今話題性&活躍高き建築家、永山祐子氏のコメントは、建築的目線だけでなく、デザインの無限大性と可能性に対する話が良かったですね。

グッドデザイン賞を受賞した際のお決まり?でもあるGマークボード前での記念写真。これは、受賞したものだけが立つことのできる名誉ある場所。その記念すべきGマーク前で関わったメンバー皆で記念すべきシーンをハイポーズ!・・涙

さて、気になるグッドデザイン賞2024の大賞は

「RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト」でした。

このプロジェクトは、障害の有無に関わらず、誰もが遊ぶことができる遊具の開発を医療と遊具の分野を越えて実現したものです。医療的ケアが必要な子どもたちの「遊びたくても遊べない」という課題に注目し、様々な個性をもつ子どもたち、医師、ケアスタッフ、遊具デザイナー、そして地域住民が協力して、3つの遊具を開発されたそうです。この取り組みによって、地域に遊ぶきっかけが増え、幸せが広がる未来が描かれ、遊びの場がすべての子どもたちに開かれているという社会的意義の深さが評価され、見事に大賞を受賞しました。隊長が言うのもなんですが、大賞に相応しくもあり、グッドデザイン賞が、良いデザインだけが選ばれると言う観点だけでなく、そのデザインが生まれる過程や、そこに関わる人や地域の想いを含めたデザインが評価されたんだと言うことを改めて知る機会にもなりました。

また、他の受賞作品からもそれぞれのデザインに込められた独創的なアイデアや先進的な視点に触れることができ、私たちにとっても多くのヒントと刺激を得られる一日でした。

「和國商店」のプロジェクトを通じて、地域に根ざした場としての価値が評価されたこと、さらにその建築に職人たちの技術が息づいていることが評価され、街の活性化や次世代の担い手へとつながる一歩になったことに誇りを感じていますし、技術高きスタッフ達とこの様な場に立てたことを心から誇りに想います。

 

隊長

2024年グッドデザイン賞受賞記事

2010年グッドデザイン賞受賞サイト

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