改正建築物省エネ法/オンライン講座はじまる

「住宅性能」のこと
隊長IKEDA隊長

 2021年に建物に関する省エネの法律が改正される

このコラムでも以前書きましたが、2021年4月から「建築物省エネ法」と言う省エネ建築物に関する法律が改正されます。

これは直接的には私達プロ(建築士)に関わることですが、省エネ建築物、住宅がある意味2021年から義務化になるということです。

えっ!今までは?と思われる方も多いかもしれませんが、極端な話し、断熱材を入れなくても設計や工事は可能であったということと、改正法でも排除されていないことが現状です。これは、伝統的な建築物等もありますし、消費者の幅広い意向もあるのでこの様な法改正にとどまったということでもあります。

 

住宅で義務化されるのは「説明義務」です。建築される住宅が省エネ法に適合しているか否かを事前に説明することになります。*「説明義務化」のコラムへ。

当然説明がなければ、違法行為となるわけでが、お施主様が、特に断熱材を入れなくても・・んー良くわからないから、高くなるなら・・などの選択肢も削除されていないため今後基準で定められた性能がなくとも建築はできてしまいます。でも、不適合で良いです!と納得される方は多くはないと思いますが・・・・笑。

*2021年から併せて300㎡以上の建築物(非住宅)は義務化されます。省エネ設計の適合許可がないと工事ができなくなります。

 

        

*国土交通省資料より

 

 

建築物省エネ法改正/オンライン講座

そのために、この9月から「改正建築物省エネ法 オンライン講座(国土交通省)」が開講され、建築士を始め、建築技術者が改正法の内容や説明方法、根本の計算方法等を学ぶことができます。2020年は、コロナ感染症の関係で会場での講習ではなく、オンラインでの開催となりました。建築士の方や建設業関係の方、あと、建築を志す方は見ておくことをおすすめします。なかなかこれだけのボリュームを見る機会はないですし、オンラインなのが◎ですねー。

 

 

 

 

 

 

隊長も微力ながらテキストづくりに・・

この講習会で利用されるテキストの一部を2020年度もお手伝いさせていただきました。と言うか継続中で、資料作成WG委員として7年目を迎えます。

名だたる省エネ関連の技術者や国の方々が携わられてますが、末席で微力ながらお力添えさせていただいております。

例年ですと、講習会受講者がテキストを受け取る事ができましたが、コロナの恩恵といいましょうか、オンライン上でテキストをダウンロードすることができるんですね。

ご興味ある消費者の皆様もご覧頂ければ幸いです。

 

7年前の隊長ブログでも書いていたのを思い出しました・・・笑

 

 

 

 

 

 

 

 

おかにわの家造りは2割から3割以上も省エネ

 

当然ですが、おかにわの家造りは、省エネ方に適合した住宅です。それも概ね改正法よりも2〜3割以上の断熱省エネ性能を確保した住宅です。(東京ゼロエミ住宅仕様)

なおかつ、性能を確保しただけでなく、設計型工務店!チームおかにわ(スタッフ)設計チームは、詳細な断熱、省エネ計算を施し設計采配ことができます。

ですから、長期優良住宅や、認定低炭素住宅、ゼロ・エネルギー住宅など高度省エネ住宅を手掛けることができるんですね。(作業は大変ですが・・・)

見学会などで、完成した姿を見て、空間や素材などを主に見られていると思いますが、陰ながら、この様な目に見えない性能設計も得意としているんだなーと

言うことも知っていただけたら幸いです。

 

 

 

隊長

 

 

 

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隊長が令和元年に「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

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