IKEDA隊長コラムCOLUMN

2017年の記事(135件)

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仮設住宅が足りない/木造応急仮設住宅

 昨日11月27日(月)朝日新聞の一面と中面に大きく「仮設住宅」関連の記事が掲載 されていました。(仮設住宅への岡庭建設への取組はこちら) 「南海トラフ 大地震」が起こると、なんと205万戸の仮設住宅が必要と。(内閣府) そして東京で首都直下地震が起きると都内で94万戸が必要になります。 その上で、有事の際に、空き家や空き室を利用する、いわゆる「みなし仮設住宅」が重要で すが、それらを差し引いても都内では8万戸仮設住宅が不足する事が予想されています。 作ればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、有事の際に、建設資材の調達や職人 を集めるだけでも一苦労ですから、これはかなり厳しい数字です。  2011年の東日本大震災でも数年かけて、計5万戸と過去最大規模の仮設住宅を建設 していますが、単純にその1.6倍も必要になるという計算です。 東京は特に住宅やビルどの建築密集エリアでもありますから用地確保も大変。ですから 記事にも書かれているとおり、隣接県都の連携も有事の際は必要と考えられます。 でも、この建設戸数を減らすためには、災害に強い家を一つでも多く確保していくことが 平時の時に必要です。新築される方は耐震性能の高い家に、現在お住まいの方は、耐震改修 を施し有事に備えておくべきです。 そもそも仮設住宅は、住まいが倒壊、全壊等され家にいることが危険な方々が移り住む場所 ですから、耐震性の高い建物であれば、その可能性は低く避難所や仮設住宅に住まわなくて もよくなります。避難所の生活も大変ですから、自らの家で有事の際に住んでいけるように しておく意識や行動を心がけておきましょう。→災害に強いレジリエンス住宅とは  この、有事の際に、東京で木造仮設住宅を建設するのが、私たち岡庭建設の仕事でもあります。 現在、工務店の最大団体JBNと職人最大団体、全建総連が連携し、東京都2013年に 災害協定を結びました。その東京の組織の会長を現在隊長がつとめ、その主幹事工務店を も努めております。現在も、東京の工務店や職人団体と定期に打合せを行い、いつくるかは 分かりませんが、有事への体制を準備しております。また、東京都とも密に打合せを進め 東京の木造仮設住宅のあり方等も進めております。 陰ながらですがこのような社会的活動も努めております。 とにかく無駄な税金、無駄な仮設住宅を一つでも少なくなるよう、皆様が耐震性能の高い 住まいにしておきましょう!    隊長
隊長IKEDA隊長

【御礼】とみとみの家見学会/西東京市

先週末に行われた「とみとみの家 完成見学会」(西東京市) お陰様で多くの方々のご参加頂きました。 隊長は会場には2時間ほどしか常駐出来ませんでしたが、さも一日中いたかの様 な写真です・・・笑 「とみとみの家」は 延坪20坪弱、コンパクトな住まいでありながらも、大きな暮らしのできる家 家は大きさでは無いと言うことが見学されて感じられた方も多かったのでは 無いでしょうか。  比較的密集しているエリア故、2階をリビングに コンパクトな空間の中でも、家族の集い食卓を囲む、アイランドキッチンが、空間 の中の家具として存在しています。 このアイランドキッチンも職人の手作り。 職人がいるからこそ、キッチンや家具、扉、なんでも自在につくり合わせることが できるので、空間もすっきりして見えます。。。そして・・ ロフトに繋がる、「すのこブリッジ」は見学会場でも人気の居場所化していました。   ロフトへは、小上り階段を通して登ります。 その横にあるのが、大きな窓。2枚のガラス窓が壁の中に潜り込み、より景色をつなげ 借景や、広がる青空を望む事ができるんですね。(ダークな塗り壁が更に窓を引き立てます) どうですか、大きな住まいも得意ですが、コンパクトな住まいを私共の設計力により 豊かな空間が作り上げられるんだと言う事を知って頂けたのでは無いでしょうか。 うちの土地は小さいからな・・・。小さい土地しかかえないから・・・ なんて悩まずまずは、その可能性を私達に相談してみてくださいね。!→相談箱へ という事で、大変好評頂いた見学会でありました! めでたしめでたし。    隊長         
2017.11.27(月)
隊長IKEDA隊長

