住宅・浸水対策の設計の手引作成

これからの住宅・制度等
隊長IKEDA隊長

隊長です。

 

 

9月1日は防災の日

関東大震災の教訓を忘れることなくと、9月1日が防災の日になっているわけですが、ご存知の通り昨今は地震だけでなく、豪雨被害、台風被害に水害と、正しく災害のない年がないほどですから、日々、防災意識を高めておく必要がありますね。

 

「住宅における浸水対策の設計の手引き」

今回は住宅浸水対策に関しての情報ですが、この度住宅生産者団体(住宅生産団体連合会)の連合会から

「住宅における浸水対策の設計の手引き」が作成され会員向けに公開されました。*この資料は「設計者向け」に作成したものです。で、この手引を隊長もお手伝いさせて頂き作成しています。

 

 

隊長もお手伝い

少しややこしいですが、おかにわ建設を経営しつつ、全国の工務店最大団体「JBN/全国工務店協会(隊長理事を努めつつ)」が、手引を発刊した住宅生産団体連合(→大手ハウスメーカーから、大手、中小分譲事業者、中小工務店団体等、国内の住宅生産者団体の総合団体・・分かりにくいかもですが・・笑)に加盟している関係で、この手引書発刊に携わる→団体代表して隊長が携わることになったということです・・・汗。ですから、手引書で携わった方々が紹介されていますが、大手ハウスメーカー等を含め、その一員としてお手伝いさせて頂きました。

 

 

 

手引書には

◯対象とする住宅や災害について。*すべての災害網羅することは難しいので

◯過去に被害を受けた住宅について

◯住宅における浸水対策の設計方法

◯浸水対策方法や設計例

◯その他

 

を紹介しています。

 

 

私も全国に工務店の仲間たちがいますが、豪雨被害に直面した人たちから教えてくれたことや、大手ハウスメーカーの方々の経験等を含め、そのリスクの可能性と浸水対策対応方法をまとめた情報は今までに無いと思います。

 

隊長も、一人だけで調べ考えていても答えを見つけるには相当な月日が必要となりますが、これだけの方々が集結して作り出すことで、短期間で今まで知ることのなかった判断方法や対策などを見出すことができました。また、数ヶ月の間で完成させる関係で、大変ではありましたが、大きな学びと今後の家造りに活かせる手法を持ち合わせることができました。今後は、この資料を全国の工務店に伝承していかなければなりませんので、それはそれでまた大変ではありますが、水害が2倍に増えると予測されるこの時代ですから、多くの設計者や工務店に利用してもらいつつ、建主様の方々にも立地によって浸水対策が必要であることと、その手法を伝えていきたいと思います。

 

コラムをお読みになられた方の参考情報になれば幸いです。

 

 

 

隊長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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