IKEDA隊長コラムCOLUMN

2017年の記事(135件)

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既存住宅の活用/東京都

昨日は第3回 東京都既存住宅流通活性化方策検討会に委員として出席です。 28年度で計3回に渡り既存住宅流通(=中古住宅流通)に関して都民が安心安全に購入していく為のスキーム等に関し地域住宅を手がける工務店を代表し出席してまいりました。委員会会場は都庁です。その上で、東京都のより良い住宅や住生活に向けての住宅政策が掲げられています。 ①良質な家づくりの推進②既存住宅を安心して売買等ができる市場の整備③消費者や住宅所有者に対する普及啓発 これから都内でも加速化していく、少子高齢化社会、人口、世帯減少からの空家問題等。その上で、既存住宅の利活用は急務です。また昨今、既存住宅=中古住宅を購入してリノベするなどのニーズや安心安全な売買取引による円滑な流通性なども求められます。 既存住宅は、新築住宅と違って、誰がどのように利用してきたか未知数です。そのことを判別していくためには、住宅の診断=インスペクション、価値評価=不動産・金融など工務店や宅建業者の技量、采配がとても重要です。しかし、まだまだ、この様なノウハウを持ち併せた方が少ないのが現状です。岡庭建設、隊長もまだまだ学ぶ必要性もありますが、長きに渡り、建築と不動産をワンストップで手がけて来たこともあり、近年このような場で経験を元に意見を述べる役割も多くなっています。(適正かは_・・ですが・・笑) 委員会の内容等につきましては、都度、東京都のHPで掲載されて参りますので、ご興味のある方は、都のHPを御覧くださいね。(第三回の内容は後日公開されます) 第1回 東京都既存住宅流通活性化方策検討会 (平成28年11月2日)における資料及び議事概要 第2回 東京都既存住宅流通活性化方策検討会 (平成29年1月27日)における資料及び議事概要  微力ではありましたが、28年度都の住宅政策へ寄与させて頂きました。m(_ _)mまた、より良い住生活に繋がれば幸いです。   隊長 
隊長IKEDA隊長

家づくり学校1時間目/3月〜家造りを学ぶ〜

イベント報告が逆になりましたが、一昨日に行われた「家造り学校1時間目」の模様です。 家づくり学校1時間目は、これから家造り始める方の基本講習会でもあります。 家造りを始めるうえで何からはじめたら良いのだろう。 家造りの本をたくさん読む?・・・・読み過ぎもかえって逆効果なんですね。 展示場を見に行く?・・見に行くことは否定しませんが、ある心構えで行かないと大変な事に。。 じゃーどのようにすればよいのか・・・ という事で、家造りについて誰が教えてくれるのか・・ 其のような声に応え、今から10年前にこの家造り学校が始まりました。 延べ900人以上の方が参加されてきています。 おかにわの「家づくり学校」は西東京市の逸品事業にも認定されているサービス。 社会的なサービスでもあるのです。今回も、土地探しからはじまる方から、既に土地をお持ちの方まで様々な立場での方々が参加されました。 参加されたアンケートからも ・いろいろな経緯を踏まえて今回参加することに成りましたが、住宅の奥深さをしれました。・今まで予算がー番と思っていたので、参加して新しい目線でとても新鮮でした。・家造りについての基本的な考え方が学べた。まだまだ基礎的な部分をも学びたい!・どのように生活したいか。ということを中心に家造りを考えると言うコンセプトがいい。・「家をつくるのではない」という大切な考え方をすることができました。等々 多くの感想をいただきました。 家づくり学校は、様々な世代の方々が参加されます。特に、一時所得者でもある、子育て世代の方々も参加されます。おかにわ保育園?ではありませんが、セミナー中、お子様もテレビを見たりおもちゃで遊んだりと、熱心に学ばれるご両親様をサポート中です・・・笑。 次回は4月 8日(日)に家づくり学校1時間目〜家造りのススメ方〜   4月15日(日)に家づくり学校2時間目〜しっかり作る家性能編〜 が開催されます。間もなくHPで募集開始いたします。  隊長
隊長IKEDA隊長

