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2024年8月の記事(6件)
記事一覧へ急に思い出した”豪雨”と”うわばき”の思い出
夏休み明けの高校にて明日から9月。お子さんの夏休みが終わるという方も多いのではないでしょうか?夏休みの直前にやってきた大雨。窓の外を見ながら、急に思い出しました。 私が高校生だったはるか昔の夏休み明けのこと。学校に行くと通学口が異様な様子。なにかと聞くと、高校の隣に流れる善福寺川が夏休み中の豪雨で氾濫。不運にも靴箱が真ん中くらいまでに置きっぱなしだった上履きが流されたり、泥だらけだったり…(今となっては夏休みくらい上履き持って帰れよ!と思いますが、男子校だったもので・・・)幸い、私の靴箱はセーフでしたが、休み明けから掃除させられたような記憶があります。 あの、流されていった上履きは、どこにいったのでしょうか? 「川の街・水の街」東京そもそも善福寺川は現在はコンクリートで囲まれた狭い川ですが、昔から洪水被害が多い川だったそうです。東京全体の水害リスク予測がわかる「水害リスク情報システム」を見ると、母校もリスクの高い場所にありました。 東京全体で見ると、23区東側の荒川近くのエリア、そして城南から国立・日野を流れる多摩川近くは水害リスクが高く、さらに小さな川に沿って中リスクの線が東西に向かって走っていて東京が「川の街・水の街」であることが改めてわかります。 善福寺川のように、普段は氾濫するとは思えないような小さな川が、洪水のリスクが大きい場合もあります。また、昔の川が暗渠になってしまって、普段はまったく存在がわからないのに洪水がある場所だったり、見ただけではわからないこともしばしば。昔から住んでいる人なら、ある程度予測はできても新しく引っ越そうと思う人には、洪水リスクを予測することは見た目だけでは不可能といえるでしょう。 ハザードマップの意義と作成基準新たに土地を購入する場合、「ハザードマップ」でリスクを説明することは不動産業者でも義務になっています。ハザードマップは、災害リスクの高い地域を視覚的に示し、住民や関係機関が適切な防災対策を講じるための重要なツールです。地震、津波、洪水、土砂災害など、地域ごとの特有のリスクを地図上で示すことで、災害が発生した際の避難行動を迅速に行えるようになります。 この情報には、その地域の土地の成り立ちや、災害の要因となる地形・地盤の特徴、過去の災害履歴、避難場所・避難経路などの防災地理情報がすべて入っているそうです。 不動産購入で土地を選ぶとき、駅に近いか、学校の通学区か、スーパーなどが近いか、などに注目してしまいます。実際、希望の条件に合う土地は少なく、多少のマイナス要因も目をつぶりがち。購入をしたい土地について、リスクが高い土地なら、それに合わせた対策も講じておく。土地と建物、トータルで考えることが、洪水の多い東京の家づくりでは必須といえるでしょう。
2024.08.31(土)
もう一度考えたい「地震」や「台風」のこと
「防災ギフト」がやってきた夏休み期間中、自宅にこういうものが来ました※NHKニュースより抜粋東京・世田谷区は災害時の在宅避難で必要になる防災用品を1人3000円分、すべての区民に選んでもらう形で提供することになりました。これは世田谷区が能登半島地震などを受けて各世帯の防災力を高めてもらおうと35億9000万円余りの予算を計上して実施します。在宅避難などの際に役立つ防災用品を集めたカタログギフトをことし8月以降、全世帯に配布し1人3000円相当のポイントをあわせて付与して、必要なものを調達できるようにします。備蓄用の水や食料、断水した場合に使える携帯トイレのほか、モバイルバッテリーや家具の転倒防止器具、それに揺れを感知すると電気を遮断する感震ブレーカーなどを選べるようにすることを検討しています。同様の取り組みは去年、江東区でも行われていて、参考にしたということです。世田谷区は「首都直下地震が起きれば、在宅避難が一定期間に及ぶことが想定される。