IKEDA隊長コラムCOLUMN

2020年の記事(105件)

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かいゆうの家が上棟/世田谷区

世田谷区で建築中の「かいゆうの家」(隊長が勝手にネーミングしてますが・・) が上棟いたしました。お施主様誠におめでとうございます!。 「かいゆうの家」は独特なプラン計画 家族団らんの場や所要室、趣味スペース他、家の中がつながっていて回る事のできる計画 そう、家の中で回遊できる。その様な考えから名付けたハウスネーミングです。 平面的な回遊だけでなく、2階建ての、1〜2階へのつながり、ロフトへのつながりと、断面的な繋がり方も個性的かつ、敷地の立地条件を活かした計画でもあります。  また、受け継いだ住まいの一部の素材を活かす予定もあり、「かいゆうの家」は受け継ぐ意味合いも含んでいるんです。  まだ、棟上げしたばかりではありますので、おかにわ建設恒例のブルーシートぐるぐる巻き!で可能な限り雨に濡れない工夫を施しています。なぜ、ブルーシートを巻くのか?は「家づくり学校2時間目」で知っていただければです。 1階の空間に見える木の梁材。綺麗な材木たちが並んでいますね。見えなくなってしまう部分もあり、寂しい気もしますが・・。 という事で、これからいよいよ木工事本番です!  隊長 少し足を伸ばし街をぶらぶら、気になっていたウルトラマン商店街へ。 おーなんとカネゴンが・・・・ 円谷プロがあった世田谷区。これも地域資産ですね!    おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
2020.01.13(月)
隊長IKEDA隊長

ゼロエミッション東京戦略発表/東京ゼロエミ住宅

2019年12月27日に 東京都は、2019年5月、平均気温の上昇を「1.5℃に抑える」ことを追求し、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」を実現することを宣言し、その実現に向けたビジョンや具体的な取組、ロードマップをまとめた「ゼロエミッション東京戦略」を策定し発表致しました。 「ゼロエミッション東京戦略」(東京都環境局) この策定に際し、東京都は、今、直面している気候危機を強く認識し、具体的な戦略をもって、実効性ある対策を講じるとともに、全ての都民に共感と協働を呼びかけ、共に、気候危機に立ち向かう行動を進めていく「気候危機行動宣言」をしています。 私共、住生活や、建築に携わる分野としては、2050年に向けたチャレンジとして、新築住宅は全て「東京ゼロエミ住宅」にし、既存住宅も高断熱化や高効率設備、再生エネルギー等の活用を標準化していくものです。 「東京ゼロエミ住宅とは」 東京ゼロエミ住宅の制度化される以前、技術的な事他(東京エコハウス)、微力ながらオブザーバーとして出席しておりましたが、東京ゼロエミ住宅は、住宅の性能と高効率設備のバランスがとても良くできた制度かつ、エネルギー削減効果も高い住宅の仕様であると一技術者としても実感しています。 その2050年「ゼロエミッション東京戦略」において、都内で建築を携わる工務店として「東京ゼロエミ住宅」普及は不可欠。岡庭建設でも更なる東京ゼロエミ住宅の普及に取り組んで参ります。(春以降東京ゼロエミ住宅完成関学会が続きます)            また、住宅だけでなく、事業者等のビルなどのゼロエミ化も始まります。 併せて、重点的対策が必要な3つの分野について、より詳細な取組内容等を記した「東京都気候変動適応方針」「プラスチック削減プログラム」「ZEV普及プログラム」を策定されています。 特にプラスチック問題は深刻ですからね。 という事で、世界の大都市における責務として、的確なビジョンと具体的策の矢が多岐にわたり示されました。 東京都のHPに、行政だけでなく都民、企業、区市町村他、多様な主体者と共有し、力を併せてこの一大プロジェクトに取組持続可能で魅力ある都市、東京を構築していくと。気候変動を含めた環境対策はもう待ったなし。他人事ではなく一人一人が「今すぐでしょう!」という気持ちで取り組まなければです。   隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
隊長IKEDA隊長

