スタッフブログBLOG
最新記事一覧
贈与税についてもう少し書かせてください その4
さてもう一方の相続時精算課税制度ですが、こちらも改正があり、こちらにも110万円の基礎控除が設けられました。 累計2500万円までの贈与税非課税は変わりませんが、プラス毎年110万円までの非課税制度できました。毎年110万以内の贈与であれば、2500万円の枠は目減りすることはありません。 また相続時精算課税制度を選択した場合、金額の多寡にかかわらず、贈与があれば必ず贈与税の申告が必要でした。ですが、基礎控除額以下であれば申告は不要となりました。 相続時精算課税制度は、選択した後は年数に関係なくすべての贈与が持ち戻しの対象となり、かつ贈与時の価値で加算されます。そのため、建物や車などの贈与を受けていた場合、相続時に価値が下がっているのに、高い価額で相続税が課されるなど、使い勝手がよくなく、あまり利用されていませんでした。 ところが、相続時精算課税制度の基礎控除額110万円分は、暦年課税と違い、持ち戻しの対象外となります。 ということは、前回の具体例のように 財産が1億円ある父が、3人の子供がいるとし(母はすでに他界)、子供たちに毎年110万ずつ10年間贈与していたとすると、 持ち戻しはゼロで、1億円ー110万×3人×10年=6700万円のみになり、相続税は約190万となります。暦年課税と比べると246万円少なくなります。 結論として、2024年から財産の移転を始めるならば、相続時精算課税制度の選択が有効になりそうです。 豊村 岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています その1、その2、その3、その4
2023.06.30(金)
最近のなんてん食堂〜発酵ドリンク完成〜|ふじまちテラス
以前ブログで紹介しました「発酵ドリンク仕込み中」の様子。 発酵ドリンクが完成したとのことで (ちゃっかり)いただくことができました〜〜◎ ありがとうございます! (この耐熱カップとコースター、豆皿はKEYUCAで買い揃えています。) やさしい甘さで美味しい〜〜。 漬けていた夏みかんの皮もいっしょにいただくことができました。 これまた美味しい!!!手が止まらない!! 食後の一杯に。 新青梅街道沿いの騒がしさも シンボルツリーのおかげで気にならず、まったり〜(^o^) ほっと一息つくことができました♪ ごちそうさまです◎ せっかくなので、なんてん食堂ランチもご紹介。 可能な限り「太陽光」でつくられた電気を使用しています! ・・・ ナポリタン キーマカレー ブラウンシチュー 冷やし中華 ロコモコ丼 麻婆豆腐丼 オイルパスタ 唐揚げ定食 モデルハウスで食べることができないスタッフのためにテイクアウト用にお弁当にもしてくれます♪ たっっくさんご紹介しましたが 残念ながら、なんてん食堂はスタッフのみとなりますのでお客さまにご提供することができません……(涙) ただふじまちテラスにご来場くださった際にはスタッフが色々なところから仕入れてきた美味しいコーヒー(挽きたて)をお出ししています〜♪ 居心地の良い快適なお住まいで美味しいコーヒーを一杯。 実際に家で寛いでいるような気分になれますよ〜(^o^)/ お気軽にお越しください! ▼ 詳しくはこちら 広報 佐藤
2023.06.26(月)
贈与税についてもう少し書かせてください その3
以前に、暦年課税で贈与した財産でも、相続の時に加算して再計算をする「持ち戻し」という制度があり、これが過去3年間から7年間に延長されると書きました。 その延長が、2024年からあるのですが、この「持ち戻し」は110万円の基礎控除は関係ありません。つまり、100万円贈与を受けていて、110万円の基礎控除があるので、贈与税の課税がなかったとしても、100万円の持ち戻しがされます。 ですから、仮に毎年100万円ずつ贈与を受けていた場合、2023年までは3年分の300万円が相続税で再計算されます。2024年からは、7年間に延長、4~7年前までについては100万円控除 と制度に変わり、7年分の700万円‐100万円=600万円が相続税で再計算されることになるわけです。 具体的に見てみましょう。財産が1億円ある父が、3人の子供がいるとします。(母はすでに他界)この場合相続税は630万円ほどになります。 もし、子供たちに毎年110万ずつ10年間贈与していたとすると、1億円ー110万×3人×10年=6700万円が相続財産です。 2023年中に死亡していたとすると110万×3人×3年=990万円が持ち戻しとなり、6700万円+990万円=7690万円に相続税が課され、その税額は約289万円となり、約341万円お得でした。 2024年以降に死亡していたとすると、110万×3人×7年ー100万×3人=2010万円が持ち戻しとなります。6700万円+2010万円=8710万円に相続税が課され、その税額は約436万円となり、2023年までと比べると147万円も増えてしまいます。 ですから、親には長生きしてもらうとともに、贈与はなるべく早くに初めて、持ち戻し対象にならないようにするべきなのです。 豊村 岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています その1、その2、その3、その4
2023.06.23(金)
贈与税についてもう少し書かせてください その2
