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総務・金融(412件)
記事一覧へおうちとお金の話 その4
おうちとお金の話 その4です。 今回は税金の話です。 家を買うために、いろいろな税金が課せられられます。ざっとあげると、・不動産取得税・固定資産税・登録免許税・消費税・贈与税なんかがあります。 今回は不動産取得税(土地)について、書いていこうと思います。 土地・家屋を買ったことにより不動産取得税が課されるのですが、まず土地を買った場合にです。 その計算方法は 取得した不動産の価格(課税標準額)×3%です。 この、課税標準額とは、単純に購入した土地の価額ではなく、課税庁が決めた土地の評価額を1/2したものとなり、その評価額は購入価額のだいたい70%ぐらいが目安になります。 2000万で購入したとすると、2000万×70%×1/2=700万(課税標準額)700万×3%=21万 結構高額ですよね。 でも、これは単純に土地を買った時の計算でして、住宅用地については軽減があります。 その計算方法は 土地1㎡当たりの価格×家屋の床面積の2倍(200㎡が限度)×3%となります。 仮に土地が100㎡だとした場合、家屋が50㎡(2倍で100㎡)であれば、税額=軽減額となり、納める金額は0となるわけです。ですから、土地が広い場合や、庭が広い場合、平屋建て以外は、ほぼ不動産取得税はかからないことになります。 分譲住宅など土地と家屋を同時に購入する場合では、ほぼ土地について不動産取得税はかかりません。ですが、先に土地を購入し後で家屋を建設する場合は、購入時には家屋がないわけですから、住宅用地ではないことになります。その場合不意打ちで高い不動産取得税の請求が来てびっくりなんてことがよくあります。 でも大丈夫、土地取得の日から3年を経過する日までに家屋を建てれば、この軽減を受けることができます。軽減には申請が必要ですが、申請は請求が来てからでも間に合いますし、仮に納めてしまっていても、後で還付を受けることもできます。 軽減の計算方法に家屋の床面積がでてきますから、建築の計画がまだ決まっていない場合はどうしたらいいのでしょう?これも大丈夫、土地取得の日から3年を経過する日まで課税を待ってもらう事(繰り延べ)もできます。 日本では、高いものを購入した場合税金がつきものです。土地を購入した場合も同様です。いきなり不動産取得税が請求されても驚かないように、以上のこと参考にしてください。 toyomura
2016.04.29(金)
ぜいせいかいせいのぽいんと
読めました?税制改正のポイントって書いちゃうと堅苦しいかと思い、全部ひらがなにしたんですが、「い」が多すぎ。息が荒いんだか痒いんだかみたいになってしまいました。 平成28年度も始まって早22日、なんと来週にはGWですね。 税制は新年度が始まると同時に改正されます。ここらで割と身近な、住宅・土地税制のポイントを挙げてみます。 ・三世代同居特例(多世帯同居特例)少子・高齢化社会の現状から、世代間の助け合いを図るための三世代同居を促進させる制度で、三世代同居の為の一定のリフォームを行った場合次のような特例を受けることができます。 三世代同居リフォームローン減税 三世代同居リフォーム投資型減税 ・非居住者への住宅ローン控除適用の拡大海外勤務者がまだ海外にいる間に、帰国後に住むための住宅を取得した場合、住宅ローン控除の適用はできませんでしたが、住宅を取得後6か月以内に帰国し居住する場合、住宅ローン控除の適用が可能になりました。 ・空家売却特例以前に空き家問題についての記事を書きましたが、相続で取得しても活用できず空家のままになっている住宅が問題になっています。このような住宅を相続時から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却した場合、譲渡益から3000万円の特別控除をすることができるようになりました。ただし、耐震性のない家屋については、解体するか、耐震リフォームをする必要があります。 ・延長次のような特例について、その期限が延長されました 新築住宅の敷地となる土地についての不動産取得税の減額特例長期優良住宅を新築した場合の不動産取得税の控除額の特例自宅を買い換えた場合の所得税の課税の特例良質な新築住宅についての固定資産税の減額特例耐震改修を行った住宅についての固定資産税の減額特例 一部のみ抜粋しました。他の特例なども含め、内容についてはまた記事にしていきたいと思います。 toyomura
2016.04.22(金)
風ひかる音の家お披露目会のご案内!
