IKEDA隊長コラムCOLUMN

2016年の記事(73件)

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住宅点検してますか

住宅点検してますか?岡庭建設では、現在「おうちクリニック」というメンテナンスサポートを手がけていて、おかにわで家づくりされた方から、リフォーム・リノベーション、また昨今、建築した会社が無くなってしまった方々の家のメンテナンスにも対応しております。 家は人と同じで、完成した日が生まれた日。年月と共に年をとっていきます。当然時には、調子も悪くなりますし、放置しておけば悪化してしまうこともあります。人と同じで、住宅も定期的な健康診断。「住宅点検」を受けることが重要です。 我が家はどうなんだろう?と思われる方は「おうちクリニック」を受けて見ては如何でしょう。  【話は変わりますが、毎年10月10日は「住宅点検の日」って知ってましたか?】 住宅のジュウ=10,と点検のテン=10からもじられたとかで、業界団体が足並みを揃えこの日を「住宅点検の日」としているそうです。 という事で、毎年この時期に「住宅点検の日のシンポジウム」が開催されていて、この度、隊長が住宅事業者を代表して、パネラーを努めさせていただくことになりましたー・・・汗・・。 当日は、設備等の機器連合団体、リビングアメニティー協会の主催で、国土交通省の方から、学識者などの基調講演等も行われるそうです。参加者は、業界の方だけでなく、消費者の方々も参加できるそうです。詳細なサイトや案内パンフレットはこちらから 住宅に取り付いている機器類って、利用していると壊れるまで使っちゃいますよね・・・。でも、当然寿命があるので10年等、メーカー記載の寿命期間前に交換することが推奨されています。そのまま利用していると、機器によっては発火による火災など、予期せぬ事故が起こるそうです。そのような事故になる前にしっかり住宅を点検して未然に防ぐと言うことが大事なんですね。 ほんと、人の健康診断と同じです。 今回は、シンポジウムというご縁を頂き、改めて住宅の点検の必要性、住宅と併せ機器点検の重要性を感じました。 また、自らが点検できるチェック本なども販売されたとのことですから是非利用してみると良いかもしれませんね。また、チェック本なども今後ご紹介していこうと思います。 維持管理された住宅の資産価値との兼ね合いを改めて考え直す動きも始まっていますから長期的ですが、「住宅点検」・メンテナンスは文化になることでしょうね。    一応インスペクター(点検技術者資格)をもつ隊長でしたー・・笑隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑) 
隊長IKEDA隊長

日野市で木の家づくりはじまる〜地鎮祭〜

日野市は昨年だけでも3件の家造りが携わりましたが、過去の建物を含め、おかにわの家づくり作品の多い地域。 そして、また日野市で新たな家造りが始まります。 「とおりみちの家」 日野市ではじまる家造りは、南側には開けた道、そしてと緑も多い閑静な住宅街。北側には川や緑が生茂る自然一杯の立地。その敷地条件の中から、家族に相応しい暮らしスタイルが生み出されました。 【どの様な家なんだろ・・】下図の3Dの様に背景の植栽と、近隣に植わる植栽が一体となり東京にいながらも森林の中に佇むような計画です。1階には南北に大きな掃き出し窓があり、その間にキッチンを設けられています。長い時間その場にいる奥様に、日中の光や風を感じてもらうためにも、キッチンの位置を大事に大事に考えています。 【緑の景色】そのキッチンからは、家族の気配が一望できます。ゴロッとなる小上り和室、くつろぎながらテレビを見るリビング、そして、南北のピクチャーウィンドウを介し、何処からでも南北の景色に緑が一杯に映しだされています。このシーンを早く見てみたいですー・・。 【心地良い暮らしに安心の性能】室内には自然素材一杯!。無垢の木の床や、木で造られた扉や階段、そして多摩の木を活かした木造空間と素材感たっぷりのお住まい。空間や心地よさだけでなく、住宅品質も当然担保され、長期優良住宅の認定も所得しております。(詳しくはおかにわの家へ)【晴天の中での地鎮祭】そしてこの週末には、地鎮祭が執り行われました。秋風を感じるとても心地よの気候の中で、ご家族、ご親族が参列され思い出深い地鎮祭となりました。 間もなく工事がスタート致します。自然感一杯、日野市での家造りのその進行もまたお伝えして参りますね。  以上、新選組(日野市生)大好きの隊長でしたー・・笑  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
2016.09.13(火)
隊長IKEDA隊長

