小幅風で視覚空間が広がる【あきっこのいえ】完成お披露目会を開催しました

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広報広報

広報 吉松です。

本日、3月30日に【あきっこのいえ】の完成お披露目会を行いました。
前日の雨模様から一転、お天気に恵まれました。

気温は低めで少し冷たい風が吹いていましたが、
パッシブ冷暖の暖かさをご来場の皆様に実感していただけました。

【あきっこのいえ】」は約30坪の広さ。
1階にはLDKと小上がりがあり、約22畳の広々とした空間が広がっています。
ご来場いただいた方からは「広く感じる」とのお声をいただくことができました。

その秘密の一つは、天井にあしらった小幅風羽目板(ブランジュ仕上げ)です。

視線を外へ誘導する「小幅風羽目板」

「羽目板」とは天井や壁に張る板のことで、並べて貼るので一枚一枚の素材感を際立ち、洗練された空間を演出します。

今回採用した「小幅風羽目板」は、一枚の羽目板に細やかなスリットを施し細い羽目板が並んでいるようなデザインに仕上がっています。
スリットの効果により、視線が自然と外側へ誘導され、実際の面積以上の広がりを感じていただける工夫がされています。

横の角度から見るとこんな感じ

思いっきりアップにするとこういう感じ

さらに、この羽目板は桧材でできており、心地よい香りの効果も。
桧材はそのまま使うと「和室」のイメージが強くなりますが、北欧スタイルの小幅板風デザインを取り入れることで、桧の上品さや柔らかさが引き立ち、現代的でスタイリッシュな建築にもぴったりと調和する仕上がりになりました。

メーカー資料によると、このデザインは「既存の羽目板にスリットを入れるアイデアをもとに、北欧の建築巨匠アルヴァ・アアルトがマイレア邸やカレ邸で天井に用いた小幅板をオマージュしたもの」だそうです。

2階の天井にはキャットウォーク

また、2階に目を向けると、小屋裏と階段をつなぐ空間に設置されたすのこ状のキャットウォークが目を引きます。
こちらは小屋裏のエアコンから流れる空気を意識したデザインで、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイデアです。

 

天井の細やかな工夫や空間の広がりを感じながら、
楽しい時間をお過ごしいただける見学会となりました。

 

施主様が小幅風羽目板の採用を決定したのは「FUSSAハウス」の見学会でした

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