IKEDA隊長コラムCOLUMN
2017年の記事(135件)
記事一覧へ全木協東京都協会〜定例会〜
全木協東京都協会の定例会が開催されました。 全木協って? 全木協とは、工務店の最大組織『JBN・全国工務店協会(3000社)』と、建設労働団体の最大組織か『全建総連 61万に』がタッグを組みできた法人。(隊長、岡庭建設は現在JBNの理事で、かつ全建総連系の組合にも所属しています) 何のために生まれた団体かというと、2011年の東日本大震災の際に、災害時の応急仮設住宅をつくるために生まれた組織なんです。 災害からいち早く、住いの確保という事で、木造の応急仮設住宅を建設するのが主たる目的で、地元のことが分かり、地元にお金が落ちる仕組み、そして早期に復興に繋がるためにと、地域の工務店や職人さんが仮設住宅を手がけることが求めらるのです。東日本大震災を機に、この全木協が立ち上がり、全国各地の都道府県知事と災害協定を結びはじめ、2013年7月11日は、隊長が会長を務める『全木東京都協会』として東京都と災害協定を結び今日にいたります。 そして、定期的に定例会を開催し、木造応急仮設住宅の仕様や運用方法を検討しています。まだまだ駆け出して間もないこともあり、課題は山積みですが、東日本、そして熊本の震災に立ち向かった仲間達の活動を伝授頂き、起きてはほしくないですが有事に際に、都民、地域の方々のいち早い、住居の確保と復興に向けて活動していく所存です。 という事で社会活動報告でした。m(_ _)m 隊長
2017.06.08(木)
住いの性能とは〜家づくり学校2時間目〜
日曜日に行われた「家づくり学校2時間目〜しっかりつくる家とは〜」 1時間目では家づくりのススメ方を学びます。 そして、2時間目は『住いの性能』ついて学びます。 しっかりした家に住みたい。でも家は何をどのようにすると しっかりした家になるのか・・・。そのメソッドを学びます。 『構造性能の事』、地震に強い家は誰もが望むことです。 地震に強い家は筋交いを沢山入れればいい。 それもそうですが、筋交いだけではなく、更に強くするための要素が幾つもあります。 ちょっとしたアイテムを使いながらその概念を隊長がご説明!。 『構造』の事だけでなく、『断熱の性能』のこと 『長期優良住宅』のこと 『家と健康』とは? そして岡庭の家造りはレベルの高い基準を自社で持ち そのハードルを超え建築されていきます。 その情報ををこのような場でシンプルにインプット!。 (今回は定員を越える方々のお申込みがあり大盛況でありました。) 併せて、昨年起きた『熊本の大地震』 隊長も現地に入り団体の役として地震被害の確認や仮設住宅の状況を視察しています。 そこから見えたこれからの家造りのありを、これから家造りを進める方々にお伝えいたしました。 目に見えない所ほど大事につくる この日は、岡庭の現場チームより渡された、岡庭品質ビデオを初公開! 私の説明の補足がたっぷり詰まったビデオです。 大好評故、次回の2時間目でも公開させていただきますね。 自分たちの家づくりに、自信と誇りをもち取組むスタッフや職人。 その取組を、今後も家造り学校を通してお伝えして参ります。 隊長
2017.06.06(火)
緑を見に行く(植栽選び)〜課外授業〜
昨日6月3日(土)に行われた、家造り学校課外授業「緑を見に行く見学会」 いわゆる植栽選びです。 岡庭の家造りでは、街並みと、自らの暮らしを豊かにするために、緑を植えることを 大切にしています。ですから、プランニングのときから緑を入れる位置なども 考慮しながら計画しています。昨日も、これから家造りを始める方から、現在進行中の方々まで大勢で緑を見に行きました。 日差しの強い一日でしたが、造園屋さんは緑に囲まれているので、木陰や森林の影響で 涼しさを感じます。その代わり蚊が多いですが・・・笑 場所は、おかにわワークス(職人ネットワーク)でもある、平井園さんです。 シンボルツリーには、ジュンベリーがいいか、イロハモミジがいいか・・・ 実のなる木、花が咲く木、紅葉する木など 植える位置と見える位置、常緑と落葉などを含め設計時点に方向性を決めていきます。 そして、実際に育った木々を見ると、なんとなく我が家に迎え入れたい木々が見えてきます。 そう、木々も家族!という事で、家造りは家だけでなくお庭や景色づくりにもなると いうことなんです。正しく長きに渡り暮らしのパートナーでもありますから大事なことなんですね。 という事で、皆様それぞれ、隊長とチーム岡庭、そして平井園さんのアドバイスを貰いながら 木々を選定してまいりました。このイベントは秋にも開催されますので、時間のある方やOBの皆様は 秋の「緑を見に行こう!」で決めて行きましょう。 そして、これから家造りを始める方々は、開催される完成見学会等で、街の景色となる植栽たち を現地で御覧くださいね。さーどの様な木々が選ばれ植えられたのか、お楽しみに! 園内を探索中に、何やら気になる木?が・・・・・ キリン? 薪の木がキリンの形をしています・・。 自然の木々たちと共にこのファンタジーさが新鮮でした・・・笑 隊長