省エネ住宅が必須の時代に

群馬県の住宅供給公社のご依頼で、昨日は群馬県庁へ。 県において住宅省エネ施策の一貫で、消費者様向けに省エネ住宅の必要性を学んで 頂くためのセミナーと言うことです。隊長もこの6年、国の事業で事業者向けのテキ スト作りに携わっている関係もあり、この様な場にお声がけ頂き講演させて頂きました。会場は、群馬県庁昭和庁舎。高層郡の新庁舎とレトロな昭和庁舎の調和がなんとも いいですね。 セミナーは2部構成で、1部が群馬県行政の方から省エネ施策等について、そして 隊長は2部目の「省エネ住宅が必須の時代へ」と題し、なぜ省エネ住宅が求められ 今後より必須化していくのかを具体例を含めお話させていただきました。 主な内容は以下の通り ◯地球温暖化(パリ協定)のこと◯エネルギー枯渇の問題◯光熱費のこれから◯健康の問題等◯おかにわの手がける省エネ住宅やゼロエネ住宅  等などを含め省エネ住宅の必要性をお話させていただきました。 11月23日の朝日新聞の記事になっておりましたが、日本は世界からみて、温暖化 防止に向けた取組が、とても遅れている状況です。特に現在発電等を火力に頼っている 関係で、石炭推進国といわれるレッテルをはられている状況です。世界屈指の技術力 高き日本が世界からこのような目で見られる事は残念ですね。早く温暖化防止に向けた いち早い行動を進めるべきと思います。そうしないと、次世代、未来の子供達が住みに くい地球、いや住めない地球にやがてなる可能性があります。 中国やヨーロッパはいち早く、自動車を電気自動車にシフトすることを国あげて決定 しています。日本もこのような行動力がほしいものですね。    隊長   隊長        
隊長IKEDA隊長

府中市にて地鎮祭

 新たな家づくりが府中市ではじまります。 縁深きお施主様。そう、お施主様のお友達も岡庭で家づくりされているんです。 そのような想いも含め、これから、「おうちのネーミング」を決めていくところです。   土地探しから始まった家づくり。 家族皆がいきいき楽しく暮らしていくために 家だけでなくお庭の楽しみかた木々のことなど、これから先の夢ある暮らしを 頭に浮かべながら土地を探し、その結果とても素敵な土地に出会うことができました。 正しく、家に居ながらして家族の気配を感じつつお庭と一体となった暮らしが実現する 場所なんです。その暮らしぶりを、完成の際に感じてもらえると幸いです!。 そして、先日晴天の中地鎮祭が執り行われ、いよいよ想いが形になる時がきました。 初夏の頃に完成する予定。手前味噌ですが、今からその佇まいと暮らしぶりが隊長も楽し みでなりませーん。・・・笑   隊長        
2017.11.22(水)
隊長IKEDA隊長

17坪の家『毎日たのしい家完成』

練馬区で建築中でした「毎日たのしい家」が完成いたしました。 本日18日〜19日の2日間で完成お披露目会を開催いたします。 「毎日楽しい家」の特徴的なのは、なんといっても狭小の住宅 延床面積17坪の家なんです。(敷地面積 15坪) それもそれも、写真の通り、薪ストーブもあるお住いですー。 写真を撮影しようとすると、中々引きがとれず隊長のカメラでは上手に撮影でき ませんが、細長い建物屋根の上に煙突がしっかりと。こちら見学会開催前の空間の様子。 密集地故、当然ながら2階がリビング。 どうですか?狭く見えませんよねーって、実際に狭くない感じない空間です。 そして、薪ストーブも存在感大きくなくフィットしてますね。 いつもお伝えしている通り、家は広さや大きさだけでいということが よく分かります。 そしてそして「毎日たのしい家」には、コンパクトな暮らしの中だからこそ、様々な 工夫が一杯で、家づくりのアイディアを知るには良い機会かもしれませんよ。 ぜひこの機会にご覧頂くことをお勧めいたします。 コンパクト小上りも・・・・・んーいい!  「毎日たのしい家 完成見学会」 東京都練馬区 10:00〜17:00 設計:池田 安井   お申込みの際はこちらからお申込みくださいね。     隊長    
2017.11.18(土)
隊長IKEDA隊長

