IKEDA隊長コラムCOLUMN

2023年の記事(113件)

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岡庭建設の構造木材になるまでシリーズVOL4「木材の含水率」とは

隊長です。 引き続き、岡庭建設の構造木材になるまでシリーズ. 今回はVOL4「木材の含水率」とはです!*VOL1 「伐採」*VOL2 「貯木」*VOL3 「製材」はこちらから 木は光合成という過程を通じて成長しますが、水も成長に不可欠な要素です。木は根から水を吸収し、茎や葉に水を運ぶことで体内の栄養を供給します。水は根によって吸収され、茎を通って葉に達します。葉には伸長するための水分が必要であり、また光合成の過程でも水が使用されます。したがって、木の成長には光合成と水の供給が欠かせない。そう当たり前ですが木には水分があるということです。 木材はこれまでお伝えしてきたように、伐採→製材され柱や梁等の構造材製品となります。その後、乾燥庫に移され、数日間木材を乾燥させるわけですが、どの程度乾燥したかを測定するのが「含水率測定」です。数字が小さいほどす分量が少ないということです。 その乾燥度合いを機械的に図り、JAS材などでは木材に印字もされます。SD20と記載されているところが含水率を示す値になります。 SD20って?    /wp-content/uploads/_oldsiteimgs01/d6c98d3a28898b48e159d6d4ddf0352c.mp4 SD20とは、木材の乾燥度合いを示す指標の一つです。SD20は、木材の重量に対する乾燥時の水分の重量の割合を表します。一般的に、SD20は木材の含水率の推定値として使用され、含水率が20%以下と言う意味でもあります。当然ながらこの数値が小さい値ほど水分量が低いということです。但し0になることはなく、構造用製材では20%以下(実際は15%前後のものが多い)で内装材などは8%以下が理想とされています。 上記動画で木材が移動する際に3箇所の赤い鉄部(センサー)があります。この部分で含水率を測定しているんですね。 さて、水分が多いとどうなるかと言うと、例えば住宅であれば、室内環境の中で徐々に徐々に木材が空気に 触れることで木材自体 が乾燥していきます。その乾燥していく過程の中で、木材が変形したり、反ったり割れたりすることが あり、場合によっては生活に影響することがあります。 (時にはその自然の経過や風化が好きだって言う人もいらっしゃいますが・・・)故に、その乾燥経過の中で、木材変形を可能な限り避けるため人工乾燥等を施し一定の含水率以下にすることが、現代の木造住宅建設では一般化しています。それでも、割れる、反るは発生することは理解しておいて頂きたいと思います。 ということで、木材が製材され、構造材として加工される前に、このような工程があることも知っておいていただければです。 次回はいよいよ、最終回として「プレカット」(組み立て用機械加工)についてです。 お楽しみに!  隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m 
隊長IKEDA隊長

霞が関へ

隊長です。  この時期は、団体役員として霞が関によく通います。 法改正や、意見交換他、諸々のことで なので、この時期だけでなく一年を通してですね・・・笑 5月頃は青々した新緑の木々や空を眺めるのが気持ちが良い季節。 日本の中央組織でありつつも、皇居や日比谷公園なども近くにあり、この立地と景色は意外と好きです。  ちょうど用事を終えたときのお昼時。 意外とこのお昼時が一番霞が関では困るんですね・・・お店がない・・・・・時間もない 駅構内のコーヒーショップにするか・・・・・ と悩み歩いていたら、農林水産省に食堂があり、よく見ると一般の方もOKの文字が! スタスタ入り「鉄火丼+味噌汁」を注文!。味も値段もまずまず。急いでいるときには◎なので、霞が関昼食アイテムゲットです!。 写真撮りそこねましたが・・なかなか、メニュー豊富でしたー。また行こう!  隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m      
隊長IKEDA隊長

