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工事・現場

中野区の現場では木造耐火建築物となる新築住宅を承っています。

 

木造耐火とは、従来木造では建てられなかった1時間耐火という基準を満たした建物で、その原則は全ての構造躯体を耐火被覆する。というものです。

 

 

耐火被覆???

 

乱暴に言ってしまうと、柱・梁・床などの建物を構成する構造躯体を、全て厚さ21mmまたは25mmの強化石膏ボードで二重に覆ってゆきます。

 

一般的な建物に使われる石膏ボードは厚さが12.5mmですが、ほぼ2倍・・・しかも「強化」タイプという事でとにかく重い!

 

重すぎるので、ボード一枚の大きさも通常の「サブロク(3尺×6尺)」ではなく「ニロク(2尺×6尺)」板になります。

 

外も2枚! 防水透湿シートは雨から守るための「捨て張り」。この後本来の防水シートを貼ります。

床も2枚貼り

階段も2枚貼り

天井裏も2枚貼り

サッシ周りももちろん2枚貼り

 

既に搬入された石膏ボードは優に1,000枚を超え、大工さんだけでは貼りきれないので、今回は専門の「ボード屋さん」が応援に入って、ようやく、耐火被覆が概ね終わりそうです。

 

これからやっと間仕切りなどの「らしい」大工仕事が始まります。

 

 

 

工事チーム 森 ||:-) 

 

 

 

 

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