小泉進次郎氏が・・/10周年JBN全国記念大会

JBN・全国工務店協会 10周年記念大会 式典が14日〜15日で開催されました。『工務店の技術継承と創生〜未来に向けて〜』(東京都ロイヤルパークホテルにて) 同団体の理事&本大会の実行委員を務めたこともあり、この度工務店憲章で登壇させて頂きましたが、700名程集う式典ともあり少々緊張しました・・・・汗祝辞を国土交通省、農林水産省・林野庁、経済産業省、環境省、厚労省様そして地元東京都様をはじめ数多くの行政関係の方々より、なんとなんと、自由民主党筆頭副幹事長の小泉進次郎氏も登壇!同団体を応援してくれていることから、全国の工務店へのエール並びに地域に工務店がいかに必要かを語ってくれました。いやーシャッター音が凄かったですー・・笑。その後の500名に及ぶ大懇親会が執り行われ、おかにわ建設からも計11名が出席し交流を深めました。全国の工務店だけでなく、国の方々や様々な団体様などと幅広い交流ができたことでしょう。 その後、来賓、全国の仲間との大懇親会、2日目の6分科会と続き、ようやく全国3000社工務店団体の祭典も終わり任務完了です。 疲れもありますが、まー終わって見れば楽しく充実した2日間でありました。参列参加された皆様お疲れ様でしたー。m(_ _)m。そして、大人数故、受付嬢として頑張ってくれたチーム岡庭スタッフ越中隊員、佐藤隊員にも感謝ー!   隊長   
隊長IKEDA隊長

我が家のこと実家のこと大相談会

来る11月25日(土)に 「我が家のこと実家のこと大相談会」で特別講演、ならびにご相談役を務めさせて頂きます。 お申込みページはこちら       2030年には空き家が全国で30%以上になると言われていますし、人ごとではありません。 なってからではなく、なる前にちょっとした準備をしておくだけで、実は住まいは有効的に 活かすことができます。そのようなお話や相談をお受けしたいと思います。  現在、このようなご相談が幾つも弊社にきています。 すでに空き家になっているお住いから、将来その可能性の高いお住いまで様々ですが 現在、最も問題視されている、無管理になっているような空き家になる前にご相談頂く 事で、住まいの活かし方をご提案することが出来ています。 もし、其のような事が頭の片隅をよぎる方は、ご参加並びにご相談頂けるとよいでしょう。   当日は不動産コンサルタントで著名な、高橋正典氏と共にその大役を務めさせて頂きます。 この機会に、あとで苦労する住まいになるのではなく、活かせる住まいになるべくお話を 聞いて知って行動しましょう!!。 お申込みは、住まいづくりナビセンターのホームページ等を御覧くださいね。→お申込み  「我が家のこと実家のこと大相談会」 2017年11月25日(土) 13時~17時 開催場所:マロウドイン八王子  JR八王子駅 北口 徒歩4分 主催:一般財団法人住まいづくりナビセンター 後援:東京都 / 八王子市 
隊長IKEDA隊長

西東京市民まつり2017/いこいの森

いよいよ、この時期がやってきました。 「西東京市民まつり2017」テナントブースNO118(岡庭建設) 今年も岡庭建設は出店いたします! 現場監督から大工さんまでおかにわの家づくりに携わるスタッフが、カンナをつかったMY箸づくりワークショップを行います。 普段触れる機会がない大工さんの道具「カンナ」最初は使い方がわからず難しく感じるかもしれませんが、木のことを知り尽くしたおかにわスタッフが優しくご指導いたします! ◆ 開催情報 ◆<会場のこと>平成29年11月11日(土)10:00〜16:0011月12日(日) 9:00〜15:30開催場所: 西東京いこいの森公園(西東京市緑町3-2)*ひばりヶ丘駅より徒歩20分程度<ワークショップのこと>料金:500円時間:20〜30分ほど 岡庭建設はテナントブースNO118です! 皆様とお会い出来ることを楽しみにしております! 今年は、何やらおかにわブースで面白いことが行われるとか・・・!です。  詳しくは→西東京市のHPでご確認ください。  隊長 
隊長IKEDA隊長