贈与税の暦年課税の「贈与する人」は親族に限りません。友人など他人でも同じです。 余談ですが、会社や個人事業者からもらったものは違います。所得税になります。だから賞品や賞金にも税金がかかりますから、小説や絵画、写真などやスポーツなどで受けた賞金には税金がかかります。(宝くじ、ノーベル賞、オリンピックの賞金は除きます) もう一つの贈与の方法は、相続時精算課税制度です。これは直系の尊属(父母、祖父母)から受けた贈与については、2500万円までは贈与税が課税されないというものです。2500万円を超えると、超えた部分に20%の贈与税がかかります。この2500万円は、その制度を選択した年から、その尊属が亡くなる前年までの期間において使えます。また、一度この制度を選択すると、暦年課税には戻れません。あくまでも贈与をしてくれた人ごとの選択ですので、父について相続時精算課税を選択したとしても、母についても相続時精算課税になるわけではないです。 続きます 豊村 岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています その1、その2、その3、その4
2023.06.16(金)
【竣工写真】内付加断熱のお住まいが竣工しました
会社のおとなり『ふじまちテラス』はもうご体感されましたか〜? 玄関に足を踏み入れると、今のような季節には「涼しいですね〜」なんていう嬉しいお声をよくいただきます。 夏はすずしくて、冬はあたたかい。 その秘密の1つは壁の中、『内付加断熱』にあります。 この度竣工しました「さくらの家」も『内付加断熱』が施されているんです。 さらに、こちらのリビングからお庭に向かう大きな窓は、実はトリプルガラス樹脂窓。 この「さくらの家」は、おかにわ史上最高のスペックで建設されたお住まいだとか…。 竣工写真では、なかなかその性能はお伝えできないのですが 高性能だから実現できる大空間はご覧いただけると思います! こんな大きな吹き抜けで繋がる開放的なお住まい。ステキですね〜♡ 竣工写真は、順番にホームページでご紹介してまいります。 どうぞお楽しみに〜 広報 こしなか
2023.06.14(水)
【6/18 sun.開催】eco賃貸集合住宅の完成お披露目会を開催します!|中野区上鷺宮
6月18日(日)1日開催 GARDEN HILLS 上鷺宮完成お披露目会 今週末、中野区上鷺宮(最寄駅:西武新宿線 下井草駅)で完成お披露目会を開催いたします。 「おかにわ賃貸」のかばさんから現地写真を頂戴しましたのでご紹介♪ アクセントクロスが個性的な1LDKが全2戸。上下階で世帯が分かれています。 2階は2畳のフリースペース+ロフト付きです!お得! 賃貸住宅ですが、床材に「無垢材」を使用しています。 私自身、物件探しで賃貸マンションやアパートを何件か見て回った経験がありますが 無垢材の床材を使っている物件は見たことがないです!なかなか珍しいと思います(^-^)v 詳細はイベントページをご覧ください! イベントチラシもご用意していますので、 ご入用の方は資料請求フォームまたはイベントご予約フォームの備考欄へその旨ご入力くださいね〜★ メールでPDFデータをお送りさせていただきます。 イ ベ ン ト ご 予 約 は こ ち ら 画像をクリックするとイベントページへ移動します 「おかにわ賃貸」についてさらっと紹介しましたが、岡庭建設では以前より賃貸管理部門がありました。 今年の春、実店舗を東伏見駅前にopenしたタイミングで「おかにわ賃貸」の名前がつきました。 当社では賃貸住宅の設計施工はもちろんアフターメンテナンス、そして賃貸管理まで一括して行なう体制が整っていますので、 長期にわたって必要となるオーナーさま・大家さまにとって煩わしいお手続き全てをワンストップサービスでサポートさせていただいております。 まずご相談だけでもお受けしていますのでお気軽にお声がけくださいね〜。 賃貸管理や募集状況につきましては「おかにわ賃貸」まで直接お問い合わせいただきますようお願いいたします。m(_ _)m この春、駅前店をopen !! おかにわ賃貸 これまでの資産活用事例 施工事例 広報 佐藤
2023.06.13(火)
Fio nuku 貫井農園のキッチンカー|ご近所紹介
岡庭建設がある西東京市には、野菜や果物を作る農家さんが実はたくさんいるのをご存知でしたか?? 自転車や車で移動していても、直売所をあちらこちらで見かけます。 今回は、本社から自転車で5分ほどのところにある「貫井農園」。 その農園内にあるキッチンカー「Fio Nuku(フィオヌク)」をご紹介! 農園や周辺の畑で採れた新鮮野菜を使ったイタリアンベースの料理をご提供されているお店です。 @nuku0202(Instagram) なんてん食堂の店主でもあり、おかにわスタッフのグルメなカツザキさんから教えていただきました♪ ▶︎ 西東京市の地域情報サイト「ひばりタイムス」でもご紹介されています いつか行きたい!!!と思っていましたがなかなか行けず。 先日、ようやく行くことができました!やった〜。 一応会社を出る前にインスタチェックしましたがのぼりが立っているのが見えて、ホッ。 open直後に行きましたがしばらくするとだいぶお客さんが増えてきました。 一緒に待たれていた方は常連さまのようで「とても美味しいわよ〜」と太鼓判を押していただきました(^o^)b (高まる期待……) 待っている間に直売所をのぞいてみると新鮮な野菜がずらりと並んでいます。 