広報部かずきの選ぶお盆に見たい建物5選!

広報広報

 

 

5選シリーズもいよいよラスト!

 

最後は建物を持ってきます。(少し建築の色合いが強いですが)

 

やはり建築で締めないと締まらないですね〜笑

 

建築物って意識しないと、スルーされがちです。

 

例えば、国際展示場

 

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おそらくほとんどの方々は「変な建物だなー」としか思わないでしょう。

 

なんでこんなカタチになっているのかとか、倒壊しないかな?だいじょうぶかな?とか

 

気にしながら建物を注意深く見るって、なかなかしないですよね。

 

私自身、建築に関してはまだまだ素人なので、今までは「へー、ほー!」といった反応でしたが

 

ここ最近は「これなんでこうなっているんだろう?」といった疑問も出てきてくるようになりました。

 

知れば知るほど建築って、楽しいんですよ! 面白いです!

 

何よりおかにわにいる設計チームの方々の説明がわかりやすいのなんの……。

ここで紹介する5つの建物、時間があったら是非、疑問を持って見てみてください。

 

「不思議だなぁ・・・」と思ったら、建築の面白い世界への入り口です!

 

 

5位 軽井沢の山荘(軽井沢/設計:吉村順三)

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山荘は、贅をつくした建物である必要はなく、

ごく私的な生活を楽しむ場でよいと思います。

自然とともにあることが感じられる、

質素で気持ちのよい場であること。

この山荘に私が求めたのはそれだけです

吉村順三

 

居住部はコンクリートのピロティに持ち上げられ、まるで浮遊しているかのような感覚に陥ります。

自然との一体化、それも水平ではなく垂直での提案ですね。

吉村順三氏は現在のモダンリビングの基礎を作り上げた人物で、生活に根ざした視点からの独創的な空間は、今なお建築を学ぶ人たちを魅了しています。

 

 

4位 一本松ハウス(福岡/設計:藤森照信、共同設計:大嶋信道)

 

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家が出来上がって、

引き渡しの日がクリスマスの直前だったのですが、

お施主さんの奥さんと娘さんが来られて、

車を降りて、屋根を見て無言だったら、

ぼくは屋根に登ってすぐ切り倒そうかと思っていたのですが、

おふたりともゲラゲラ笑われるんです。

ほっとしましたね。人間、笑ったら許すというか、

諦めるというか、そういうことですからね。

藤森照信

 

藤森建築というカテゴリーの代表作とされる「一本松ハウス」、もちろん個人の所有しているお家なので勝手には入れませんが。

(家主さんに「見学してもいいですか」とお聞きしたところ見学できたというお話はあります)

屋根に木を植えてだいじょうぶなのかとか、色々と突っ込みどころはあるのですが

自然素材をどう建築に組み込むかという工夫が見えます。

そういうところもくるめて藤森建築の面白さなんだろうなと思います。

これをやろうとおもった藤森氏もすごいですが、受け入れたお施主様も懐が広いお方ですね……笑

 

 

3位 テンプルタウンハウス(六本木・赤坂/設計:Harry Weese)

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設計者はハリー・ウィーズ、アメリカの建築家です

彼はワシントンの地下鉄などを手がけた建築家であり

ポストモダンをアメリカで戦前に試みた。

歴史を重んじた建築を提唱し、戦争に対しても心理面からアプローチしていたことにより

このテンプルタウンハウスの設計を任されました。

アメリカ大使館職員の宿舎ですが、残念ながら一般の公開は行われていないようです。

 

ですが、年に1回だけのフリーマーケット!!のときは

一般でも身分証明書があれば入れます……!!

 

超一等地にもかかわらず、広いグラウンドやプール、テニスコートまである

贅沢な空間です……(羨ましい)

 

 

2位 国立西洋美術館(台東区/設計:Le Corbusier)

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設計者のLe Corbusier、ル・コルビュジエは、フランスで主に活躍した建築家です。

フランク・ロイド・ライトとミース・ファン・デル・ローエと並んで「近代建築の三大巨匠」として位置付けられています。

そんな彼が設計した建物が、上野にある国立西洋美術館

 

そして7月17日に、ル・コルビュジエの建築群として大陸を跨いだ世界遺産の1つとして

ここ、国立西洋美術館が世界遺産に登録されましたね。

 

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ホットな話題でアツアツな今のうちに、国立西洋美術館に足を運んでみては?

 

 

 

1位 落水荘(アメリカ・ペンシルベニア州/設計:フランク・ロイド・ライト)

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滝を眺めるのではなく

滝とともに暮らすのです

 

フランク・ロイド・ライトは落水荘(Falling Water)設計にあたり

施主のデパートのオーナー、エドガー・カウフマンにこう言いました。

 

自然と共に生きる建築、アメリカの大草原に立つにふさわしい家、スタイルのことを「プレーリースタイル(草原様式)」といいます。

ライトはこのスタイルで知られるようになりました。

 

だからこそ、滝を眺めるという第三者的な立場ではなく、一緒に生活するんですという意味合いを込めてこう言ったのでしょう。

 

最後がアメリカになってしまいましたが

お盆にアメリカの、それもペンシルベニア州に行く方は是非!

 

おかにわかずきでした

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