みたかソーラーハウス完成/三鷹市

三鷹市で建築中でした、「みたかソーラーハウス」が完成いたしました。 そして、先週末完成見学会が開催され、自然エネルギーの暖かさなどを体感しに多数の方々 がお越しになられました。玄関入った瞬間「暖かい!」との言葉を発する方々も多かったです。  さて、「みたかソーラーハウス」は自然エネルギー「そーらーれん」「そよかぜ」を利用 しています。冬は暖房エネルギーとして家中を暖かくして、夏にはその熱を利用して、お湯 を取る仕組みも併設されています。最近はこの11月でも晴れると気温が少し高め。 以前よりも温暖化のせいか、お湯づくりの期間も長くなったような気がします。 でも、その恩恵はしっかり頂きましょう。隊長の家も昨日は湯温40度程ありましたから、 お風呂も沸かさずにまで行きませんでしたが、ほぼほぼ太陽エネルギーでまかないました。   さて、室内もおかにわの家造りらしく、木と自然素材。そして、家具なども大工職人の手仕事 で造られています。みたかソーラーハウスは、キッチンや食器棚、そしてテレビ台などの家具類 も職人技術かつマイサイズ!。世界に一つの家具ですね!。 より、自然素材の空間が際立ちます! という事で報告になりましたが、多くの方々に「みたかソーラーはうす」の魅力を堪能していただ けたようです。以降4週連続でイベントが開催されます。 次週は、西東京市民まつり。こちらは若手大工達が箸作りを手掛けます。 その後は、練馬区、西東京市、中野区で完成見学会が続きます。→イベント情報を御覧くださいね また、その魅力なども伝えてまいりますね!     隊長   
2017.11.07(火)
隊長IKEDA隊長

メンテナンスワークショップ

先回のコラムに続き、今回も家づくり学校のお話。と言いましても今回はOBユーザー向け おかにわの家では、無垢の木など、自然素材が多様されています。併せて外部にもデッキ テラスなどを木でつくり、リビングの延長として集える場も木などを用いながら建築してます。 当然「木」で出来ていますから、メンテナンスも必要となります。 デッキの塗装の仕方、養生の仕方など、塗る前の準備や方法、そしてデッキの塗装方法とは をこのようなメンテナンスワークショップを通して家づくり後も学ぶんです。 決してデッキの再塗装は難しいものでは無いのですが、その作業方法なども教わる時間も 場も無いものですから、昨今、この様なデッキのメンテナンスワークショップを開催中です。  今回は、前回7月に久しぶりにメンテナンスWSを開催したため、大変多くのお申込みを頂き 参加できない方々も多くいらっしゃいました。そこで、今回は募集ではなく、WSに参加できな かった方々限定での開催とさせていただきました。 メンテナンスWSはまず座学編! という事で、家づくりの際には聞いていた、住まいのメンテナンスのことも、月日がたつと 忘れてしまう物です。デッキの塗装方法を学ぶ前に、まずは、おかにわの家で使われている 素材なども含め改めてメンテナンス方法を再習得していただきました。 この座学を担当するのは、おかにわリフォーム工房の堀内隊員! おかにわファミリー(OBユーザー様)の前でお話するのはちょっぴり緊張しますが、笑いを 交え、参加者皆様にメンテナンス方法を学んで頂きました。 座学の後は、デッキの再塗装方法を実地で学びます。 堀内隊員、外丸隊員、杉山隊員によるサポートでいざスタート! デッキの水洗い、サンダーがけ(研磨)や養生方法も学びつついざ塗り体験です。 今回参加された方々は比較的、一度自分で塗装をしてみた事があり方が多かったようですが 自分の塗装方法が間違いないのか・・・。塗る量は・・など、改めてデッキの手入れ方法を 確認したいようでした。その好奇心が大事ですね!住んでからは家守り学校です!! 見ていると、其の手つきも、職人ぽいですね・・・・笑。お見事です! さて、家造りだけでなく家守り学校に参加された皆様のコメントも記載しておきますね。   ◯塗料の片付け方、イペ材やレッドシーダーの違いについて改めて分かった。 ◯塗る厚さを目で見て、自分との違いが分かった。 ◯材料によって手の入れ方が違うことが分かった。 ◯塗料をあまり使わないことが分かった。 ◯塗り方にはびっくりしました。大変参考になりました!。 ◯各質問に答えていただき分かりやすかったです。 ◯目からうろこばかりの話で驚きました。   などなど沢山のご意見をいただきました。 私共も頂いたご意見やご感想を含め、更に今後住まい手のお役に立つと共に、家づくり 学校等でも反映していきたいと思います。 ご参加された、おかにわファミリーの皆様お疲れ様でした! ぜひご自宅で実践シてみてくださいね!!!    隊長&おかにわリフォーム工房 
隊長IKEDA隊長
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