空き家が過去最多数に/2024年

「隊長の気になるニュース」
隊長IKEDA隊長

隊長です

 

GWはいかがでしたでしょうか。

連休明けのこの時期、5月病になる方もいるそうですから、一気にでなく、ご自身のペースで徐々に日常に戻されると良いのではないでしょうか。隊長は、連休明けから出張モードで一気に日常へリターンですが・・・汗。

 

さて、コラムも一気に日常感へ・・と言うことで、GW序盤に「空き家最多900万戸・・・」たる新聞記事を目にしました。日本における空き家問題は深刻な社会課題であり、その規模は年々増加しています。2024年5月1日の朝日新聞朝刊によると、空き家の数が900万戸に達し、30年間で2倍に増加したことが報じられました。この現象は、複数の要因によって引き起こされていると考えられます。

 

第一に、当然ながら日本の人口減少と高齢化が空き家問題を助長しています。少子高齢化により、地方の人口が減少し、若者が都市部に集中する傾向が強まっています。これにより、地方の住宅は空き家となりやすくなっています。

 

第二に、過疎化や地域の経済的な衰退も空き家問題の原因です。地方の町や村では、地域経済の衰退や主要産業の衰退により、住民が減少し、空き家が増加しています。

 

第三に、相続問題も空き家の増加に関連しています。相続税の負担や家族間のトラブルにより、空き家が放置されるケースが増えています。

 

ただし、最多900万戸の空き家のうち約500万戸は賃貸住宅や中古住宅等、所有、管理者が分かっているので問題はないのですが、残りの約400万戸近くの住宅が、その他の空き家といって、目的なく空き家になっている状態、ある意味放置空き家の状況で建物が古く朽ちたまま放置されたり、事故を招きそうな空き家化知てしまう空き家になりあす。

 

 

空き家問題を解決するためには、継続的かつ総合的なアプローチが必要ですね。例えば・・

 

1. **空き家の再利用促進策の充実**:行政は、空き家を再利用するための補助金や税制優遇措置を提供することで、民間の取り組みを支援することが必要です。また、自治体や地域コミュニティと連携して、空き家の再生プロジェクトを推進することが重要です。弊社では「アキヤラボ」たる取り組みを手掛けています。

また、以前コラムでも記した東京都の空き家事業等も施され、行政支援等も進められています。

 

2. **地域活性化への取り組み**:地方の経済活性化や地域コミュニティの再生に取り組むことが、空き家問題の解決に直結します。地域産業の育成や観光資源の活用など、地域ごとの特性に合わせた取り組みが必要です。

→岡庭建設のお客様が空き家を利用して地域の助産所を開設した事例も「るるん助産院」職住近接!

 

3. **相続問題の解消策の整備**:相続に関するトラブルを未然に防ぐために、適切な相続対策を促進することも重要です。相続はことが起きる前に事前に、家族や関係者と意思疎通を図ることが大事だと思います。

 

その他、いろいろ考えられますが、今後空き家に関しては地域の身近な生活の中で当たり前に目にする時代を迎えます。空き家が悪いのではなく、ご自身が空き家を所有する可能性を今一度考え、その可能性について今から準備できることを考えておく。利活用の可能性は?地域で役にたてる可能性は?。その時に重要になるのが、建物の質や、劣化状況です。空き家が社会に役に立つためにも、住宅の維持管理を施して置くことも大切な準備。この差が将来に影響しますから。

 

 

 

加速する空き家記事を読みながら、起こり得ることと、その先のポジティブなアイディアを模索している隊長でした。

 

 

隊長

 

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IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m

 

 

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