住み手の家を見学/半平屋の家

【2016年にウッドデザイ賞受賞「みはらしだいの家〜半平屋の暮らし〜」】 本日はその受賞を記念して、バス見学会が開催されました。 住い手様の家ですから、バス1台限定(30名様満員御礼)とさせて頂きました。m(_ _)m。*キャンセル待ちの方々にはご迷惑をお掛け致しましたが、ぜひ次回にご参加頂ければ幸いです。 さー、バスを降車して、住宅街ともあり、現地まで徒歩で向かいます。現地到着後は、まずは隊長から、「みはらしだいの家」の概要を説明させて頂き、続いて今回の見学に多大なご協力頂きました、お施主様をご紹介、参加者皆様とご対面・・笑!。 長きに渡りこの街に住み、街並みと街の景色の再現をと、ひときわ低くと半平屋の家に。そして、家の大きさ以上に大きな暮らしを楽しむエピソードなども・・。【半平屋にみはらしだい】いざ、楽しみにしていた、半平屋の空間へその前に、玄関の上にあるものは・・・まさしく、家のタイトル通りの「みはらしだい」が・・・この「みはらしだい」は、コンセプト通り、自らの街を眺めたり、夜空を眺めたり、洗濯ものを干したりと多様な使い方のできるスペースでもあり居場所でもあるんです。 【外壁がオレンジ色?】オレンジがかった外壁は、焼杉といって、スギの板を焼いて炭化させたもの。塗装もされていますが、炭化作用で雨はじきもよくたりするなどの他、防虫防腐効果を高め、素材の寿命を少しでも長くします。【半平屋の空間には楽しさが一杯】半平屋とは、平屋と2階建ての中間的な建築手法。弊社の家造りで多用しています。1階の天井程からはじまる屋根の勾配を利用して一部を2階空間に。 故に、1階の天井も高くなり、空間的な広がりを感じることができますし、其の吹き抜け的空間から、家族の気配や繋がりを生むことができます。 【風を抜く窓】↓写真左上にある窓は、365日、日が差し込むことのない窓。そう、通風のためにある窓なんですね。軒の長さが1.5Mもあることから、このマドは通風専用窓ということになり1階だけでなく、2階の部屋にも風を注ぎ込むことができるんですね。 【あしぶらりん・・】↓写真中央に座るお子様たち。そう、書斎のスペースになるのですが、時には吹き抜け側に足をぶらりんと伸ばし、ぼーっとする居場所?・・と具体的な目的があるわけではありませんが、なんか足が伸ばせて、自分の家が眺められた面白いな−と、お施主様の発想を含めこのような居場所が生まれる事になりました。皆さん、この居場所も堪能されてましたねー。【天井はたかくないけれど】天井は高いほうがいいと思っていたけれど・・・なんだか適度に低いのもいいねー。と多くの方々がお話しているのが聞こえました。その通りで天井は高いほうが良いのではなく空間のメリハリが大事なんですね。でも、日本人って意外と、低い、狭い空間が好きなDNAをもっていて、体感すると意外と悪くないと言うことに気がつくものなのですね。まーこれも空間設計の極意といいますか、そのバランス設計が大事なんですね。【杉の木がいっぱい・太陽熱もいっぱい】「みはらしだいの家」は構造材も杉ですが、床、壁、天井にも杉材を多用し、木のぬくもりを感じる空間に、そして空気集熱式ソーラーで太陽熱をふんだんに取り込みます。 杉材は材の中に空隙が多く、素材そのものが柔らかいという短所がありますが、足ざわりなどが良かったり、熱を蓄えるなどの冬の季節でありながらも床の冷たさを軽減したり、直射光や日射や熱エネルギーを素材そのものに蓄熱できる長所があるんですね。  という事で、「みはらしだいの家」の後は、「木ノベーションスタジオひばりヶ丘」や「RーECO HOUSE」など弊社のモデルハウスなどもその後ご見学頂きました。 参加された皆様、住まい手の家を見学されていかがでしたでしょうか。完成した建物だけではなく、実際に住まれている家や暮らし、そして、住まい手様から生の声が聞けて、さらに家造りの楽しさや、不安を解消できたのではないでしょうか。ぜひ、今後の家造りに活かしてくださいね。また、今回キャンセル待ち他ご参加できなかった皆様も次回にご参加頂ければ幸いです。! そして、何よりも今回の見学会の多大なご協力を頂いた「みはらしだいの家」のお施主様に改めて感謝申し上げます。m(_ _)m えー上の写真はバスガイドも努めさせて頂きました隊長です・・笑。 隊長
2017.03.05(日)
隊長IKEDA隊長

