スタッフブログBLOG
工事・現場(305件)
記事一覧へ生コン打設
こんにちは。先日設計から紹介させて頂いた世田谷区瀬田の現場では基礎立上りのコンクリートを打設しました。現場の様子を少し紹介させて頂きます。 型枠の側面についた磁石を目印に、その高さまでコンクリートを流し込みます。 打設中にも天端を綺麗にならしますが、最後に天端レベラーで天端高さを正確に調整して仕上げていきます。 コンクリートの打設を行う際は振動を与えてコンクリート中の大きな気泡を取り除くことが大切になります。なのでバイブレーター(振動機)を使って振動を与え、気泡を取り除きます。コンクリートの強度を低下させる余計な空気を取り除くことで、密度の高いコンクリートとし、ひび割れを防止します。 基礎は建物の縁の下の力持ちの様な存在です。しっかりと密度の高いコンクリートが打設されているか、管理していきます。 現場チーム 田野
2021.05.12(水)
木の壁〈ヘムロック〉
こんにちは!今回は木材を取り入れたデザインの一部を切り取ってお見せしたいと思います。 おかにわの家づくりでは、色々な箇所に仕上げとして木材を取り入れています。内装ではフローリングだけでなく、天井や壁を木の羽目板で仕上げたり、外部では、戸袋や庇などにも取り入れられる事が多くあります。 物件によって、お施主さんの好みに合った樹種・塗装が取り入れられ、その種類は様々・・・この場を通して様々な木材を取り入れたデザインをご紹介できればと思います! 今回お見せする上石神井で進行中の物件では、LDK・吹き抜けの壁・天井に〈ヘムロック〉という樹種の羽目板を使用しています。 大工さんが一枚ずつ張り合わせている様子↑ 淡い色調で、木目も細かく綺麗な樹種です。とても暖かい空間となりそうですね。完成が楽しみです。 天井と壁の取り合いと部分は、大工さんが時間をかけて丁寧に仕上げてくれています。少しでも長さが異なると見栄えが悪くなるので難しい加工です。 隅部分は留め加工(45度の斜めで取り合わせ)とし、こちらも見事な仕上がりです!!全く隙間がありません。 今後も様々な樹種 木のデザイン ご紹介していきますね! 工事チーム 宮下
2021.04.29(木)
軒下空間
こんにちは。 今回は完成間近となりました、東久留米の現場の外観を紹介させて頂きます。 一番日差しの入る南の方角には1、2階とも掃出しのサッシを取付け、日差しが沢山取り込める間取りとなっています。一階の掃出しサッシの上にはベランダの軒を、二階の掃出しサッシの上にはベランダいっぱいに造作の庇を施工しています。 このことで、大きな窓から沢山の日差しを取り込むだけでなく、日射をコントロールして、夏は日陰をつくり涼しさを、冬は奥まで日差しを届けて暖かさを得ることができます。また、外壁を保護する機能もあります。 必要な箇所には下屋やベランダを設けて日差しをコントロールし、主となる屋根には軒を全く出さないことで、スッキリとした外観となっています。 現場チーム 田野
2021.04.21(水)
下地処理
こんにちは。岡庭建設の田野です。 東久留米の現場では仕上り前の工事が行われています。 上の写真は壁紙のオガファーザーを貼る前の下地処理の様子です。ビスの頭、ボードの継ぎ目に丁寧にパテを塗り、硬化後サンドペーパーでそのパテを削り取り平滑にしていきます。パテは下塗り、上塗り後もう一度仕上げのパテを塗り、計3回パテ処理を行って壁を平滑に仕上げていきます。 (下地壁ボードパテ処理前と後の様子) 平滑に仕上げないと仕上りの壁紙に影響が出る為、大事な作業です。下地の壁に不陸がないか、壁紙を仕上げる前にチェックしていきます。外部の様子は次回紹介させて頂きます。 現場チーム 田野
2021.04.15(木)
皆さんの好みは…?
