住宅ローン減税が変わる(贈与も) 速報3

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12/6にこのブログで書いた、住宅ローン減税についてですが、その骨子が与党内でまとまったようです。

 

まず、減税の割合はやはり1%から0.7%に引き下げられます。

次に減税期間は、現行10年からの延長は結局13年となりました。(新築のみ 中古住宅は10年)

ただし、つい先日までは消費税の増税+コロナ禍の特例で13年になっていましたので、実質変わってないとも言えます。

 

また、減税対象の上限額が現行4000万(長期優良住宅等5000万)だったのが次のようになります。

 

令和4,5年入居
▽省エネやバリアフリーなどに配慮した「認定住宅」の場合5000万円
▽一定程度、省エネに配慮している場合は性能に応じて4500万円か4000万円
▽それ以外の住宅は3000万円

 

令和6,7年入居
▽「認定住宅」は4500万円
▽一定程度、省エネに配慮している場合は、性能に応じて3500万円か3000万円
▽それ以外の住宅は2000万円

 

中古住宅は、2000万(一定の場合は3000万)

 

そして、対象者の合計所得金額が3000万以下から2000万以下になります。

 

かねてから懸案だった、減税額を実際支払った利息分までとするということは、0.7に下げることによってなくなったかもしれません。

 

 

つづきまして、令和3年12月31日で期限が切れるはずだった、直系尊属からの住宅取得資金贈与の非課税制度は、2年間延長となります。

ただし、その限度額が現行良質な住宅1500万、それ以外が1000万だったものが、良質な住宅1000万、それ以外が500万に引き下げられることになります。

 

今後国会で審議されていくことになりますが、内容がわかり次第またこのブログで書いていきます。

 

豊村

 

 

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