東京建築高等職業訓練校/大工育成

「現場・職人」のこと
隊長IKEDA隊長

おかにわ建設は大工の社員化に取組んでいます。

大工さんと言うと、一人親方のイメージが強いと思いますが、おかにわ建設では大工を社員化しています。

なぜならば、大工さん、建設業の職人さんは、朝から晩まで働き、土曜日も仕事の環境が多く、報道等でも目にされたことあるかもしれませんが、その労働環境から若い人たちが大工、建設職人を目指す人が減少傾向にあるんです。尚且、社会保障も安定していなかったりして、年をとっても働き続けなければならない・・。その様な労働環境を変えて、大工になりたい!夢みる若い子たちに安心して大工、建設職人を目指せる環境づくりと、おかにわ建設では今から13年前に大工の社員化を初め今日に至ります。

当然、建設現場でも週休2日制度の導入、そして年金等の社会保障も完備し、賞与あり!です。

 

現在は、少しづつ社員大工も増えて、今では7名(40代以上6名・20代5名・10代2名/内女性1名)

 

でも弊社の社員の≒1/3.5を締める部署となりました。ある意味一大勢力かも・・・笑

 

パンフレット内右下の女性が、おかにわ建設初の女性大工(10代)

 

 

職業訓練校と連携し大工育成

大工を社員化するだけでなく、しっかり育成も!

現在東京建築高等職業訓練校とも連携し、2年間通いつつ基礎を学びます。

それも、休みの日に通って、休日がなくなるのではなく、出勤日に訓練校に通うシステムをとっています。すなわち、出勤扱い給与をもらいながら訓練校に通えると言うことです。当然会社としての負担になるわけですが、未来に投資して若い子たちが一人でも多く夢見て大工建設業の道を歩んでもらえればと取組んでいます。

 

 

建設キャリアシステム(CCUS)でキャリアを伸ばす

建設キャリアアップシステムは、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムで、建設業法他法律の中にも明記されている制度でもあり、今後の建設現場で主流の制度となります。現在、弊社の社員大工はこの制度に登録し、経歴や技能のレベル等も登録しています。

 

 

おかにわ大工マイスター制度

育成方法も、訓練校や業界制度だけでなく、自社のオリジナルの取り組みも行っております。

それが、「おかにわ大工マイスター制度」

これは、大工一年生から始まり、一人で棟梁になるまでの道筋を評価しているもので、年2回自社評価を行っております。

特に一年生の時点から何をどの順番で進めれば良いのか、自分はこれまで何ができて何が得意なのか。これらを可視化することで目標も立てやすくなります。

また、新たな取組なども検討中で、一年、いや一日でも早く一人前となれるよう独自制度でサポートしております。

 

 

表彰された若者も!

技量を上げ、資格を所得し、社会で評価を受ける。

大工技能士や建築士、建て方作業主任他、社会で必要とされる資格もサポートし所得してもらいます。

また、一定の技量や資格、経験年数を得たところで、地位の高い顕彰等にも申請することも始めています。

2021年10月、20代で弊社社員大工になり、建築士等の資格、建設キャリアシステムレベル4であり10年以上社員として活躍したことが評価され、国土交通省の局長表彰を拝受することができました。今後も、ただ単に現場で大工として従事するだけでなく、技術等の向上を図り一人でも多く、社会で活躍する大工、建設労働者を育んでいく所存です。ぜひ、挑戦してみたい人は岡庭建設の門を叩いてみてくださいね。

 

 

隊長

 

 

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