西東京市の空家シンポジウム/アキヤラボ②
お知らせと続きの話題です。
西東京エリアで取り組む「ウェスト東京アキヤラボ」→通称「アキヤラボ」
が令和元年(平成31年)に続き、年明け令和2年1月25日(土)にシンポジウムを開催いたします。
今年は、空家についてを学んだり、西東京市の実情等について、一部事例なども交えながらのシンポジウムでしたが、令
和2年は、昨年のシンポジウムからの出会い他、空家等の複数活用事例を主にお伝えするシンポジウムになります。
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「西東京市の空き家から まちづくりを考える シンポジウム vol.2」
「事例紹介から考える 空き家の利活用」
開催日2020年1月25日
開催時間18時30分〜20時30分(18時00分開場)
開催場所:コール田無 地下2階多目的ホール(西東京市田無町三丁目7番2)
主催:ウエスト東京空き家ラボ、岡庭いえまち不動産ネットワーク
で、昨日の続き【空家から楽しい街へ】とは
空家になるかもしれない、空家になってしまったという家を・・・・逆に空家を借りてカフェをしたい、地域の居場所をつくりたい人のマッチング。家の持ちてと、借り手が出会い化学反応をし街の活力に繋げられれば、「問題化」ではなく「魅力化」に繋がるのではないかと、微力ながら取り組んでいるのが「アキヤラボ」。
【アキヤラボにはステークホルダー達が】
*様々なジャンルの利害関係者=ステークホルダー
「アキヤラボ」は地域の様々な方々が連携して取り組んでいます。
空家は「家」なので建築屋さんや不動産屋さん?がいれば事足りるのではと思われる方も多いと思います。
それは「家」=「モノ」という箱のイメージからくるものだと思いますが、空家の活用で大事なのは「場」=「こと」が大事なんです。特に街の活性化には場はかかせません。
弊社では建築や不動産のことが取り組めてもコミュニティーまでは形成できませんから・・
例えば・・・
◯空家を利用して、カフェをリフォームしても、カフェを運営する方がいなければ、カフェに来てくれる人がいなければ「場」にもなりませんし、街の「魅力」にも繋がりません。
そこに・・・・
空家を介してカフェを手掛けたい、福祉施設として利用したいなど、新たな出会いからもあれば、私達の街の「人」のつながりで、その利用者や来場者につなげたりすることもできます。
これは、私達の建築・不動産だけでなく、地域のメディアやお店などの「人」の繋がりや、オーガナイザーによるコミュニーティー形成、はたまたデザインにより、空家が魅力あるお店に生まれ変わることにつながるのだと思います。
そうそう、今年は様々な相談がありましたが、築年数を経過した空き店舗を利用してシェアキッチンに・・・と。
でも、その建物が築年数以上に、劣化や耐震性が不足していて、綺麗にしただけではとても利用できるものではない、そして人がその「場」で事故に合うようなことがあってはいけないと、建築屋として、その建物の利活用を進めない提案もしました。これも、私達建築やの役割だと思っていますし、ステークホルダーの存在だと考えます。
昨今、リフォーム・リノベーションブーム?で、古き良き建物が店舗に生まれ変わっていたりしますが、その安全性までは一般の方々は見ることができません。日々建築に携わっている我々からすると、建物を見かけるだけでその耐震性等はなんとなく予測できてしまうんですね。なので、この様なコメントをすることも、空家の活用が求められるこれからの時代に必要な存在であると思っています。
今回は、その様な「出会」や「人」の繋がりから活かされた空家活用の事例をいくつかご紹介しながら、空家からまちづくりを考えて見たいと思います。週末の夜開催ですから、多くの方々のご参加をお待ちしております。
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