家を買うためには その5

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今回も「家を買うためには」です。

 

前回は「全期間固定金利型」について書きましたが、今回は「固定期間選択型」です。

 

固定期間選択型とは、2年・3年・5年・7年・10年などの特約期間中は金利が固定していて、特約期間終了後、その時点における金利で、ふたたび固定期間選択型にするか、変動金利型にするかを選択するものです。

特約期間が短いほど、金利が安くなります。

 

メリットとしては、特約期間中は金利が一定であること。その金利が、変動金利型ほどではないですが、全期間固定型よりは低く設定されていることです。

 

デメリットとしては、特約期間終了時における金利が上がっている可能性があること。当初の手数料や繰り上げ返済の手数料が高いところが多いことが挙げられます。

 

また、借入時においては特別金利が適用され、店頭金利より引き下げられていることが多いですが、当初特約期間終了後はその特別金利が無くなってしまうことが多いです。

つまり、もし借入時より特約期間終了時の店頭金利が上がっていた場合、実質的にはその上昇分と特別金利で引き下げられて分の合計が、新たな金利になるということです。

 

特約期間中に資金を貯めて繰り上げ返済をするとか、別の金融機関での借り換えを念頭に置くとか、準備をしておいた方が良いかもしれませんね。

 

以上、固定期間選択型についてでした。

 

toyomura

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