今週末の 4月23,24日 両日は西東京市東町にて「風ひかる音の家」お披露目会を開催致します今回の会場は3世代でお暮しになるご家族のお宅です。 最近 親世帯との近居と言う言葉を耳にするようになりましたが 今後は 国の方向性も「3世代が同居できる住宅」へと進んで行くのかなと思います。 是非 この機会に「3世代同居と言う暮らし方」をご確認、ご体感されにお越しになりませんか皆様のお越しをお待ちしております。 yasuyuki
2016.04.18(月)
家を買うためには その2
家を買うためには その2です 前回は借入(住宅ローン)の借入限度額について書きました。今回は、その限度額についてもう少し掘り下げてみます。 借入限度額の第1段階、金融機関の融資限度額については、特に掘り下げるところは無いので飛ばします。 それでは、第2段階の融資割合から見た限度額です。以前は、購入価格に対し80%までしか借入をすることができませんでした。たとえば、4000万円の物件であれば、その80%3200万円までしか借入ができず、残りの800万円は自己資金から出さなければなりませんでした。ですが、今はフラット35なら100%、民間の金融機関でも90%ぐらいまで借り入れできるところが増えてきました。 「おうちとお金の話」でも書いていますが、家を買うときには、物件の購入価格以外にもいろいろな諸費用の出費がありますから、自己資金はそういう諸費用の方に充てるためにとっておいて、融資割合を上げようと考えてしまいそうです。(ちなみに諸費用のための借り入れというのも存在します)ですが、できるだけ自己資金を用意し融資割合を下げた方が得策です。 4000万円の物件を購入した時の、融資割合と毎月返済額、総返済額の関係は次のような感じです。*金利2%、35年元利均等、ボーナス返済なし 借入額 毎月返済額 総返済額 (100%との差)100%(4000万) 13万2000円 5565万 ー90%(3600万) 11万9000円 5008万 (557万)80%(3200万) 10万6000円 4452万 (1113万)70%(2800万) 9万3000円 3895万 (1670万) 10%自己資金(400万)を準備できれば、557万-400万=157万減20%自己資金(800万)を準備できれば、1113万-800万=313万減30%自己資金(1200万)を準備できれば、1670万-1200万=470万減ということになります。また70~80%借入であれば、毎月の返済額も10万円前後となり相当負担が減る感じですよね。自己資金を用意出来ればできるほど、利息というある意味無駄な費用は減り、返済額の家計への圧迫感も減らすことができます。 第2段階の融資割合、じっくり考えましょうね。 toyomura
2016.04.15(金)
おうちとお金の話 その3
おうちとお金の話 その3です。地鎮祭、上棟式とお話してきましたが、どちらもやらなければいけないものではありませんでした。今回の話も、やるかやらないか悩むお話です。 それは近隣挨拶です。 まず、近隣挨拶はすべきでしょうか?工事期間中にはどうしても騒音は出てしまいますし、工事車両の出入りもありますから、トラブル防止のためにも近隣挨拶はした方が無難です。挨拶が無かったことで文句を言う人はいますが、挨拶があったことで文句を言う人はあまりいないですよね。 次にどのタイミングですべきでしょうか?考えられるのは、着工時、上棟時、引越時等ですが、正解はありません。全てのタイミングで挨拶に行く方もいます。ただし工事が始まる前には挨拶をした方が無難ですかね。 それでは、どのぐらいの範囲ですべきでしょうか?現場の周りの状況にもよって違いますから、これまた正解はありません。よく向こう三軒両隣といいますが、少なくともこの範囲は挨拶した方が良いでしょう。他には周りの状況を見て、迷惑がかかりそうな範囲で挨拶すれば良いかと思います。建替えではなく土地を購入の上建築する場合で町内会などがある時は、町内会長又は班長にも挨拶した方が良いかもしれませんね。 それではお金の話です。近隣挨拶に手土産を持参する場合、いくらぐらいかかるでしょう?お菓子や洗剤、金券などが主流ですが、一軒1000円以下で良いでしょう。何軒回るかにもよりますが、1~2万円ぐらいが目安です。 着工前挨拶などは施工業者と一緒に行く方が良いでしょう。近隣挨拶は微妙かつ難しい事なので、施工業者と相談して決めていきましょう。 toyomura
2016.04.08(金)
R-eco Houseグランドオープニング見学会!