3階建て3軒/@西東京市

9月10日〜11日に開催された、「文理台のさんげんや完成見学会@西東京市」お陰様で、約100組300名近くの方にご見学いただく事ができました。m(_ _)m3組の住まい手様と街プロデュース。火災にも強い準耐火構造3階建ての3軒の連なる暮らし。 お引き渡し前、2邸をこの2日間でお披露目いたしました。 【どのような家なのかな?】お披露目した、2邸。一つのお住いは、趣味や暮らしのゆとりを優先してつくられたお住まい。特に、玄関だけで5帖ほどある土間空間はご来場の皆様も驚かれていました。この土間空間、ご家族の趣味を活かせるスペースとして計画されたもの、マイスタイルの居場所です。 イメージしやすいように、弊社スタッフの自転車を展示してみました・・・笑。3階も、一部屋をルーフテラスにしてプライベートビヤガーデンを実現。この場所でコーヒーやお酒を呑んだりすることもできますし、季節によっては星を眺めたり、花火を見たりすることもできるスペースでもあります。 もう一つのお住まいは、車を大事にされていて、いわゆるビルトインガレージを実現。少し、住まいのエリアを減らすこととなりますが、住まいに十分な面積も確保できることなどバランスをふまえ、設けられたガレージでもあります。そして、リビングをとにかく快適にと広々とした空間の中に、大きなワークスペースを設け、家族みんなで本を読んだりパソコンしたりすることもできるスペースが設けられています。 連なる暮らしの中で、それぞれの個性ある考えや暮らし方が盛り込まれたお住いです。ご来場者が多く、スタッフ側サイドのご説明が行き届かなかったかもしれませんが、逆に、自由に自然素材の住空間をゆっくり思いのままにご覧になられたようです。【性能の高い3階建て住宅とは】文理台のさんげんやは、床面積が規定に届かず、長期優良住宅の認定を所得する事はできませんでしたが、耐震性能も弊社規定の法律を1.5倍上回る性能他、断熱性能等を含めトータルで長期優良住宅の基準以上のお宅でもあります。その性能の意味を知りたい方は、家づくり学校2時間目にご参加されると良いでしょう! 住宅性能が担保されていれば、あとは、いかに楽しい暮らしにしていけるかに集中!ということで、こちらは、大きな土間空間の一シーン。自転車を大切にされる方は、屋内に駐輪できるようにしたり、スキーやスノボが好きな方は、土間空間でワックス掛けたりチューンしたりと、家の中でどのように暮らしを楽しむかを考え進めていけますね。! 【家造り学校1時間目・・】ということで、2日に渡り天候もくずれず多くの方にご覧いただけてホッとしましたー。次週18日(日)は家づくり学校1時間目(家造りの進め方)が開催されます。すでに9月はじめに定員に達してしまい、キャンセル待ちOR10月16日開催をご案内中です。また、1時間目のことなども綴ってまいりますね。!    以上、2日間で70階相当の階段を登り降りした隊長でしたー・・疲 (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
2016.09.11(日)
隊長IKEDA隊長