中古住宅購入/「安心R住宅」

2月28日付のNHKニュースで、大きな住生活に関係するニュースが・・・ =「中古住宅購入で国が”お墨付き”新制度導入へ」= 「安心R住宅」制度 →制度の全貌が見えてきた! 中古住宅を安心して購入できるようにして、取り引きを活性化していこうと、国土交通省が、耐震性など一定の要件を満たした中古住宅を登録する制度を、ことしの夏以降新たに始めるとのことです。中古住宅を安心して購入できる制度を介し、中古住宅の取り引きを活性、円滑化していくことが目的で、併せて、今後増加傾向である空き家の活用にもつなげていく考えとのこと。 改正宅建業法の改正で平成30年4月以降中古住宅の売買時にインスペクションの斡旋に関する報告が義務付けになりますが、インスペクションの上、耐震基準や雨漏りなど構造上の不具合がないことなどを確認し、一定の基準を満たした住宅を登録します。そうすることで消費者が安心して購入しやすい環境整備になると進められているようです。 →NHK WEBNEWS また、詳しく分かりましたらお伝え致しますが、中古住宅など既存の住宅の活用方法等、法律・制度・ガイドライン等も出揃いより利用しやすい環境もほぼ整ってきていますね。 そこで大事になるのが・・・  【完成した時から中古住宅?】 中古住宅を買う時の心配に目が向きがちですが、家をつくる=既存住宅(中古住宅)になります。戸建て住宅を建設された方は、家造りが終わると、手入れ=メンテナンスが少しおろそか気味になりますので、維持管理が今後の住宅資産の分かれ道に・・・ 【マンションは維持修繕積立制度が・・】 マンションを購入する際には、修繕積立金制度といって、共用部等を修繕していく積立を住人の方が、大規模修繕に向けて費用を積み立てて行きますが、戸建住宅の場合にはその習慣がありません。故にマンションは定期的にメンテナンスされ黙っていても維持管理されているんですね。 【これからは、維持管理・定期的なメンテナンスが必須】 今回の「安心R住宅」なども含め将来、万が一売却しなければならない際への対応も家づくりと併せ考えていく必要が今後はあります。特に・・・ ①定期的な点検・メンテナンスチェック→「おうちクリニック」等②点検し必要に応じて修繕を行う(雨漏り・白蟻確認等)③売却時に瑕疵保険を利用できる状態に④その記録を残しておく(住宅の履歴書)等々  以上の様な対応をしておくことで、万が一将来売却しなければ・・・といった時にでも売主も適正価格で、そして買い主も安心して住いを購入することが出来ます。「いやーうちは売ること無いからー」と言っても、このような事は突如やってきます。 常日頃から、住宅を維持管理していくことが、その後の良い結果に導きます。 上記の写真は、弊社で建築して20年を経過したころ、突如住いを売却しなければならなくなりました。木の家が味わいとなりこの経年変化は、新建材の家では作り出すことはできません。この風合の良さも後押しとなり、当時速やかに売却することができました。 もう一つ大事なのが、その価値を伝える人と、その家が今後も守られていくと言うこと。岡庭グループでは、木の家作りや、木ノベーションなどの木を活かした住宅建築等をてがけておりますが、岡庭不動産があり、その価値をしっかり伝えていくことができます。 維持してきたものが、しっかり伝えられ、その後も維持されていく。このような、つくるときだけでなく、つくったあとのことも考えていくことを、是非知っておいていただきたいと思います。また、私達もそのような思いで、維持管理のお手伝いを共にさせていただいております。   隊長      
2017.03.03(金)
隊長IKEDA隊長