1週間分の備蓄を進めてもらえるようカタログギフトを見て、自分の家に何が足りないか考えるきっかけにしてほしい」と話しています。 昨今の状況を見てもわかるように、都心部で万が一の災害時、全員を「避難所」に収容するのは不可能。行政の方針として万が一の災害時にはできるだけ「在宅避難」、つまりは自宅で過ごすことを求めています。 当初の3日くらいはライフラインが来ていなくても、なんとか生き延びる、そして1週間分は備蓄する、そういう「避難」を推奨しているようです 災害時 大切なのは「その後」 地震や台風など、災害が起きたときくらしを守る「家」は何ができるのか? 「地震に強い家」として、耐震・耐久性を確保する「台風に強い家」として風に強い屋根材にしたり、窓にシャッターを設けるこういった被害を最小限にする対策は、これまでかなり検討され多くのメーカー・工務店では「耐震等級3」をアピールしています。 ただ、これからは「在宅避難」の時代。災害が起きてから、ライフラインが完全復旧するまでの少なくとも3日間をできるだけ自宅で過ごせるような「自助」な家づくりを住まい手のご家族のライフスタイルに合わせて考えることが求められるようになりました。 小さなお子さんがいるご家庭やお年寄りがいる家庭で、もしこの酷暑の夏に災害があったら?必要な備えは、それぞれのご家族構成によって当然変わってきます。 欠かせない「水」をどう確保する?防災用にミネラルウォーターを家族分、揃えておくという対策をしている方は多いかと思います。しかし、必要なのは「飲料水」だけではありません。 例えばトイレ用の水。これもあったら助かります。それを考えて、雨水を溜められるタンクを設置したり、災害時に強い省エネタイプで大容量の「高効率給湯器」も選択する方は増えています。 電気は「創電」×「蓄電」×「節電」の3本柱太陽光発電システムを導入して、万が一の停電時に対策する。この考えはかなり浸透してきました。 その発電した電気を夜でも使えるようにするための「蓄電」については家庭用の蓄電池という選択肢と、EV車で充電しておく二つのアプローチが一般的。 さらに、電気をできるだけ使わずに快適性を高める「住まいの省エネ性能」は平常時でもメリットがありますが、もし停電したとしても、暖房・冷房をつけずに、できるだけいつものように暮らせたり、あるいは、日中に太陽光で発電している時間に冷房をつけて、そのまま夜も外からの熱をシャットアウトしその涼しさをキープする、など暑い夏に必須な備えとなっています。 くらしながらでも「備え」を整える こういう対策は、新築の住宅ではもちろん対策できますが今お住まいの一戸建ての性能向上リフォームすることで備えることができます 例えば、モデルハウスをリノベーションした「ふじまちテラス」。断熱性能の向上をしながら、再生可能エネルギー、蓄電池とEV用コンセント、水の面ではさらにはエコキュートと雨水タンクなど、災害時を考えたハード面とソフト面での対策をプラスしました。 「新築住宅」であれば、全部を一度に備えることができます。しかし、今お住まいの家だからこそ、明日起きるかもしれない災害に対して、やるべきことは少しでもいいので、まずは自分の家族に必要なものに向き合い、整えはじめることだと考えています 気になることを少しづつ対策どこかで大きな地震が起きると、防災グッズが品切れになる、というニュースをよく見ます。ただ、喉元過ぎれば・・・で、買ったはずの水がどこにあったか・・?ということもあります(残念ながら、我が家でも買っておいた缶詰が消費期限を切れていました) とはいえ、玄関横に大きな備蓄庫を作って、その分家族の収納がなくなるというのは本末転倒。日々のくらしを大切にゆたかにすることを大前提に、最適なスペースを防災にあてる。 「起きてほしくない」と思う災害ですが、年に何回かは向き合うことが必要な時代なのだと思いました。
2024.08.25(日)
家づくり学校1時間目開催報告|2024年7月
