東京の木材・秩父の木材

「隊長の活動他」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

今回は、持続可能な木材活用と災害対応—岡庭建設と全木協東京の取り組みと題して、先日、秩父の山を訪れたことについてお伝えして参ります。

私たち岡庭建設では、地域資源を活かした持続可能な家づくりに常に取り組んでいます。その中で、今回、東京の工務店ネットワークを通じて、秩父にあるウッディーコイケさんの山林から製材所、そしてプレカット工場までを見学してきました。この経験を通じて、木材の循環とその価値を深く理解し、さらには災害時の仮設住宅への応用についても進めているんです。

木材の循環—植林から製材、プレカットまで

昨年、岡庭建設では全社員で今一度ウッディーコイケさんの山〜製材〜プレカット等を見学し、スタッフ含め国産材の意味や、良さ、そしてその大切さ等を学ぶことができました。
その模様は「IKEDA隊長チャンネル」でも。

そこで、今回は有事に備えて(東京の工務店で応急木造仮設住宅建設に向けて)、ウッディーコイケさんの山林を見学することで、木材がどのように育てられ、伐採されているのかなど仲間と共に改めて実感しました。ウッディーコイケさんの取り組みは、単に木を伐採するだけでなく、伐採後には必ず新たな木を植えることで、持続可能な資源の循環を実現しています。これは、私たち岡庭建設が大切にしている「未来へ続く家づくり」にも通じる考え方です。

その後訪れた製材所では、伐採された木材が丁寧に加工され、私たちが住宅だけでなく、応急木造仮設住宅の構造材プロセスを見学しました。特に、ウッディーコイケさんのプレカット技術は、木材をあらかじめ適切な形状に加工することで、現場での効率化を実現しています。この様な平時に連携を取ることで、有事の現場での施工がよりスムーズになり、無駄なく、対応が可能になりますから。

全木協東京の取り組みと災害時の仮設住宅

私たち岡庭建設は、全木協東京の代表主幹事を務めており、このネットワークを通じて、地域の工務店が連携して災害時に迅速に対応するための木造応急仮設住宅の建設体制を整えています。災害が発生した際には、迅速かつ安全な仮設住宅の建設が必要です。私たちは、ウッディーコイケさんの持続可能な国産材と高精度なプレカット技術を活用し、災害時の仮設住宅をスムーズに建設することができると考えています。(参考:全木協)

木材の強みと地域連携の力

今回の見学を通じて、木材が単なる建築資材としてではなく、自然の循環の一部であり、地域社会や環境に対して大きな貢献をしていることを再認識しました。私たちが使用する木材は、東京や、秩父の山林で育ち、製材され、プレカットを経て、最終的にお客様の家づくりに役立っています。そして、災害時には、この木材が応急仮設住宅として多くの人々を支えることができます。また、全木協東京のネットワークを通じて、私たち工務店は互いに連携し合い、大規模な災害時にも迅速に対応できる体制を整えています。私たち岡庭建設が代表主幹事として進めるこの活動は、木造建築の可能性を広げ、持続可能な社会づくりにもつなげて行かなければと考えています。引き続き自社の取組と工務店のネットワーク力で社会に寄与する体制を整えて参ります。

見学後は、東京の工務店の仲間たちと共に、秩父の魅力的なレストラン「ハイランダーイン秩父」で懇親会を開催しました。

このお店は、世界的有名な秩父産ウィスキー「イチローズモルト」が揃うお店としても名高かくウッディーコイケさんのご紹介で入店です。

特にシェフが手がける創作料理の数々は、木材の見学で得た感動にさらに彩りを添えてくれました。この様な場が、また、仲間と家造り他の技術の交流であり、新たな出会いからの技術向上にも繋がります。

という事で濃密かつタイトな一日でしたが、国産木材の価値と工務店仲間の重要性、そして新たな出会いから新たな発想を頂きました。

皆さん沢山歩きましたねー・・・笑・・・本当にお疲れ様でしたー。

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