住まいの環境デザイン・アワード審査員

昨日は、東京ガス主催の「住まいの環境デザイン・アワード 授賞式」に参列 といいましても、今回は受賞ではなく、審査員という立場での出席です。弊社でも「2011年にビルダー賞」、「2013年に環境デザイン優秀賞」の大きな賞を受賞しておりますが、もうでないで!と言うわけではなく、隊長も、工務店団体等の役なども努めている事からなのか、昨年より審査員という役回りでこのデザイン賞に関わっています。 「住まいの環境デザイン・アワードとは?」 “人と環境と住空間デザインの真の融合”をテーマに、環境性能と住空間デザインとの調和を図り、暮らしの主人公である住まい手の思いを実現した都市型住宅の好例を募っていて、過密傾向にある都市部において、限られた敷地や既存住宅の活用、さらには周辺への環境配慮やコミュニティ形成など、課題解決をも目的としています。それらの課題に果敢に取り組み、成功している好事例を見出し、次世代へつながる環境デザインを発信していければと、この賞があり、アワードをきっかけに社会的なメッセージや各取組につながればと今年で10年目を迎えます。 詳しくは東京ガスのサイトをご覧あれ。 会場は霞が関の「イイノホール」。とても大きな会場での授賞式。著作権等の関係で、授賞式の模様等は撮影できませんでしたので、後日公式に公開され次第ご報告いたしますね。 詳しくは、主催者:東京ガスのHPでご覧頂ければと思いますが、今年のグランプリは、建築家によるマンションリノベーション作品。 ただのマンションリノベーションだけでなく、既存住宅で有りながら得られる光の環境デザインと得られた熱や、生み出す熱の負荷を減らすために断熱を改修する工夫なども評価されています。 今まで環境とデザインという事で、比較的新築住宅の方が新たな考えの基、計画されていく関係から高い評価を得ていましたが、近年既存住宅での環境デザインや工夫も多く、ついに既存住宅改修がグランプリを受賞という結果となりました。 最後の好評で審査員を代表し東京都市大学教授の宿谷昌則氏より 「自分の体で感じる(暑い、寒い)ことから出発し、環境空間を意識化していき、その結果としての空間デザインが表現できるようにもっともっとなっていってほしい」との言葉が印象的でした。  いわゆる基準を満たしているということなどの数値化だけでなく、体感から考えるということが大事だということですね。。。。同賞の来年に向けてのヒント、そして、今後の家づくり技術のヒントにもなったことでしょう。 と、また専門的な話になりましたが、審査員を努めつつもまた一つ大きな気づきと学びをいただきました。    隊長           
隊長IKEDA隊長

世田谷区−完成見学会報告−

先週末に世田谷区で建築中でした「ひだりまの家」の完成見学会が無事終了いたしました。お陰様で、初めて岡庭の家をご見学された方、これから設計やご契約に進めれる方など様々な方にご参加いただきました。家造りの進行はそれぞれですが、其の立ち位置から完成した住まいの見え方は異なります。家造りは完成した住宅を見学する事で、新たな発見や、納得が見つかるものですから、一つでも多くの住まいを見学されることをお勧め致します。   こちら、家具などが設営された「ひだりまの家」何も置かれていない前日の姿と全く異なりますね。 そうなんです、木の家は特に、木の家具や小物などがとても映えて見えます。本物の素材であるからこそ、ディスプレーされたものもイキイキするのかもしれませんね。 「ひだりまの家」は 構造材にヒノキの国産材、床にはオーク材を利用しています。家具はチークとタモ材を主体にした飛騨の家具です。 本物の素材は、空間を更に上質な暮らしに導いてくれます。   隊長      
隊長IKEDA隊長

世田谷区で完成見学会

2月25日(土)〜世田谷区で建築中でありました、「ひだりまの家」の完成見学会が開催されます。 家造りの過程において、大切なものを見出した答えが「ひだりまの家」の器に沢山秘められています。 ◯何よりも暮らし方の動線やプランにングには月日をかけ今に至ります。◯木と自然素材は当然、◯カーポートと家◯家での暮らし方と面白さ◯太陽熱に太陽光 などなど・・・ その前に「ひだりまの家」のひだりま?って??は地鎮祭のときの模様を御覧くださいね。  写真だけでは伝わらない、「ひだりまの家」ならではの工夫一杯!でも写真からでもその工夫の一部が見えますね・・・・笑。 空間、素材、工夫他、とても素敵な住まいが完成いたしました。 その暮らしのヒントが伝われば幸いです。 見学会のお申込みはイベントページからお願いします。  隊長   
隊長IKEDA隊長

