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総務・金融(413件)
記事一覧へ老後について考える その11
さて、老後について考える、貯蓄についていろいろ書いてきました。今までは、どんな職種の人でもできるものでしたが、今回からは、職種限定になります。 まず、年金の1号被保険者 つまり自営業の方です。 自営業の方は、厚生年金に入ることが出来ませんので、国民年金のみになります。ですが、この国民年金には付加年金と国民年金基金をプラスすることが出来ます。 付加年金は月々400円を納付し、65歳になったら、付加年金という形で、「200円×付加保険料納付済期間の月数」の金額の年金を受け取ることができます。 例えば、40年間(480月)付加保険料を納付した場合は、保険料の総額は、400円×480月=192,000円。一方、受給額は、200円×480月=96,000円(年額)となる。つまり、2年間で納付した保険料の元が取れることになります。 2年で元が取れるのであれば、かなり利益が大きいですよね。 豊村
2019.11.22(金)
老後について考える その10
さて、個人年金保険ですが、貯蓄型の保険なのですが、年金として受け取ることになります。 公的年金の補助として考えることが出来ますので、これもiDeCoと同じですね。 iDeCoと違うところは、掛金の全額が所得控除にならないことですが、それでも年間80,000円までは生命保険料控除の対象になりますので、iDeCoよりは少ないですが、税金が少なくなります。 生命保険料控除で、一般生命保険と介護医療保険に該当する人は結構多いです。やっぱり、ます自分が死んだ時や病気やけがをしたときの保障を考えますからね。この個人年金保険、iDeCoより税金の優遇は少ないですが、掛金より多く受け取ることが出来ますので、普通に預金するだけよりは、お得だと思います。 豊村
2019.11.19(火)
老後について考える その9
貯蓄型の生命保険では、掛金以上に保険金が受け取れるものがあります。つまり、利息ですね。この利率は数%のものなのですが、それでも今の預金利率から考えると非常に高いです。 満期や解約によりもらった保険金は一時所得になるのですが、税金は利息相当額が50万円を超えなければかかりません。 さらに、所得控除で生命保険金等控除というものがあります。今は、一般生命保険、個人年金保険、介護医療保険の3種類あるのですが、それぞれ80,000円以上掛けると、40,000円の控除があり、3種類合計で120,000円まで控除が受けられます。(新保険料等の場合) 掛け捨て保険はこのうち一般生命保険と介護医療保険に該当するのですが、貯蓄型保険は一般生命保険と個人年金保険に該当します。 この個人年金保険に該当するものがおすすめになります。 豊村
2019.11.15(金)
老後について考える その8
他にお勧めの貯蓄には、個人年金保険があります。 皆さん生命保険はかけている方は多いと思いますが、通常のイメージでは、生命保険は死んだ時や、入院や病院に言った時に保険金がもらえるというものですよね。 生命保険には、掛け捨て型と貯蓄型というものがあります。どういうものかというと、掛け捨て型は、保険事故(死亡や病気、けが)があったときのみ保険金が下りるものです。一方貯蓄型は、保険事故が起きなくても、満期になれば保険金が下りるというものです。 掛け捨て型に比べると、貯蓄型は掛金が高くなります。つまり、iDeCoと同じで、掛金を貯蓄して満期や解約で一時金や年金として受け取ります。ある種の貯金ですね。 掛け捨て型と貯蓄型が合わさった保険商品もあるのですが、貯蓄のみのものとして考えていきますね。 豊村
2019.11.12(火)
老後について考える その7
iDeCoは他にも税金はが得なものがありました。 ・利息や運用益に税金がかからないこと。・受け取る時も一時金の場合は退職所得、年金の場合は公的年金と同じ扱いになるので、所得控除があり税金が優遇されこと。 税金が安くなるという事はそれだけお金が余るという事ですからね。使わない手はないと思います。 豊村
2019.11.08(金)
老後について考える その6
貯蓄について、なぜiDeCoがおすすめなのでしょうか? こないだまでiDeCoについて長々と書いてきましたが、なぜかと言うとiDeCoは税金面で得になるからです。 iDeCoは結局お金をためて、老後に一時金か年金かでもらうものなのですが、お金を貯める=掛金が、全額所得控除の対象になります。お金をためて税金が安くなるということです。iDeCoの掛け金には限度額があります。サラリーマンやその配偶者では、通常年276,000円(月23,000円)です。この限度額までかけた場合、税金は最低でも約15%(所得税5%、住民税10%)の41,400円安くなります。という事は、15%利息が付くと考えることもできます。 年利15%なんて金融商品はめったにありません。そして、その利息に税金はかかりません。 豊村
2019.11.06(水)
老後について考える その5
貯蓄についての続きです。 貯蓄について、普通預金以外のものと言ったら何でしょう?定期預金や定期積金、株や投資信託等、金なんかもありますかね。 何にしても、簡単に現金にできないものであると、貯蓄が進みますね。あと、定期預金や定期積金など利息だけが付くローリスクローリターンのもの、株のように運用益があるが逆に損もあるハイリスクハイリターンなものもあります。この選択でどちらが良いかも、個々で考えが違いますね。 ここで、おすすめとして言えるのは、やはりiDeCoです。 豊村
2019.11.01(金)
老後について考える その4
今度は、貯蓄について考えます。 さて、貯蓄について考えるとき何が浮かびますか?先ずは預金ですかね?この預金ですが、ただ普通預金に預け入れているだけと言うのは、あまりよろしくないかもしれません。何故かというと、普通預金=財布だと思いがちだからです。財布にお金が入っていれば、使いたくなります。同じように普通預金にお金がたくさんあると、安心して使いたくなってしまいます。 なので、普通預金には必要額だけ入れて、他は別の形にした方が、貯蓄が進むと思います。 まあ、これは「そんなことは知っている」という事かもしれませんが、もう少しお付き合いください。 豊村
2019.10.29(火)
わを結う家
10月の吉日、わを結う家にて住まい手様より上棟式をお開き頂きました。 楽しいひと時をありがとうございました! 作り手にとって住まい手様のご家族とお会いすることで、この方たちのための家づくりとの目標が更にしっかりとしてきます。 これからも、工事中のお家へもご遠慮なさらずに、ぜひお立ち寄りください。 家づくりの過程を愉しんでいただきたいと思っております。 設計Rチーム 安井
2019.10.26(土)
老後について考える その3
支出についての続きです。 支出の一つ一つを論っても仕方ないので、ざっくりと行きます。 年代により色々あるのですが、30~40代の家庭の手取り収入の平均は30万ぐらいと言われていますので、これを基準に考えます。 そうすると、生活費、住居費など必要経費は50~65%ぐらいと考えるのが理想です。その他の部分は教育費、交際費やレジャー費などの遊興費になりますが、子供がいる場合の教育費はどうしても必要ですよね。 となると交際費や遊興費と貯蓄の関係について考えることになります。 さてこの関係どう考えるのか?簡単に言うとどちらが余ったお金かと言うことになります。つまり、「余ったお金を貯蓄する」か「余ったお金で遊ぶ」かです。どちらが良いかとは、やはり個々の考えとなりますので、はっきりとは言えませんが、自分がどちらなのかは自覚していた方が良いと思います。 豊村
2019.10.25(金)