岡庭建設の構造木材になるまでシリーズVOL3「製材」とは

隊長です。 引き続き、岡庭建設の構造木材になるまでシリーズ. 今回はVOL3「製材」です!*VOL1 「伐採」*VOL2 「貯木」はこちらから 木材の製材とは、原木(切り出された木の丸太)を所定の寸法や形状に切り分ける作業のことを指します。製材は、木材を使った建築構造材や家具などの製品を作るために不可欠な工程なんです。 製材の過程では、まず原木が適切な長さに切り分けられます。その後、原木を所望の幅や厚さにスライスするために、丸太を製材機に通します。この工程では、木材の外側の部分である樹皮や節(木の枝が付いていた部分)が取り除かれ、木材の純粋な部分が露出します。製材にはさまざまな方法がありますが、現代では機械化が一般的なんですね。機械化された製材では、高度な製材機やコンピュータ制御の機械が使用され、より迅速かつ効率的に木材を加工することができるんです。ウッディーコイケさんでも皆でその製材シーンを見学させていただきました。↓動画でも /wp-content/uploads/_oldsiteimgs01/dcfcf15134ca1ac395cece49ff33e5e4.mp4製材によって得られた木材は、柱や梁などの構造材に加工されて参ります。 岡庭建設の構造木材は主に・・・ 柱:120ミリ*120ミリ→4寸柱梁:120ミリ*150〜240(8寸梁)とか300ミリ→1尺梁 に製材してもらい、ここから木造住宅の骨組みとなる加工(プレカット)に進んでいきます。徐々にみなさんが目にする柱等の構造材になりつつありますね。 これまで、伐採→貯木→製材の過程に触れてきましたが、次回はいよいよ木造住宅骨組みたるプレカット!についてお伝えしようと思いますが、その過程で木材の水分(含水率)の確認等についてもお伝えしようと思います お楽しみに!  隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m  
隊長IKEDA隊長

古坂大魔王とディスカッション/YKK AP

隊長です。 5月23日にYKK AP主催の「ライブストリームフォーラム2023」に出演してまいりました。 トークセッションファシリテーターにはピコ太郎のプロデューサーでもある、古坂大魔王氏 省エネ関連施策にも携わる東大の前准教授(左から3番目) 宅建業者で熊本県で活躍されている銀杏開発の村田さん(左から2番目) 工務店を代表して隊長(その右がYKKAP西宮さんとアナウンサー様) と共に某都心の撮影場で講演&トークセッションです。 超大手窓メーカーYKK APさんのサイトからの生配信とのことで、とても多くの方々が視聴されていたようです。後で知ってよかった・・・笑。   主ディスカッション内容は ●断熱改修に対して消費者意識は変わったのか?●今後、断熱改修は普及していくのか?●特に必要とされる賃貸住宅の高性能化はいかに?●その他現在の断熱や窓の補助事業等について などなどをゲスト4名、それぞれの立場、業界観でのコメントを 隊長からは(工務店目線で) ●消費者意識は一歩ずつ前進傾向であるが、このジャンルのスペシャリストがいかに増えるかも鍵と・・・・。まだまだ、断熱改修等、知識と技術そして経験のある工務店も多くはないので増えることを祈る。また、弊社では10年程前から特に性能向上リノベーションに力をいれていたので、その経験が今に生きている話も ●その上で、少子高齢化社会において、既存住宅や中古住宅+リノベ等が増加すると思われるので、性能提案できるかも鍵に●高性能賃貸は、建築と不動産を手掛けていたので、東京ゼロエミ以上の高性能賃貸住宅を手掛けている。ただし、世の中的には、利回り重視で住宅の性能等に目を向けていない事業者も多いので、今後の賃貸住宅は高性能化し空室対策にもつなげることも重要 と、抜粋、掻い摘んだコメントですが、その様な話を隊長からしたところです。 しかし、進行役の古坂大魔王は、やはりプロ中のプロですね・・・コメント、間、空気感と素人併せ?は見事だなーと。それ以上に、専門的分野の話の中で、しっかり噛み砕き場を展開していく、かつ、幅の広げ方がとてもロジカルでした・・・・驚。 隊長は予習をしていなかったので、どの様な場になるか良くわかっていませんでしたが、行きがけにスタッフたちに、「YOUTUBE等でも活躍しているし、経済的目線、コメント等の素晴らしい方だから頑張って!_と励まされ、不安に陥った隊長でしたが、その情報あったからこそ(本番までに予習・・・・笑)本番ではそれなりに、対応できた気がします。いえ、対応しやすくしてくれたのだと思います。m(_ _)m まーとにかく周囲の皆様に育てて頂いている隊長。本当に様々な経験をさせて頂いております。本当に本当に感謝の日々です。 *撮影シーンの写真だけみると、シンプルなカメラ配置ですは、台本&カメラ割等、周りのスタッフの準備力も凄いですね。 朝からこの様な準備を・・・・・人の数、カメラ数、そして隊長からは何がなんだか分からないほどの配線が・・・・ むしろ興味があって(好奇心です)休憩中にいろいろ聞いてしまいました。 隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m 
隊長IKEDA隊長

