保険色々 その9

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団信の続きです。

 

まず、団信の保険料ですが、保険料として支払う場合とローンの利息に繰り込む場合と2種類あります。

 

ただし、保険料として支払っても、年末調整の生命保険料控除には使えません。

ローンの利息に繰り込む場合は、当然通常よりも利率が上がるわけですが、ローン減税制度があり、今の低金利状態が続くうちは、利息負担がほぼないと考えることもできます。

 

また、詳しくはちょうど1年ほど前に書いた記事を参照していただきたいのですが(https://www.okaniwa.jp/blog_kouhou/41101/)

来年住宅ローン減税制度が変わる可能性があります。

 

いままで、ローン減税の計算方法は

「住宅の取得価格」と「年末のローン残高」のいずれか低い方の金額×1% が控除限度額でした。

 

改正があると
今までの計算方法と「実際に支払った利息合計額」のいずれか低い方が限度額になります。

今は、低金利時代ですから、ローンの金利が1%に満たず、減税を受けられる金額が、実際支払った利息よりも多い。

つまり得をする場合があったのです。

 

改正があった場合、支払った利息が限度になるとすれば、団信を利息に繰り込んでいてなお利率が1%に満たなかったら、利息分全額返ってくると考えることができます。※源泉所得税と住民税の金額とも比較がありますから、すべての人が該当ではありません。

 

団信の支払いは、利息に組み入れる方がいいかもというお話でした。

 

もう少し団信続きます。

 

豊村

 

 

重い住宅ローンのイラスト

 

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