職人が省エネ技術を学ぶ大切さ

【省エネ・断熱性能って?】住宅に住んでいると、暑さや寒さを感じたりします。これを断熱性能といいます。断熱性能が高ければ熱の逃げ(損失)が少なくなり、住宅の性能も良くなり温度差による健康状態や高熱費の軽減等にもつながります。 【断熱性能のレベルとは?】近年では長期優良住宅と呼ばれる、住宅の性能の高い住宅(耐震・省エネ・劣化他7項目)は国の認定などを受けられる制度が普及してきていて、岡庭建設でも住宅面積のクリアー(ワンフロア40㎡)出来る建物は概ね全棟、認定を所得しています。 その基準の一つに断熱性能(省エネ性能)に対する基準があり、「断熱性能等級4」という基準レベルの最高ランクが必要とされていますが、早ければ2020年にこの「断熱性能等級4」と呼ばれるランクが建設時に義務化されると言われています。(中身の詳細は→家づくり学校2時間目でお話しますよ。)大規模な建物は2017年から義務化に・・ 【なぜ今省エネが・・家の断熱まで・・】昨年開かれたCOP21でのパリ協定、地球温暖化対策で世界が合意するという画期的な協定が結ばれました。当然日本も参加しているわけですから、私達には関係ないとは言ってられませんね。特に生活部門からのエネルギー消費が1985年頃と比べると2倍程消費が増えているので、なおさら住宅の性能を高めて行くというのは必要なことかもしれません。 【28年度基準という新しい省エネ基準】ということで、少し専門的な話になりますが、省エネの基準というのも平成11年そして、25年に大きく改正され、いよいよ義務化の方向に向け、今年度から「建築物省エネ法」という新しい法律がはじまり、いわゆる「28年度基準」と呼ばれる制度がスタートしています。 当然、義務化に向けた政策も打ち出されていて、設計者や大工さんなど職人さんが、この28年度の基準や施工品質担保に向けた講習会が国土交通省の事業として2012年から開始されています。 【隊長も省エネ政策の一部分でお手伝い】 「住宅省エネルギー技術者講習会」 隊長も、2012年(準備は11年から)から、技術者に向けたテキストづくりの委員への委嘱要請があり今年で5年目のWG委員として出席しております。 2012年は講師を生む講師役も努めさせていただきましたが、実際の技術者や職人さんに対しての講師役を1年に一度程度登壇させていただいております。 昨日はその住宅省エネ技術者講習会 東京が開催され、一日講師役としてお話させていただきました。チームおかにわも、広報2名と18歳の若手大工と新人現場監督も受講!無事全員考査合格いたしましたよ。*プラグインがあれば昨年度のテキストはこちらから見ることが出来ます。  【岡庭建設では】岡庭建設では、既に設計チームからリフォーム工房、大工さんは、全員この講習会に出席し考査合格をしております。設計チームは、省エネの計算の事も理解していますし、大工さんも一人ではなく全員受講して合格していますので、設計だけでなく現場でも断熱施工がしっかり出来ています。また、全員が同じ講習会で受講していますので、施工技術について学んだことの◯や☓が、皆で共通言語で話ができているので、一人だけでなく、全員が受けることはとても重要だと考えます。当然住宅の性能も等級4以上を設定、お陰様で、その技術を活かし、近年ではゼロエネルギー住宅と更に一歩先を行く省エネ、断熱性能の高い住宅を手がられておりますし、リフォーム・リノベーションでも性能を向上させる事を得意としております。まだまだ義務化まで時間があるからと、受講されていない方も多いようですが、住まい手様の住宅における、重要な断熱材施工のお話ですから、ホント受講しておくべき講習会だと思います。これからは、「省エネ技術者講習会」に大工さん全員受けてますか?と工務店に聞くことも必要かもしれませんね。   今年度は、国や事業団体の意向もあり、講習会の受ける大切をを含め地方へ講師・講演を依頼されております。微力ですが、地球温暖化防止、そして省エネ技術の向上により、建設される建築物の省エネ性能向上となにより、快適に和やかに暮らされていく住まいに寄与して参ります。   以上、陰ながらテキストづくりと省エネ講師をする隊長でしたー (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
隊長IKEDA隊長

猛暑バンザイの家

2016年の今年は台風9,10、11号の3連続台風が発生・上陸するなど異例の台風ルートに見舞われる夏でもありました。次は13号が・・。ようやく最近、少し秋風まじる気配を感じる朝夕ですが、それでも本日の日中のように32度の猛暑日になる日がまだまだ続きますね。もう、この暑さにうんざり・・と思う方々も多いと思いますが、この猛暑を味方につける住まいのあり方があります。「正しく猛暑バンザイの家」!それは、太陽熱を利用する家!にするとホント、猛暑に感謝したくなります。 【太陽熱温水器の利用】一つは、屋根の上に太陽熱温水器を載せる手法。これは、とても効率がよく屋根の上に温水パネルを載せることでパネル内の水に直接太陽熱があたり、短時間で温水にすることができます。また、温水温度差はありますが、一年を通してお風呂のお湯などに利用できます。。 【空気集熱式ソーラーの恩恵】もう一つは、隊長の家やスタッフの家もそうですが、太陽の熱を空気で温め活用する手法。ソーラーれんや、そよ風、OMソーラーと呼ばれる空気集熱式ソーラーでその恩恵が受けられます。この空気集熱式ソーラーは冬の太陽熱は床下に送り暖房熱に、春から秋口は、その熱を温水器に送り温水を貯めることに役立てます。 台風が去った後に残暑厳しい日が続いていますが、本日のお昼ころでも屋根の温度が80℃前後。その熱をそのまま温水器に送ることで、300リットルの水のタンクが50℃台の温水になります。そのお湯は、混合水栓(青:水・赤:お湯のある蛇口)の取り付いている場所全てに利用することができます。お風呂は40度前後で入浴しますから、温水器のお湯に自動に水を足しながら沸かすので、給湯器はまず着火せず、かつ温水も残りが多いので比較的高い温度のままです。 モデルハウス「R-ECO HOUSE」でも体感、ご覧になることができます。 おかげ様で、この時期の猛暑や、残暑のおかげでお湯が余るほど取れて仕方がありません。猛暑がバンザイな家ってなかなか無いですよね。ホント太陽熱、自然エネルギーの力は凄いです。  【・・で、光熱費やすくなるの?】 ちなみに、こちらは隊長宅のガス代情報です。今年の8月は8M3で1752円。昨年が3M3で1199円でした。昨年が暑かったのか、我が家の意識が低かったのか・・・汗いずれにしてもこの時期は毎年ガス代は1000円台程度。うちのスタッフ宅では更に低い家も・・。猛暑が続くと嬉しい。これも日々暮らす楽しみの一つでもあります。 以上猛暑日を楽しむ隊長でしたー (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
2016.09.06(火)
隊長IKEDA隊長