岡庭建設の構造木材になるまでシリーズVOL2「貯木」とは

隊長です。 引き続き、岡庭建設の構造木材になるまでシリーズ 今回はVOL2「貯木」です! *VOL1 「伐採」  まず、木材の貯木(ちょぼく)とは ◯伐採された木材を一時的に保管することを指します。貯木は、木材を処理や加工する前の段階工程なんです。 ◯貯木場は、通常、森林や伐採現場の近くに設けられるのが理想ですが、とは言ってもトラックで林道を往復しつつ数キロの位置に設けられることが多いですね。ウディーさんも車で20分くらい走った場所に貯木場があります。 ◯木材は、貯木場で適切な配置や積み重ねが行われ、樹種や部位などの利用を見据えて分別積み上げられていきます。 その説明をウッディーコイケの小池常務からお話を伺いました。     /wp-content/uploads/_oldsiteimgs01/IMG_9793.mp4   はじめてそのシーンを目にするスタッフも多いので、貯木場での作業は新鮮のようでした。 その貯木された木材をじっとみると年輪に・・・・(真ん中に赤みがはっきりしているのは杉材) 年輪って木材の年数を表すとよく言いますね。木材の年輪には、夏目と冬目と呼ばれる2つの部分があるんです。 【夏目は→年輪間隔が広い】夏目は、木が成長する夏の季節に形成されます。夏目は比較的広い幅を持ち、明るい色調をしています。夏目の形成は、木が光合成を行い、栄養を生成する時期に起こります。この時期には、木が十分な水分と陽光を得ることができるため、細胞の成長が活発になります。夏目は木の表面に形成され、年輪の幅が広くなるんです。 【冬目は→年輪間隔が狭い】冬目は、木が成長する冬の季節に形成されます。冬目は夏目と比較して幅が狭く、暗い色調をしています。冬目の形成は、木が休眠期に入る際に起こります。この時期には、木は成長を一時停止し、生長リングの形成に必要な栄養を蓄えます。冬目は木の内部に形成され、木の寿命を示す重要な要素です。 年輪は、木材の特性や成長環境に関する貴重な情報を提供しますし、産地や育林方法等によっても異ります。年輪のパターンを分析することで、過去の気候変動や環境条件の変化についても推定することができるくらい、正しく木材が生きてきた道のりを知ることができるんですね。  という事で、スタッフ皆で、伐採の後の貯木について学ぶことができました。m(_ _)m  隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m 
隊長IKEDA隊長