4月の2.3日で開催させて頂きました オープニング見学会は大変多くの皆様にご来場頂きまして誠にありがとうございました。 弊社でも久しぶりに100組を超えるご来場者数は大変嬉しい悲鳴でした(笑) 東京ストーブさん、環境創機さんにも両日お手伝い頂きまして 東京ストーブさんには「薪ストーブのある暮らし」のご説明と薪ストーブで作る リンゴのお菓子などをご提供頂き また環境創機さんにはパッシブソーラー+太陽光発電の「そよルーフ」のご説明をご担当頂き多くの方々に 平時には楽しく豊かな暮らし、有事の時には災害に強い住宅「R-eco House」にご共感頂けたかなと思います。 来週の4月9.10日は西東京市緑町にて2世帯住宅の「まちみやまの家」建物完成見学会を開催致します完全ご予約制ですのでH.Pイベント申込みよりお申込み頂けると幸甚です。 皆様のお越しをお待ちしております。 yasuyuki
2016.04.04(月)
家を買うためには その1
また新しいシリーズを立ち上げてたりして。 家を買うために考えなければいけないことを、不定期ですが書いていたいと思います。家を買うためには何が必要でしょう?その家が、注文住宅であっても、分譲住宅であっても、新築であっても、中古であっても、戸建であっても、マンションであっても、必要になるものは、まずお金です。お金についても、その元となるものが色々あります。 まず、一番簡単なのは自己資金。自分で稼いで貯めたものや、相続で受け継いだものなんかが当てはまります。 その次は、借入ですかね。金融機関からの住宅ローンが代表的なものでしょうか?会社や、親族、友人知人からの借入なんかも該当しますね。 それから、自己資金の一種ですけど、親族、友人知人からもらったお金。贈与です。自己資金を分けたのは、贈与については色々特例があるからで、この特例については追々書いていきたいと思います。 今回は借入(金融機関での住宅ローン)についてです。 今、住宅ローンは20年ほど超低金利の時代が続いています。そして、その住宅ローンにも色々な種類があります。ですが、そもそも自分がいくら借りることができるかが分からなければ、いくらぐらいの物件を購入することができるか分かりませんよね。今回はそんな話です。 まず、借入限度額です。第1段階 金融機関の融資限度額収入に余裕があり、いくら借りても返済可能とは言っても、住宅ローンとして貸すことができる金額にも限度があります。一般の金融機関では1億円を限度とするのが主流です。住宅金融支援機構のフラット35では8000万円が限度です。 第2段階 融資割合から見た限度額物件の価格からみて、その何割まで借入をする事ができるでしょうか?たとえば4000万の物件について、4000万借入できるかというと、そう簡単ではありません。物件価格の100%借入できる金融商品もあるにはありますが、その場合利率が割高になってしまいます。ですから、購入価格の80~90%を借りると考えた方が無難です。 第3段階 返済負担率から見た限度額。年収から見て、どれくらい返済に充てることが可能かにより、借入限度額が決まってきます。通常は30%~35%ぐらいが上限になります。 ただし、自分のライフプランを考えないと、上限近くで借入することは危険な場合があります。たとえば子供がいる場合、子供が成長するに従い教育費もかかってきますから、ある程度それを見越しておかないと、返済が苦しくなる可能性があります。 実際の購入者から見る返済負担率は20%前半が多いです。 この限度額は、次のような数式を使って導けます。 年収×返済負担率÷12月÷金利別100万円当たりの返済額×100万円 金利別100万円当たりの返済額は、一覧表が検索していただくとすぐ出てきますし、住宅購入の雑誌や書籍に付録として載っています。例えば、金利2%で35年返済だと3312円となります。 年収600万で、返済負担率を25%、金利2%35年返済の住宅ローンを組むとすると次のようになります。600万円×0.25÷12÷3312円×100万円≒3770万円 さらに借入金額は3770万円を限度と考え、融資率90%とすると、3770万円÷0.9≒4188万円が、購入できる物件の金額の目安となるわけです。 ※人により状況が違いますので、あくまでも目安としてください。 弊社には、提携のファイナンシャルプランナーがおりますので、あなたのライフプランに合わせた資金計画についてアドバイスする事ができますので、ぜひご利用ください。 つづきはまた今度 toyomura
2016.04.01(金)
R-ECO HOUSE オープニング見学会のご案内!