解決寒い家ー②/健康と断熱

解決寒い家②  寒い家は健康に影響していることが見え始めています。寒いと風邪を惹くではないですが、温度の低い場所にいて、健康になる?ということは無いのではないでしょうか。その様な検証結果、先回のコラムから現行基準の住まいは5%程度しかない事なども踏まえ、今後は既存住宅の断熱化、寒い家を解決することは急務です。 (以下資料他 国土交通省の報道発表より) 2014年〜2018年頃に掛けて、国の事業により、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査支援を行い検証がされました。2019年に第一回につづいて第二回の検証結果からの中間報告です。 =中間報告から=  ○平成28年度までに、断熱改修を予定する住宅について1,680軒、3,441人の改修前調査を実施するとともに、断熱改修を 実施した住宅について403軒、676人の改修後調査を実施した。 ○得られたデータに基づき検証を行ったところ、住宅室内環境と血圧など健康関連事象との関連が確認された。 ・得られつつある知見-1:  個人属性、生活習慣、室温から血圧を推計するモデルを作成。起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。 ・得られつつある知見-2:  室温の低い家に住む人ほど、起床時の血圧が高血圧となる確率が高い。   ・得られつつある知見-3:  室温の低い家に住む人ほど、動脈硬化指数と心電図異常所見が有意に多い。   ・得られつつある知見-4: 断熱改修後に起床時の血圧が有意に低下。   ・得られつつある知見-5: 就寝前の室温が低いほど、夜間頻尿リスクが有意に高い。     ・得られつつある知見-6:  断熱改修後に夜間頻尿回数が有意に減少。  知見1から起床時の室温の低下による 血圧上昇への影響は、高齢になるほど大きい。と、室温と血圧の関係性が影響している可能性を意味する結果が見えはじめています。隊長は建築士なので、医学的なことは良く分かりませんし、建築によって病を治すこともできません。しかし、傾向として温度と健康が影響するのであれば、断熱化等するなどの対処をお手伝いすること、この様なあまり表にありそうでない、情報をお知らせすることはできますので、微力ながらその様な行動等や「解決寒い家」に寄与できればと考えております。  既存住宅の断熱、性能向上化は人生100年時代、健康と医療費の軽減にも繋がります。その様な事を今後は地道に地域で伝え続けていく所存です。 という事で、第一回の「解決寒い家」は 1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。   詳細・お申し込みは「イベント情報」へ。    隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」  
隊長IKEDA隊長

解決寒い家/5%の事実とは・・家づくり学校

暖冬といわればがらも、やはり「冬」ですから寒いことは寒いですよね。 ですから、必ずといっていいほどこの時期には住まいで暖房設備を利用される方がほとんどではないでしょうか。 最近は、設備のエコ化も進み、エアコンなどの利用が増えてきましたが、築年数が経た住まいほど断熱の性能が高くなくエアコンと、石油ストーブやガスストーブを利用されている方も多いのではないでしょうか。 でも、設備も高効率化には限界があります。ですから、エネルギー論で言えば、より少ないエネルギーで冷暖房することが望ましくその上で住まいの高断熱化は重要なんです。 弊社でも高断熱化した住宅を手掛けて30年近くにはなり、それなりに数多くの住宅等を建築してきていますが、世の中の建築物の数から見たら、限られた数でしかありません。 現在国内にはおよそ6000万戸の住宅があります。そのうち、大きく変わった平成11年の断熱基準(義務ではありません)、これは現在の最新の28年度(図中で25年度と記載されてます)の断熱基準と変わりがありませんが、この性能に満たした住宅は全国でなんと約5%程度しかないんですね。(下図:国土交通省公開資料より)    上図の円グラフを見ても分かる通り、平成11年基準(現28年度基準)に適合しているのが5%で、平成4年〜昭和55年相当の断熱基準(現行基準の5割位、繊維系の断熱材ですと5センチくらい)の住宅が56%。そう約28年前の基準相当の家が今でも6割近くあるということなんです。どの基準にも満たさない・・・と言うのは無断熱の住宅や古い住宅で断熱材のない頃に建築された建物などが含まれます。(古くは省エネ基準もありませんが) 見ても分かる通り90%以上が、断熱材が入っていない住宅か、現行の基準以下の住宅が殆どなわけです。 すなわち、暑い・・寒い家なんです。 特に昨今、この寒い、いわゆるヒートショックで命をおとされる方々が年間約17000人もいるということで、社会問題化されています。そして、寒い家であることで、医療費の増大も懸念されています。人生100年時代と言われていますが、その大前提は健康だと思います。今後の新築住宅(弊社として)は心配いりませんが、既存住宅でより長く豊かに暮らして行くためには、寒い家の解決が重要です。そこで2020年から既存住宅の高断熱化を推進するべく家造り学校であらたな授業を始めることにしました。 題して「解決寒い家」 リノベーションという、空間の一新だけでなく、併せ考えるべく住まいの性能についても伝授してまいります。 第一回の「解決寒い家」は 1月26日(日)13:30〜15:00 岡庭建設 で開催いたします。 いやー家は寒いんだよーと思われる方、住まいと健康、住まいと省エネについて学んで見てはいかがでしょうか。 詳細・お申し込みは「イベント情報」へ。    隊長  おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」      
隊長IKEDA隊長

明けましておめでとうございます/2020年

新年あけましておめでとうございます。 皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。昨年は何かとお世話になりまして、大変ありがとうございました。2020年本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。     2020年はいよいよ東京オリンピックの年。どの様な感動とレガシーが生まれるのか楽しみですね. 自らの良きレガシーを生み出す年にしなければ・・・。 写真は、隊長が撮影した国立競技場の写真。決してヘリコプターからでは有りません・・・・笑。 ミーハー、新しいものが気になる(好奇心旺盛?)ので完成したばかりの渋谷スクランブルスクウェアーへ。 屋上たる、渋谷SKYへから撮影したものです。いやー眺めは最高ですが、風で飛ばされるかと・・・。 ぜひお正月休みに登られてはいかがでしょうか。風が強い場合もあるので厚着されたほうがいいですよ。 という事で、本年もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m  隊長    おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」     
隊長IKEDA隊長
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