ハリのあるバジルがあまりにも美味しそうだったので(昼にジェノベーゼスパゲティ食べるのに)購入。 夕飯にじゃがいもと炒めて食べましたがとても美味しくできました〜◎ せっかくなので今回は張り切ってスパゲティ以外にも、ローストビーフとラム肉も購入!!! 「Fio Nuku」シールかわいいです。 ・ジェノベーゼ(バジルソース)スパゲティ 野菜いっぱい! 口に運ぶ度にたくさんの野菜を味うことができとても美味しかったです♪ ・ウチモモ肉のローストビーフ 赤ワインソース マッシュポテト ジューシー!!!やわらかい・・・。 付け合わせのマッシュポテトやアイスプラントもgoodでした(^o^) ・ラム肉の白ワイン煮込み 自家製ニョッキ添え ラムもとても美味しかったです ◎◎ いいワインと一緒に味わって食べないともったいなく感じてしまいました(笑) スパゲティはお昼にいただき、お肉も一口ずつつまみ食い。 お昼からちょっとリッチですが、とっても満足です。 残りは夕飯にいただきました〜。 少し時間がかかるとのことだったのでこの日は叶いませんでしたが 次回は店主さんにオススメいただいていた平打ちパスタに変更したいです。 畑で採れた野菜を使用しているのでその日の収穫に合わせてメニューが変わるのも魅力のひとつですよね♪ ご利用の際はInstagramで先にご確認いただくことをオススメします(^-^)/ @nuku0202(Instagram) ごちそうさまでした〜。 広報 佐藤
2023.06.10(土)
贈与税についてもう少し書かせてください その1
今年の初めに贈与・相続が変わるという話を何回かに分けて書きました。 私の言葉足らずな部分もあったので、もう一度詳しく書かせてください。 なぜかというと、まだ相続税対策として贈与をしていない方にとって、今年2023年と来年2024年は重要な年だからです。 前にも書いてあることと重複しているところまありますが、ご容赦を。 まず、贈与税の制度です。これには2種類あります。 まず、基本は暦年課税。暦年というのは1/1~12/31までの期間のことです。令和5年の贈与税の計算期間は、令和5年1月1日から令和5年12月31日までに贈与を受けたものに対して計算します。改めてのことになりますが、贈与税は財産をもらった人が納める税金です。例えば、Aさんが父親から100万、祖父から150万もらったら、合計250万に対して贈与税がかかります。ただし、基礎控除というものが110万ありまして、その金額を引くことができます。勘違いされがちなのは、基礎控除が、贈与をしてくれた人ごとではなく、贈与を受けた人に対してということです。 つまり父からの 100万ー110万=0,祖父からの150万ー110万=40万 合計40万に課税ではなく、(100万+150万)-110万=140万に課税ということです。この110万引けるということ、この後何度も出て来ますので、覚えておいてください。 豊村 岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています その1、その2、その3、その4
2023.06.09(金)
大工さん、職人さんのなり手が欲しい その6
大工さん・職人さんのなり手を増やすために、イメージアップや、なり方の周知を行ってきたのですが、そこに水を差す制度が10月から始まります。 これも今まで何度か書いてきましたので、わかる方も多いかもしれません。それは「インボイス制度」です。 大工さん・職人さんの多くが、自営でやってます。個人でやってる方も多いです。 ところがインボイス制度に対応できず、まだ働けるのにリタイヤしてしまう大工さん・職人さんが出て来そうです。 となると、大工さん・職人さんになりたい人がいても、働く先がないということになってしまいます。 それだと、10年後に大工が20万人まで減ってしまうのに現実になってしまいまそうです。 今後、工務店やハウスメーカーは、社員として大工さん・職人さんを受け入れ、育て、独立の希望があれば援助していくことが、必須となりそうです。 豊村 その1へその2へその3へその4へその5へ 岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています
2023.06.07(水)
【竣工写真】狭小地でのお建替をご紹介します
お建替をされる際に、これまで建っていた敷地から後退しなくてはならない。 いわば「セットバック」をしなくてはいけないケースというのは、住宅密集地ではよくあるお話。 この度、西東京市で竣工しました「iron black house -アイアンブラックハウス-」さんもそんな厳しい条件の中でのお建替です。 このように、お隣さんと比べても少し奥まった印象はありますが 中に入ると、狭さを感じさせない工夫がたくさん! まずは、広〜いこの土間玄関。 ベビーカーや自転車も楽々入っちゃいますね! そして、小上がり床の下にはこんな大容量の収納が…♩ そして、3階建てのテラスからは、こんな景色を独り占めです♩ いかがでしたでしょうか〜? 厳しい条件の中でも、大きく暮らす設計の工夫でこんなに豊かな暮らしが実現できますヨ。 狭小地でのご計画をお考えの方は、ぜひご相談くださいね。 広報 こしなか
2023.06.07(水)