本日は 4月2.3日に開催致します モデルハウス完成見学会のお知らせです先週は弊社OBの皆様にお越しいただきましてプレオープニングセレモニーを開催させて頂く事が出来ました沢山の皆様に 一歩先行くこれからのECOハウスについてご体感頂きました。 4月2.3日の見学会当日は暖炉で焼いたリンゴのお菓子などもご堪能頂けます(数量に限りが御座います)是非 この機会に平時には家族の暮らしをより楽しく豊かに そして有事の時は災害にも強い災害対応型住宅 R-ECO HOUSEをご体感下さい。 皆様のお越しをお待ちしております。 yasuyuki
2016.03.28(月)
上棟式
おうちとお金の話 その2 今回は上棟式についてです。 上棟式って?上棟式は読んで字のごとく、棟上げまでの工事が終了した事を感謝し、無事に建物が完成することを祈願する儀式です。通常、柱・棟・梁などの基本構造が完成して棟木を上げるときに行われます。棟上げ、建前(たてまえ)とも言います。棟上げにはたくさんの大工さんが集まり、一気に組み上げます。 本式の上棟式は、地鎮祭と同じように神主を招き神事を行い、餅撒きをしたり、宴会を行います。ここまでやると、総額で100万越えも珍しくありません。 ただ最近では、上棟式自体をやることが少なくなっていて、上棟式をしても略式で行う場合がほとんどです。略式の場合、神主さんは招かず、お清めなど神事的なことは棟梁が行います。上棟式自体の意味も、施主が職人をもてなす意味が強くなっています。 上棟式は棟上げの時に行うのが本式ですが、弊社では暑さ寒さや天候状況にも配慮し、屋根や壁などの作業が進んだ頃に行っています。 ここで気になるお金の話。かかる費用としては、 棟梁へのご祝儀 2万円ぐらい。大工さん(棟上げに参加した棟梁以外) 1万円ぐらい。宴会での料理、飲み物等 人数により変わりますが2万~10万円ぐらい。お酒や塩や米 全部で30~50万ぐらいはかかります。 上棟式は、大工さんたちへのもてなしとは言え、やらなかったから手を抜かれるなんてことはありませんのでご安心を(笑)
2016.03.25(金)
社会科見学
今日はお金の話ではありません。 昨日、もうじき完成披露となる弊社モデルハウスに、工業高校の生徒さんが見学に来ました。建築士の卵たちは、文字通り教科書通りではない実際の現場を目の当たりにして、興味津々だったようです。 いつもの完成見学会や構造見学会は当然施主目線での見学ですが、今回のような作り手側の目線での見学というのはめったにありませんので、こちらとしても緊張の性質が違います。ましてや、夢を持った若者たちが相手ですから、その夢を壊さないようにしなければなりません。 とはいえ私は総務・経理ですので、生徒さんたちに説明をすることはできませんから、もっぱら後ろで聞いていただけでした。説明役のスタッフの話に聞き入っている生徒さんをみて、自分が高校生だったのはもう30年も前なんだなあと考えてみたり、今日で46歳になるのですが、この子たちの3倍生きてるのか愕然としてみたり、とにかく役には立っていませんでした。 またこのような機会を設け、人の繋がりを大事にしていけたらなとしみじみ思います。 次回はお金の話に戻るつもりです。toyomura
2016.03.18(金)