マンション管理費値上げが・・

隊長です。   先日朝日新聞に気になる記事が出てました「マンション管理費値上げ攻防」昨今、人手不足やインフレ時代を迎え、原材料の高騰や建材価格高騰もあり、マンションの管理費の値上げで様々な課題が発生しているようです・・・・ ↓朝日新聞より マンションの購入時に大半の方が 住宅ローンを組み「住宅ローン支払」とマンションの場合は、「管理費の支払」いの2つが必要になってきます。けれど、購入時に「管理費」がそこま高騰することを想定することは難しですよね。よくよく考えればこれから人口減に少子高齢化社会を迎える訳ですから、人材を確保するのも難しくなってくるし、確保したとしても、それ相応のコストが発生してくると言う事ですね。 また ロシアウクライナ侵攻のように地政学リスクから、資源が高騰し建材の値上がり等から「管理費」へより影響が出てくるものと思われますし、この先どうなるか分かりませんが、仮にマンション1棟の中から住人が少しずつ減っていった場合はどうなるのでしょうかね・・すぐに新たな居住者が見つかれば良いですが、減り続けることによりより「管理費」が不足する・・・その負担は残りの 居住者の負担になる?・・・・・怖 マンションを購入する場合は、 住宅ローンの返済だけでなく、「管理費」が変動していくと言うことも予測しながらゆとりある返済方法を考えていく必要がありそうですし、  確実にはできませんが、マンション選びは駅チカなどの立地やマンションの魅力(長く住み続けたいと思われるマンション)、人気マンションである続ける物件選びが今後の選定ポイントになると考えられます。 いずれにしても、 マンションの「管理費」が高騰し続けるということを想定しながらマンション選びでは、考えていく必要があると感じました。以上隊長の気になるニュースと言うことで、マンションの「管理表」について取り上げてみました。参考になれば幸いです。 * ちなみに、マンションは必然的に「管理費」を支払い積立てる制度がありますが、一戸建ての住宅に管理の必要ないということではなく、メンテ費用となる「維持管理費用」を自身で積み立てていくなどの(例:定期預金やNISAなど)対応は必要だということは覚えておきましょう。  隊長     おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m 
隊長IKEDA隊長

岡庭建設の構造木材になるまでシリーズVOL1「伐採・架線集材」

隊長です。 ゴールデンウィーク明けの先日、ほぼ全社員で、岡庭建設の国産構造木材を提供してくれている秩父の製材会社「ウッディーコイケ」さんへ見学しに行って参りました。ウッディーさんは、秩父で製材業とプレカット等(部材加工)を営んでいる会社で、私たちと長年にわたり多摩産材やその他の木材関連でお付き合いさせていただいておりますと言うことで、全社員でバスに乗って秩父へゴー!。                          中々、見られることないと思いますけども、構造材である「柱」や「梁」など加工されたものを買ってくるわけではなくて、当然のことながら山から木を切り出して長い工程を経て構造材になっていくんですね。 この一連の流れは、IKEDA隊長チャンネルにて動画にして公開しようと思っていますので、少々お待ちを・・そしてお楽しみにです。そこで、今回のコラムでは簡単にその木材流通に対しての流れについて簡単にお伝えしておきますと・・ まず、当然ながら木を植える「植林」から始まり 「植林」→「下草刈り」→「間伐」→「伐採」→「山から搬出」→「製材」→「人口(天然)乾燥」→「プレカット」→「植林」 ざっとこの様な循環となります。 今回はこの伐採現場と製材場、プレカット加工の部分を見学させていただきました。言葉で書くと簡単ではありますが、その伐採から搬出はとても大変なんですね。写真↓。 【架線集材という手法を見学】↑写真 丸太って山で木を切りそのままトラックで運んでくると言うイメージを持っている方もいるかもしれませんが、そんな簡単ではないんですね。上の写真のように急斜面の山を切り開いて木材は運び出されます。さて急斜面からどのように運ぶのでしょうか?とてもトラックなどが行ける場所ではありませんよね・・ よーく見ると写真↑の上にワイヤのようなものがありますよね。この急斜面の山と麓のところにワイヤーで結び動力でワイヤーが回転して1本ずつ 丸太を運び出すとても大変な作業なんです。将来は変わるかもしれませんが、あの急斜面に簡単にロボットが行けるわけではないし、ドローンで釣り上げて運んでくると言う時代も来るかもしれませんが、現時点ではそれらの方法はまだありません。と言う事は、あの急斜面の中に人がいて、ワイヤーをくくりつけ、そして合図とともに下に運び出すというのが1連の流れになります。ですから、急斜面の山の中と山の麓に人がいて、人為的に運び出す、この方法が「架線集材」と呼ばれる長年に渡る木材切り出し手法なんです。   そして運び出されたものが麓で一時貯木されます。この貯木されたところで、今度は3メーターとか4メーター等一定の長さに重機で切断していきます。でないと、トラック等で運び出せませんからね。また、その切断方法が見応えありました。(いずれ動画で)*赤ヘルを被っているのはスタッフたち。社員大工を含め40名ですが、まーよくこれだけヘルメットが在庫されたんだとある意味関心しました・・笑  故に、普段建て方等で 岡庭建設の構造材を当たり前に組み立てていましたけども、まずこれだけの危険な場所から1本ずつ大切に育て、大切に切り出している姿は本当にスタッフと共に見学して良かったと感じました。まだまだ、木材が住宅部材として出荷されるにはなすべきことがありますが・・・。その模様は引き続きです。まずは伐採現場の見学報告まで。m(_ _)m  隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m          
隊長IKEDA隊長

