401K(iDeCo)って何? その7

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今回も個人型確定拠出年金についてです。

 

前回、この制度のメリットとして、積み立てる時と運用益が出た時の優遇制度について書きました。

 

では、お金を受け取る時はどうなるのでしょうか?

 

年金とありますから、お金を受け取るのは、年を取ってからかなと想像がつくと思います。

まず掛金は60歳まで積み立てることになりますが、受取はその後、60歳から70歳までの間に請求することが出来ます。

(60歳の時点において通算加入期間が10年未満の場合は、10年に達するまで請求はできません)

 

受け取り方ですが、5~20年の期間で年金として受け取る方法と、一時金として一括で受け取る方法があります。

 

年金方式の場合、国民年金や厚生年金と同様に雑所得として所得税がかかりますが、所得税の計算において「公的年金等控除」というものが控除できますので、税金がかからない場合もあります。

 

一時金方式の場合は、退職金の扱いとなり、他の退職金と合わせて、退職所得となり所得税がかかります。ですがやはり「退職所得控除」というものが控除できますので、かなり大きな金額を受け取っても税金はかからないようになっています。

 

では、60歳になる前はどうかというと、原則解約できません。

これは、注意しなければならない点です。

 

定年のイラスト(男性)

 

豊村

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