住み手の家を見学/半平屋の家

「新築住宅」のこと
隊長IKEDA隊長

【2016年にウッドデザイ賞受賞「みはらしだいの家〜半平屋の暮らし〜」】

 

本日はその受賞を記念して、バス見学会が開催されました。

 

住い手様の家ですから、バス1台限定(30名様満員御礼)とさせて頂きました。m(_ _)m。

*キャンセル待ちの方々にはご迷惑をお掛け致しましたが、ぜひ次回にご参加頂ければ幸いです。

 

さー、バスを降車して、住宅街ともあり、現地まで徒歩で向かいます。

現地到着後は、まずは隊長から、「みはらしだいの家」の概要を説明させて頂き、続いて今回の

見学に多大なご協力頂きました、お施主様をご紹介、参加者皆様とご対面・・笑!。

 

長きに渡りこの街に住み、街並みと街の景色の再現をと、ひときわ低くと半平屋の家に。

そして、家の大きさ以上に大きな暮らしを楽しむエピソードなども・・。

【半平屋にみはらしだい】

いざ、楽しみにしていた、半平屋の空間へ

その前に、玄関の上にあるものは・・・

まさしく、家のタイトル通りの「みはらしだい」が・・・

この「みはらしだい」は、コンセプト通り、自らの街を眺めたり、夜空を眺めたり、洗濯

ものを干したりと多様な使い方のできるスペースでもあり居場所でもあるんです。

 

【外壁がオレンジ色?】

オレンジがかった外壁は、焼杉といって、スギの板を焼いて炭化させたもの。塗装もされて

いますが、炭化作用で雨はじきもよくたりするなどの他、防虫防腐効果を高め、素材の寿命

を少しでも長くします。

【半平屋の空間には楽しさが一杯】

半平屋とは、平屋と2階建ての中間的な建築手法。弊社の家造りで多用しています。

1階の天井程からはじまる屋根の勾配を利用して一部を2階空間に。

 

故に、1階の天井も高くなり、空間的な広がりを感じることができますし、其の吹き抜け

的空間から、家族の気配や繋がりを生むことができます。

 

【風を抜く窓】

↓写真左上にある窓は、365日、日が差し込むことのない窓。そう、通風のためにある窓

なんですね。軒の長さが1.5Mもあることから、このマドは通風専用窓ということになり

1階だけでなく、2階の部屋にも風を注ぎ込むことができるんですね。

 

【あしぶらりん・・】

↓写真中央に座るお子様たち。そう、書斎のスペースになるのですが、時には吹き抜け側に

足をぶらりんと伸ばし、ぼーっとする居場所?・・と具体的な目的があるわけではありま

せんが、なんか足が伸ばせて、自分の家が眺められた面白いな−と、お施主様の発想を含め

このような居場所が生まれる事になりました。皆さん、この居場所も堪能されてましたねー。

【天井はたかくないけれど】

天井は高いほうがいいと思っていたけれど・・・なんだか適度に低いのもいいねー。と

多くの方々がお話しているのが聞こえました。その通りで天井は高いほうが良いのではなく

空間のメリハリが大事なんですね。でも、日本人って意外と、低い、狭い空間が好きなDNA

をもっていて、体感すると意外と悪くないと言うことに気がつくものなのですね。

まーこれも空間設計の極意といいますか、そのバランス設計が大事なんですね。

【杉の木がいっぱい・太陽熱もいっぱい】

「みはらしだいの家」は構造材も杉ですが、床、壁、天井にも杉材を多用し、木のぬくもりを

感じる空間に、そして空気集熱式ソーラーで太陽熱をふんだんに取り込みます。

 

杉材は材の中に空隙が多く、素材そのものが柔らかいという短所がありますが、足ざわりなど

が良かったり、熱を蓄えるなどの冬の季節でありながらも床の冷たさを軽減したり、直射光や

日射や熱エネルギーを素材そのものに蓄熱できる長所があるんですね。

 

 

という事で、「みはらしだいの家」の後は、「木ノベーションスタジオひばりヶ丘」や

「RーECO HOUSE」など弊社のモデルハウスなどもその後ご見学頂きました。

 

参加された皆様、住まい手の家を見学されていかがでしたでしょうか。

完成した建物だけではなく、実際に住まれている家や暮らし、そして、住まい手様から生の

声が聞けて、さらに家造りの楽しさや、不安を解消できたのではないでしょうか。

ぜひ、今後の家造りに活かしてくださいね。また、今回キャンセル待ち他ご参加できなかった

皆様も次回にご参加頂ければ幸いです。!

 

そして、何よりも今回の見学会の多大なご協力を頂いた「みはらしだいの家」のお施主様に

改めて感謝申し上げます。m(_ _)m

 

えー上の写真はバスガイドも努めさせて頂きました隊長です・・笑。

 

隊長

PAGE TOP