文理台のさんげんや

西東京市で建築中の「文理台のさんげんや」がいよいよ今週末10日〜完成見学会を行います。 「3棟ならんだ木箱の家でつくられた小さな街」 3世帯それぞれの想いや考えが活かされた家づくり。土間空間を活かしたお宅から、趣味を活かされたり、家族の集う場をより広くと考えられた方々など、正しく3つの顔の揃った家、その中でも、連なる3件が一体的なコンパクトなコミュニティー街となりました。HPに見どころを掲載中です。 文理台のさんげんや @西東京市 9月10日(土)・11日(日)10:00〜お申し込みはこちらから。  以上このイラストが気に入っている隊長でしたー (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑) 
2016.09.05(月)
隊長IKEDA隊長

レジリエンス住宅とは

4月にOPENした、おかにわのショーホーム「R-ECO HOUSE」が完成いたしました。現在大変多くの方々に御覧頂き感謝ですー。→R-ECOHOUSEご見学はこちら ご覧になられていない方のために、今回は、そのR-ECO HOUSEの「R」の意味でもある、レジリエンス住宅について少しマニアックな話になりますが、隊長ブログで触れておきましょう。 まず、聞き慣れないこの「レジリエンス」の意味は、外部から受ける力や影響に対して、「つよくて、しなやか」、「しぶとさ、強靭さ、回復力」を意味する言葉なんです。 分かりやすいうと、地震などの災害が起こることは避けられませんが、、災害が起きた後、いかにして、しなやかに復興できるか、この準備を含めこれから自らの生活と共に住まいについても考えていく必要があるわけです。 住宅の箱の部分ですと、今までは、地震に強い家!と耐震性を向上させたり、免震や制振など、災害が起こる時への対応を考えてきたと思います。それは、それで大事なことですが、今後は災害に強い対応だけでなく、その後しなやかに回復出来る事も考え家づくりやリフォームしていくことが求められるということなんです。新築ですと長期優良住宅レベルは必要ですね。  ■ではおかにわのレジリエンス住宅「R-ECO HOUSE」ってどの様な家なの?・・ ●「平時」愉しくくらし「有事(災害時)」に活躍する、その回復力によりしなやかに復興する。! 「平時」に愉しく!は災害の事だけに特化して家づくりすることも有りですが、何だかそれだけでは暮らしの華やかさがかけるので、ここは岡庭の家らしく、愉しく暮らしていく事を活かしその延長に「有事(災害時)」に活躍する!。このことをモットーに考えられ得た住まいのあり方です    ●例えば薪ストーブが・・・薪ストーブがいい例です。「平時」の時には、暖房熱の役割を果たしたり、時には人を招いてピザを焼いたりしてパーティーなんていうのもいいですね!。また、家の中で火を見れるのも暮らしの一つの楽しみです。 この薪ストーブ平時には楽しいくらしのアイテムになりますが、有時の際には、ライフラインが使えない可能性がありますから、薪ストーブが煮炊きに使えたり、冬期であれば暖房の役割を果たしたりします。そして、自分たちだけなく、近所の方や被災した人たちを助ける災害拠点になれば、回復力が高まります。また、このような住まいが地域に増えていけばより回復力、復興力も増大しますね。 ●当然、住まいが丈夫であることが最優先! ・先ずは耐震かな有事に活躍するためには、住まい=家が丈夫であることが最も重要です。国の認定住宅でもある長期優良住宅基準は必須。むしろ繰り返される地震災害のためにも、耐震性等級3と基準以上を準備しておく必要があります。(おかにわの家は耐震等級3が標準)。 ・耐震性と合わせ省エネ性能の向上も必要。東日本の震災の時のように、冬期時期に災害に見舞われると、暖を得ることが難しいですし、得られても最小限です。その最小限で得た熱を逃さないためにも住宅の省エネ化向上も重要。と言うことでR-ECO HOUSEは、国の定める基準(平成28年度基準)を上回る性能を達成し、少しでも熱が逃げないように、そして、温室効果ガス削減に向けた取組と合わせ兼ね備えています。 ●ゼロ・エネルギー住宅、その他にも・・・屋根には空気集熱式ソーラー「そよ風」や太陽発電により、家庭の消費されるエネルギー(電気やガス他)以上に、自らの家で作られるエネルギー(これを創エネルギーといいます)の方が上回る設備を搭載しています。  ●なんで、おかにわがレジリエンス住宅始めたの?現在、国内においては、様々な災害リスクを抱えています。それらに対応できる、強くてしなやかな国づくり、と言うことで、内閣官房(総理大臣直結)の国土強靱化(ナショナル・レジリエンス)という施策が取り組まれています。この強靭な国造りは国だけではとても無理で、国と産官学や地域住民も協力して取組めるものへと、国と連携する民間団体、レジリエンスジャパン推進協議会が創設されています。現在その協議会の「レジリエンス性を確保した住宅のあり方検討総合WG」に隊長が全国の工務店を代表して出席しています。そのWG等で進められたものを地域レベルに落とし込めないかと考えられ建築されたのが、「R-ECO HOUSE」です。同協議会では、住宅だけでなく、交通・物流、エネルギー、コミュニティーのほか様々な学識者や技術者などが選ばれ強くてしなやかな国造りに向け幅位広い検討が行われています。 ということで、R-ECO HOUSEには、「平時」に愉しく、「有事」に活躍する!そのような仕組みがいたるところに施されています。 必ずR-ECO HOUSEの様な家を建てて下さいということではありませんが、知らないよりは知っておくと便利なこと、いや、役立つことがたくさんあると思いますから、参考にされると良いでしょう。    以上レジリエンス隊長でしたー    (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
2016.09.04(日)
隊長IKEDA隊長