2017.06.04(日)
おかにわワークス・アワード2017
先日行われました「おかにわワークス 5月」 「おかにわワークス」は岡庭建設の職人ネットワークで、定期的により良い家づくり 家守り、そして工事現場での安全性や岡庭流の工事現場のあり方などを皆で考えていく場。 そして、その「おかにわワークス」も結成されて10年の月日が経ちますが 今年度から「おかにわワークス・アワード2017」と題して、みんな優秀な職人さん なのですが、その年に最も活躍した方々を表彰する制度が創設されました。 さー会場にはワークス、そしてスタッフもそろい60名近い人達が参列 会場は熱気ムンムンです。・・笑 第一回の2017年は 6部門8名の方が受賞し、その中から優秀賞と最優秀賞MVPが決まります。 部門賞などは追ってHPで掲載されていきますのでお楽しみに。 で、今回優秀賞に選ばれたのが 『大工 川口棟梁』↓ おめでとうございます!そして、栄えある第一回『最優秀賞 MVP』に輝いたのは 『大工 小田棟梁』です!! おめでとうございます! 社内で審査委員会を発足し基準を制定 その基準を基に全社員を含め投票され決定いたしました。 最優秀賞を含め、超僅差での結果となり、 栄えある第一回は大工さんの、ワンツーフィニッシュと言う結果になりました。 部門賞には、大工さんの他、、建具、板金、電気、基礎屋さんなど幅広いジャンルの方々 が受賞いたしましたが、本当に僅差でこのような結果になりました。 最後は受賞者みんなで記念写真! 受賞された皆様、おめでとうございます!。 そして、僅差で受賞できなかったワークスの人たちも来年、 おかにわワークス・アワード2018の受賞目指して頑張りましょう!!! という事で「おかにわワークス・アワード2017」の模様をダイジェストで お送りいたしましたー・・・・笑 隊長
2017.06.01(木)
住宅省エネ技術者講習会/国土交通省事業
行政など4月以降は新年度となり、予算などが執行されて様々な事業が行動化しますね。 国土交通省の事業でもある、省エネ技術者育成のための事業 「住宅省エネ技術者講習会」 2020年度を目安に新築住宅の省エネ基準適合義務化を見据え、全国的に講習会が 行われています。施策状重要項目で今年度で6年目を迎える大掛かりな講習会 全国の技術者の対応が遅れると、経済的循環に影響してしまわぬよう しっかり技術者の育成と周知を図っています。 という事で、本事業のテキストづくりに一人、工務店代表として参画して6年 今年もそのテキストづくりに携わることになります。 間もなく予算が執行される関係もあり徐々に準備を進めているところ 現在、法律や新たな告示や改正などもあり 新規項目の挿入や基準改正に向けた調整を検討し始めているところです。 8,9月には全国で講習会がスタートする予定ですから準備も急務になりそうです。 隊長もその普及に向けてテキストづくりに携わることと 一昨年、昨年度同様全国的に講師行脚する予定です。 (講師を育てる講師役も努めています。m(_ _)m) という事で、社会的な活動をしつつ自社でも更に省エネ技術を活かした 家づくり、家守りに活かして参ります。 *昨年度分(28年度)のテキストが一般公開されました。 プロの方は29年度の講習会に参加してもらい、家造りをご検討の方は家造りの参考 資料にされてもいいですね。ちょっと量が多いですが・・・・笑 巻末にお恥ずかしながら隊長の名前も記載されています。m(_ _)m →デジタルテキスト巻末 隊長
2017.05.27(土)
構造計算のお勉強
本日は、少々気難しい記事です・・笑 一昨日に参加してきた「木造軸組工法住宅の・・設計」講習会 本年度に改定が行われた関係もあり、自社の緻密な構造設計に活かすべく参加です。 木造建築物の構造計算というものは3階建て以上が義務付けで、2階建ての住宅は必須ではありません。 ですから世の中的に大半の木造住宅は細かな構造計算たるものは行われていないのが現状なんです。 岡庭建設では、木造2階、注文・分譲住宅を含め全棟構造計算を行い、お引き渡しの際に その計算書もお渡ししています。 最近の住宅事情で分かりやすく説明すると、省エネ住宅をと太陽光発電を屋根に載せたりするとします。 この太陽光発電、いがいと重たいんですよね。 という事は、住宅それぞれに重さが異なるということでもあります。 その重さが異なるわけですが、その重さを加味しないで家造りが進んでいるケースも多いのです。 という事は、既存の住宅に太陽光を載せるという事はどういうことか・・・・意味分かりますよね。 人間だって、お子様を肩車したら体が辛くないですか・・それも一生・・・笑 ですから重さも形も性能も異なる住宅は、その住宅それぞれに 構造の設計と確認をしていく必要が本来あるという事なんです。 その構造計算を行う企業岡庭建設としては、この講習会で配布されるガイドブックは正しく構造 のバイブルでもあるのです。 この改定には構造に熟知した人たち、国の方々も含め改定されていきます。 今回の改定には隊長も理事を務める工務店団体(JBN)も参画し、 机上だけでなく、設計と施工に携わるものとしての声も反映されている模様です。 技術高き仲間の名前があることがなんだか嬉しいです。 という事で、本日学び改定された事項を含め今後の家づくりに活かして参ります。m(_ _)m 隊長
