LCCM住宅とは/CSBEE戸建評価員

「隊長の気になるニュース」
隊長IKEDA隊長

5年に一度更新を行う「CASBEE戸建評価員」

 

この度無事に、更新(簡単な更新テストの上)することができましたー。フー

 

CASBEE戸建?何それ・・・とお思いの方も多いのでこの機会に簡単な説明をしておくと。

 

【CASBEEとは?】

 

CASBEE戸建は、戸建住宅の設計内容に基づいて総合的な環境性能を評価するツールなんです。

より良い住環境を提供し、長く使われ、省エネルギー・省資源に配慮されることにより、住生活

の質を向上させ、日本全体の環境負荷を削減することや、優良な既存住宅を増やすことも目的と

されているんですね。

 

この性能評価ツールは、戸建て以外に、不動産や、都市、健康や災害時のレジリエンス性などの

評価ツールも開発されていて、ある自治体では評価の高い住宅等に融資のメリット等の他インセン

ティブとしても活用されています。

 

 

 

 

環境を評価するツールといってもイメージ沸かないですよね。それは当然です・・・笑

 

という事で、おかにわの家の場合でどの様な結果が出るかを見てみましょう。

 

 

【おかにわのいいえ R-ECO HOUSE(ショーホーム)の場合】

 

細かい入力等の内容は割愛しますが、大きく分けると2分野で評価します。

 

①環境品質(建物の省エネ性能や、維持管理、長寿命性等他)

 

②環境付加低減性(リサイクル材の利用や計画等他)

 

それぞれの細かな評価項目があり、これらの項目に基づきレベル設定し評価結果に繋がります。

よくできていて①、②の何方か一方が突出して良くてもだめで、バランスよく性能を上げて行かないと

評価は上がらないようになっています。

 

【気になる評価は?】

 

上の画像が結果を示すシートになります。こちらのシートは家造りを進められるお客様にお示す出来る

評価シートになっています。特に分かりやすいのが2段目の

 

「2−1 環境効率」

 

S、A、B+、Bー、Cのランクに分かれ、Sランクが最も評価が高いということになり。

 

R-ECOHOUSEは見事「S」ランクに該当します。

 

岡庭の家ではAからSレベルの評価になることが多いです。その差は、構造材の国産材比率や、雨水の利用等

によっても異なってきます。

 

 

「2−2 ライフサイクルCO2」(*これ建築物などの建設に伴って発生する二酸化炭素(CO2)の排出量)

 

こちらは☆5つのうち、☆4つの評価になっています。

都心の住宅としては十分な性能で、☆5つにするためには太陽光発電等の創エネ設備は必須になります。

☆4つのRーECOHOUSEもゼロエネを目指した住宅ですが、更に太陽光発電の発電量が必要で、正直都心の住宅では

よほど小さな面積で発電量が増えない限り難しいかなと・・・・・・。

 

 

☆5つ建築物は、建設に伴って発生する二酸化炭素(CO2)の排出量までも相殺できてしまう家のレベルでLCCM

(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅とも言われています。昨今耳にするZEH(ゼロエネルギー住宅)レベル以上

の住宅で2050年頃の基準となるべく住宅としても言われていますが、その評価レベルの家ということになります。

現在のLCCM住宅は、環境効率「S」ランクと、ライフサイクルCO2☆5つが条件となっているようです。

 

 

「2−3 大項目のレーダーチャート」

 

こちらは、レーダーチャートでRーECOHOUSEの評価の見える化と言ったところでしょうか。

簡単にまとめると、建物の質はとても高い。環境負荷低減の部分では、建設資材のリサイクル、リユース性がまだまだ

伸びしろがあることが結果として見えています。今後この負荷低減についても更なる検証してまいります。

 

 

 

 

 

それで、話戻りますが、この様な客観的な評価をするのに、建築士の資格だけでなく、環境省エネを評価するための

資格が必要(必須ではありませんが)と言うことで「CASBEEー戸建」という資格があり、この度めでたく更新した

ということです。話長すぎー!・・・笑。

 

*ちなみに弊社の設計チームスタッフは大半がこの資格を所得しています。

 

 

 

隊長

 

 

 

 

 

 

 

岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー)

 

 

 

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 よりよい住生活に向けて

 

隊長、全国の工務店を代表(JBNの理事)して「住宅生産団体連合会」委員会出席中

 

 

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