エアコンはつけっぱなしがお得?/夏のエアコン効率

エアコンメーカーの大手「ダイキン」さんが面白い情報を公開され話題になってますね。 「日中30分の外出ならエアコンは切るよりつけっぱなしがお得でした!」 実際には住宅の性能も重要ですが、今回の検証では、2006年の鉄筋コンクリート造のマンションで試験されているので、さほど性能の悪い建物ではありません。 ちなみに岡庭のいえは「長期優良住宅」+なのでこの住宅以上の性能になります。  試験結果を端的に伝えると 検証結果①:9:00〜18:00の間で30分間隔でエアコンを入りきりしていると、つけっぱなしの方が、電気代が安い。すなわち、30分程度の外出であればつけっぱなしにした方がいい。これは、気温が高い9:00〜18:00の間は、止めてしまうと室温が上昇してしまい、入り切りしていると、折角、室温を下げたのにもう一度上昇した温度を下げるところから稼働しなければならないロスが発生する。ここがエアコンの一番エネルギーの掛かると言う事です。ですから、下げた室温の中で稼働するエアコンは大きくエネルギーを必要としないので、つけっぱなしの方が良いと言う事になります。 でも、日にもよりますが、18:00以降夜間は気温が日中のような上昇をしないので、むしろ入りきりしていた方が効率が良いと言う結果がでていますね。 その上で検証結果②:9:00〜23:00の間、エアコンをつけっぱなしにすると、かえって電気代がかかってしまう・・・という結果に。これは上記で述べた通り、つけっぱなしにした方が良い時間とそうでない時間の差から生まれた結果なのでしょう。電気代で35円/日の差という結果です。  以上は、ダイキンさんが、一つのモデルから検証したものですが、とても参考になります。都市伝説で、よくエアコンをつけっぱなしにした方が電気代は安くなる!という言葉を聞きますが、そうでないということも一つ知ることができました。 でも、住宅というものは個々に断熱の性能も違えば、住宅の向いている方位や窓の大きさや性能等様々な仕様差によって答えは異なってくると思います。皆さんの住まわれている家によって、結果は異なるかもしれませんが、今回の検証はぜひ参考にしましょう。ありがとうダイキンさんm(_ _)m。 あーもう一つ、隊長がユーザー様によく申し上げるのは、エアコンを購入する際には、家電のチラシで特売(価格だけ)に飛びつくのではなく、しっかりエアコンの性能(最近だと星印や省エネ率で表示)を見極め購入することをお勧めしています。できれば、高額かもしれませんが、省エネ性能がより高いものを選ばれると良いと思います。つけっぱなしの電気代も更に減りますからー。 後は、時間とお金があれば何方が特になるのかを、ご自宅で試して見ると面白いかもしれませんね。以上参考になれば幸いです。!  この様な工夫をした住宅も・・→「HKーBASE/西東京市」 
隊長IKEDA隊長