暑い日が続いておりますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。先日、かき氷屋さんのキッチンカーがふじまちテラス前で出店してくれました。@takachan.shizurun(Instagram)ふわふわのミルクのかき氷!とても美味しかったです〜〜♪涼めました〜(^o^)また出店がある場合は、ふじまちテラス @fujimachi_terrace のストーリーズよりお知らせいたします! 7月21日(日)家づくり学校1時間目〜家づくりのはじめかた〜を開催いたしました。今回もオンラインとご来場のお客様との同時開催です。オンラインご参加の様子ご来場参加の様子ご来場は席数に限りがあることもありますが、満席。多くの方にご参加いただきました。誠にありがとうございます!!一部ではございますが、お客様よりいただいたアンケートをご紹介いたします。webアンケートよりご来場アンケートよりまたまたネタバレ防止(?)のため、虫食い状態にはなりますが、うれしいご感想を多くいただくことができました。ご回答くださってご参加のみなさま誠にありがとうございます! 次回の家づくり学校は2時間目!内容は順不同なので1時間目に出られていない方も大歓迎です♪(画像をクリックするとイベントページへ移動します) 広報 佐藤
2024.08.16(金)
✧˖°プロジェクト始動°˖✧
こんにちは、設計のかさはらです( ^)o(^ )久しぶりすぎて忘れられているかもですが、、毎年この時期に戦いに挑んでいるため、秋ごろから忙しくて、、(ゴニョゴニョそれはさておき!私が入社する前から動いていた弊社の一大プロジェクトがついに着工いたしました、、!ゼロエミガルテンYAGISIAWA 先日、設計チームの先輩方と配置確認を行ってきました(`・ω・´)と、言ってもかさはらは初めての配置確認、、何を行っているかさっぱりでしたが、皆さんに教えていただくお勉強の機会となりました。まずは高さの確認。BM(ベンチマーク)と呼ばれる基準の高さを測り、そこから知りたい位置の高さを測り、この差で図面に記載の数値を出します。純粋に測った数値ではないため、慣れていないと混乱します、、そう、かさはらは混乱してました。笑監督さん、設計の先輩方はきちんと確認をしているのでご安心を◎続いて配置の確認。隣地境界線から建物までの距離が配置図に記載されている数値の通りになっているか確認しています。そして、これらに重要な仮設工事が‟遣り方”なんですね、、!!実際の現場、作業で理解が深まったかさはらでした~(*-ω-) おまけ。今回は複数棟同時に工事が進んでいるのですが、一部の地面から謎のキノコ、、じゃなくパイプが生えている!(わかるかしら)誰かが土の中に潜っているのか!? と、いでさんに聞くと、これは地盤改良の跡だよ、と教えて貰いました!長さの違いなど、詳しく教えて頂き、また1つ賢くなれました~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°では、また読んでください(‘ω’)ノ 設計 かさはら(クリックすると特設ページへ移動します)
2024.08.10(土)
次に続け!地鎮祭
こんにちは!設計の秋吉です! 今月も9月に着工スタートを迎える地鎮祭を行いました。久々に雲一つない快晴^^うれしい 施主様とは数年前から岡庭のお仕事でお付き合いがありこの度ご自宅の設計依頼をいただきました。はじめてご見学に来ていただいた「ありがとうの家」 LDKの吹き抜け天井に杉の板張りをデザインした物件で階段を登った時の感動が忘れられないとお話しくださり自分が担当した物件で誰かの心に響く空間ができたことそんな感動を上回るワクワクした想いをさらにご自宅でも届けたい!そんな想いで今回ご提案させていただきました! 設計士 イチオシエピソード です。 笑 毎日暑いのにさらに熱い話をしてしましました 笑 それでは工事にバトンタッチ! でわでわ~~
2024.08.05(月)
実家はリアルな「お宝」?