3年生2年生1年生スタッフ!

隊長です。  先週末に設計若手スタッフと共に、新築計画の現地調査に行って参りました。 敷地の境界の確認・・ 塀の確認・・・ 道路の確認・・・ 敷地の高低の確認・・・・・ まだまだ数多くチェックポイントがあります・・・ このポイントの把握や確認方法はやはり場数!経験が必要です。 3年前にオロオロしながら調査を同行していた大川くん(写真中)・・・笑 今ではポイントだけでなく注意するべき事項も把握しつつ現地調査が一人でもできます。 写真は、2年生の渡邊さんにアドバイスと併せ調査ポイントを確認しています。(写真左) 2年生の渡邊さんも、まだ数は多くないですが1物件ずつ現地確認方法を習得し、現地調査後の作図まで作成でき◯です!。 そして、この4月に入社した1年生の笠原さんは、その先輩方の姿を見つつ今後の現地調査方法の習得に入ります。 3年生、2年生、1年生と社会に出てからの月日は浅い若手スタッフですが、確実に場数と考えた数の経験が活き始めています。 このアドバイスや、上手く調査できたことや、そうでないことを共有する。これが成長につながるんですね。楽しみです。 むしろ、色々話をしていると、隊長には持ち合わせていない大きなポテンシャルを若手から感じますねー。 いやーいい刺激もらってますし、ワクワクします!   隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m          
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採光計算が改正された/R5年度から