静岡県庁にて講演

お盆前の話になりますが、静岡県主催で住宅事業者向けの研修会が開催され、県庁からのご依頼で、おかにわの取組のお話を講演させていただきました。 テーマは「地域」ということで、まずは、45年目を迎え、地域の暮らしを豊かにと取組む、おかにわ建設の家づくりから、家守り、リフォーム・リノベーションから、今回は地域の住宅資産を維持管理、そして評価する先進的な取組を進めている部分についてもお話させていただきました。 住宅は建ててしまったり、買ってしまったら終わり。そのように思われている方がまだ多い世の中ですが、住まいも人と同じ、完成した日が、出生の日。そう生まれた日でもあります。子育てすると同じように、住まいもそこから育んで行く必要があります。時には人は風邪を引いたり調子が悪ければ病院にも行きます。住まいも一緒、長きに渡り地に建っているわけですから、雨や風、そして地震や台風にも耐えながら皆様の安心した暮らしに寄与してます。当然、年も取るわけですから調子が悪くなったり、劣化したりしていきます。そのような事を対応してくれるかかりつけ医がこれから重要!住まいは建てる時のことでなく、立てた後の事が重要。それが弊社で取組むおうちクリニックでもあります。→おうちクリニック  そして万が一、住まいを突然売却しなければならない時が来たら、築20年だから価値が0ではなく、しっかり健康で守られてきた住まいは、価値が有るのだと。「おかにわ不動産の先進的取組」そのような先導的な取組についてもお伝えさせて頂き多くの方に共感頂きました。 併せて、「庭之市」や昨年賞も頂いた西東京市の地域住民のネットワーク「チーム24」の取組についても講演。住宅事業者だけでなく県庁の方々からも、行動的な地域方々とのつがりについてご質問いただきました。 しかし、静岡県は住宅事業者だけでなく県レベルで積極的な勉強会や行動をされてますねー・・面白い人も多いし、良い出会いも・・感謝。静岡県の皆様も頑張って頂きたいのと、西東京市の地域企業と地元住民は頑張ってるな−と言う事もより感じることが出来ました。おん盆前は京都→東京→静岡→東京。いやー過密な二日間だったことを思い出しましたー・・笑http://expo.nikkeibp.co.jp/bdc/resas/contest2015/  以上隊長でしたー    (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑)
隊長IKEDA隊長

「陽だまりASTA OPEN」

「元気と楽しさを!」田無駅前の商業施設 「ASTA」に本日よりOPEN致しました自己通所型サービス施設「陽だまりASTA」(設計・施工:おかにわリフォーム工房) 開店の頃、立ち寄らさせて頂きましたが、OPENと同時に大変多くの方々がお越しになられていました。 一人になってしまったお年寄りの方や、家から足を伸ばす先のなかった人たちが訪れ、運動して健康の維持増進や、コミュニティーやレクリエーションを通じ心の元気力を向上する。このような場を介し要介護に少しでもならないようにとスタートした先進的なサービス施設でもあります。 このような場が、各地域や駅周辺などに増えていくと超高齢化社会を迎える日本も何か期待が持てますね。 オープン初日には多くのお花が届いておりました。この花の様に艶やかな場になることを楽しみにしております! 私達も地元企業同士、サービスと場作りを連携しながら今後もよりよい地域づくりに寄与して行く所存です。 以上隊長でしたー    (*隊長の旧ブログはこちらでご覧いただけます)  隊長へのご質問や、お知りになりたいことは「隊長の相談箱へ」隊長のFBはこちら。(日々の取組ボチボチ更新してます・・笑) 
隊長IKEDA隊長
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