先日、自転車を購入するためにジモティというサイトを見ていましたら子どものころに遊んだゲームソフトが高値で売られていてビックリ!同時に、友だちに貸したっきり帰ってこない「借りパク」状態であることを思い出しました。あのソフト、返してくれないかなぁ 原宿に突然「実家」ができた!ニュースを検索していたら、面白い記事が出てきました 株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、年末年始の不要品が多く出る時期に向け、「実家に眠っている意外に価値があるモノ、使っていないモノ、粗⼤ゴミとして捨ててしまったモノ」といった⾃宅や実家にある不要品の価値を可視化し、実家に眠っているような懐かしいモノとの再会ができる没⼊型施設「ウチの実家」を2023年11⽉29⽇(⽔)から12⽉3⽇(⽇)の5⽇間限定で、原宿で開催いたしました。「ウチの実家」は、実家にありそうで懐かしく、「メルカリ」で出会えるモノ2,000点以上で構成された、疑似実家を体験できる没⼊型施設です。開催期間5日間で累計入場者数約1,800人を記録し、最大80分待ちになるほど連日行列を生むイベントとして大きな反響をいただきました。開催期間中に訪れた来場客からは、「思ったより”実家”だった」や「エもすぎた」「実家に実際に売れるものがあるかもしれない」などのコメントが挙がり、本当の実家に帰ったような気持ちになって感動している人や、不要品に価値があることに気づき、実家に帰った際に自分の実家を改めて確認してみたいといった声も多数続出しました。 「ウチの実家」実施背景日本全国の家庭に眠る、1年以上使っていないモノを「かくれ資産」と定義して価値を調査したところ、全国で推計66兆円という結果になりました。前回2021年に調査した際は44兆円でしたので、約1.5倍に拡大しています。前回調査より拡大している背景としては、フリマアプリの利用拡大もあると考えています。今は使っていないものの、誰かにとって価値があるモノという認識が広がったと想定しております(※1)。かくれ資産を1人あたりに換算すると約53.2万円になります。こうして自宅にあるモノに価値があるという結果が出ている一方で、これからの季節、大掃除等で不要品を処分される方も多いと思います。 実際に処分する予定である不要品を調査し、その価値についても調べたところ、1人あたり約8.5万円もあることが分かりました。こういった傾向がある中、「実家に眠っている意外に価値があるモノ、使っていないモノ、粗大ゴミとして捨ててしまったモノ」など含めて、自宅や実家にある不要品の価値を知ってもらいたくメルカリは11月29日(水)から期間限定で没入型体験イベント「ウチの実家」という企画を開始しました。※1:「2023年版日本の家庭に眠る“かくれ資産”」に関する調査」(2023年11月)https://about.mercari.com/press/news/articles/20231115_kakureshisan/ コロナが終わって久々の帰省。「実家」を考える人が続々8月に入り、帰省する方も多いのではないでしょうか?ここ2・3年コロナで帰省できなかった人も多く、その期間に改めて、今のライフスタイルと実家の距離を考え直した人、毎年会っていたら気づかなかった、親の変化なども敏感に感じることも多いはず。 一方、国レベルで見ると“所有者不明土地”が大きな問題になっています4月のNHKクローズアップ現代では“相続したくない土地”が続出! 所有者不明土地の波紋という特集がありました 使い道もなく売ることも難しい土地を相続したことで、名義変更や引き取り手探しに悩む人が続出。そのまま放置されて生まれた「所有者不明土地」は国土の24%に。国は4月から相続後の名義変更を義務化。不要な土地を個人間で売買できるマッチングサービスや有償で引き取る民間業者も現れる一方、土地を買い取り活用する自治体も。人口減少が進む中、土地管理の在り方を考えました。https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4894/ 明るく楽しく「実家」を語る 「お宝伝説」将来の実家の相続をどうする?などを家族で話すのは少し暗い気持ちになりがちですが、メルカリのイベントではないですが、「家の中にお宝があるかも?」という目線で楽しく実家について語れば、明るく前向きに話せるかもしれません。この夏、帰省する方は、少し話してみてはいかがですか? 広報 吉松
2024.08.03(土)