2017.05.26(金)
西東京市で上棟式
西東京市で建築中の「いまそらの家」の上棟式が執り行われました。 「いまそらの家」さんは、土地探しからの家造り 思えば三年ほど前、ご紹介を受け弊社での家造りが始まりました。 家づくり学校に参加し、日々学び続け一緒に土地を探しのはじまりはじまり! ですが、中々思い通りの土地に出会えなかったり 出会えたかと思えば、先約が入ってしまったり 正しく山あり谷ありの土地探しからの家造り。 でも、その苦労故、最後に出会えた土地は、今までに出会えなかった素敵な土地 であり、そして「いまそらの家」さんご家族に相応しい暮らしが実現できる 立地条件。やっぱり神様?は見てるのでしょうね。・・笑 そして、素敵な暮らしのできる土地に出会い、今日と言う日をついに迎えられました。 完成までは、もう少し時間がかかりますが 「いまそらの家」さんのオリジナリティーある暮らしを夏には御覧いただけると思います。 「いまそらの家」のお施主様、本当に本当におめでとうございます!。 そして、素敵な上棟式をありがとうございました!! 隊長
2017.05.24(水)
LIVESに掲載
雑誌「LIVES」に先日、若手家具製作集団SOFとコラボして生み出した 家の中の基地(家具)屏風/BYO-BUが掲載されました。 3月末の地域イベント「庭之市」にて 岡庭建設創業45周年事業として発表いたしました新たな暮らしを育む家具です。 *BYOBUについてはSOFのホームページで御覧くださいね。 屏風の様に折りたため、洋服をかけたり、机にしたりとパーツを自由に選んで マイスタイルに居場所をカスタマイズできます。 実物をご覧になりたい方は 岡庭建設のモデルハウス「R-ECO HOUSE」にて展示中です。 お子様タイプも展示しています。 今までに無い新たな暮らしの居場所を体感してみてくださいね! 隊長
2017.05.18(木)
東久留米市にて上棟式
先週末、東久留米で建築中の「さいさいの家」の上棟式が執り行われました。 「さいさいの家」は2世帯の住宅。最近の流行りの言葉ですと正しく「三世代同居」 という事で、国土交通省の補助事業でもある「地域グリーン化事業」 長期優良住宅で建設し、なおかつ三世代同居であることで割増の補助を受けることができます。 その、事業の恩恵も受けながら只今工事真っ只中です。 写真は、その上棟式の模様です。 お孫さんも参加され、正しく三世代の皆様と共に、和やかな時間を、おかにわワークス と共に過ごさせて頂きました。 規模も大きい故、完成までは少し時間がかかりますが 三世代が一体となる愉しい暮らしを完成の際に お披露目予定です。 「さいさいの家」のお施主様、上棟まことにおめでとうございます。 そして、素敵な上棟式をありがとうございました。m(_ _)m 隊長
2017.05.16(火)
既存住宅状況調査技術者
身内の不幸等もあり、しばしブログ更新がおそまつでしたが、これより「普通」! に戻り書き綴ります・・笑。 さて、受講してまいりました。「既存住宅状況技術者講習会」 30年4月1日からの改正される宅建業法により 今後中古住宅の売買時に住宅の状況を調査斡旋が義務付けになります。 そう、インスペクション斡旋の義務付けです。 詳しい内容は隊長の以前のブログで。 国の法律(告示)により これから中古住宅の売買時に建物の状況を調査して、売主、買主にその建物の状況を (インスペクション結果)報告することが求められます。 私、家つくったから・・中古住宅買わないから関係無いー。と思っていても。 家をつくったり、新築住宅を買ったりしたその時点で既に中古住宅です。 でも、売却すること無いからー・・と思っていてもその時は突然訪れます。 ですから、万が一売却の際に状態の悪い建物だからと言われないためにも、日々しっかりした メンテナンスが今後重要視されます。 そして、この状況を調査できる資格の前提が「建築士」のみと国の基準できまりました。 また、建築士でありつつ、「既存住宅状況調査技術者」の講習会を受講し考査に合格した ものに、この調査のできる資格が与えられます。 今月5月から全国でその講習会が開催され、30年の4月からはじまる新たな法制度へ対応 できる建築士を順次増やしていく模様です。 建築士の多い、おかにわ建設、おかにわリフォーム工房でも10名弱のものがこの資格を近々 に所得します。そしてその先人を切り、隊長も受講して参りました。(第一陣、芹沢・堀内隊員も) さて、その結果は・・・7月頃に発表が・・後は天命を待つのみです・・・笑。 また、ご報告します。 *新築の家づくりだけでなく中古住宅のことについて相談したいことは 隊長の相談箱へ 隊長
2017.05.14(日)