先日、小平市に新たに1棟の住宅が完成いたしました! 足場が外れると、素敵な家ができましたね〜とご近隣さんが観に来られたり…本当に素敵な外観に仕上がりました! そして、内観ですが、お施主様のご希望もあり、完成後に見えて来る化粧柱・梁の量はそれ程多くはありません。その分、無垢の木材が目立ち、個人的にはとても好きな、住まいだなと、感じていました。 さて、この「完成後に木材がどのくらい見えてくるか」という「木視率」についてですが、住まいを考える際には1つの要因になるかと思います。 木材が多くデザインに取り入れられている方が好きな方や、ポイントとして見せたい方など、好みの比率は人によって違うと思います。 色々な物件を見学し、「どのくらいの比率で」木材が見えていると自分は落ち着くのかな?など、自分に合った「木視率」を知っておくと住まいづくりに役立つかもしれません。 工事チーム 宮下 !!完成見学会行ってます!!(今回ご紹介した住まいではありません。)
2021.04.06(火)
断熱と気密
こんにちは。岡庭建設の田野です。 今回は東久留米の現場の様子を紹介させて頂きます。 大工さんが断熱材を施工し終わり、これから壁の石膏ボードを施工していきます。断熱材の上に張られたシートは空気を通さず気密シートとしての機能を有します。実際にこの間測定した気密測定の数値は建物の隙間全て合わせても隙間面積で57c㎡でした。これは名刺のサイズとほぼ同じです。これだけの気密性を確保してくれると言うことは、室内側からの湿気を壁体内にいれません。しかし壁体内に有る湿気は室内に透湿するとても優秀なシートです。冬の寒さだけでなく、夏の冷房による結露を防ぎます。 (気密測定の様子) サッシと枠材との僅かな隙間もしっかりと断熱材を詰めて断熱性、気密性を確保していきます。 上の写真は電気コンセントに気密ボックスを施工して、テープ処理をしている状態です。電気スイッチやコンセントボックス部分の気密性能あげる為に設けます。 こうした工事が、建物の基本性能をしっかり守り、快適性を確保してくれます。 工事チーム 田野
2021.03.26(金)
Ki-bako BASEシリーズ
こんにちは。岡庭建設の田野です。 西東京市富士町の現場は無事竣工し、3棟並ぶKi-bako BASEシリーズの外観が露わになりました。外壁には同じ種類のガルバリウム合板を使用していますが、それぞれ色が異なり、またジョリパットをつかったツートンにしている外壁もある為、違う表情をした外観となっています。 庭に施工したウッドデッキと杉板の塀は等間隔に綺麗に揃えられ、大工さんが丁寧に仕上げてくれました。最近では色々な種類の樹脂木(人工木)のウッドデッキもありますが、木の温かみを感じる天然木のウッドデッキになっています。 ウッドデッキには大工さんと打ち合わせを重ね、ベンチも施工しています。 内部空間も居心地の良い空間となっています。 引渡し迄もう少し。お客様に喜んでもらえるよう、最後まで最善をつくして残りの細かな工事を終わらせます。 現場チーム 田野
2021.03.12(金)
クロス工事
こんにちは。宮下です。 以前からお伝えしてきました2棟のアパート物件で、クロス工事が行われました!今回はその様子についてです。 石膏ボードを貼り終えたら、クロスを貼り付けて内部の完成となりますが、いきなりクロス貼を始められるわけではなく、下地が必要となります。 石膏ボードの継ぎ目やビス孔を平坦にするため、クロスパテを塗り込みます。 コーナー部分などには補強を行います。 パテにも下塗り・上塗りがあり、塗り込み後にはペーパー掛けも行います。下地の工程が多いですね~。クロスを綺麗に仕上げるためには、下地が肝心です。 ここまで来てやっと、クロスを貼っていくことができます。 貼終わりの様子↑出隅・入隅 とても綺麗です。 今回2棟のアパート物件では、部屋の一部に柄のあるクロスを取り入れ、お洒落な空間となっています。 気分も明るくなりますね。 ですが、クロスは決まった寸法のものを貼り次いでいくため、柄のあるクロスの場合、継ぎ目部分を合わせる必要があり難しい作業になるのです… 流石職人さん!!間近で見ても、継ぎ目が全く分かりませんでした、、 内装工事が終了した東久留米のアパートでは、現在大工さん・外構業者さんによる外構工事が進んでいます。敷地南側、日当たりの良いデッキが作られる予定です。お楽しみに。 工事部 宮下
2021.02.19(金)
見えなくなるもの
こんにちは。岡庭建設の田野です。 東久留米市の現場では基礎の配筋検査がおこなわれました。基礎は建物に加わる力を地面に適切に伝える大事な部分です。基礎が弱くなってしまうと、いくら丈夫な構造体の建物を建てても無意味になってしまいます。なので基礎は建物の要となる大事な役割を果たします。 コンクリートは圧縮強度には強いけど、引っ張りには弱い特性があります。そこで、その弱点を補う為に鉄筋をコンクリートの中に入れて、コンクリートの弱点である引っ張り力を補っているのです。 基礎工事において、配筋はとても大事な役割を果たしますので、配筋検査の際は配筋の太さや位置、コンクリートのかぶり厚さ等入念に検査して行きます。社内検査だけでなく、第三者機関にも検査を依頼し、第三者機関からの検査も合格した後に次のコンクリート打設作業にうつります。配筋はコンクリートを打設すると見えなくなります。見えなくなるものだからこそ、しっかりとした品質管理が大事になります。 現場チーム 田野
2021.01.27(水)
屋根が出来るまで
こんにちは。岡庭建設の田野です。 西東京市富士町の現場では無事に屋根が完成致しました。今回は普段なかなか見ることが出来ない、屋根の上から屋根が完成するまでをご紹介させて頂きます。 まずは垂木を架けて、、、 野地板となるベニヤ板を取り付けます。ベニヤ板の継ぎ目は気密を確保する為にテープ処理しています。 こちらはルーフラミテクトと言う防水紙を野地板の上に張りつけます。外部からの水は中に通さないのに、湿気は外に通す優れものです。 通気層の為の下地を組んで、もう一度野地板を施工致します。その上から今度はアスファルト系の防水紙をまた張りつけます。防水性に優れた防水紙を二回施工することで、雨漏れしないようしっかりと施工しています。 最後にガルバリウムの板金を施工して完成! 屋根形状で雨漏れしやすい外壁との取り合い部は、そもそも雨が当たらないように板金を加工してあります。普段見られない視点で、現場の様子を紹介させて頂きました。 工事チーム 田野
2021.01.20(水)