東京都太陽光義務化 賛成56%とは

「隊長の気になるニュース」
隊長IKEDA隊長

隊長です。

 

 

朝日新聞に気になる記事が・・・

8月2日付の朝日新聞朝刊に「太陽光発電義務化 賛成56%」!の記事が掲載されていました。

 

全国でも初めて、大規模、中小建築物へ太陽光発電等の義務化を打ち出し注目されている東京都。

 

審議会や技術検討会などで様々議論されていたり、検討内容のパブリックコメント等も募集され、先日義務化等に関する都民の声が記事になっていました。

 

賛成56%

 

反対41%

 

と、やや6対4の割合で賛成が多かった様です。

 

賛成は、20代が最も多く歳を経ていくほど減っているようです。

 

反対の中には、地震台風などの災害や火災などの事故の際の課題的内容に触れられていますから、もしかすると歳を経るほど、維持管理や金銭、現実的考えなのかもしれませんね。

 

あくまでも想像の域でしかありませんが・・。逆に若い方々は、環境意識も高いことからこの様な結果になったのかもしれません。

 

何が義務化なのか

隊長も工務店団体役員の関係もあり昨日、検討会の傍聴(オンライン・・でも打合せ等があり全てではありません)しましたが、この義務化について、間違ったイメージを持たれている方も多いので、何が義務化なのかを現段階の検討会情報からお伝えしておくと

 

◯大規模建築物等には原則として建築主に義務化

 

◯住宅等の中小建築物には建設する住宅メーカーに義務化(一定総面積を建設する住宅メーカー)

 

とされています。ですので、「大きな建物」「数を多く建てられる住宅メーカー」義務が課せられる方向で、全ての住宅や建築物が対象となっているわけではないということを先ず知っておいて頂ければです。

 

ですが、今後のカーボンニュートラルに向けた取り組みとしては、「義務でないから」と判断するのではなく、一住宅として環境貢献していくことが望ましいと隊長は考えます。

 

 

太陽光はどうなん?

 

現在の太陽光発電設置については、一定の基準があり、以前ほど屋根から滑落したりすることありませんし、風速に対しても基準等がありますので、一昔前の考え方とは少し考え方は変えた方が良いかもしれません。

 

ただし、設置した後が大事で、幾度もの台風や地震災害等を経験してきますから、維持管理(点検)は忘れてはいけません。滑落したりしたら、設置者の責任になりますからね。

 

全てをここで伝えられるわけではありませんが、

 

◯維持管理を行う

 

◯日当たりなど周辺環境や方位を理解して設置する

 

◯設置した発電量が必ず得られるわけではない

 

などなど太陽光発電への一定の理解は重要です。

 

 

 

 

 

 

2030年、2050年に向けて

そもそも太陽光発電を設置するのは、日本も2050年にカーボンニュートラルの実現を世界的に公約してるとともに、昨今誰もが体験している、猛暑(今日も埼玉では40度とか・・・驚)や寒波、そして、豪雨被害や大型台風の発生など、地球温暖化からの異常気象減少に向けての取り組みが求められています。

 

おかにわ建設でも、近年建築している建物やモデルハウスにも太陽光発電を設置しています。(全てではありませんが)

 

昨年オープンした「ふじまちテラス」にも4.5KWの発電設備を設置。

 

都内での屋根では完全なるZEHや全てを発電で賄う生活は難しいかもしれませんが、カーボンニュートラルを実現するためには、太陽光発電が現時点では効果的と判断し採用しています。

 

維持管理等の課題もありますが、自らの建物に設置し、状況を調査しつつ今後の住宅に活かしたり、お施主様に情報提供や説明させていただいております。

 

 

と言うことで、朝日新聞に気になる記事が掲載されていましたのでコラムにさせていただきましたー。

 

 

 

隊長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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