日野市での完成見学会報告

先週末、日野市高幡不動で開催された、「とおりみちの家」 お陰様で60名を超える方々にご参加頂きました。 「とおりみちの家」は敷地特有の緑の見える景色を、住まいにそのまま取り込む計画。南北に繋がるリビング・キッチン。写真は北側の緑の借景を取り込みつつ、南側の自らのお庭も展望できる贅沢な居場所です。 ダイニングテーブルに腰掛けながら、借景を楽しむことが出来ます。また、南側と北側に掃き出し窓があることで、南北を通して通風力を向上することができます。夏の時期も、可能な限りエアコンの利用時間を減らす事ができそうですね。リビングの延長には、小上がりの畳スペース兼ワークスペースが。小上がりタタミは、丁度椅子に座る高さと同じ。腰掛けながらテレビを見たり、ソファーやダイニングす座る家族と同じ目線で会話することができますね。 ワークス−ペースの奥に見える開口部は・・・ただの壁にするのではなく、障子で仕切り、玄関から行き来する家族の気配を感じられるように、玄関も明るく風通しの良い居場所としています。  どうでしょう、なんとなく3枚の写真で、リビング・キッチン、ダイニングや小上がりの関係性が見えてきましたね。 木をふんだんに使った空間に小上がりや家具など職人の技術が最大限いかされています。左奥にあるのが、2階に通ずる階段。こちらも、大工のお手製!ハコの階段と、家具を組み合わせて梯子状の階段で2階に登ります。 このように、敷地のポテンシャルを活かし、住まう人の考えを人の技術と自然素材いっぱいの暮らしづくりが私達の家造りでもあります!。   隊長   
2017.02.21(火)
隊長IKEDA隊長

レジリエンス住宅掲載中/東京ガス

東京ガスのホームページにて当社のモデルハウス「R-ECOHOUSE」についての取材記事が掲載されました。 昨今大規模な災害と隣合わせである現状を踏まえ災害に備えた「レジリエンス」や「レジリエンス住宅」という言葉が少しづつ注目されるようになってまいりました。 では、実際にレジリエンスってどの様な事を意味しているのか、そして、住宅ではどの様な事を施し準備していくのかと言うことを東京ガスさんも社会的に伝えていきたいそうです。 今回の取材では、その普及に向け「レジリエンス住宅とは何か」について東京ガスより取材をお受けし、ここで実践する防災、減災に強い住宅機能をひとつずつご紹介させていただきました。  隊長も国策である「レジリエンスジャパン推進協議会」の委員を努めていますから、そこで得たものなどを地域社会に伝えるべくモデル建設や普及活動に取組んでいます。 掲載内容は東京ガスの「知っていますか?災害に備えたレジリエンス住宅」を御覧ください。 レジリエンス住宅とは「隊長ブログ」の以前の記事でも掲載中です!  隊長    
隊長IKEDA隊長

三世代同居/東久留米でスタート

東久留米で住宅の新築工事が始まります。 「さいさいの家」・・・仮称ですが、そのようハウスネーミングにしてみました。 「さいさいの家」は、2世帯の住宅、親世帯、そして子世帯が連なり、楽しい暮らしを共にしていきます。お孫様も生まれ、正しく三世代が同居していく住まいなんです。 そして本日は、晴天の中で地鎮祭が執り行われました。いよいよ工事のスタートです。 さて、最近よく話にでる三世代同居って?なんで国は押し進めるでしょうか。少しそのことにも触れておきましょう。   国の法律で「住生活基本法」という、住生活の法律があるんですね。昨年改正されこの法律の中に、 【三世代同居や近居の促進】とあります。 そう、これから少子高齢化社会を迎えますし、日本は人口減少、世帯減少を迎えています。政府も人口減少に歯止めをかける事を目標とし、2050年に人口1億人を保つために出世率1.8人を掲げていますし、当然、人口が減ると労働力が落ちますから、女性の活躍などの共働きも必要とされます。 その際に待機児童の問題などもありますから、身内等でお子様を面倒を見てもらえる環境が生まれれば、出生率も、労働力も向上しますし、家族内のコミュニティー力も増してきます。その他にも、様々な条件にもよりメリットがあることと思いますが、このような事を含め国は三世代住宅や近居を促進しているようです。 税制でも所得税や相続税、建設、リフォーム等でも補助事業なども行われています。よし!じゃー三世代同居で!とは誰もがなるわけではありませんが、結果、三世代同居となるような場合は、そのの恩恵もあることを知っておくと良いでしょう。 税制参考:政府広報オンライン 補助事業等:三世代同居改修補助 ・ 地域グリーン化事業   隊長    
2017.02.19(日)
隊長IKEDA隊長
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