隊長です 今回は専門的な話題ですが、建築基準法にて採光計算の改正がなされました。 特に都市部では、隣接地との距離が近い位置に開口部がついていても有効に計算できる開口部にならず、居室ではなく納戸等で計画するケースが多いのです。そして、本改正により居室として計画できる可能性が高くなってきたということなんですね。 よくわからん?と思われると思いますが、これらは、隊長のように建築士に任して貰えればよいのですが、採光計算の結果で、なぜ洋室や和室にできなく納戸に?と計画の際に思われる方も多かったので、今一度ここで採光について要点だけ触れておきたいと思います。 【隣地は壁扱い?】 隣地境界は基本「壁」として扱うかのように、隣接地から一定の距離を離さないと有効な開口部としては取り扱わないのが建築基準法なんです。これは、まず有りえませんがお互いに境界線ギリギリで建物を立てたら開口部があったとしても採光性が得られないからです。イメージはできるか?ですが、その可能性を考慮し法制化されています。故に一定の開口部と一定の距離を離さないと採光性がない→納戸やトイレ、お風呂ならいいけど洋室や和室などの居室にはならないという事なんです。 【一定の開口部や距離とは・・】 では、一定の開口部とはどの程度の採光性が必要かというと、住宅では部屋面積の1/7の割合の有効な開口部を確保しなさいというのがこれまでの法律なんです。 例でいうと、約4帖、7㎡の部屋の場合ですと 7㎡/7=1.0㎡が必要開口部となります。 となるとすべての開口部が有効だとした場合位は1M*1Mの開口部(ガラス面積)があれば◯となります。(*目の前が公園等による緩和規定あり)実際はもっと大きな窓を設けますが、全て有効な開口部にならない場合が多いんです。感覚的には2㎡の開口部はあるけれそ有効な開口部分は1㎡扱い等。簡単そうに感じますが、都市部では1階LDKで隣接地までの距離が少ないと1/7でも厳しい場合が結構あるんです。 一定の距離は実際には計算式があるのですが、イメージ的に言うと1M隣接地から建物が離れると屋根軒先から2.5M下まで有効な開口部に、2Mなら軒先から5.0M下まで有効な開口部になります。故に2階建てですと2M程度は必要になるんですね。(これが都市部では難しい場合があるんです)(*緩和や補正係数あり) 【法改正で・・・】 これが、令和5年4月1日から「住宅の居住のための居室にあっては、床面において50lx以上の照度を確保」できれば 1/10に低減されます   出典:e-Govポータル (https://www.e-gov.go.jp)   「50ルクス」という値は、光の明るさを表す単位の一つで、1ルクスは1平方メートルあたりに1ルーメンの光束が当たった時に発生する光の明るさのことを指します。したがって、「床面で50ルクス」という表現は、床面の単位面積あたりに50ルーメンの光束が当たった時の明るさを意味します。これは、一般的な居室の照明レベルや、読書などの軽作業を行うのに適した明るさの範囲です。 以上CHAT GPT先生より・・ハマってます・・・・笑 と言われてもよくわからないと思いますが、計画する部屋の大きさにもよりますが、例として弊社で障子照明でご説明すると 障子の中には一般的な6帖とか8帖用などの全般照明器具が設置されているんですが、それぞれの大きさに適した照明器具が1台程度設置されていれば50ルクス程度になると思います。照明器具にもよりますし、部屋の大きさや天井の高さなどにより変わりますが、その程度の照明器具を設置すれば足りると言うことです。(要床全面50ルクス)(*実際には照度計等で図る必要性はあります) と、細かいこというとキリがないのですが、ざっくり採光計算のあり方が変わり、都市部ではとてもメリットのある法改正! を伝えるべくコラムでした。   隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m
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東京被害想定デジタルマップたるものが・・

隊長です  先日とあるニュース番組を見ていたら、東京都が都民に対して災害への意識を高めるために  『「東京被害想定デジタルマップ」・「東京マイ・被害想定」』たるサイトを立ち上げたそうです。 災害への備えを!と言われても、なかなかイメージしにくいですよね。 そこで東京都にお住まいの方向けになりますけども、現在ご自身がお住まいのエリアを地図で表示して、そこにこれから起こりうるであろう。地震の想定地震をクリックすると、その地域でも地震の被害の震度階等を可視化して見れるようになっています。これ結構便利かも。              そこで、岡庭建設の本社がある東京都西東京市、富士町エリアを表示して想定地震をクリックしてみると ・・・(地図上赤丸部分)。どの程度の地震の揺れ方になるのか色で示されます。試しに首都直下型地震や多摩東部直下型地震、立川断層帯地震をクリックしてみていくと・・・ 西東京市は地盤の強いエリアが多いと言われますが、この図をみると、首都直下型地震よりも多摩東部直下型地震の方が揺れることがよくわかります。また、近隣エリアが震源地であっても岡庭建設本社付近は、震度7ではなく震度6弱が想定されています。これは、やはり地盤が硬いエリアが多い理由かもしれません。 あくまでも想定ですが、土地購入検討時などの物件選定時には役立つかもしれませんし、お建て替えの場合でも耐震等級をUPさせるなどの設計情報としても役立ちそうです。 しかしながら、必ずしも会社にいるわけではありませんし、隊長も団体活動等で都市部にいくことも多く、どこで被災するかはわかりません。このサイトのもう一つの特徴なのが 「東京マイ・被害想定」!たる、自宅等の場所と勤務地などを設定することで、被害状況の想定や取るべき行動の概要と詳細を示してくれるんです(写真最下部) なんてありがたい情報なのだろうか。都知事ありがとう!都職員の皆様ありがとう!と言いたくなる情報サイトのご紹介でした。  隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も16年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m        
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